「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の「生クリーム笹団子」、「飴もなか」、「ミルクヨーカン」

【新潟県】ちょっと意外で素朴な味わいに注目_スイーツなかの MEETS ローカルおやつ

更新日:2021/08/13

スイーツなかのさんが、東京にある47都道府県のアンテナショップを巡って出会った、お土産にもぴったりのローカルおやつをご紹介します。今回は新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)で手に入る、孝泉堂製菓の「生クリーム笹団子」、長命堂飴舗「飴もなか」、諏訪乳業の「ミルクヨーカン」の3品を選んでお届け!

【01】孝泉堂製菓の「生クリーム笹団子」

「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の「生クリーム笹団子」

銘菓・笹団子が洋風に進化!

新潟の名物、笹団子。新潟県南魚沼市にある孝泉堂製菓は、地元でも有名な笹団子を手がけるお店です。創業50年以上の老舗ですが、なんと生クリームを使った笹団子があります。3代目の町田正樹さんが考案した「生クリーム笹団子」は、洋風のテイストが加わった新しいつくり。通常の笹団子は楕円形のような見た目ですが、「生クリーム笹団子」は大福のような丸い形をしています。地元で採れたよもぎをたっぷりと練り込んだお団子は、香りがよく、餅生地だけでもおいしさが伝わってくる。

「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の「生クリーム笹団子」

もちもちっとした食感も心地よく、中に包まれた粒あん、生クリームとの相性も最高! あんこの甘さは控えめ、クリームはコクがあり、このバランスが素晴らスィーツです。急速冷凍して風味を閉じこめているので、解凍したときにもフレッシュなおいしさが楽しめるのも嬉しい! 半解凍くらいで、ひんやり食べるのもおすすめです。

孝泉堂製菓の「生クリーム笹団子」

1個170円

【02】長命堂飴舗「飴もなか」

「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の「飴もなか」

最中は“あんこ”だけじゃない!

こんな最中があったのか!と驚くような、長命堂飴舗の「飴もなか」。最中のなかに、水飴が入った珍しいつくりで、地元の長岡市を中心に親しまれている銘菓です。僕は東京生まれですが、昔から「飴もなか」が家にあって、子どものときに食べていた思い出があります。今では大好きなあんこも、当時は苦手だったので、最中なのに飴が入ってる!というのが、とっても嬉しかった。糸を引くように伸びのある水飴は、一点の曇りのない透き通る美しさで、見ているだけでうっとりします。

「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の「飴もなか」

新潟産のもち米を使った最中種のパリッとした食感に、水飴特有のとろっとした舌触りは、一度食べたらきっとハマること間違いなし。口の中で飴が溶けていく瞬間が好きで、甘すぎないやさしい味わいもナイスィーツ! 日持ちもするので手土産にもぴったりで、贈り物で渡すととても喜ばれます。たくさんの人に食べてもらいたい!

長命堂飴舗の「飴もなか」

5個入り705円

【03】諏訪乳業の「ミルクヨーカン」

「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の「ミルクヨーカン」

驚愕!牛乳パックに寒天が!

諏訪乳業の「ミルクヨーカン」は、長く愛されている懐かしの味。創業者の諏訪菊蔵さんが、息子の重雄さんのために家でつくっていた牛乳寒天をモデルにしています。後に、社長となった重雄さんが、思い出の味として、昭和51年に商品化。牛乳パックに入ったつくりがユニークで、レトロでかわいいですよね。どうやって食べるの?と思いますが、側面に記載された赤い点線に沿ってカットし、中身を取り出します。そのままスプーンですくってもいいし、切ってから食べてもOK!

「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)の「ミルクヨーカン」

名前は「ミルクヨーカン」ですが、見ての通り、ゼリーのようにぷるんとしていて、牛乳、砂糖、寒天のみでつくられています。こんなにもシンプルでいいのかと驚きますが、この飾り気のない素朴な味わいだからこそ、何度でも食べたくなるようなおいしさが生まれるのだと、食べるとよくわかります。お腹いっぱいに食べたいやさしい甘さが、ナイスィーツ!

諏訪乳業の「ミルクヨーカン」

500g432円

今回のスイーツに出会える東京にあるアンテナショップはこちら

新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」(表参道)

表参道駅から徒歩1分のアンテナショップ。新潟県産の食品や地酒などの販売のほか、イベント開催、観光情報の提供など、地上3階・地下1階の店内には地元の旬情報が満載!

SHOP DATA

TEL.03-5771-7711(代表)
住所/東京都渋谷区神宮前4-11-7
営業時間/10:30~19:30 ※エリアにより異なる
定休日/無休 ※エリアにより異なる
アクセス/表参道駅A2より徒歩1分

ご当地スイーツを紹介してくれたのは

スイーツ芸人・スイーツなかのさん

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動している。

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PHOTO/AYA MORIMOTO TEXT/SWEETS NAKANO

※記事は2021年8月13日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります