居心地よい場所増加中!わ・め・ぞさんぽがおもしろい。大学内のライブラリーや一軒家カフェも

居心地よい場所増加中!わ・め・ぞさんぽがおもしろい。大学内のライブラリーや一軒家カフェも

更新日:2022/08/30

池袋駅の南側へ少々足を延ばした先、目白駅や雑司が谷駅、そして早稲田駅があるエリア、通称「わめぞ」と呼ばれるこの一帯には、昨今ついついハシゴしたくなる注目のスポットが増加中。早稲田大学内にオープンしたライブラリーや醸造所併設のクラフトビアバー、一軒家カフェなど! 喧騒を離れ小さなお店を巡って、自分だけのイゴコチよい場所を見つけてみて。

村上春樹ワールドに酔いしれよう

池袋 早稲田大学国際文学館 村上春樹ライブラリー
上/建物のリノベーション設計は建築家で早稲田大学特命教授でもある隈研吾氏が担当 下/館内にある早大生が経営するカフェ「橙子猫」では、村上春樹氏好みのブレンドコーヒー(500円)やドーナツ(300円~)を販売。オーディオルームでは本人寄贈のレコードの音楽が流れている

早稲田大学国際文学館 村上春樹ライブラリー(ムラカミハルキライブラリー)

早稲田大学構内にオープンした国際文学館は、同校出身の村上春樹氏が寄託・寄贈した作品の報道関係資料、レコードのコレクションなどを保管・公開している。作品がすべて集まっているだけでなく、オーディオルームやカフェなども併設。読書だけでなくさまざまな視点から村上春樹氏の世界に浸ることができる。

DATA

住所/東京都新宿区西早稲田1-6-1 4号館 
営業時間/10:00~17:00(予約制) 
定休日/水曜(8/10~21は休館) 
アクセス/東西線早稲田駅より徒歩2分

ここでしか出会えない自分好みの1杯を

池袋 中国茶房 一期一会
花模様のジャスミンミルクゼリー(460円)は砂糖が控えめなので、茶葉本来の甘みが感じられる。店内ではお茶の味だけでなく、淹れ方などもレクチャーしてくれるので中国茶の文化も楽しめる

中国茶房 一期一会(イチゴイチエ)

各地から店主が厳選した一級品や中国・浙江省の契約農園から取り寄せた本格中国茶を堪能できる中国茶カフェ。点心とデザート、それらに合わせたお茶がセットになったランチ(1360円~・季節替わり)も人気。中国茶に詳しくなくても大丈夫。中国人店主にその日の気分や好みのテイストを伝えれば、自分にぴったりな1杯を教えてくれる。

DATA

住所/東京都豊島区目白3-13-23 目白グラニテ2F
営業時間/11:30~19:30(L.O.19:00)
定休日/月曜
アクセス/目白駅より徒歩2分

醸造所併設のクラフトビアバーで夏の1杯を

池袋 Inkhorn Brewing

Inkhorn Brewing(インクホーン ブルーイング)

ジュースのようにフルーティで華やかなビールが飲める醸造所兼タップルーム。IPAやラガーを中心としたクラフトビール(1100円?・Pint)を醸造しており、常時6?9種類を楽しめる。フードはポップアップイベント時以外は販売しておらず、おつまみの持ち込みが可能。共同創設者でオーナーの奥さんが手がけた店内も必見。

DATA

住所/東京都豊島区目白2-2-2 1F 
営業時間/12:00?19:30(L.O.19:00) 
定休日/月曜 
アクセス/目白駅より徒歩10分

工房併設の和菓子屋さんでできたての味に舌鼓

池袋 和菓子nanarica?七里香?

和菓子nanarica?七里香?(ナナリカ)

伝統と革新をコンセプトとした和菓子処。グルテンフリーの求肥入り最中(194円)や山芋を練り込んだ季節の練り切り(432円?)など新感覚な和菓子が揃う。餡子には厳選した北海道産あずきを使用し、和菓子の生地によって餡の炊き方を変えているのだとか。店内では店主セレクトのお茶と合わせてイートインも楽しめる。

DATA

住所/東京都新宿区早稲田鶴巻町111 
営業時間/10:00?18:00 
定休日/水曜 
アクセス/東西線早稲田駅より徒歩4分

自家製発酵スイーツのおいしさとやさしさに触れて

池袋 yuloom zymology

yuloom zymology(ユルーム ザイモロジー)

オーナー宅の一角にオープンした発酵菓子専門店。愛玉子(オーギョーチー)をベースに、旬の果実やハーブを自家製麹や酵母で発酵させた発酵ゼリー・ザイモリー(Lサイズ・1100円)は、フレーバーに加え、ソースやシロップなどもカスタムできる。グラスフェッドミルクを使用した発酵カヌレ(396円)は麹やヨーグルト入りでヘルシー。 

DATA

住所/東京都文京区目白台1-11-2
営業時間/12:00?16:00 
定休日/日・月・火曜(不定休あり) 
アクセス/都電荒川線早稲田駅より徒歩6分

こだわりが詰まった多彩なメニューに目移り

池袋 iro

iro(イロ)

神田川の桜並木沿いに立つ、一軒家カフェ。熟成豆のコーヒーや豊富な種類の紅茶に加え、オーナーが現地で直接買い付けた中国茶・台湾茶が味わえる。ドライフルーツと選べるケーキの2段セット(990円)など優雅なティータイムを彩るデザートも。メニューはもちろん、こだわりの空間や食器類にも注目して、さまざまな色を堪能して。

DATA

住所/東京都豊島区高田1-6-9 
営業時間/10:00?19:00 
定休日/月曜
アクセス/都電荒川線早稲田駅よりすぐ  

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※オズマガジン2022年9月号「池袋完全ガイド」の記事を一部転載 
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください

オズマガジン2022年9月号は「池袋完全ガイド」特集

オズマガジン2022年9月号は「池袋完全ガイド」特集

なんだか最近池袋の雰囲気が変わってきています。きれいな公園やおいしいビストロなど、一歩駅を出るとイゴコチイイ場所がここに。今回は池袋駅を中心に、周辺の「わ・め・ぞ」(早稲田・目白・雑司ヶ谷)やネクストブームな予感の「東?崎」など、沿線エリアまで範囲を広げ、駅の使い方から美味な名店まで、暮らす人の役に立つ保存版の1冊をお届けします。

PHOTO/AYA MORIMOTO、RYUMON KAGIOKA、KYOKA MUNEMURA、WRITING/REI YANASE

※記事は2022年8月30日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります