「東京芸術祭」

演劇、ダンス、アート。池袋エリア各所で多彩なプログラムが楽しめる「東京芸術祭」

更新日:2018/11/16

東京から発信する芸術文化を通して、世界とつながることを目指した都市型総合芸術祭「東京芸術祭」。演劇やダンス、アートなどの多彩なプログラムが、東京芸術劇場、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、池袋西口公園、南池袋公園ほか池袋エリアにて、12月9日(日)まで実施されている。事前予約が必要なものから無料で楽しめるプログラムまであるので、ぜひスケジュールをチェックしてみて。

APAF2017

演劇から伝統芸能まで、さまざまな芸術文化を集めた東京芸術祭

東京の芸術文化の魅力を分かりやすく伝えると同時に、創造力を高めることを目指し、2016年にスタートした芸術祭。世界中から人々が集まる2020年、さらにはその先までを見越して、芸術文化を通して世界とつながることを目標としている。

この東京芸術祭では「ひらく」「きわめる」「つながる」の3つをテーマに、さまざまなプログラムを開催。演劇や野外劇、伝統芸能、まちなかで実施されるアートパフォーマンスなどが、東京芸術劇場や池袋西口公園をはじめとする池袋エリアにて行われている。

誰も見たことがない新ジャンルや新しい表現が続々登場!

あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)では、ダンスと演劇のいいとこどりである新ジャンルの「右まわりのおとこ」を上演。“こだわりすぎる人たち”によるこだわりすぎる日常が、ダンスの身体言語をもって俳優の体を通して描かれる。

同劇場では、ロンドンパラリンピック開会式2012にパフォーマーとして出演し、視覚的に音を表現する可能性を追及する“きこえないアーティスト”の南村千里をアーティスティック・ディレクターに迎え、3人のパフォーマーが「『光の音:影の音』―耳だけで聞くものなのか―」を上演。手話や字幕が舞台を彩り、きこえない音を新たな手法で表現していく。

ほかにも個性豊かなプログラムが盛りだくさん。12月9日(日)まで開催中の「東京芸術祭」で、今までに見たことのない新しいエンターテイメントを体験して。

『右まわりのおとこ』
【日程】2018年11月22日(木) ~ 11月25日(日)全5回
【出演】千葉雅子、矢崎 広、近藤良平

『光の音:影の音』―耳だけで聞くものなのか―
【日程】2018年12月7日(金) ~ 12月9日(日)全3回
【アーティスティック・ディレクター】南村千里
【出演】伊藤キム、捩子ぴじん、aokid ほか

※詳細は公式HPをご確認ください

イベントDATA

イベント名
東京芸術祭2018
開催場所
東京芸術劇場、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、池袋西口公園、南池袋公園ほか
開催日程
2018/12/9(日)まで
ホームページ
東京芸術祭HP

WRITING/YUKI HORIE

※記事は2018年11月16日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります