岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(新橋)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 新橋にある鳥取県と岡山県の共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で岡山の素敵さに気づいて。白桃をはじめとするフルーツ、きびだんごや大手まんぢゅうなどの銘菓、県産デニムほか、岡山県が誇る特産品が多数揃うスポット。岡山食材が味わえるレストラン、観光名所やご当地グルメなどの情報が手に入るコーナーも併設。そんなショップの魅力をご紹介します。
更新日:2022/01/02
アンテナショップのスタッフに聞く「とっとり・おかやま新橋館」のここがスゴイ
フルーツやきびだんごはもちろん、蒜山ジャージー®牛乳も人気
「鳥取県と岡山県の共同アンテナショップ『とっとり・おかやま新橋館』は、1階が特産品ショップ、2階はレストラン『ビストロカフェ ももてなし家』、旅行や移住などの相談窓口という構成です。
1階では、きびだんごや大手まんぢゅう、蒜山(ひるぜん)ジャージー牛乳、ままかりほか、地元でも愛される商品を多数用意しています。また、岡山といえばやはりフルーツ。季節ごとに、白桃をはじめ、シャインマスカットやニューピオーネなど、旬のフルーツが店頭に並びます。フルーツを使ったゼリーやコンポートなど、加工品も人気がありますね。
マルシェコーナーには、黄ニラやパクチーほか特産の野菜も充実しています。パクチーは“岡パク”の愛称で親しまれ、風味はそのままにマイルドで食べやすいのが特徴です」(店長・宮田朋彦さん)
アンテナショップに行くべき3つの魅力
【1】岡山の郷土の味“ままかり”の加工品は種類も豊富
岡山県の郷土の味といえば、ままかり(一般名称:さっぱ)が有名。特に酢漬けにした加工品は、フルーツやきびだんご、大手まんぢゅうなどに並び、お土産としても人気。店頭には、酢漬けのほか焼きままかりや甘露煮、アヒージョなどさまざまな品が揃っている。ご飯はもちろん、ワインや地酒のお供にもぴったり。
【2】岡山県産の上質なデニムが手に入る
アパレルのコーナーには岡山産のデニム製品が並ぶ。衣料品の取り扱いがあるのは、アンテナショップの中でも珍しい。岡山県産のデニムは上質で、海外でも評判になるほど。そんな岡山デニムも扱っているこちらでは、2月と9月に津山ファクトリーブランドの個性豊かなアイテムが多数登場するフェアを開催。1階入口で実施されるので、ぜひ覗いてみて。
【3】瀬戸内の日生牡蠣を使ったメニューも!
岡山食材を使ったメニューが楽しめる「ビストロカフェ ももてなし家」。旬のフルーツを使ったパフェや県産の牡蠣を使ったお好み焼きなど、素材の味を存分に楽しめるメニューが豊富。8月には旬の白桃をまるごと1個使ったパフェも登場する。季節ごとにさまざまなフェアを開催しているので、詳細はサイトでチェックして。
人気ランキング
岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!
畳縁は繊維業の盛んな倉敷市の名産。モダンな色柄もあってびっくり。厚くて丈夫なので、ハギレを数枚はぎ合わせてポーチやバッグを作る人も。「畳縁」(1巻198円)
備前米から作った甘酒で発酵させた薄皮生地で、北海道産の小豆を練り上げたこしあんを包んだまんじゅう。甘酒の香りと餡の甘さが絶妙。「大手まんぢゅう」(4個入り340円)
上質な白小豆のこしあんを、卵たっぷりのカステラ風の皮で包んだ香ばしいお菓子。しっとりした口当たりとやさしい甘さが人気。「金平饅頭」(102円)
東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ
【岡山県・総社市】ベーカリー トングウの「上あん」
岡山市・倉敷市に隣接する総社市で80年以上、変わらぬ味わいで地元民から愛されるソウルフード。中でも自家製のこしあんを包み込んだ揚げパン(上あん)は、シナモンの香りがクセになると人気。ほかにも、バナナロールやフルーツロールなど、懐かしの袋パンも手に入る(毎週木曜日入荷)。
SHOP DATA_とっとり・おかやま新橋館(新橋)
TEL. 03-6280-6474(1Fショップ) TEL.03-6280-6475(2Fビストロカフェももてなし家)
住所/東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス1F・2F
営業時間/1F 10:00?21:00 2F11:00~22:00(21:00LO)
定休日/無休(12/31?1/3を除く)
アクセス/東京メトロ銀座線新橋駅3番出口よりすぐ
岡山県ってどんなところ?
岡山後楽園や倉敷美観地区、瀬戸大橋、蒜山高原といった有名な観光スポットがある岡山県。備前焼やデニムなどの手しごとも魅力。また夏から秋は、白桃やマスカット、ピオーネと、極上のフルーツが最盛期に。ぜひ産地で摘みたてを味わってみよう。
PHOTO/KYOKA MUNEMURA TEXT/KAZU SASAKI