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ワイン会開催!編集部と飲んで旅する日本ワイン Vol.13

更新日:2023/11/20

メトロミニッツ編集部のお酒担当・松島が日本全国を巡って見つけた日本ワインを、ワイン初心者の編集長・古川に飲みながら伝える連載。第13回は、再び長野県の東御市へ。2022年、ついにワイナリーを設立した「アパチャーファーム&ワイナリー」を訪れました。

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●メトロミニッツ編集長 古川誠(右)
一昨年の日本ワイン特集を機に日本ワインの魅力に目覚め、今や家飲みもすっかり日本ワインに。日本ワインのことをもっと知りたい

●メトロミニッツ編集部 お酒担当 松島千冬(左)
ワインエキスパート・エクセレンスの資格を持つ、日本ワインを愛する編集者。日本中のワイナリーを訪れ、古川に日本ワインを教える

今月の日本ワイン:長野県・東御市/Aperture Farm & Winery「Depend on you 2022」

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「Depend on you 2022」
*写真のワインは前年のもの。2022ヴィンテージは12月リリース(SNS にて販売予定)

2010年に東御に移住し、標高700mの地でブドウを育てる田辺良さん。10年の委託醸造を経て、ついに昨年ワイナリーが完成。この1本は「今までやりたかったことがすべて詰まったワイン」という自社醸造初ヴィンテージのシュナンブラン。

Aperture Farm & Winery

住所/長野県東御市祢津

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古川(以下:古): このワイン、蜜っぽくておいしい。

松島(以下:松): いいですね。蜜が詰まったリンゴや花梨のようなニュアンス、しっかりとした酸味が特徴的なワインです。

古: 俺もやっと気の利いたコメントを言えるようになってきたよ。シュナンブランってどんなブドウなの?

松: フランスの北西部にあるロワール地方原産のブドウで冷涼な気候で育てると最も真価を発揮すると言われている品種です。日本で作っている人はあまりいないんですけど。私、2年前にアパチャーファームのシュナンブランのワインに出会って、日本でこんなにおいしいワインを造っている人がいるんだって感動して。いつか絶対に取材をしたいと思っていたのが、今回ついに叶いました。

古: 長野県のどのあたり?

松: おなじみの東御市です。東御って、右の写真のように山に囲まれていて、街全体が山の斜面なんですよ。

古: めっちゃロマンチックだな。

松: ロマンチックですか?(笑)

古: だって街全体が斜面って、もう恋しか生まれないでしょ。
 
松: その発想はなかったです(笑)。東御では標高が低い所は500m、高い所は大体2000m。標高が100m上がるごとに気温が0.6℃下がるので、ブドウ畑の標高を変えることで、どの品種の適地も見つかりやすいと言われていて。そんな中で、今回の造り手の田辺良さんは、このシュナンブランを造りたくて東御市に移住したんです。「日本でシュナンブランを本気で造ることのできる唯一の土地は、東御だと思う」と。

古: お~! それ凄いね。

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松: 田辺さんって埼玉県出身で、アメリカの大学で写真の勉強をした後、東京の商社や酒屋での勤務を経て2010年に移住。東御の標高700m前後の地にシュナンブランやメルロを植えて、化学農薬を使わないでブドウを栽培しているのですが、実は10年もの間、ずっと委託醸造でワインを造ってきたんです。マンズワインで働きながら、リュードヴァン、アルカンヴィーニュ、ドメーヌナカジマ、カーヴハタノといった東御の錚々たるワイナリーでの委託を経て、ついに22年に自身のワイナリーを設立しました。このワインが、自社醸造、初ヴィンテージです。
 
古: それがこれか、心して飲もう。

松: コンセプトは「10 年、20年後に飲んでほしいワイン」。田辺さんが好きなフランスのクロ・ルジャールという偉大な生産者のワインがまさにそうなのですが、“熟成を経て化けるワイン”。「熟成をさせて、時とともに変化を楽しんでもらいたい」と。
 
古: いや~ロマンがあるね。

松: 今度のワイン会では、シュナンブランを含む12月発売の自社醸造初ヴィンテージのワインが揃います。なかなかそんな会はないと思いますよ。
 
古: かなり記念に残る会だね!
 
松: しかもなんと! 田辺さんも東御から来てくださることになりました。

古: それは、ますます楽しみだな!

今回は特別に造り手も参加!
限定15名募集!12月15日(金)開催・編集部と飲んで旅する日本ワイン会

*写真のワインは前年のもの。イベントで提供されるワインは詳細枠のワインラインナップよりご確認ください

編集長・古川、お酒担当の松島と一緒に飲む日本ワイン会を開催。今回は特別にアパチャーファームの田辺さんが東御から来てくれます! 会場は、武蔵小山のフランス料理店「Eme」。田辺さんのお話を聞きながら、自社醸造所初ヴィンテージのトップキュヴェを含む6種類を飲める贅沢なワイン会です。リピーター枠も設けていますので、2~3回目の方もぜひご応募ください。

●日時:2023年12月15日(金)19:00~22:00(受付18:45~19:00)
●会場:Eme(東京都品川区小山3-11-2)
●会費:20000円(コース料理・ワイン代込み)
●募集人数:15名(抽選)  
●参加条件:1名もしくは2名での参加。代表者および同行者ともに20歳以上であること
●応募〆切:2023年11月30日(木)23:59
●参加方法:下記のリンクより申し込みください
※応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます
※当選した方にのみ、メトロミニッツ編集部(info@metromin.net)よりメールにて、2023年12月10日(日)までにご連絡させていただきます
●主催:スターツ出版
●お問い合わせ:メトロミニッツ編集部(info@metromin.net)

【ワインラインナップ】(各1杯のご提供となります)
・Under the sun 2023 "Timbre"
・Under the sun Flower 2022 
・Depend on you 2022
・Ignore them 2022
・Do not compare 2022
・Non Portrait 2022

Photo/KATSUMI SATO Illustration/MARIE MORI
※メトロミニッツ2023年12月号「編集部と飲んで旅する日本ワイン」より転載

※記事は2023年11月20日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります