この冬の銀座丸の内アートNEWS

この冬の銀座丸の内アートNEWS!パリ旅行気分で出かけたい、パリ・オペラ座展も

更新日:2022/11/15

丸の内や京橋、そして銀座は、ギャラリーや美術館が密集するアートスポット。ただ歩いているだけで、アートに出会えてしまうこのエリアで、アートさんぽを楽しもう。

現実と虚構の狭間を追求する作家2名の展覧会

GINZA MAISON HERMÈS Le Forum
Tambour Ancien | 2021 | Oil tempera on linen | 251 x 178.5 cm Photo: Hugard & Vanoverschelde Photo: Hugard & Vanoverschelde All works are courtesy of the artist and Galerie Michel Rein / Still from Larry Loop #7 | 2022
| Digital video; Continuous loop | Collaboration with Christopher Rutledge All images courtesy of the artist

GINZA MAISON HERMÈS Le Forum

ともに日本にルーツを持つアーティスト、クリスチャン・ヒダカとタケシ・ムラタの展覧会。伝統的な絵画技法を用いて、幻想的な風景を描き出すヒダカと、デジタル・メディアで現実から一歩踏み出した世界を構築するムラタ。ふたりが作り出す作品世界に心が引き込まれる。

◆展示情報◆
「訪問者」クリスチャン・ヒダカ&タケシ・ムラタ展
開催中〜2023/1/31 入場無料

DATA

住所/東京都中央区銀座5-4-1
営業時間/11:00〜19:00 (最終入場18:00)
定休日/不定 ※11/16臨時休館
アクセス/銀座駅より徒歩すぐ

GINZA SIXの吹き抜け空間に新作アートが登場

GINZA SIX
©Jean Jullien courtesy of Nanzuka

GINZA SIX

世界的に活躍するアーティストのアート作品が空間を彩るGINZA SIXの中央吹き抜け空間に、フランス人アーティスト、ジャン・ジュリアンの新作《The Departure》が登場。ポップなイラストがそのまま現実化されたような不思議でかわいい空間が銀座に出現!

◆展示情報◆
ジャン・ジュリアン《The Departure》
展示中〜2024春(予定) 入場無料

DATA

住所/東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX
営業時間/ショップ・カフェ10:30〜20:30、レストラン11:00〜23:00
定休日/なし
アクセス/銀座駅直結

1947年からの歴史を持つ、現代美術のグループ展

資生堂ギャラリー
会場風景

資生堂ギャラリー

宮永愛子や目[mé]、ミヤギフトシなどの現代美術アーティスト6組が、3年間をかけてafter コロナの「あたらしい世界」について考えていく試み。2年目となる今年は、「探求/ Quest」をテーマにメンバー同士がミーティングを重ね、 展覧会空間をつくり出した。

◆展示情報◆
「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界
2nd SEASON 〝QUEST 」開催中〜12/18 入場無料

DATA

住所/東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビルB1F
営業時間/11:00〜19:00
定休日/日・祝日〜18:00
アクセス/銀座駅より徒歩4分

ストリートアートを間近で見られるギャラリー

EARTH 2 GALAXY
会場風景

EARTH 2 GALAXY

今年6月にオープンした、日本のアーティス トを中心にストリート系の現代アートを展示販売するギャラリー。3フロアで、それぞれテーマに合わせた展示を行う。動くボールが砂上に模様を描き出す様子を眺められるテーブル“シシュフォス”も展示する。

◆展示情報◆
入場無料

DATA

住所/東京都中央区銀座4-4-4ARTビル
営業時間/13:00〜21:00 
定休日/不定
アクセス/銀座駅より徒歩すぐ

パリ旅行気分で出かけたい、パリ・オペラ座展へ

銀座からもすぐの「アーティゾン美術館」では、『パリ・オペラ座ー響き合う芸術の殿堂』展を開催中。オペラやバレエの殿堂、パリ・オペラ座がテーマの展覧会はホリデーシーズンにもぴったり。おしゃれをして出かけよう。

ジャン= バティスト=エドゥアール・ドゥタイユ《オペラ座の落成式、1875年1月5日》1878年、オルセー美術館(ヴェルサイユ宮殿に寄託)Photo ©RMN-Grand Palais(Château de Versailles)/ Gérard Blot/ distributed by AMF
エドゥアール・マネ《オペラ座の仮面舞踏会》1873年、ワシントン、ナショナル・ギャラリー

『パリ・オペラ座ー響き合う芸術の殿堂』展この冬大注目の展覧会の見どころは?

【1】オルセー美術館やフランス国立図書館から作品が
フランスのオペラ、バレエ 関係の資料が多く収蔵されているフランス国立図書館音楽部門や、エドガー・ドガ《バレエの授業》をはじめ、パリ・オペラ座を描いた作品を多く収蔵するオルセー美術館など、 国内外からパリ・オペラ座に関する作品が集結。その数はなんと約250点!

【2】エドゥアール・マネの貴重な作品が2点並ぶ
19世紀フランスの画家で、後の印象派にも影響を与えた画家、エドゥア ール・マネ。彼がパリ・オペラ座を描いたアーティゾン美術館所蔵作品、 ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵作品の2点を展示。作品数が少ないマネの、しかも同じ主題の作品をあわせて見られる貴重な機会。

【3】絵画・建築・音楽・衣装・・・ バラエティ豊かな展示
絵画作品に加え、パリ・オペラ座の設計者、シャルル・ガルニエが残した建築資料や、鮮やかな衣装やデザイン画、ポスターなど展示作品はジャンルレス。17世紀から現在までのパリ・オペラ座の魅力を多面的に紹介する、まさに「総合芸術」的な展覧会。

◆展示情報◆
『パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂』
開催中〜 2023/2/5(日) WEB予約チケット1800円(日時指定予約制)
※学生無料(予約制)

アーティゾン美術館

住所/東京都中央区京橋1-7-2
営業時間/10:00 〜18:00 金曜(祝を除く)〜20:00 ※閉館30分前最終入館
定休日/月曜(1/9は開館)、12/28〜1/3、1/10
アクセス/東京駅、日本橋駅、京橋駅より徒歩5分

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※オズマガジン2022年12月号「銀座・丸の内」の記事を一部転載 
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください

オズマガジン2022年12月号は「銀座・丸の内」特集

オズマガジン2022年12月号は「銀座・丸の内」特集

周年を迎えたランドマークで今だけの料理を味わう、ごほうびのソログルメを楽しむ、香りや美容体験に癒される・・・。今号では、そんなひとり銀座・丸の内の過ごし方をご提案。銀座や丸の内をひとり気ままに歩いているうちにきっと気分もリフレッシュ、明日につながる活力が湧いてくるはずです。この秋はひとり、銀座でいい1日をお過ごしください。

PHOTO/MASAHIRO SHIMAZAKI、YOUSUKE SHIRAI WRITING/MOYO URASHIMA

※記事は2022年11月15日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります