女性も男性も気になる薄毛・AGAとは【働く女性の保健室】

働く女子の保健室_薄毛

毎日がんばる働く女性にプチ不調や悩みはつきもの。女性の抜け毛や薄毛は、他人に相談しづらい悩みのひとつ。近年ではAGA(男性型脱毛症)なども有名で、男性ならではの悩みと思われがちの薄毛だけれど、AGAの女性版である薄毛症状「FAGA」に悩んでいる人が20代など若い世代を含めて増加中。AGA・FAGAは原因の解消や薬の服用をすることで治療をすることができます。産後の薄毛の原因から解消法まで、薄毛について紹介します。

更新日:2021/06/30

女性の薄毛の種類

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症の「びまん」には「広範囲に広がっている」という意味があり、びまん性脱毛症は頭部の全体で髪が減ってしまう症状のこと。全体的に髪が細くなってボリュームが減ったり、髪の分け目が特に目立つような場合には、びまん性脱毛症の可能性がある。薄毛や抜け毛のほか、髪のツヤがなくなるのも特徴のひとつ。

FAGA

FAGAとは、「Female AndroGenetic Alopecia」頭文字をとったもので、「女性における男性型脱毛症」のこと。加齢などに伴い女性ホルモンの分泌量が減少したことで男性ホルモンが優位になり、男性に見られるようなAGAの症状が発生してしまうのがFAGAだ。

FAGAの場合AGAと異なり、女性ホルモンは一定量は分泌され続けるので、完全に毛がなくなることはない。毛髪が細くなって全体的にボリュームダウンし、頭頂部を中心に頭髪が薄くなる状態が進行していく。専門クリニックでの治療が可能で、男性ホルモンの働きを抑える内服薬と、発毛・育毛効果のある外用薬の処方が一般的。いずれも副作用の発生はまれだが、性欲減退やかゆみなどの症状が現れる場合がある。

産後の脱毛

産後の脱毛症は分娩後脱毛症といい、出産後、2~3カ月ごろにピークを迎える脱毛症。妊娠の女性は体内の女性ホルモンが多い状態で、それが通常の量まで戻る際、妊娠中には抜けなかった髪の毛が一気に抜ける。一般的に産後の抜け毛は1年程度続くとされているが、ヘアサイクルが元に戻るまでの一過性のものなので、必要以上に心配しなくても大丈夫。

円形脱毛症

「10円ハゲ」ともいわれる円形脱毛症。頭部に部分的に発生する脱毛症で、実際には10円玉よりも大きなものや楕円形のものもあり、複数発生するケースや、部分的だった脱毛が頭部全体に広がっていく深刻な症例もある。老若男女問わず発症するが、発症のメカニズムや治療法は現在でも研究段階。軽度のものは自然治癒する。

牽引性脱毛症

女性に多いといわれている牽引(けんいん)性脱毛症は、ポニーテールやお団子などで長期間に渡って髪をひっぱり続けたことにより発症する脱毛症。毛根への負担、頭皮の緊張などで頭皮の血行が悪くなり、毛が抜け落ちていく。髪をひっぱるような髪型を毎日続けている人や、ヘアエクステをつけている人は牽引性脱毛症になりやすいので注意が必要。

働く女性1852人にアンケート。薄毛の症状・実態は?

読者のリアルな薄毛に関するお悩みや髪の健康のためにやっている習慣を大調査(2019年6月、オズモール調べ)

自身の髪や頭皮の健康に関する悩みは?

約4分の1が「抜け毛・薄毛」に悩みあり

「抜け毛・薄毛」「髪が細い・ハリやコシがない」と回答した人はそれぞれ全体の約4分の1。「白髪」や「毛先の傷み」の悩みに次いで多い結果となり、密かに気にしている女性が多いことが判明した。

髪や頭皮の健康のために行っていることは?

洗髪に気を付け、頭皮を清潔にしている人が約4割

「丁寧に髪を洗う」「シャンプー・リンス剤にこだわる」など、洗髪に気を使っているという回答が上位に。そのほか睡眠や食事など、ふだんの生活習慣を整えるよう意識しているという声が多かった。

薄毛の対策・予防法

自宅でできるセルフケア

【1】髪のお手入れの工夫(ブラッシング、洗頭の方法、乾かし方)
シャンプー前にブラッシングをして頭皮や髪の汚れを落とし、さらにオイルなどヘアケア剤を付けて、頭皮をゆっくりと下から上にマッサージしてみて。シャンプーはしっかりと泡立てた状態で頭に乗せ、指の腹で地肌を揉むようにやさしく洗うのがベスト。
トリートメントまで終わったら、しっかりとタオルドライを。ただし、こすり過ぎは切れ毛や抜け毛の原因になってしまうので注意して。ドライヤーをかける際は、1カ所に当て続けると頭皮が乾燥してしまうので、まんべんなく乾かしていこう。髪を傷めないために、髪から少し離して風を当てるのがポイント。

【2】食事
ファストフードなど、脂質が多く含まれている食べ物を摂取すると、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まってしまう。また、髪の毛の成長に必要なビタミンやミネラルが不足しがちに。栄養バランスの良い食事をとるのはもちろん、皮脂の過剰分泌を抑える働きをしてくれる、ビタミンBを豊富に含む魚介類などの摂取を心がけよう。

【病院】皮膚科や薄毛治療の専門クリニックの受診

抜け毛や薄毛は男性に限った問題ではなく、誰にでも起こりうる女性の脱毛症。年齢や出産経験の有無、ライフスタイルはもちろんのこと、ヘアカラーやパーマ、スタイリング剤などを使用することが多い女性にとって、抜け毛の要因は実にさまざま。産後の脱毛が改善されない場合や、男性に見られるようなAGA(男性型脱毛症)の症状が発生してしまうFAGAなどの脱毛症が疑われるとき、または原因不明の脱毛に悩んでいるなら、ひとりで抱え込まず専門の医師に相談をしてみて。早めの一歩が、先々の髪を守ることにつながるはず。

薄毛にまつわるQ&A

薄毛は女性でもなりますか?

女性の薄毛の悩みで多いのは、びまん性脱毛症。男性ならではの悩みと思われがちの薄毛だけれど、AGAの女性版である薄毛症状「FAGA」に悩む人が20代や30代など若い世代においても増加中。脱毛症の多くはホルモンの影響を受けており、女性は妊娠や出産、閉経などホルモンバランスが大きく変動するタイミングに直面しやすい悩みに。ひとりで抱え込まずに、皮膚科や薄毛治療の専門クリニックの受診もおすすめ。女性の薄毛について詳しく見る

なぜ、出産後抜け毛が増えるのですか?

主な原因は、ホルモンバランスとストレス。一般的に産後の抜け毛は1年程度続くとされているが、ヘアサイクルが元に戻るまでの一過性のものなので、必要以上に心配しなくても大丈夫。もし産後の脱毛が2年以上続く場合は、こうして別のタイプの脱毛症になっている可能性があるので注意しよう。産後の抜け毛について詳しく見る

教えてくれたのは、クレアージュ東京 エイジングケアクリニック

「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」は、薄毛治療の専門クリニックとして13年(2020年11月現在)の歴史を持つ。13年間で薄毛に悩む女性、20万人※を治療してきた実績をもとに、1人ひとりの症状に合わせたAGA治療を行なっている。
※2007年4月~2019年12月のクレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京ウィメンズ)延べ患者数

体のお悩みキーワードから探す

肌のお悩みキーワードから探す

習慣・活動キーワードから探す

【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!すこやかなココロとカラダへ

不安定な状況のなかで気になる、ココロとカラダのプチ不調。病院に行くまでもない・・・と我慢してしまったり、解決策を探そうと思っても世の中には情報が溢れすぎていたり。そんな働く女性たちに寄り添う“保健室”のような存在をオズモールはめざします。
記事や動画、イベント・セミナーなどを通して楽しみながら学んで、ココロとカラダに向き合って、自分らしい美しい花を咲かせて。

自分のココロとカラダに向き合って、健やかに私らしく過ごすためのヘルスケア特集。AGA・FAGAや産後の薄毛の原因や治療など、なかなか人には相談しづらい薄毛の悩み・解消法について紹介します。

ILLUSTRATION/HARUKA OSHIMA WRITING/ATSUKO HABU

  • LINEで送る
※記事は2021年6月30日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

TOP