【人気のおすすめ美顔器26選】美容のプロに聞いた美顔器の選び方や効果、種類について解説

Name: フォトプラス シャイニー ネオ
Brand: ヤーマン
Price: 69300 JPY

毛穴の汚れや開き、むくみなど、肌に関するトラブルや悩みは人それぞれ。そんなとき、自宅でのスキンケアに手軽に取り入れられるのが家庭用美顔器。オズモール読者1046名にアンケートを実施したところ、「本当に効果があるの？」「何を選べばいいかわからない」という声も。今回は、美容業界週刊紙「WWDビューティ」の編集長を務めた大出剛士さん、美容専門家の出口アヤさんに美顔器の効果や選び方について教えていただきました。

更新日：2024/07/22

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今回お話を聞いたのは・・・

ビューティディレクター大出剛士さん

大学卒業後、ファッション＆ビューティ担当として数多くの女性ファッション誌編集や人気ヘアサロンPRなどを経験。海外モード誌副編集長などを経て、美容業界紙編集長に就任。現在はフリーランスディレクター＆エディターとして、ファッションやビューティ分野を中心に活動中。

美容家出口アヤさん

一般社団法人　国際セルフエステアカデミー代表理事
心美容カウンセラー

美容健康業界歴30年で2万人以上の施術を行う。
会員制高級スパを経て麻布十番でサロン経営をするも、手の持病の発症により施術者の道を断念。
その後、『セルフエステ』を開発し広く認知された後、女性の生き方について探求し、ナチュラルリーディングセッションが誕生する。
『女性の美としなやかな生き方の創造』を使命とし、国内外でセミナー、講演、企業研修を行い、のべ4万人が体感。

2024年3月4日発売の新刊「Love Yourself　わたしの心と身体を癒して自分らしくしなやかに生きる」はじめ「ビジュアルでわかりやすい！ 30秒セルフエステでオンナを磨く」など７冊を出版している

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1．美顔器の効果

エステやクリニックに行かなくても、時間を節約しながら自宅で本格的な肌ケアができる美顔器。

肌にハリを与えたり、微弱電流を利用して角層の奥まで美容成分を浸透させたり、保湿や毛穴汚れの洗浄、EMS（筋肉刺激）など、その機能はさまざま。自分が求める機能を持った美顔器を選べば、自分のペースで無理なく肌ケアを行える。

仕事や育児で時間が取れない人にも、美顔器は強い味方に。使い方を習得して毎日のスキンケアにプラスすれば、肌の調子や日々のメイクノリの向上も期待できる。一度購入すれば長期的に使えるため、エステやクリニックへ通うよりも経済的な点も魅力のひとつ。

2．みんなの美顔器事情

オズモール読者に美顔器の「種類」「選ぶときに重視すること」「買うときの予算」のアンケートを実施。みんなの美顔器事情を知って、買うときの参考にしてみよう。

2-1．使っている美顔器の種類は？

アンケートに回答してくれた1064名のうち、美顔器を購入したことがあると答えた人は305名、「興味はあるが購入したことがない」が281名。ピンポイントのお悩みに合わせて購入している人が多く、なかには「エステに行くより手軽だから」（愛されている妻さん）など、手軽さに魅力を感じているという声も。
タイプ別ランキングでは、手軽に使えるローラー美顔器が圧倒的な人気を誇り、汎用性の高い超音波美顔器やスチーム美顔器がそれに次ぐ結果に。

2-2．美顔器を選ぶときに重視することは？

美顔器を選ぶときに重視しているポイントは？という質問に対して、最も多かった回答が「使いやすさ手間のかからなさ」で、次に多かったのが「肌悩みを解決してくれること」。「自宅で手間なく、手軽にできることが条件」（はれさん）、「手入れが簡単で使い方も簡単でないと継続して使用できない」（わっふさん）など、定期的に使うものだからこそ、手軽さを求める人が大多数。また、「効果がないものを使っても意味がないので肌悩みの解決は大前提。本体の価格や専用化粧水が必要なものなどは手が出ないので費用面も大事」（ちーさん）をはじめ、効果＋コストパフォーマンスを重視する人も多いよう。

2-3．美顔器を買うときの予算は？

1台あたりの美顔器にかける金額についての質問には「1～2万円」が146名と最も多く、次点の「2～3万円」が96名。実際に店舗に行くと数千円台から10万円台のものまで価格帯もさまざまだけれど、「肌に直接触れるものなので信頼がおけるものを使いたい」（No sideさん）や「高額なものが多いが効果が伴うかどうか、また肌に負担がかかるかどうかを重視しています」（neyo）さんのように、手ごろな価格で安心して使えるものに人気が集中。購入する際は、口コミサイトなどを読んで参考にしているという人も多かった。

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3．美顔器の選び方

美顔器を選ぶときのポイントは「種類」「ケアしたい肌悩み」のふたつ。自分に合った選び方を選択して、最適な美顔器を見つけよう。

3-1．種類から選ぶ

「美顔器は皮膚の角質層まで作用＆浸透するものがあるので、即効性が高く、すぐに結果が欲しい人に向いています。美容医療に興味があるけど勇気が出ない、金銭的・時間的に通い続ける余裕がないという人にもおすすめですよ」と大出さん。ひと言で「美顔器」といっても、超音波美顔器やEMSなど特徴も効果もさまざま。まずは市販されている主な美顔器の種類や特徴についてご紹介。

超音波美顔器

その名の通り、超音波の振動を利用した美顔器のことで、複数の種類がある美顔器のなかでも幅広い美容効果が期待できるのが超音波美顔器。
肌の表面にアプローチしてクレンジング効果とマッサージ効果、温熱効果が主な特徴。古くなった角質や毛穴の汚れを取ったり、顔を上向き印象にすることに期待できる。

EMS

EMSとは、「Electrical Muscle Stimulation（電気筋肉刺激）」の略で、筋肉に微弱な電流（低周波）を流し筋肉を刺激して収縮させるもの。肌の表面にアプローチする超音波と違い、肌の深部にアプローチするため、引き締めやエクササイズ効果、小顔効果などが期待できる。むくみ、毛穴の開きに悩んでいる人に。

イオン導入器・イオン導出器

イオン導入とは、電気の力を利用して美容成分を角質層まで届ける仕組みのこと。一方、イオン導出とは、肌表面の汚れや余分なものを吸着して除去する機能。
イオン導入では肌の表面と内部との間にある電気の膜を弱め、そこから美容成分を浸透させる。シミ、そばかすに対する美白効果が期待できるほか、ニキビに悩む方にもおすすめ。
一方でイオン導出は、美顔器から出るプラスのイオンを使うことで、肌にとって不要な汚れを取り除くことが可能。本来マイナスの成分である酸化してしまった古い角質や黒ずみ、外気汚れなどの不要物をプラスの電気で引き付け合うことで、汚れを肌から除去する働きをもっている。

肌内部に潜んだ汚れは洗顔やクレンジングではなかなか落とし切れないが、イオンの力で吸着させることで毛穴の黒ずみや角栓の除去が可能。また、角質が肌に残り続けることで乱れたターンオーバーもケアしやすくなるため、化粧水の浸透力アップ、加齢とともに乱れがちなキメを整える効果も期待できる。

ラジオ波美顔器（高周波美顔器、RF美顔器）

ラジオ波（RF）とは電磁波の1種で、“高周波”と呼ばれるもので、肌に照射することで発生する“ジュール熱”を利用して、肌を整える。
ジュール熱には肌温度を上げる効果があり、肌の環境を整える効果やリンパの流れを整えることにつながる。また、ラジオ波の熱は、コラーゲンやエラスチンの産生を促すため、引き締め、ハリと弾力アップ、美白、むくみ防止と小顔効果が期待できる。

マイクロカレント（微弱電流）

美顔器によく使われる電磁波のなかでも、極めて微弱な電流を使ったものがマイクロカレント。
マイクロカレントには、人間が本来持っている自然治癒力を高める効果があり、乱れてしまった肌のターンオーバー（細胞分裂）をケアする働きがある。

LED美顔器（光美顔器）

家庭用の電灯などにも使われるLED（発光ダイオード）を使用した美顔器は、肌に直接触れることなく、LEDの光を浴びるだけでよいのが特徴。
LEDの光の色によって効果が分かれていて、赤色は角質層まで光が届き、コラーゲンの生成を促してくれることで、肌のハリを整える効果が期待できる。青色には皮脂分泌を減らす作用があるため、ニキビの原因菌を殺菌し、できてしまったニキビの悪化を防ぐ。また、緑色は肌のターンオーバーの乱れをケアして、メラニン色素の抑制をする効果が期待でき、日焼け後のケアにもおすすめ。

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションとは、電気穿孔法と呼ばれる技術を使用したスキンケア手段の一種。主にサロンやクリニックなどで使用されていて、一般的な家庭用の製品はまだあまり登場していない。

肌に電圧による電界を与えることで、バリア機能に一時的に電気穿孔と呼ばれる穴を形成。電気穿孔が美容成分の通り道になり、美容成分をしっかりと角質層まで届け、より高い保湿効果が期待できる。美容成分のなじみをサポートするイオン導入器と混同されることが多い。

レーザー美顔器

レーザー光線の働きにより肌の古い角質を除去することを目的とするレーザー美顔器。チクッとした痛みが伴うのも特徴のひとつ。
レーザーは、わざとダメージとなるレーザーの熱刺激を与えることで肌の修復作用が働くため、肌の弾力不足・毛穴の開き・ハリなどに効果的。肌環境が整うため、肌の赤み、黒ずみなど肌の色ムラが整い、明るく若々しい肌をとり戻すことも可能に。さらに、ターンオーバーの乱れがケアされることでシミやニキビ跡にも効果が期待できる。

スチーム美顔器

スチーム美顔器は、肌にスチーム（水蒸気）を当てることで、角質層まで水分を浸透させるもの。
スチーム美顔器から出る水蒸気は、一般的な水蒸気の粒子よりもさらに小さい超微細な粒子になっているため、肌に水分を行き渡らせることが可能。肌の潤いを保つ効果に加えて、毛穴のクレンジングなど、肌環境を整える効果が期待できる。

ローラー美顔器

顔に沿ってコロコロ転がすことで、フェイスラインや肌にアプローチするローラー美顔器。
即効性が期待できるのが、顔を上向き印象に変える効果や小顔効果。また、顔だけでなく脚や二の腕も有効。継続して使うことで、肌環境やリンパの流れを整えることにつながるため、自然と肌が引き締まったり、脚や腕が細くなるなどの効果が期待できる。

ウォーターピーリング

水と超音波の振動を利用して、毛穴の洗浄や古い角質の除去を行うウォーターピーリング美顔器。超音波で水を振動させ、肌の表面にある汚れや古い角質を取り除く。毛穴の黒ずみや古い角質、ごわつきを取り除くことで、肌をなめらかにする効果が期待できる。

比較的痛みが少なく、肌が敏感な人でも使いやすい点がメリット。さらに、汚れを取り除くことで化粧水や美容液のなじみがよくなり、スキンケア効果を実感しやすくなる。毛穴の汚れが気になる人や、角栓などによる肌のざらつきが気になる人におすすめ。

ウォーターピーリングを選ぶ際には、超音波の振動数や水の噴射力、持ちやすさなどをチェックしよう。

3-2．ケアしたい肌悩みから選ぶ

美顔器の種類によって肌へのアプローチ方法も違ってくる。どの美顔器もいくつかのお悩みに対応しているけれど、最も気になる部分に効果があるものを選びたい！という人は、こちらを参考に選んで。

シミ

・レーザー美顔器
・イオン導入器
・LED美顔器（光美顔器）

シミを整えるには、角質層まで美容成分を届けるイオン導入器、肌環境を整えてくれるレーザー美顔器、コラーゲンの生成を促すLED美顔器がおすすめ。

シワ

・マイクロカレント（微弱電流）
・LED美顔器（光美顔器）

シワにお悩みの人には乱れてしまったターンオーバー（細胞分裂）をケアするマイクロカレントや、LED美顔器がおすすめ。LED美顔器は肌全体の環境を整えてくれる。

毛穴

・超音波美顔器
・EMS
・スチーム美顔器
・エレクトロポレーション
・レーザー美顔器

毛穴の悩みには、超音波美顔器やエレクトロポーション、EMSなどを選んで。スチーム美顔器には、毛穴にたまった汚れを落とす効果も。

むくみ

・RF美顔器
・美顔ローラー
・EMS

肌のむくみ対策には、RFや美顔ローラーがおすすめ。RF（ラジオ波）美顔器は、肌の深部を温めて肌環境を整える効果が期待できる。美顔ローラーは、物理的に肌を引き上げることで、フェイスラインをシャープに見せる。

微弱な電流を利用して顔の筋肉を刺激するEMS（電気筋肉刺激）や、光を照射して美肌に働きかけるLED美顔器もおすすめ。

乾燥

・スチーム美顔器
・イオン導入器
・LED美顔器
・RF美顔器

肌の乾燥に悩んでいる人には、保湿機能に優れたスチーム美顔器やイオン導入器がおすすめ。スチーム美顔器は、細かいスチームを肌に当てることで角質層まで潤いを届け、乾燥を防いでしっとりとした肌に導く。

イオン導入器はイオンの力で美容液や化粧水の成分を角層まで浸透させ、乾燥を防いで肌のハリや弾力を保つ。

肌を温めるRF美顔器や、光によって肌機能をサポートするLED美顔器や、保湿効果を高めるために役立つ。

3-3．価格で選ぶ

美顔器の価格帯は幅広く、自分の予算に合ったものを見つけやすい。スチーマーや美顔ローラーは1万円台で購入できることも多く、初めて購入する人にも適している。

高額な美顔器は、保湿、クレンジング、引き締め、顔を上向き印象に変えるなど、ひとつの機器で複数の効果が期待できる網羅性が魅力。高品質な美顔器を長く愛用したい、サロン級の効果を自宅で追求したいという人には検討の価値がある。

3-4．短時間でケアしたい人は使用時間に注目

時間がないけれど肌のケアはしっかりしたいというニーズに応え、短時間ケアをウリにしている製品も数多く登場している。例えばクレンジング後の残り汚れを防ぎながら、短時間で保湿効果を与えるスチーマー美顔器などが代表的。

短時間でケアできる美顔器は、朝の忙しい時間や、夜の短いスキンケアタイムに重宝する。時短ケアができる美顔器を選ぶことで、忙しい日常のなかでもスキンケアを怠らずに続けられる。

3-5．使い勝手のよさもチェック

継続的に利用する美顔器は、使い勝手のよさを考えて選びたい。例えば手に取って使うタイプの美顔器は、大きさや形状が負担にならないかをチェック。操作が簡単なら手軽に使えて、コードレスや充電式の美顔器は場所を選ばずに使用できて便利。

3-6．防水機能付きだったらお風呂でも使える

お風呂でのリフレッシュタイムにスキンケアを行いたい人には、防水機能付きの美顔器がおすすめ。防水機能付きなら水洗いができ、機器を清潔に保ちやすいというメリットも。

とくにスチーマーや防水仕様の美顔ローラーは、お風呂での使用にうってつけ。お風呂の蒸気で毛穴が開きやすくなり、よりスキンケア効果が高まる。

4．年齢別の肌悩みとアプローチ方法

4-1．20代

20代の肌悩みとしては、ホルモンバランスの変動やストレス、食生活の乱れなどによる毛穴の汚れや詰まり、ニキビなどが代表的。

毛穴の汚れを除去して肌のキメを整えるためには、美容成分を角層深くまで浸透させるイオン導入器や、蒸気の力で汚れを柔らかくして毛穴の黒ずみなどを除去しやすくするスチーマーがおすすめ。

4-2．30代

仕事や家庭の両立で生活が不規則になりやすく、ホルモンバランスが崩れやすい30代。日常生活における小さなトラブルが積み重なり、毛穴の汚れや詰まり、シミ、そばかす、ハリ不足、乾燥、肌荒れなど、多岐にわたる肌悩みが生じる。

これらのトラブル予防には、毛穴の汚れをしっかりと除去し、肌の乾燥を防ぐことが重要。日常のスキンケアを見直すとともに、肌に潤いを与えて乾燥を防ぎ、美容成分のなじみをサポートするスチーマーやイオン導入器など、保湿効果を高める美顔器を使用するとよい。

4-3．40代

肌のコラーゲンやエラスチンの減少により、シミ、たるみ、シワが目立ち始める40代。

角質層まで美容成分を届けるイオン導入器や、肌を温めてハリにアプローチするRF（ラジオ波）、光の力で肌の活性化をサポートするLED美顔器などがおすすめ。定期的なケアを続けることが、若々しい印象を維持することにつながる。

4-4．50代

加齢によって代謝や保湿力が低下し、肌の衰えがさらに進行する50代。シミ、たるみ、シワなどがより顕著になるので、丁寧かつ効率的なケアが必要になる。

角質層まで美容成分を浸透させて潤い・ハリを与えるイオン導入器や、光の力で肌の活性化をサポートするLED美顔器がおすすめ。美顔器を活用しつつ、日々のスキンケアをより丁寧に行うことが大切。

5．【編集部おすすめ】人気の美顔器26選

数ある美顔器のなかから、編集部が選ぶおすすめの26アイテムをご紹介。オズモールの読者に人気の高かった美顔器や、実際にそのアイテムを愛用している人の口コミも参考にしてみて。

【PICK UP】リファの新美顔器をYouTube動画で紹介

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3-1．【総合おすすめ】人気の美顔器11選

オズモール読者のアンケート結果をもとに、人気の美顔器おすすめ11選を紹介。

ヤーマン

フォトプラスシャイニーネオ

69300円

体験レビュー

OZネーム：ふじ

20代　女性

5.0

よかった点

いつもの化粧水を塗ってそのまま使えて、時短になり助かった。モード選択も分かりやすく、肌の様子を見ながら飽きずに使えるため継続しやすく、場所もとらないコンパクトなサイズ感で使いやすい。

改善してほしい点/気になった点

肌との摩擦を考えていつもより多めに化粧水を使っていたので、化粧水の減りが早くなってしまい少し残念だった。説明書がシンプルすぎて使いこなすのに数日かかったので、もう少し分かりやすくなると嬉しい。

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