あきた美彩館(品川)の「まち子姉さんのごま餅」、「なまはげのおくりもの」、「パンプキンパイ」

【秋田県】新食感!なまはげの最中種のお面をつけたご当地サブレもにも注目

更新日:2022/01/14

東京にある47都道府県のアンテナショップを巡って出会った、お土産にもぴったりのローカルおやつを紹介する連載「スイーツなかの MEETS ローカルおやつ」。今回は秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」(品川)で手に入る旭南高砂堂の「まち子姉さんのごま餅」、お菓子のにこりの「なまはげのおくりもの」、大潟村加工センターの「パンプキンパイ」の3品を選んでお届け!

【01】旭南高砂堂の「まち子姉さんのごま餅」

あきた美彩館(品川)の「まち子姉さんのごま餅」

白ゴマと黒ゴマの風味が力強い! 絶品“ごま餅”!

ユニークなネーミングが印象的な、旭南高砂堂さんの「まち子姉さんのごま餅」。一度見たら、忘れられないですよね。商品名にもなっている、気になるまち子さんの正体は、なんとお店の元店長さん。秋田県上小阿仁村(かみこあにむら)で生まれ育ったまち子さんが、地元の婦人会で教わった郷土菓子をベースにして作り上げたのだそう。黒と白のマーブル状の見た目は、どれひとつとして同じ模様はなく、ハンドメイドな温もりのあるつくり。

あきた美彩館(品川)の「まち子姉さんのごま餅」

お餅には白ゴマと黒ゴマをブレンドして練り込んであり、封を開けるとゴマの力強い風味があり、とっても香ばしい。モチモチと柔らかい生地からは、ゴマの舌触りもあって、食べると一瞬で口の中を幸せにするような香ばしい味わいが素晴らスィーツ! こんなにおいしいものがあったのかと感動を覚えた餅菓子です。

旭南高砂堂の「まち子姉さんのごま餅」

1個225円

【02】お菓子のにこりの「なまはげのおくりもの」

あきた美彩館(品川)の「なまはげのおくりもの」

最中とサブレが合体!なまはげのおくりもの!

秋田県の男鹿半島に古くから伝わる行事、なまはげ。子どもたちが泣いてしまうくらい怖いなまはげですが、本来は男鹿の山々に住む神の使いなのだそう。世界的にも注目を集める伝統的な風習ですが、このなまはげをポップにおいしく楽しめるのが、お菓子のにこりさんが手がける「なまはげのおくりもの」。なまはげの面をかたどった最中種に、サブレを合わせた、和洋折衷のお菓子です。

あきた美彩館(品川)の「なまはげのおくりもの」

秋田県大潟村産の米粉を使用したサブレは、サクッと香ばしく、最中の生地との一体感が素晴らスィーツ! 定番の味はゴマの風味をしっかりと感じて、塩キャラメル味は甘みと塩味のバランスがよく、どちらも違う角度のおいしさ! ずしっと重そうに思えて、軽くふわっとした食感で、いい意味で予想を裏切る味わいです。

お菓子のにこりの「なまはげのおくりもの」(プレーン・塩キャラメル)

1箱(2種10個入)1539円

【03】大潟村加工センターの「パンプキンパイ」

あきた美彩館(品川)の「パンプキンパイ」

地元で大人気!かぼちゃ好きにたまらないパンプキンパイ!

秋田出身の知り合いに聞くと、口を揃えておいしいというのが、大潟村の「パンプキンパイ」。秋田県大潟村のかぼちゃを使った、地元では有名なお菓子だそうです。使っているかぼちゃは、くり大将という品種で、栗のように甘いのが特徴。糖度が高いため、煮物にする時は砂糖がいらないとも言われるほど。パイ生地は、手に持つとしっとりと柔らかい触り心地。

あきた美彩館(品川)の「パンプキンパイ」

中には、何層にも重ねて焼き上げた香ばしい生地で、かぼちゃの餡を包んでいます。隅々まで餡が詰まっているので、どこを食べてもかぼちゃを楽しめるのが嬉しい! ひと口ほおばると、口いっぱいにほっくりとした甘みが広がって、かぼちゃ本来の風味を活かした味わいがナイスィーツ! ちょっとしたおやつに食べたくなる、パンプキンパイです。

大潟村加工センターの「パンプキンパイ」

5個入り648円

今回のスイーツに出会える東京にあるアンテナショップはこちら

あきた美彩館(品川)

産地直送の伝統野菜やいぶりがっこ、稲庭うどん、きりたんぽ、比内地鶏など、人気のご当地グルメの物販エリアに、郷土料理や地酒が堪能できるレストランも!

SHOP DATA

TEL. 03-5447-1010 ダイニング予約TEL.03-6450-3030
住所/東京都港区高輪4-10-8 ウィング高輪WEST-Ⅲ1F
営業時間/11:00?23:00 ダイニング11:00~15:30(14:30LO)、17:00~23:00(食事22:00LO、飲み物22:30LO)
定休日/無休(1月1日を除く)
アクセス/JR品川駅高輪口より徒歩3分

ご当地スイーツを紹介してくれたのは

スイーツ芸人・スイーツなかのさん

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。

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PHOTO/KYOKA MUNEMURA TEXT/SWEETS NAKANO

※記事は2022年1月14日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります