冷えた体を温める!家でもオフィスでもできる温活ストレッチ

冷えた体を温める!家でもオフィスでもできる温活ストレッチ

更新日:2022/10/04

さまざまな不調の原因になりやすい「冷え」。冷えが深刻化して、肩こりや頭痛、腰痛などに悩まされる前に、温活で対策するのがおすすめ。今回紹介するのは、気になる冷えをケアするストレッチ。朝起きたときや入浴後、寝る前、仕事中のスキマ時間などに試して、冷えに負けない体を作っておこう。

なぜストレッチが温活に効果的なの?

体が冷えることによって疲労感や不眠、肩こり、生理痛の悪化、むくみなどが起こりがちに。そこで体を温めて血流を改善し、それらの不調を楽にするのが温活の主な目的。
ストレッチには筋肉を伸ばしてほぐし、柔軟性を高めたり、血流をアップしたりする効果あるため、冷えの予防、解消効果が期待できる。
とくに女性は男性に比べて筋肉量が少なく、冷えを感じやすい傾向が。筋肉は、筋肉そのものが熱を生み出すほか、エネルギー代謝によって生まれた熱を全身に運ぶ血液の通り道=血管が多く集まっていて、体で生じた熱をキープしてくれる。だから、冷えが気になる人は筋肉をつけてエネルギー代謝を高めることで寒さを感じにくい体作りへ繋げよう。

おすすめ温活ストレッチ(1)
オフィスでもできる肩こり改善ストレッチ

まずは凝り固まりやすい、肩周りの筋肉をほぐすストレッチから。
イラストのように手を肩の前に出し、肘を耳の近くまで持ち上げ、肩甲骨をぐるりと大きく回す動きを、ゆっくりと繰り返してみて。まずは前後、5回ずつ回すところから始めてみよう。ゴリゴリと音がしても、痛みがなければOK。これならオフィスでの休憩時間など、スキマ時間にも行える。
肩を大きく回して筋肉の血流を促し、冷えを改善しよう。

おすすめ温活ストレッチ(2)
下半身の冷え&むくみ改善ストレッチ

下半身には、おしりや太ももなどの大きな筋肉があり、筋肉が占める割合が大きい。また太い血管や、血流を調整する働きのある神経などが通っていて、筋肉が凝り固まると、そうした血管や神経を圧迫して、血流が妨げられ、冷えを引き起こすことも。そのため、一日に一度くらいは下半身の筋肉をほぐし、血流を促すことが大切。
イラストのように、床に横になり、上になったほうの脚をゆっくりと持ち上げる⇒下ろすという動作を繰り返してみよう。5~10回行ったら、体の向きを変えて、反対側の脚も同様に行おう。そうすることで、凝り固まった脚の筋肉がほぐされるはず。ついでに軽い筋力トレーニングにもなるため、一石二鳥のストレッチといえそう。お風呂上がりなどに無理のない範囲で試してみて。

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WRITING/YAMAMOTO NAOE

※記事は2022年10月4日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります