体験レポ!東京駅八重洲口にアートで地球にやさしいフードコート「Beeat!!八重洲」が誕生【サステナブルチャレンジ】

体験レポ!東京駅八重洲口にアートで地球にやさしいフードコート「Beeat!!八重洲」が誕生【サステナブルチャレンジ】

更新日:2021/10/21

東京駅八重洲口前に突如現れた巨大なアート空間! 実はこちら、2021年10月8日(金)から2022年3月末(予定)まで開催中の “食の未来を考える”をテーマにした野外フードコート「Beeat!!八重洲(ビートやえす)」。予約不要・全席自由席・入場無料ということで、早速オズモール編集Tが体験してきました。

Beeat!!八重洲(ビーイートやえす)

東京駅から徒歩3分の地に誕生!
アート×サステナブルなフードコート

東京駅八重洲中央口から徒歩3分。駅を背に、目の前の大通り(八重洲通り)の左側をまっすぐ直進し、信号を渡って約50m歩くと、左手に突如ソレが現れる。赤、黄、橙・・・太陽や光を彷彿する玉や、直線的なストリートアートのようなグラフィックデザイン。昼は鮮やかなカラーが目をひき、夜は華々しくライトアップされるアートのエントランスだ。“食の未来を考える”というテーマのフードコートに合わせ、『現在の食問題を解決するには「生産/流通/消費/環境」を考える必要がある』という見解から、「循環」をコンセプトに表現されたものだそう。

Beeat!!八重洲(ビーイートやえす)
上/会場中央のウッドデッキエリア、左下/奥にはメインスクリーンのあるラウンジエリア、右下/日中の様子

“食”をテーマにしたショートフィルムも上映。
リラックスできるウッドデッキスペース

そんな問題提起をカタチにしたアートを越えて中へ進むと、ウッドデッキのオープンスペースが広がる。テーブル、カウンター、スタンド、ラウンジ風などタイプはさまざま。期間中エリア内のスクリーンやモニターには、“食”をテーマにしたショートフィルム上映があり、リラックスした雰囲気だ。

気になる感染症対策は、入口に検温&消毒液、手洗い場があり、テーブル席にはアクリル板を設置。キャッシュレスのモバイルオーダーも可能だが、こちらは利用時にWEB登録が必要なので、注文前に要チェック。通気性のあるオープンな環境に加え、安心ポイントは多数あった。

Beeat!!八重洲(ビーイートやえす)
左/手のひらをセンサーにかざすだけで野菜摂取量がチェックできる「ベジチェック」(KAGOME提供)、右/会場で用意されているのは、スプーンとしても使えるウッドフォーク

料理は作り置きなし!
シンプルな取り組みから“食の未来を考える”

「Beeat!!八重洲」のコンセプトは“食の未来を考える”。ちょっと難しくてカタイと思うかもしれないけれど、ここで取り組んでいることは、とてもシンプルなこと。たとえば「フードロスを削減するために作り置きはしない」というのが代表例。オーダーしてから作るので、提供まで少し時間がかかるけれど、できたてを味わえるのは嬉しいポイント。そのほか「環境に配慮した容器や木のフォークを使う」「規格外や植物工場生産の野菜を使う」「健康に配慮したバランスのいい食事」などなど。ちょっとした取り組みを通して、おいしくて健康で環境にもやさしい食事を味わえるのだ。

Beeat!!八重洲(ビーイートやえす)「パエリヤ ダイズライス」
ダイズを主原料としたダイズライスを使用。「パエリヤ ダイズライス」1200円

お米に代わる新しい健康食ダイズライス。
その食感は、ムチっ!

早速、キッチンカー8台の中から、気になったメニュー2品をピックアップ。まずひとつは、大豆を主原料としたお米状の食品「ダイズライス」を使用しているパエリア。白米よりも、高タンパク質・低糖質で(※1)、新しい健康食を探している人にぴったりなのだとか。ものは試しと味わってみると、ムチっとした食感。モチっでも、フワっでも、ムニュでもない。でも、お米に近いのだ。味は、しっかり魚介の出汁がしみ込んでいて、食べ応えも十分。ムール貝・エビ・パプリカ・ミニトマト・オリーブがキレイに盛り付けられており、フードコートとは思えない見栄えの1品だった。

(※1:白米150gと比較するとカロリーは-70kcal、糖質85%オフ、タンパク質+20g。フジッコ株式会社調べ)

Beeat!!八重洲(ビーイートやえす)「アマン東京」のバーニャカウダ
アマン東京の特製ソースで味わう「京橋レタスと規格外野菜 バーニャカウダー」1200円

規格外野菜&地産地消の野菜を
アマン東京のホテル特製ソースで

ふたつめは、大手町タワーにある都市型ホテル「アマン東京」のバーニャカウダ。規格外野菜や100%植物工場で育った地産地消の「京橋レタス」を味わう1品。ホテル自慢の特製ソースは、アンチョビが香るクリーミーで濃厚な本格的な味わい。新鮮な野菜をシンプルにいただける。

有機レモン&シロップを使用した「レモンビア」600円

それから、お酒が緩和されたのでレモンビールを1杯ほど(ちょっとした背徳感)。そのほか、植物油や動物由来の乳脂肪を使用していないヴィーガンアイスや、八重洲エリアでお馴染みの老舗中華店「泰興楼」からは植物肉の炸醤麺なども登場。

2022年3月までの期間、東京駅にある開放的なアート空間で環境にやさしいおいしい時間を過ごしてみて。自分らしい、サステナブルチャレンジができるはず。

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「#東京駅八重洲よりみち部」参加メンバーを大募集!

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そこで、オズ公式レポーターとして積極的に八重洲・日本橋・京橋エリアの情報発信やイベント参加などに協力してくれる方を募集します。参加条件は「この町が好き!」という気持ちだけでOK。今後の活動については、決定次第メールにてお知らせします。興味がある方は、ぜひ下記ボタンよりお申し込みください。

【特集】OZとはじめる、#サステナブルチャレンジ

SDGsと言われても「それって何なの?何から始めればよいの?」と、難しく考えてしまう人も多いはず。でも実は、毎日の暮らしのなかにヒントがたくさんあるんです。食材をムダなく活用するのも、エコバックを持ち歩くのも、サステナブルなSDGsアクションのひとつ。そこでオズモールでは、楽しみながら始められる「#サステナブルチャレンジ」をガイドしていきます。早速実践して、一緒にサステナブルな暮らしをはじめてみませんか?

DATA

スポット名
Beeat!!八重洲
住所
東京都中央区八重洲1-9-9 東京駅八重洲中央口正面
営業時間
11:00~21:00
定休日
無休
交通アクセス
東京駅八重洲中央口から徒歩3分
開催期間
2021/10/8(金)~2022/3末予定
ホームページ
公式HP

WRITING/ASAMI TAYA(OZmall)

※記事は2021年10月21日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります