老け顔の象徴ナンバー1と言われるほうれい線。たった2本のシワがあるだけで見た目年齢が一気に上がるため、解消したい人も多いはず。「1日数分間のケアを続けていくことで、長期的に筋肉を強化でき、消しゴムで消すようにほうれい線を消すことだって夢ではありません」と語るのは美容家の出口アヤさん。今すぐ始められるほうれい線ケアのセルフエステを教えてもらいました。毎日に取り入れ、見た目年齢マイナス5歳をめざそう。
マスク生活によるたるみも一因に!ほうれい線ができてしまう理由って?
ほうれい線ができる原因は、表情筋の衰えや加齢による美肌成分であるエラスチンやコラーゲンの減少、乾燥によって真皮に栄養がいかなくなること。また、スマホを見るときに下を向く、頬杖をつく、うつ伏せで寝る、紫外線対策をしていないなど、日頃のなにげない習慣もほうれい線を深くする要因に。
さらにコロナ禍でのマスク生活で、顔の下半分を意識していない人が多くなっているのだとか。マスクを取ったときに、たるみ、ほうれい線にびっくりした経験がある人もいるのでは? マスク時代だからこそ、表情筋を意識することが大切なのだそう。
ほうれい線ケアのセルフエステ方法【step1】
1日数分でOKのほうれい線ケアをご紹介。このセルフエステは、シワやたるみの原因となる口輪筋や頬まわりの筋肉などに働きかけていくもの。オイル量1円玉分を使って行おう。オイルは油溶性で肌に合うものならなんでもOK。皮膚の表面を動かすのではなく、表情筋を感じることがポイントに!
ほうれい線の延長線上、いちばん下に中指もしくは人差し指の先をあてる。そこから小鼻に向かって上下に細かく揺らしながら下から上に進む。このとき、反対の支え手は、皮膚を下へ引っ張るように張らせる。(左右4回ずつ)
ほうれい線ケアのセルフエステ方法【step2】
小鼻から指1本分離れたところに、骨に入れ込むように両親指の腹をあて、斜め上に向かって5秒ほど圧をかける。(左右3回ずつ)
ほうれい線ケアのセルフエステ方法【step3】
中指と薬指の指先を少し曲げ、小鼻の脇、ほうれい線の湾曲に合わせてあてる。そのまま細かく揺らす。(左右往復8回)
※右側を行うときは左手、左側を行うときは右手だとやりやすい
お話を聞いたのは・・・美容家 出口アヤさん
美容家歴28年目。一般社団法人 国際セルフエステアカデミー代表理事。『ビジュアルでわかりやすい! 30秒セルフエステでオンナを磨く』など著書多数。
年会費600万円の会員制エステで店長を経験した後、麻布十番でエステサロンを開業。トータル2万人以上を施術し、プロセラピスト養成は400人以上を超える。多くの実体験から自分自身で美しさを維持できるノウハウを伝えようと独自のセルフエステ技術を生み出し、確立した。
ほうれい線ケアにぴったり!出口さんプロデュースのマッサージジェル「セルフラブ」
「ほんの数分間でいいから、自分を慈しむ時間を作ってほしい」という出口さんの思いから生まれた、オールインワン ラメラ マッサージジェル「セルフラブ」。
化粧水、乳液、美容液、アイクリーム、マッサージジェル、パックの6つの機能が1つになっているため手間いらずで楽ちん! にもかかわらず、従来のオールインワンジェルの物足りなさを解消し、大人の肌にぴったりな保湿力にこだわっている。
“乾燥を回避するとすべての肌トラブルを回避できる”という考えのもと、保湿効果で肌を守る皮膚と同一の構造の「ラメラ構造」を取り入れている。セルフエステをやりやすいテクスチャーを追求しているので、ほうれい線ケアにもぴったり。忙しい女性のためのまったく新しいコスメ、「セルフラブ」で美をアップデートしよう。
WRITING/NOZOMI SUZUKI