最新版TOKYO BAR GUIDE|お酒に合う大人パフェやフルーツと味わうナチュラルワインバーも

最新版TOKYO BAR GUIDE|お酒に合う大人パフェやフルーツと味わうナチュラルワインバーも

更新日:2022/03/02

今まさに、バーがめきめきと進化中。昼はカフェとしてコーヒーを、夜はゆっくりお酒を楽しむなど昼夜問わず使えたり、本格的な小皿料理を味わえる場所が増えたりと、利用シーンの幅も増えてサードプレイスとしても最適。そこで今回は都内の最新バーを6つご紹介! あなただけの楽しみ方がきっと見つかるはず。 

最新版TOKYO BAR GUIDE  Sputnik
上/ジンがベースの甘苦いネグローニ(1300円)。消化を促進してくれる、ハーブリキュールも入った爽やかな味わい 下/フラットホワイト(500円)とミックスベリーとピスタチオのカッサータ(700円)。ティラミスやチーズケーキなどスイーツも充実

日常のひとコマに溶け込む、クラシカルな憩いのバール

朝8時30分からオープンする、スタンディング形式のバール。カウンターに立つ仕事が憧れだったというオーナーの伊藤さんがめざしたのは、イタリアの伝統的な“バール”スタイル。休憩がてらにコーヒー1杯から気軽に立ち寄れ、軽食やスイーツも楽しめる。「人生の同伴者のような存在になれたら」と、店内は時代に左右されないクラシックなスタイル。そのうち「いつもの」と言えるくらい何年も通いたくなる、そんな場所だ。

Sputnik

住所/東京都渋谷区恵比寿西2-18-6
営業時間/10:00~24:00
定休日/不定 ※Instagram(hi_sputnik)で要確認 
席数/スタンド12
アクセス/代官山駅より徒歩4分、恵比寿駅より徒歩6分

最新版TOKYO BAR GUIDE  PARLOR NOON
左/西洋絵画の静物画から着想を得たという、フルーツを使ったおつまみたち。メロンとサラミの盛り合わせ(1100円)、イチゴ・マスカルポーネ(950円)。フランスのナチュラルワインはグラス(950円~) 右/季節のパフェ(1250円)。冬でも花を咲かすマーガレットをイメージ。りんごを主にチャイジンジャーアイスなどスパイスの利いた味わい

季節のフルーツと味わう、ナチュラルワイン

階段を上がり、白い扉を開けると現れる、透明感あふれるパーラー。オーナーの吉田さんがアジア旅行中に体験した、さまざまな店が入り混じるカオス感を再現して1階のアジアンレストランに次いで2021年誕生した。カフェとしてシーズナブルなパフェと台湾茶を、バーとしてフルーツを使ったおつまみとナチュラルワインを。昼夜を問わず、そのときどきのシチュエーションに合った使い方を自由に楽しめるのが、この店の魅力だ。

PARLOR NOON

住所/東京都品川区上大崎4-3-7 2F
営業時間/12:00~22:30
定休日/水曜 
席数/18
アクセス/目黒駅より徒歩3分

最新版TOKYO BAR GUIDE  neo
左/ワインは日替わりで30種類用意し、グラス(1000円~) 右/オレンジワインと相性抜群なグリンピースとパンチェッタとポーチドエッグ(800円)

肩ひじ張らずに味わいたい、個性派ワインとあの1皿

年季の入った格子扉が目印、明るい光のともる立ち飲みワインバル。同じ神泉エリアで人気のイタリア料理店「アウレリオ」、おでん居酒屋「日和」に続く3店舗目として誕生。「若い人にも質のいいワインを飲んでもらいたい」と気軽に立ち寄れる店をめざした。店内奥にはワインセラーを設置。年代ごとに約400本ほどストックしており、個性豊かなワインを楽しめる。カウンターごしでスタッフと会話しながら、お気に入りを見つけて。

neo

住所/東京都渋谷区円山町15-6
営業時間/15:00~23:00
定休日/火・水曜 
席数/スタンド20
アクセス/神泉駅よりすぐ

最新版TOKYO BAR GUIDE  winebar WEST
上/ふわふわ食感の塩ダラのベニエとミモレットチーズ(2000円)。淡白なタラと相性のよいやわらかい口当たりのフランス・アルザス地方のナチュラルワインを合わせて。グラス(1000円~)

ワインのうまみを引き立てる、しみじみおいしい小皿料理

フランスの街中にある小さな店をイメージしたワインバー。「静かなところで人がにぎわう場所を作りたかった」と話すのは、ビストロ「uguisu」やレストラン「AELU」などの人気店で経験を積んだ店主の仲西さん。エゾジカやモクズガニなど産地から直接手に入れた食材を使った四季のある料理とおいしいワインが揃うこの空間には、すでに多くの常連客が通う。どこかなじみやすい雰囲気に、ほっと心を落ち着かせながら、ここならではの食体験を楽しもう。

winebar WEST

住所/東京都品川区小山6-9-9 コーポアキマル1F
営業時間/16:00~22:00
定休日/日曜、ほか不定休あり 
席数/12
アクセス/西小山駅よりすぐ

最新版TOKYO BAR GUIDE  nephew
左/モンキー・スプリッツァー(1300円)とブラッターチーズとトマトのカプレーゼ(1500円)

時とともに表情が変わる、空間も楽しいカフェ&バー

路地裏の一角に突如として現れる、バーとカフェのいいとこ取りなチル空間。フレーバーを想像しやすいように素材を明記したドリンクメニューを用意したりと、バー初心者でも気楽に楽しめるこまやかな気遣いも嬉しい。さらに、ユニークな空間演出も見逃せない。水色と白を基調とした3フロアの内装はどこを切り取っても不思議と絵になる。見た目にもテンションが上がるオリジナルカクテルを片手に、非日常なひとときを楽しんで。

nephew

住所/東京都渋谷区富ヶ谷1-7-2
営業時間/カフェ10:00~17:00 バー19:00~25:00
定休日/月・火曜 
席数/30
アクセス/代々木公園駅よりすぐ

最新版TOKYO BAR GUIDE  浅煎りコーヒーと自然派ワイン Typica
左/季節のパフェとワインのペアリングが楽しめる、ティピカセット(2500円)

味も見た目も個性的、お酒に合う大人パフェ

ワインとスペシャルティコーヒーを扱う専門店。「ワインやコーヒーをカジュアルに消費してほしい」と店主の相原さん。スイーツや料理とのペアリングメニューが多く、スイーツがお目当てのファンも多い。ワインやコーヒーは「作り手の意志を感じるもの」を厳選。商品が作られた背景とともに提供することで、親しみのある味わいが特別な1杯へと変わる。日々なにげなく口にするワインやコーヒーなどの嗜好品に込められた、作り手の思いに触れてみて。

浅煎りコーヒーと自然派ワイン Typica

住所/東京都杉並区西荻南3-18-10
営業時間/13:00~21:00
定休日/水・木曜 
席数/12
アクセス/西荻窪駅より徒歩2分

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※オズマガジン2022年3月号「東京小さな店めぐり」の記事を一部転載 
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください

オズマガジン2022年3月号は「東京小さな店めぐり」特集

オズマガジン2022年3月号は「東京小さな店めぐり」特集

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PHOTO/HIROSHI KIYONAGA、KYOKA NUNEMURA、KAZUHITO MIURA、YUKO CHIBA、WRITING/MINIMAL(MIWAKO MORI)

※記事は2022年3月2日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります