【OZmall限定:保湿・しわ検定】間違いだらけの「保湿都市伝説」から保湿対策を学ぼう

湿度が下がる日本の秋冬は、乾燥の季節。肌が乾くと、かゆみ、肌荒れ、しわなどのトラブルが発生しやすくなるため、きちんと保湿しておきたいところ。しかしながら、世の中には保湿にまつわるさまざまなうわさがあり、惑わされることも少なくないもの。今回は、保湿対策の都市伝説をもとに、正しい保湿方法を学んでいこう。

更新日:2022/11/02

なぜ保湿は大切? 乾燥によって生じる肌のトラブル

まずは、そもそもなぜ肌の保湿が大切なのかの解説から。
肌とは、乾燥や日焼け、酸化といった外部のダメージから、筋肉や体内の臓器などを保護する器官。その分、大きな影響を受けやすく、肌にはダメージが蓄積して肌荒れなどが生じることが少なくないもの。その予防や改善のための手段として有用といわれるのが、保湿。肌の適切な水分量を保つ=保湿をすることで、肌を健康に保つことができる。
じゅうぶんに保湿をせず、肌が乾燥すると、肌の一番外側にある角質層がガサガサになってしまう。その状態のまま、乾燥がさらに進んでしまうと、肌がひどく荒れ、体を保護することができなくなる。その結果、病気にかかりやすくなってしまうことも。
また、肌の乾燥により、肌の奥深くにある真皮の変形が生じるケースも少なくない。真皮の変形によって肌がハリを保てなくなると表皮がたるみ、しわができる原因にもなるので要注意。

きちんと知って、きちんとうるおす「正しい保湿の方法」

肌の乾燥を改善するには、正しい保湿の方法を知っておくことが必要。保湿のポイントは大きく2つある。

(1)水分を補って、肌をうるおす
(2)油分でふたをして、水分の蒸発を防ぐ

まずは化粧水を肌になじませ、水分を補う。続いて、補った水分が蒸発して逃げないよう、乳液やクリームなどの油分でふたをする。この2つを行ってはじめて、正しい保湿ができたといえる。水分補給は、化粧水で肌の外側から補う以外に、飲み物で体の内側からもしっかり摂取しよう。
ちなみに、水分も油分も適量を意識することが大切。特に多すぎる油分は、にきびなどの肌荒れを招いてしまうことが。季節や天候、肌の状態に合わせた保湿を心掛けて。



やっていたら、今すぐやめよう 間違いだらけの保湿都市伝説

よかれと思ってやっている保湿ケアが、実は肌に良くなかったということも実は多い。そんな保湿の「都市伝説」を集めてみた。もしも今やっているケアがあったら、すぐにやめるのがおすすめ。

シートマスクは長時間やるほど肌がうるおう!?

化粧水や美容液がたっぷりと染み込んだシートで肌を覆うことで、保湿ができるのがシートマスクのメリット。覆っている間、肌に保湿成分や美容成分が浸透していくため、日常使いだけでなく、スペシャルケアとしても有効とされている。
ただ、このシートマスク、使うときにはパッケージにかかれた使用目安時間を守ることが大切。長時間使っていたほうが、肌に成分が浸透すると思いがちだけれど、実はどんどん水分が蒸発してしまい、かえって肌の乾燥が進んでしまうこともあるので要注意。

スチームを当てると保湿になる!?

美容家電の中には、スチームを顔に当てて、肌を健康に保つとうたうものもある。温かい霧状の水分を浴びていると、たしかに肌がしっとりうるおうような感覚になる人も多いはず。
しかし、このスチーマー、保湿の役割はほとんどないのだとか。スチームによって肌の表面に水分が付着している状態は、汗をかいているときと同じ。表面の水分が蒸発するときに、肌のうるおい維持に大切な角質層の水分も一緒に蒸発してしまい、乾燥しがちな肌になってしまう。加えて、スチーマーの清掃が行き届いていないと、雑菌などが肌に付いて、肌荒れを引き起こすことも。リラクゼーション効果などは期待できるものの、保湿については逆効果になる可能性があることを覚えておこう。

22:00~2:00は肌のゴールデンタイム!?

「夜の22:00~2:00は、成長ホルモンが多く分泌されるので、肌のゴールデンタイム」といわれ、この時間に就寝しておくと、肌がうるおって健康になるとささやかれることも。けれども、実はこの説に医学的な根拠はないそう。そのため、ゴールデンタイムを意識して焦ってスキンケアをしたり、眠くもないのに寝たりする必要はない。
とはいえ、睡眠は不足すると肌に悪影響をもたらす。ゴールデンタイムにこだわる必要はないけれども、しっかりと深く眠ることは、うるおいのある健康な肌を維持するための大切なポイント。

正しくしっかり保湿して、乾燥の厳しい季節も快適に乗り切ろう。

今回お話を聞いたのは・・・山本尚恵さん

医療ライター。女性医療などを中心に、最低限の医療の知識と医療情報の発信に関するリテラシーを身につけ、日々適切な医療情報発信に努めている。一般社団法人メディカルジャーナリズム勉強会 発信者会員/JAWH認定レディース予防医学指導士

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ナイス&クイック ボタニカルホットクレンジングジェル

天然由来成分88%、ダブル洗顔不要のホットクレンジングジェル。
じんわりとした温感ジェルが、マスカラやウォータープルーフもやさしくオフするだけでなく、頑固な毛穴汚れを浮かせて絡めとり、毛穴の黒ずみや古い角質にもアプローチ。メイクはしっかり落ちるのに、洗い流したあとはつっぱらず、しっとりとした素直でなめらかな柔肌に整える。8つの無添加(※)で、敏感肌の方にも使いやすい。

※石油系界面活性剤、パラベン、アルコール、シリコン、合成着色剤、タルク、鉱物油、合成香料、すべて無添加

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ドゥーオーガニック ドゥーオーガニック パワー セラム V 8mL サンプルミニサイズ

植物の恵みを集結させた、濃密なジェル美容液。
独自の穀物保湿成分(※1)をはじめ、有機カラスムギエキス(※2)、米胚芽油(※3)、有機アルガンオイル(※4)など、植物のエキスとオイルを黄金比でブレンド。とろりと濃密なジェルエマルジョンが肌にスルスルとなじんで、引き上がるように上向きのなめらかなハリ肌導く。
ダマスクローズとゼラニウムによる、やわらかでエレガントなハーバルフローラルの香り。

※1 加水分解コメヌカエキス、加水分解コメエキス、豆乳発酵液(保湿成分)
※2 カラスムギ穀粒エキス(保湿成分)
※3 コメ胚芽油(保湿成分)
※4 アルガニアスピノサ核油(保湿成分)

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エタピュール モイストチューニング ピュアアクティブ AL

その日の肌目的別で選ぶ成分別の高純度美容液。肌の調子にあわせて、顔のパーツそれぞれの困りごとに、必要なものを、必要なだけ。
外的要因によるストレス・ゆらぎ肌のケアにおすすめの「アロエベラ」は、ミネラル豊富な土壌で育った天然のアロエベラジェルを200倍濃縮で配合。朝晩2回、いつもの保湿クリームの前にやさしくプレスすることで、うるおい不足や日々のダメージで傾きがちな肌をやさしく落ち着かせてくれる。

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エステダム オーセリュレールモイスチャー(ミニサイズ)

エステダムのDNAともいえるブースターミスト。
生体内の細胞の水を再現した"生体模倣水"のミストは、肌への親和性が高く、なじみの良さを実感できる。
低分子ヒアルロン酸やミネラル等を理想的に配合し、うるおいに満ちたふっくら肌に導く。また、ブースター効果により、次に使う製品の肌なじみも良くしてくれる。顔はもちろん、髪やボディのうるおいケアにも。

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ビオデルマ サンシビオ クリーム センシディフェンス

敏感肌・ゆらぎ肌に。乾燥や日光など、日々の環境・生活でゆらぎがちな肌をすこやかに守る保湿クリーム。
肌を落ち着かせながら保湿し、美しく引き締まった印象のしなやか肌に導く。やさしく肌を包み込む、とろけるようなやわらかいテクスチャー。気になるゆらぎにアプローチするビオデルマの独自処方「ディフェンシブテクノロジー(※)」で、肌あれを防ぎ、すこやかな肌を守ってくれる。

※タンジン花/葉/根エキス(肌あれ防止成分)、パルミトイルテトラペプチド-10 (保湿成分)、カルノシン+トコフェロール(整肌成分

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ネイチャーリパブリック ビタペアC集中美容液

気になる乾燥くすみに集中アプローチする、ジェル美容液。
10℃以下の低温でじっくり熟成抽出した済州島産グリーンレモンウォーターを79.9%使用(※1)。そのほか、ビタミンC誘導体(※2)やナイアシンアミド(※3)、CICA成分(※4)、5種の植物由来エキス(※5)といった美容成分で、うるおいと透明感のあるすこやかな肌に導く。べたつかずすっと馴染むテクスチャーで、朝のメイク前にも心地よく使用できる。

※1 レモン果実エキス、水
※2 アスコルビン酸、アスコルビルグルコシド(製品の酸化防止剤)
※4 ツボクサエキス
※5 ウコン根エキス、サンゴモエキスなど
※1.3~5 すべて保湿成分

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【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!わたしの保健室

不安定な状況のなかで気になる、ココロとカラダのプチ不調。病院に行くまでもない・・・と我慢してしまったり、解決策を探そうと思っても世の中には情報があふれすぎていたり。そんな働く女性たちに寄り添う“保健室”のような存在をオズモールはめざします。記事を通して自分の不調や悩みと向き合ってみて。

WRITTING/NAOE YAMAMOTO

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※記事は2022年11月2日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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