一緒に考える“SDGs(エスディージーズ)” 誰かのしあわせのために今日から私ができること

一緒に考える“SDGs(エスディージーズ)” 誰かのしあわせのために今日から私ができること

最近よく耳にするようになった“SDGs(エスディージーズ)”という言葉。
「社会課題の解決」と言われても、ピンとこないけれど、自分の小さな選択と行動が、いつか誰かの笑顔につながるかもしれないから。
その小さな一歩で、私と世界がつながって、きっと昨日よりもちょっといい、大切な人のミライを創れるはず。
この特集をきっかけに、一緒に考えて、今日からなにか行動を始めてみませんか。

更新日:2022/12/26

OZmallが考えるSDGs【わたしファースト】

SDGsって「なんか難しそう」「身近ではない」と思う女性たちに、OZmallが伝えたいのは、なにかをガマンするとか、無理することではなくて【わたしファースト】でいいじゃない!ということ。
でもそれは、誰かの悲しみのうえに成り立つものではなくて、「自分もしあわせ、誰かもしあわせ」というとてもシンプルな考え方。
自分がしあわせになるだけじゃなくて、自分がしあわせになったら、誰かもしあわせになる。そんな想いで、選択や行動ができたら、きっと素敵なミライになると思いませんか。

【特集】おいしくSDGs!国産を食べよう

日本は“食料自給率”が低い、世界一の農産物輸入国。このまま輸入に頼ってばかりいると未来は大変なことに・・・!? そこで今回は「国産食材×SDGs」に注目。国産食材を選ぶことがSDGsにつながる理由を学び、日本の四季を楽しむ“旬”な食材を味わってみませんか。地産地消の東京産ビーフやオーガニック野菜など、生産者の想いがダイレクトに伝わるシェフこだわりの国産コースをご紹介。おいしく食べて、サステナブルチャレンジ!

【特集】ホテルと考える、これからのわたし

【特集】ホテルと考える、これからのわたし

ホテルとは、非日常を楽しめる、身近にある素敵なスポット。だけど、実は、これからミライをよくしていくための工夫もたくさん詰まった場所。
私だけがしあわせじゃなくて、私も誰かもしあわせになれる、そんな場所として、ホテルの魅力を再発見しませんか?

【アクション】あなたも始めよう!サステナブルチャレンジ

SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。早速実践して、一緒にサステナブルな暮らしをはじめてみませんか?

第3回SDGsイベントレポート

パティシエに教わる、オレンジの皮を使ったお菓子「オランジェット」づくり

パティシエに教わる、オレンジの皮を使ったお菓子「オランジェット」づくり

捨ててしまいがちなオレンジの皮も、アイデアひとつで絶品スイーツに。食品ロス削減に取り組む「セルリアンタワー東京ホテル」が、そんな“もったいない”から取り組んでいるスイーツ「オランジェット」が話題を集めている。今回は12月に開催されたレシピ料理教室の模様と、ホテルの取り組みを紹介します。

SDGsとは?~持続可能な開発目標~

世界のこと、誰かのしあわせを一緒に考えて、意識することから始めよう

世界のこと、誰かのしあわせを一緒に考えて、意識することから始めよう

SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択。2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた国際社会共通の17のゴールと、その課題ごとに設定された169のターゲットから構成されています。
地球上の「誰1人取り残さない(leave no one behind)」を基本理念に、先進国も生産・消費のあり方を変える必要があるなど、先進国と途上国が一丸となって達成すべき目標で構成されているのが特徴です。日本でも経済、社会、環境、教育などにおいて、取り組みが広がりつつあります。

もちろん「社会課題の解決」と言われても、ピンとこない人も多いはず。でも、自分の小さな選択と行動が、いつか誰かの笑顔につながるかもしれないから。まず、意識することから始めませんか?

前身のMDGsは開発途上国の貧困削減が目標

MDGsのほとんどの目標は1990年を基準年、2015年を達成期限とし、開発途上国の貧困削減のために、8つの目標、21のターゲット、60の指標が設定されていました。MDGsの取り組みにより、極度の貧困状態にある人口割合が半減するなど前進が見られた一方で、ボランティアや寄付では援助に頼りきりになり過ぎてしまうことが問題という意見も。自立的に活動できように支援し、事業や活動の中でミライの光を見出せるようにするための指標がSDGsとなる。

SDGsのQ&A

SDGsの専門家がわかりやすく解説

なかなかピンときにくいSDGs。そもそもなんでSDGsができたの? 持続可能ってどういうこと? そんな素朴な疑問に対して、SDGsビジネス実践力養成プログラムなどを手掛ける株式会社グローバルイノベーションズ代表取締役の黒岩賢太郎さんに、解説いただきました。

Q.なぜSDGsができたの?

MDGsで取り組んだ貧困だけでなく、地球温暖化や気候変動、不平等・格差の増加など、世界はたくさんの深刻な問題を抱えています。この問題は一部の国や団体が取り組めば解決するものではなく、すべての国、団体、個人が向き合う必要があるものです。そこで「誰1人取り残さない(leave no one behind)」を理念とし、SDGsという目標と実施手段を世界で定めることになりました。なにより次世代を担う若者・子供たちに持続可能な未来を残すための取り組みと、私は考えます。

Q.サステナブル「持続可能」とはどういう意味?

環境、社会、経済の面で負荷が少なく、そのやり方が将来も継続できることを意味します。つまり「持続可能な開発目標」は、「人間がこれから先も地球に住み続けられるように開発・発展する」ためにすべきことを考えた目標と言えます。そして、企業は本業を通じて、個人は日々の活動から、“無理なく”活動していけることを持続可能であると考えます。

Q.CSR活動とはなにが違うの?

CSR(企業の社会的責任)は、企業の寄付・ボランティア活動による社会への取り組みという位置づけです。社会貢献といっても慈善事業では長続きしないため、持続可能とは言えないでしょう。SDGsは、企業が本業を通じて社会課題を解決していくための活動指標として生まれました。

Q.個人で取り組めることってあるの?

SDGsに取り組んでいる企業の製品を買ってみる。買う際にぜひ、その製品の開発ストーリーに注目してみて下さい。実際にSDGsの取り組みに参加していることになります。
マイボトルやエコバッグを持ち歩いてプラスチックゴミを減らしたり、食べきれないものは冷凍して無駄にしない事などもありますが、例えば活動を体験できるイベントに次世代の若者・子供たちと一緒に参加するなど、実感を持つことで、少しずつでも持続可能な社会を次世代に引き継いでいきたいですね。

SDGsの17のゴールについて

Goal1「貧困をなくそう」

Goal1「貧困をなくそう」

現在、極度の貧困状態とされる1日1.25ドル未満で暮らしている人は、世界になんと8億人以上。このような途上国などにみられる貧困をなくすことに加え、雇用や教育面での支援や、女性に対する経済的な不平等の解消なども、ゴール1には含まれている。

私たちができること

遠いことに感じがちな「貧困」だが、実は日本では特にシングルマザーの貧困が深刻な状態に。シングルマザー世帯の相対的貧困率(全国民の所得の中央値の半分を下回っている割合)は5割を超えているそう。まずは身近なこととして貧困を認識することから始めたい。

Goal2「飢餓をゼロに」

Goal2「飢餓をゼロに」

世界の飢餓人口は3年連続で増加していて、9人に1人が飢えで苦しんでいる。紛争や急激な気候の変化に加え、問題になっているのが食品廃棄。毎年世界で生産される40億トンの食料のうち3分の1が失われているそう。

私たちができること

日本では年間約3000万トンの食品を捨てており、そのうち食べられるのに捨てている食品はなんと約650万トン(=食品ロス)。あり余る食品が本当に困っている人に行き届くために、私たちが家庭でできることはたくさんあるはず。

Goal3「すべての人に健康と福祉を」

Goal3「すべての人に健康と福祉を」

5歳の誕生日を待たずして命を失う子供が約600万人。これは5秒に1人の子供の命が失われている計算に。また途上国では必要な医療を受けられる女性は半数にすぎないというデータも。世界中すべての人が適切な予防と治療が受けられるように、不平等を改善していく必要がある。

私たちができること

実は日本には、精神疾患という視点での「自殺」という問題がある。日本の自殺率は世界で7番目。誰1人取り残さないというSDGsの理念を心にとめて、周囲の人たちに気を配って、声をかけていくことはできるはず。

Goal4「質の高い教育をみんなに」

Goal4「質の高い教育をみんなに」

世界の子供の6人に1人は教育を受けることなく、大人になっているそう。文字が読めれば、標識やラベルが読めず命を落としてしまう危険や、契約が理解できずにトラブルに巻き込まれることを避けられる。それだけではなく、貧しい環境に暮らす子供にとっては、教育を受けることが、その貧しさから抜け出すチャンスに。

私たちができること

学校に通えることが当たり前の日本では、なかなか想像ができない世界の現実。まずは知っていくこと、知ったことを拡散していくことから始められるはず。また、これまでは学校に通うことが教育でしたが、ICTの進歩で教育の機会が増えてきています。そういったITの分野から、私たちにできることを見つけてみては。

Goal5「ジェンダー平等を実現しよう」

Goal5「ジェンダー平等を実現しよう」

教育を受けられない、望まない結婚・妊娠をさせられる、暴力を受けるなど、女性であるというだけで、さまざまな差別を受けるケースは少なくない。世界人口の約半分である女性がジェンダー格差なく社会へ参加できれば、多くの国の貧困や教育課題の解決につながると考えられる。

私たちができること

男女の社会的・文化的な格差を比べたジェンダーギャップ指数は、日本は121位(2019年)。議員や会社の取締役に占める女性の割合が少なかったり、男性に比べ数倍の時間を家事や育児に費やしていたりと、改善の余地は多い。

Goal6「安全な水とトイレを世界中に」

Goal6「安全な水とトイレを世界中に」

世界の約3割は安全な飲料水を利用できておらず、また約6割が衛生的なトイレを利用できていない。安全な水とトイレは、命に関わる大きな問題に。

私たちができること

水道を通して安全な水はもちろん、衛生的なトイレもどこでも利用できる日本。一方で地震や台風で被災した際、水の不足が問題になることも。実は飲料水よりトイレなどのほうが多くの水を必要とし、1人あたり1日3リットルを目安に準備が必要。お風呂の水をすぐに捨てずに張っておき、入浴後に洗濯や掃除に利用することも有効なよう。また、カップ麺のスープなどを排水に流さないなど、水を汚さない小さな努力もすぐにできること。

Goal7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

Goal7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

安全でクリーンな電力エネルギーが使えず、石炭や薪といった環境や体に悪影響をおよぼす燃料を使う人たちが世界中に約30億人も。クリーンなエネルギーが行き渡るには、太陽光や風力、バイオマスといった再生可能エネルギーの割合・効率を上げることが必要。

私たちができること

エネルギー自給率はわすか7.4%と、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っている日本。まずは貴重なエネルギーを無駄遣いしていないか、節電を心がけてみては。

Goal8「働きがいも経済成長も」

Goal8「働きがいも経済成長も」

世界の失業者は約2億人、仕事があっても世界の人口の約半分の人は1日約2ドル以下の賃金の仕事についていると言われている。十分な収入を生み出し、適切な社会的保護が与えられる生産的な仕事「ディーセント・ワーク」を実現することが求められている。そのためには、ITを用いて情報収集・分析を行い、人材が高い評価を受ける仕組みが必要とされる。

私たちができること

日本においてここ数年叫ばれている「働き方改革」。政府や企業の取り組みはもちろん、労働者である私たち1人ひとりの意識や行動が大切に。声を上げて環境の改善を訴える、よりよい労働環境の企業を選ぶなど、受け身ではなく、自分たちで環境を変えていく行動が求められている。

Goal9「産業と技術革新の基盤をつくろう」

Goal9「産業と技術革新の基盤をつくろう」

持続可能な産業発展においては、道路や鉄道、上下水道、発電所・電力網、インターネットなどインフラの整備が不可欠に。先進国のインターネット普及率は約8割だが、開発途上国では約4割という現在。途上国も含む世界中が情報に取り残されず、技術革新を利用できるようにすることが必要。

私たちができること

インターネットにより、コミュニケーションの取り方が変わっただけでなく、次世代スマートシティの構築など、新しいサービスや新しい雇用が生まれることに。新たな技術を生かしてどんなことができるか、世界が幸せになるためにはどうすればいいか、一度考えてみる機会を持ってみては。

Goal10「人や国の不平等をなくそう」

Goal10「人や国の不平等をなくそう」

さまざまな不平等の中でも、特に問題になっているのが所得格差。世界で最も豊かな8人が、貧しい人たち36億人分と同じ資産を持っているそう。ほかにも人種や性別、文化、障害などによる不平等を解消することが求められている。

私たちができること

適正な価格で取引されるようにする仕組みであるフェアトレードの商品を選ぶというのはもちろん、グローバル社会において、さまざまな人々と交流をして、お互いを知っていくということも大切かもしれない。

Goal11「住み続けられるまちづくりを」

Goal11「住み続けられるまちづくりを」

現在、世界中で都市部に暮らしている人の数は、世界の人口の約半分にあたる約35億人。この数はどんどん増えていき、2030年には6割に達すると予測されているそう。便利に暮らせる一方で、大気汚染や騒音、スラムの発生などが課題になっている。

私たちができること

日本では地方の過疎化も問題のひとつ。ただ、ICTの活用によって情報や富が集中しがちな都市部に、行かなくてもことが足りるようにできる時代になりつつある。また農村部には都市部にはない環境資源があるため、大量生産大量消費にはできない魅力・ストーリーのある商品を作って、通常より高価に販売することも重要に。

Goal12「つくる責任 つかう責任」

Goal12「つくる責任 つかう責任」

当然ながら地球はひとつしかなく、資源は限られているが、現在日本は地球2.8個分、アメリカは地球5個分と、明らかに地球へ負荷をかけるような生活をしていると言える。大量の食品ロスへの対策や廃棄物のリサイクルはもちろん、不用品から新たな価値を生む別のものに作り変えるサーキュラーエコノミーなど、知ることでゴミをなくす活動も重要視されてきている。

私たちができること

まずはなにかモノを買うときに、本当に必要かどうか考えること。また、一度きりで使い捨てられるものではなく、繰り返し使えるものを選ぶことも大切。マイバッグやマイボトルを持ち歩くなど、小さなことから始められるはず。

Goal13「気候変動に具体的な対策を」

Goal13「気候変動に具体的な対策を」

気候変動と聞いて、まず頭に浮かぶ「地球温暖化」。このままだと2050年には気温が47度を超える日が続くとされている。温暖化が進み、1.5度の上昇で人体・作物への影響や、サンゴ礁が死滅し海の生態系を崩すと言われ、4度上昇すると、東京や大阪の主要地域は水没すると言われている。ほかにも台風が頻発するなど、さまざまな影響が。

私たちができること

地球温暖化の主な原因は、私たちが排出する二酸化炭素。クリーンエネルギーを使う、LED電球に替えるなど、まずは二酸化炭素をできるだけ出さない暮らしに切り替えることや、環境にやさしいラベルのついた商品を選ぶことなど、身近なところから見直そう。

Goal14「海の豊かさを守ろう」

Goal14「海の豊かさを守ろう」

魚の獲りすぎや海洋汚染などが原因で、多くの海の生き物が絶滅危機にあるとされている。ペットボトルやレジ袋など、街で発生したごみが大半を占める海洋ごみは、世界中で年間800万トン発生。このままだと2050年には魚よりプラスチックごみの量が多い海になることに。

私たちができること

環境保護や水質を守っている漁業でとらえられた水産物に与えられる海のエコラベル「MSC認証」。このようなエコラベルが付いた魚を買うことも、海を守ることにつながる。もちろんプラスチックごみを出さない心がけも重要。

Goal15「陸の豊かさも守ろう」

Goal15「陸の豊かさも守ろう」

世界では1年間で約520万ヘクタール以上の森が失われていて、これは1分間に東京ドーム2個分がなくなる計算に。森は動物や昆虫の住処にもなっており、すでに知られている8300種の動物種のうち、8%はすでに絶滅し、さらに22%が絶滅の危機に瀕しているそう。

私たちができること

森林の環境や地域社会に配慮し、経済的にも持続可能な管理がされた木材に与えられる「FSC認証」がある。おもちゃやインテリアといった木製品や、紙パックや洋服タグなどにも付いているので、少し意識してみるところから始めてみては。

Goal16「平和と公正をすべての人に」

Goal16「平和と公正をすべての人に」

持続可能な世界を実現するためには、世界中の人たちが、あらゆる争いごとなく、安心で平和な生活を送り、同じ立場で公正に話し合う必要がある。しかし、今この瞬間も、世界には戦争や紛争が起きている地域があり、世界の子供全体の6分の1がその影響を受けているとされる。

私たちができること

戦争や紛争を遠い話として耳に入れないのではなく、知ることから始めたい。すぐに国際的な紛争をどうにかできないかもしれないけれど、まずは身近にいる1人ひとりの多様な価値観を認め合うことがゴール16達成の1歩になるはず。

Goal17「パートナーシップで目標を達成しよう」

Goal17「パートナーシップで目標を達成しよう」

SDGsを実現していくのは国だけではなく、企業や研究者、地域、学校、家庭、そして私たち1人ひとりが協力し合って、目標に向けて努力をすることが必要に。社会や環境にとっていい企業か、持続可能かどうかに重点を置いて企業を選ぶ「ESG投資」にも最近は注目が集まっている。また企業においては、単独で行ってきた事業でも、SDGsを指標にしたビジネスでは、競合他社でも手を取り合い、自治体や教育機関などその他ステークホルダーと、共創すること(=マルチステークホルダーパートナーシップ)が重要に。

私たちができること

SDGsのそれぞれのゴールに対して関心を持ち、自分ならなにができるかを考えることが第1歩に。

SDGsアンケート結果

SDGsの認知度は約20%
n=960 アンケート実施期間:2019年12月~2020年1月 オズモール調べ

SDGsの認知度は約20%

SDGsの認知度は約20%、言葉も聞いたことがないと回答した人は約65%と、まだまだ遠い存在のよう。
深く理解している人は職場や学校で、内容は理解していないが言葉だけ知っている人はテレビやネット記事が知るきっかけとなっていた。

SDGsの概要を知れば約6割が関心ありに
n=960 アンケート実施期間:2019年12月~2020年1月 オズモール調べ

SDGsの概要を知れば約6割が関心ありに

SDGsの概要を提示した上で関心度を聞くと、約6割が関心があると回答。「自分や子供たちにかかわる近い未来が不安だから」といった、我が事として関心を持つ人、「メディアの取り上げや組織の取り組みをよく見かけるようになったから」といった話題性から興味を持つ人、「世界の貧困問題や格差問題が無くなってほしいから」など世界平和を願う人が見られた。また「関心はあるものの、どのように貢献したらよいかわからない」といった声も。

手ごろな価格であれば利用したい人が多数
n=960 アンケート実施期間:2019年12月~2020年1月 オズモール調べ

手ごろな価格であれば利用したい人が多数

7割以上が、SDGSに関する取り組みを行う企業の製品やサービスは、積極的に利用したいと回答。自分の生活を圧迫しない程度で選んでいきたいといった意見が多く、そのような製品・サービスを選びたくても取り組んでいる企業がわからないといった声も聞かれた。

SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された、国際社会共通の目標。17のゴールと169のターゲットで構成され、2030年にあるべき未来の世界の姿をめざしている。

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監修:黒岩賢太郎さん(株式会社グローバルイノベーションズ代表取締役)

※記事は2022年12月26日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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