沖縄県のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」(銀座)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の銀座にある沖縄県のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」は、一歩足を踏み入れた瞬間に南国気分に包まれること間違いなし。常時多くの買い物客でにぎわう1階フロアに加えて、琉球の美しい工芸品に触れられる地下フロアも見応えたっぷり!
更新日:2018/06/26
アンテナショップのスタッフに聞く、「銀座わしたショップ本店」のここがスゴイ
“食”だけじゃない! 工芸品や書籍、CDも揃います
沖縄県産の食品や生鮮物、酒類、工芸品、楽器など、「銀座わしたショップ本店」に並ぶアイテム数は約4000種類。
「沖縄出身の私自身も、このショップで初めて目にした食品や地場野菜などが多くあります。店内では、もずくや沖縄そばの試食販売など、気軽に味見ができるイベントも随時開催しています。店頭に今月のイベント一覧を掲示しているのでぜひチェックしてください。お酒コーナーには3年以上熟成させた泡盛『古酒(くーす)』も各種取り揃えています。担当スタッフは、みずからも沖縄で泡盛作りに携わった経験があり知識が豊富。沖縄のお酒についてなんでも質問してください。
『銀座わしたショップ本店』の知る人ぞ知る特色として、沖縄に関する書籍やCDもとても充実しています。沖縄の不動産・賃貸情報誌『うちなーらいふ』など、県外では手に入りにくい雑誌も毎号入荷しますよ」(サブマネージャーの渡嘉敷賢一さん)
アンテナショップに行くべき3つの魅力
【1】できたて&揚げたての沖縄グルメを味わえる
1階フロアの奥には軽食やスイーツを気軽に楽しめるパーラーがあり、沖縄グルメを味わいながらひと休みする買い物客でにぎわう。さーたーあんだぎー(130円)は揚げたてをほおばるのが格別。沖縄そばは、ソーキや生もずく、ゆし豆腐などのトッピングを追加して好みにカスタマイズするのが通な楽しみ方。
【2】種類豊富な黒糖はヘルシーなおやつに最適
サトウキビの搾り汁で作られる黒糖は、沖縄を代表する特産品の一つ。サトウキビだけを使う純黒糖のほかに、ショウガ味やミント味などの加工黒糖も種類が豊富。おすすめは、8つの離島それぞれの個性ある黒糖を味わえる小袋シリーズ(各216円)。パッケージもかわいく、ミネラル分たっぷりのヘルシーなおやつとしてオフィスの机やバッグに常備するのにもぴったり。
【3】ショップオリジナルのコラボ雑貨もおしゃれ
地下1階の琉球伝統工芸館「fuzo」には、紅型(びんがた)の染織物や、漆器、焼物、ガラス、三線などがゆったりとディスプレイされ、眺めているだけで楽しい気分に。伝統工芸品がこれだけまとまって揃うショップは沖縄にもなかなかないそう。うるま市にある紅型工房と革工房とがコラボして完成した財布やパスケースは、ここでしか買えない限定オリジナル商品!
人気ランキング
沖縄県のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!
読谷村産の紅芋ペーストをたっぷりと使ったタルトは、自然な甘さと美しい色合いが特徴。オーブントースターで温めてもおいしい。「紅いもタルト」(6個入り756円)
麺、だし、味付けソーキ肉がセットになり、手間なく調理できる点が人気。とんこつベースであっさり風味のスープにハマる人が多い。「ソーキそば」(2人前827円)
伝統菓子「ちんすこう」に、宮古島の地下海水を汲み上げて精製した「雪塩」を組み合わせた新名物。雪塩により、上品な甘さが引き立つ 。「雪塩ちんすこう」(2×8袋入り340円)
東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ
【沖縄県・西原町】オキコパンの「うず巻パン、ゼブラパン」
ピーナッツクリームをサンドしたボリューム満点の「ゼブラパン」。シャリシャリ食感のバタークリームがクセになる「うず巻パン」。どちらも長年にわたって県民に愛され続けるロングセラー商品で、これを目当てに訪れる沖縄出身の首都圏在住者も。月曜を除く毎日、沖縄から空輸で届くパンが店頭に並ぶ。
編集部が見つけてきた沖縄の逸品、お買い物図鑑
SHOP DATA_銀座わしたショップ本店(銀座)
TEL. 03-3535-6991
住所/東京都中央区銀座1-3-9マルイト銀座ビル1F・B1F
営業時間/10:30~20:00
定休日/無休(年末年始を除く)
アクセス/東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3よりすぐ
沖縄県ってどんなところ?
年間を通して温暖な沖縄は、青く広大なビーチや珊瑚礁が広がる日本でも指折りの観光県。沖縄本島には沖縄美ら海水族館や首里城など名高い観光スポットが数多く、ウチナーグチ(沖縄方言)や琉球音楽など、独自の文化が脈々と受け継がれている。沖縄そばやタコライスなどのご当地グルメや、南国フルーツ、紅イモといった特産物も魅力的。大小160もの島々からなり、石垣島や宮古島などの離島巡りも人気が高い。
PHOTO/AYUMI OSAKI TEXT/AYA ITO