横浜中華街の麺&ごはんもの3選!老舗の白タンタン麺やフカヒレチャーハンも|中華街完全ガイド2022年版

横浜中華街の麺&ごはんもの3選!老舗の白タンタン麺やフカヒレチャーハンも|中華街完全ガイド2022年版

更新日:2022/03/15

横浜のおでかけ先の定番といえば中華街。とはいえ数あるお店から、どこに行けばいいか路頭に迷ってしまう人もいるはず。そこで今回は、日本ではまだ珍しい麺料理や、土鍋で炊く香港式の釜飯など、「麺」と「ごはんもの」をピックアップして、3店ずつご紹介。本場の味をぜひ楽しんで。

あのメニューを食べるなら!麺類編

横浜中華街麺・ごはん 蘭州牛肉拉面
上/辛口ビャンビャンメン(970円)。唐辛子で炒めた牛挽き肉がたっぷり

【1】蘭州牛肉拉面(ランシュウギュウニクラーメン)
日本ではまだまだ珍しい中国郷土の幅広手打ち麺

店主の祖母の味を再現したという、中国の古都・西安で人気のビャンビャンメン。なんと丼に入っている麺はたったの3本だけ。太く長く、手で引っ張って伸ばした生地は極太のきしめんのよう。つるつるシコシコの手打ちならではのコシと、小麦の甘さや香りがふわり。写真のあえそばのほか、汁そばや、牛肉炒め麺もおすすめ。

DATA

住所/神奈川県横浜市中区山下町139 ケンビル1F 
営業時間/11:00~22:00 
定休日/木曜
アクセス/元町・中華街駅より徒歩5分

横浜中華街麺・ごはん 重慶飯店 本館
上/白タンタン麺(1350円)。希望でネギや香菜を多めにしてもらえる

【2】重慶飯店 本館(ジュウケイハンテン ホンカン)
赤くはないがしっかり辛く、後引くおいしさ

モダンな空間でクオリティの高い料理が味わえる四川料理の老舗。常連客の隠れ人気メニューである白タンタン麺は、驚くほどやわらかな蒸し鶏や白ネギ、赤くないラー油をトッピングした白尽くしの麺。まろやかでクリーミーな白ごまと、見た目を裏切るシャープな辛さのコントラストが絶妙で、途中で青山椒をぱらりとふれば美味極まれり。

DATA

住所/神奈川県横浜市中区山下町164 
営業時間/11:30~15:00 17:00~22:00 
定休日/なし 
アクセス/元町・中華街駅より徒歩3分

横浜中華街麺・ごはん 美心酒家
上/本場香港風ワンタンメン(1080円)。竹で踏んで打った硬めの細麺

【3】美心酒家(ビシンシュカ)
本場の味にも負けないうまみ凝縮の香港麺

香港出身の店主が開いた、古きよき1980年代の香港料理の店。ぷりっぷりのエビがぎっしり詰まったワンタンと黄ニラをのせた極細の香港麺は、あっさりシンプルな見た目だがしっかり濃いうまみ。老鶏(ラオチー)、干したヒラメ、豚骨など出汁の出る素材とスパイス数種を8時間煮込んだスープは、1滴残らず飲み干したくなるほどの滋味深さ。

DATA

住所/神奈川県横浜市中区山下町139 龍華ビル1F 
営業時間/11:00~22:00
定休日/水曜 
アクセス/元町・中華街駅より徒歩5分 

あのメニューを食べるなら!ごはんもの編

横浜中華街麺・ごはん 鳳林
上/フカヒレの大きさに驚く、石焼きフカヒレ姿煮チャーハン(1980円)

【1】鳳林(ホウリン)
アツアツの石焼きで鍋底おこげも楽しめる

定番料理はもちろんアイデアが光るオリジナル料理も味わえるアットホームな店。大きくて肉厚な姿煮がどーんと鎮座する名物チャーハンは、味はいいが少し欠けのあるB級フカヒレを使うことで驚きのコストパフォーマンスを実現。あんかけはあっさり上品な清湯(チンタン)スープがベースで、ボリュームたっぷりでもペロリと完食間違いなし。

DATA

住所/神奈川県横浜市中区山下町187 
営業時間/11:00~23:00 
定休日/水曜(祝日の場合翌休) 
アクセス/元町・中華街駅より徒歩3分

横浜中華街麺・ごはん 南粤美食
上/腸詰め干し肉貝柱釜飯(1680円)。干し肉の味がしみたごはんが絶品

【2】南粤美食(ナンエツビショク)
甘じょっぱい醤油ダレがしみた炊き立てごはん

日本人向けにアレンジしない、本場・広東の味が楽しめる行列の絶えない人気店。1人分ずつ土鍋で炊く香港式の釜飯が名物で、炊きたてのごはんと肉の香りにうっとり。スペアリブや肉団子などいろいろな具が揃うが、初めて食べるなら自家製の干し肉と貝柱をのせた王道の釜飯をぜひ。エビワンタンも美味なので一緒に味わって。

DATA

住所/神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル1F 
営業時間/11:30~15:00 17:00~23:30 
定休日/不定 
アクセス/元町・中華街駅より徒歩2分 

横浜中華街麺・ごはん 龍鳳酒家
上/カニのあんを卵チャーハンにかけた、渡り蟹のあんかけ炒飯(1320円)

【3】龍鳳酒家(リュウホウシュカ)
蟹好きが歓喜する渡り蟹の濃厚なうまみ

毎朝、市場で仕入れる新鮮な魚介を使った料理と、家庭的で温かなもてなしが魅力の広東料理店。渡り蟹を蒸してほぐして甲羅も蟹ミソも余さず使い、蟹のエキスを1滴残らず取ったスープをあんかけに。身はほぐれて姿は見えぬが、ひと口ほおばればその蟹の存在感の強さに興奮必至! 隠し味の豆鼓の風味も渡り蟹にぴったり。

DATA

住所/神奈川県横浜市中区山下町152 
営業時間/11:30~14:00、17:30~22:00 
定休日/火曜(祝日の場合翌休) 
アクセス/元町・中華街駅より徒歩4分

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※オズマガジン2022年4月号は「横浜へ」の記事を一部転載 
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もあります。最新の情報は公式HPにてご確認ください

オズマガジン2022年4月号は「横浜へ」特集

オズマガジン2022年4月号は「横浜へ」特集

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PHOTO/AYA MORIMOTO、KYOKA MUNEMURA、WRITING/KAORI MINETSUKI

※記事は2022年3月15日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります