GAKU-MCが語る~紫舟が表現する詩集の世界~【Feel-Love Project】インタビュー

GAKU-MCが語る~紫舟が表現する詩集の世界~【Feel-Love Project】インタビュー

更新日:2019/09/03

書家の紫舟さんが音楽(歌詞=メッセージ)の持つ力を作品に込めた「<チャリティーアート展>~紫舟が表現する詩集(うた)の世界~ Feel-Love Project powered by OZmall」。2019年9月21日(土)から10月20日(日)まで三井二号館特設ギャラリーで開催される本プロジェクトに賛同したアーティストのひとり・GAKU-MCさんに展覧会への想いをうかがいました。

「<チャリティーアート展>~紫舟が表現する詩集(うた)の世界~ Feel-Love Project powered by OZmall」

聴覚障害を持った方にも音楽を感じてもらうこと、そして健常者にも新しい愛に気づくきっかけにしてほしい、という想いを込めて開催。全11組の賛同アーティスト(小田和正、GAKU-MC、久保田利伸、スガシカオ、SEKAI NO OWARI、ナオト・インティライミ、Mr.Children、ゆず、RADWIMPS、レミオロメン、ONE OK ROCK ※五十音順)の音楽からインスピレーションを受けて、紫舟さんが手掛けたアート作品を展示する。
※作品の一部は、チャリティーオークションを行い、収益金は寄付される

――本展覧会に賛同した想いをお聞かせください

「言葉の持つ力」。それに魅了されて随分と長い間、ラップという音楽と人生を共に歩んで来ました。自分がつまずいた時に背中を押してくれたその言葉たち。誰かの背中を押せるような言葉をつむぎたい。いつからかそんな想いが胸の中にあります。今回の「Feel-Love Project」でまた新しい出会いが生まれるでしょう。楽しみにしています。

――選ばれた曲は、どのような思い入れがありますか? それぞれお聞かせください

沢山のアーティストから良い影響を受けて今日の僕がここにいる。80年代のアメリカのヒップホップ。小学生の時に聞いた歌謡曲。そして文学。
『月が綺麗です』は、夏目漱石にインスパイアーを受けて書きました。
『世界が今夜終わるなら』は、最後の夜を想像することで見える自分の大切な気持ち。人と出会うたびに一時期、必ず聞いていた質問。それを曲にしました。どちらも自分にとってかけがえのない曲です。

――紫舟さんの作品への期待をお聞かせください

自分が書いた詩、フレーズ。それがまた違う魂を背負って旅立ってゆく。不思議な感覚。気持ちになりました。素敵な出会いをありがとう。

――展覧会へ来場されるみなさまへメッセージをお願いします

展覧会作品で興味を持ってもらった方々へ。是非音楽でも僕の作品と出会ってください。そしてライブへ。会場でお待ちしております。

展覧会おでかけ前後に立ち寄りたい!GAKU-MCさんおすすめの日本橋おすすめスポット

―――展覧会の会場となる「三井二号館特設ギャラリー」近くのおすすめスポットやグルメを教えてください。

日本橋をはじめとする「橋」の数々。ゆっくりと散歩しながら川を眺めるのが好きです。子供を連れて出かけるならそんな時間が良いのでは。最後にコレドによれば奥様も満足かと!

Profile/GAKU-MC

Profile/GAKU-MC(ガクエムシー)

アコースティックギターを弾きながらラップする日本ヒップホップ界のリビングレジェンド。1990年、学生時代の友人と共に後の日本ヒップホップ界に大きな影響を与えるグループとなる”EASTEND”を結成。1994年、”EASTEND X YURI”名義として『DA.YO.NE』でヒップホップ初のミリオンセラーを記録。また紅白出演を果たす。
2012年、音楽とフットボールという世界二大共通言語を融合し、人と人を繋げていくことを目的とした団体『MIFA (Music Interact Football for All)』を立ち上げる。2013年、自身の音楽活動と平行しながら、僚友・桜井和寿(Mr.Children)とウカスカジー結成。2014年に続き、2018年も日本サッカー協会公認日本代表応援ソングを制作。最新アルバムは『Rappuccino』、エッセイ『世界が今夜終わるなら』。 2019年は、全国8カ所を巡るツアー「GAKU-MC ソロデビュー20周年記念 Anniversary Live Tour ハタチ旅」を開催。

ホームページ
GAKU-MC 公式HP
※記事は2019年9月3日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります