【ひとり旅モデルコース】乗り物でぐるり1周!自然と絶景を楽しむ箱根トリップ_神奈川県箱根町

【ひとり旅モデルコース】乗り物でぐるり1周!自然と絶景を楽しむ箱根トリップ_神奈川県箱根町

更新日:2021/12/23

新宿から小田急ロマンスカーで約1時間25分。週末すぐに行ける箱根の1日モデルコースをご紹介。町の玄関口・箱根湯本駅をスタートして、箱根登山電車やケーブルカー、箱根海賊船に乗って、人気のカフェや観光名所に立ち寄りつつ、絶景を楽しみながら旅をしよう。オズモールで予約できるおすすめの温泉宿もチェックして。

オズモール、箱根

【モデルコース】歴史ある名湯と雄大な自然。ひとりでめぐる心の洗濯旅

“首都圏の奥座敷”こと箱根温泉は、奈良時代の738(天平10)年に開湯。江戸時代には東海道の温泉場として、明治以降は高級別荘地やリゾート地として発展し、多くの旅人を迎えてきた。古きよき温泉場の情趣を残した箱根湯本に、閑静な別荘地に高級旅館や美術館が点在する強羅、雄大な自然が広がる大涌谷や芦ノ湖と、エリアごとの楽しみがあり、ひとりの旅を退屈させない。
 
そこでおすすめなのが、箱根の主要スポットを巡る乗り物の旅。鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、遊覧船、路線バスを乗り継げば、箱根の名所を1日で回れる。目的地までの移動時間もひとり旅の醍醐味で、美しい景色に感動したり、好きな音楽を聴いたり、誰かに写真を送ったり・・・。自分のペースで気ままに、ゆったり旅しよう。

箱根を巡る1Dayモデルコース

09:37 箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗車
10:18 強羅駅着。「COFFEE CAMP」でティータイム
11:31 箱根登山ケーブルカーに乗車
11:41 早雲山駅着。「cu―mo箱根」でスイーツや足湯を楽しむ
12:10 箱根ロープウェイに乗車
12:18 大涌谷着。「大涌谷くろたまご館」で黒たまごを頬張る
12:44 箱根ロープウェイに乗車
13:00 桃源台駅着。「網元おおば」でランチタイム
14:40 箱根海賊船に乗車。元箱根港へ
15:10 元箱根港に到着。「箱根百薬」でカフェタイム

※元箱根港から箱根湯本駅までは箱根湯本方面行きバスで約35分

COFFEECAMPの人気メニュー、濃厚カタラーナ671円とラテアート付きのカフェラテ682円。カレー好きなスタッフが作る10種類のスパイスチキンカレー1320円や群馬からパンを取り寄せるオープンサンド968円の食事メニューもおすすめ。フレンドリーなスタッフのもてなしも魅力

【11:18】旅の始まりはおいしいコーヒーが飲める駅近カフェ「COFFEECAMP」へ

強羅のゲストハウス「ハコネテント」の姉妹店として昨冬開店。オーナーの本庄深さんが地元で本当においしいコーヒーが飲みたいと、奈良県「やまのべ焙煎所」から豆を取り寄せたこだわりの1杯がいただける。元農協の建物をリノベした居心地のいい空間でのんびりくつろいで。

COFFEE CAMP

コーヒーキャンプ
TEL.0460-83-8644
住所/神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-261 
営業時間/8:00~16:30(16:00LO)
定休日/火定休(祝の場合翌休)
予約/不可 
アクセス/強羅駅よりすぐ

cu―mo箱根の看板商品のニューベル750円。フルーツの自然の甘みを活かしたスムージーに雲をイメージした綿菓子が。綿菓子はちぎってスムージーに混ぜてもおいしい。地元の老舗「加藤兵太郎商店」の味噌を隠し味に使ったコクのあるカスタード入りのくもぱん250円も大人気

【11:41】標高757mの山の上で“くもスイーツ”を。「cu―mo箱根」でゆったり

ケーブルカーとロープウェイの乗換駅・早雲山駅。箱根外輪山を望む展望デッキと無料の足湯、オリジナルスイーツやおみやげが揃うカフェ&ショップなど、駅ナカが充実。早雲山に浮かぶ雲をイメージしたスムージーやふわふわの蒸しパンを味わい、足湯でほっこり温まろう。

cu―mo箱根

クーモ はこね
TEL.0465-32-2205
住所/神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300早雲山駅2F
営業時間/9:00~17:30 飲食10:00~16:30 ※最新の営業時間はHPで要確認
定休日/無休
アクセス/早雲山駅構内 

火山活動の迫力を感じる大涌谷の名物、大涌谷くろたまご館の黒たまご5個500円ははずせない

【11:00】「大涌谷くろたまご館」毎日できたてホカホカの黒たまごを頬張る

箱根名物の黒たまごが購入できるのは、ここ大涌谷のみ。大涌谷温泉で毎日茹で、いつでもホカホカを提供している。温泉成分が溶け込んだ卵はコクとうまみがあり、なにもつけなくてもおいしい。御守りやフェイスパックなどのオリジナルの黒たまごグッズもチェック。

大涌谷くろたまご館

おおわくだにくろたまごかん
TEL.0460-84-9605
住所/神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251 
営業時間/9:00~16:00 黒たまごの販売~16:20
アクセス/大涌谷駅よりすぐ 

窓から湖を一望できる、網元おおばの限定ワカサギランチ1200円。「フライはあら塩かタマネギ入りの甘酢ソースで味わうと
風味が引き立ちます」と4代目の大場翔太さん

【13:00】芦ノ湖畔の「網元おおば」で名物のワカサギ料理を味わう

大涌谷からロープウェイで桃源台駅へ。ランチで味わいたいのは、宮内庁にも献上される芦ノ湖産のワカサギ。ここでは3代目店主みずから漁で獲った魚を調理するので鮮度は抜群。人気はフライか天ぷらが選べる限定ワカサギランチ。ふっくらとして淡白な風味がたまらない。

網元おおば

あみもとおおば
TEL.0460-84-8984
住所/神奈川県足柄下郡箱根町元箱根162-18
営業時間/11:00~14:00(魚がなくなりしだい終了)
定休日/不定休
予約/不可 
カード/不可(現金のみ)
アクセス/桃源台駅(桃源台港)より徒歩5分

木材をふんだんにあしらった箱根海賊船の「クイーン芦ノ湖」。色や座り心地など趣向を変えた5種類の椅子もこだわり

【14:40】湖を渡る豪華な「箱根海賊船」で水上散歩

桃源台港から元箱根港まで約40分で結ぶ箱根海賊船。2019年にデビューの「クイーン芦ノ湖」号は、「ななつ星?九州」などの鉄道のデザインで有名な水戸岡鋭治氏が手がけたもの。寄木細工風の美しい照明や中世ヨーロッパ風のクラシカルな内装と、女王様気分で船旅を満喫!

箱根海賊船

はこねかいぞくせん
TEL.0460-83-6325
住所/神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164(桃源台港)
運行時間/公式HPで要確認
定休日/無休(荒天時運休あり)
乗船料/(普通船室)片道1200円、往復2220円 

箱根百薬の龍神の玉580円。ハーブがブレンドされたヘルシーな百薬茶はセットで400円。「麦ごはんに大きな豆腐をのせた豆富めし&きの子汁の定食もぜひ」とスタッフの根本亜夕美さん

【15:10】旅の締めくくりは和カフェ「箱根百薬」でひと休み

箱根神社の第一鳥居のそばに2021年5月オープン。アンティークの家具が並ぶ温かな空間で、身体に優しい素材を使ったスイーツや食事がいただける。人気は箱根の湧き水と和三盆で作る龍神の玉。つるんとした口当たりと自家製あんこがおいしく、旅の疲れを癒してくれる。

箱根百薬

はこねぐちガレージ ほうとくひろば
TEL.0465-23-2881
住所/神奈川県小田原市南町2-1-60
営業時間/10:00?17:00
定休日/不定休 
アクセス/小田原駅より徒歩16分

ひとり旅におすすめ!箱根エリアの温泉宿

上/山のパノラマが見える開放的な大浴場の露天風呂 左下/ウイスキーから日本酒まであらゆるアルコールが揃うバーは翌2:00(ドリンク翌1:30LO)までオープン。締めに人気のカレーやお酒に合う鴨のワイン煮などアラカルトメニューも揃う 右下/ゆったりくつろげるシンプルモダンな客室にもお酒やおつまみの用意が。各部屋にはsleep、liqueur、awakeをテーマにしたオリジナルCDを用意

「barに泊まる」がコンセプトの大人の隠れ家

深い森に佇む宿のチェックインは、夜のとばりが降りる18時より。バーテンダーが立つ本格バーでは、種類豊富なアルコールのほとんどがフリーフローで、心行くまで味わえる。スタイリッシュな貸し切り風呂にもバーカウンターが設けられ、サービスのスパークリングワインを片手に名湯を満喫したい。

bar hotel 箱根香山

バー ホテル はこねかざん
住所/神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷507-4
アクセス/箱根湯本駅から元箱根港方面行きバスで約20分、蓬莱園下車徒歩5分 

上/露天風呂のテラスからは、箱根大文字焼きで有名な明神ヶ岳や相模湾が一望。湯冷めしにくい強羅温泉の源泉に浸かれる 左下/チェックイン後はシックなラウンジでオリジナルハーブティーとお菓子でひと息ついて 右下/シンプルモダンな寝室にはシーリー社のベッドが

大自然のパノラマと掛け流しの源泉に癒される

2021年5月にオープン。最上階に設けた全6室は、源泉掛け流しの露天風呂付き。ほかにも強羅の雄大な山並みが広がる眺望と、オリジナルのハーブティー、寝心地満点のベッドなど、一歩も外に出たくない極上空間でくつろげる。夕食は有機野菜や地魚を盛り込んだ創作日本料理を客室で味わえるのが贅沢。

玄 箱根強羅

げん はこねごうら
住所/神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-238
アクセス/ 強羅駅より送迎車で約5分(到着後連絡) 

神奈川県・箱根町へのアクセスと見どころ

■新宿駅より小田急ロマンスカーで約1時間25分、片道約2300円(箱根湯本駅まで)

新宿から小田急ロマンスカーで約1時間25分と、思い立ったらすぐに行けるのが魅力。「箱根十七湯」と呼ばれる名湯は、単純温泉や塩化物泉などエリアごとに泉質が違うのが特徴。好みの泉質に合わせて宿を選ぶのも◎。公共交通機関も発達し、箱根湯本から強羅、大涌谷、芦ノ湖まで1日で周遊でき、空から山から湖から箱根の絶景が楽しめる

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この記事が掲載されているのは、OZmagazine TRIP「温泉ひとり旅」

OZmagazine TRIP「温泉ひとり旅」

今号のオズマガジントリップは「温泉ひとり旅」特集です。箱根、熱海、伊豆高原、草津、河口湖、那須と、女性ひとりでも行きやすい関東近県の温泉地を厳選してお届けしています。しかも特集でご案内している宿は、すべてオズモールのプレミアム温泉で予約ができる宿なので予約もスムーズ。雑誌のほうでは、各温泉地でのおすすめの観光案内、ひとりでも行きやすい飲食店をたくさんご紹介しています

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発売日/2021年12月14日(火)
定価/800円
販売場所/全国の書店、コンビニエンスストアなどで発売中!

PHOTO/KAZUHITO MIURA, NORIKO YONEYAMA WRITING/AYAKO GOTO
※OZmagazine TRIP(2021年12月14日発売)の情報を転用して掲載しています。掲載情報は、2021年11月30日時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください

※記事は2021年12月23日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります