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【スマホでもっとスマートライフ入門】スマホで簡単にお金の管理ができる家計簿アプリ3選

更新日:2020/09/27

毎月必要なモノを買っているだけなのに、気づいたら貯金の残高が減っている・・・。そんな人は多いはず。しっかりと貯蓄するためには、お金の流れを見える化することが大切。そこで毎日使っているスマホで家計簿アプリを活用してみては。ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザーの鈴木朋子さんが、続けやすい家計簿アプリを紹介。

家計簿アプリを使っている人はたったの15%

家計簿アプリを使っている人はまだ少数派?

オズモールの読者アンケートによると、スマホで家計管理ができる家計簿アプリを使用している人は、たったの15%(2020/06/23~06/30 オズモール調べ 回答者1133人)。せっかく節約に繋がる便利なアプリがあるのに、もったいない。

「アプリで家計簿を付けるメリットを挙げてみましょう。まず、お金の流れを見える化できることです。家計簿アプリは『食費』『雑費』など、項目別に入力していくと、自動でグラフにしてくれます。今月は服飾費が多めだから来月までガマン、などと自然に節約できるようになります。さらに、入力が簡単な点もメリットです。スマホならすき間時間を見つけて入力できる上に、レシートを撮影して読み込ませたり、銀行口座や電子マネーと連携して自動入力させることもできます。気になったときにすぐ見返せることもポイントですね」(鈴木さん)

利用している人からは「お金の使い方を見える化することで、お菓子や飲み物をちょこちょこ買いがちだという自分の支出の癖をあぶり出すことができました」「お金の使い方を意識するようになり、貯金が増えた」といった声が。家計簿アプリの効果を実感しているみたい。


家計簿アプリにはシンプルなものから本格的なものまで。そこで、鈴木さんがおすすめのアプリ3選をご紹介。

3ステップで支出を手早く入力!主に現金派の人向け「おカネレコ」

「おカネレコは、カテゴリー選択、金額入力、入力ボタンの3ステップで支出を記録できるアプリです。収入を記録して支出バランスを見ることもできますが、主に現金での支払いを記録したい人に向いています。入力した項目はリスト、円グラフ、棒グラフ、カレンダーに集計されます。

基本的に無料で利用できますが、レシート読み込みやクラウドサービスへのバックアップデータ保存、Excel出力などの機能は有料です。

自分の支出の傾向を知りたい人、ざっくりでもいいので記録したい人、銀行やクレジットカードとの連携に不安がある人におすすめです」(鈴木さん)

LINEのトークに文字やレシートを送るだけで記録「LINE家計簿」

「LINE家計簿は、LINEアプリ、または、LINE家計簿のアプリから利用できるサービスです。LINEアプリからは、ウォレットタブの「家計簿」から利用できます。料金は無料です。

LINE家計簿の最大の特徴は、LINEのトークから支出を登録できること。LINE家計簿アカウントを友だち追加すると、例えば『食費750』とトークに送るだけで、食費750円が支出として記録されます。また、トーク画面でレシートを撮影して送信すると、文字を解析してカテゴリーを分類、金額とともに家計簿に入力します。

予算を設定すれば、収支バランスを見ながらお金を使うことができます。また、LINE家計簿アプリを使えば、銀行やクレジットカード、LINE Payなどと連携も可能。入出金が自動で記録されます。

友人にLINEを送るときなど、アプリを起動したついでに出費を入力、といった使い方ができそうです。まずはLINEのサービスで使ってみて、もっと細かく管理したくなったらアプリ版がおすすめ。家計簿データは引き継がれます」(鈴木さん)

クレカや電子マネーなどを自動記録。連携に強い「マネーフォワード ME」

「マネーフォワード MEは電子マネーやクレジットカード、銀行などを連携することで、自動で家計簿が作成されていくアプリです。入出金に必要なIDパスワードやクレジットカード番号は預ける必要なく、データは全て暗号化されるので安心して利用できます。現金支出もレシートを撮影することで自動入力できます。

対応する金融機関は2600以上あり、証券、FX、ECサイト、ポイント各社も連携できます。料金は無料ですが、月額500円のプレミアム会員になると、1年以上前のデータの閲覧が可能になり、金融機関の連携数の上限(無料版は10)が撤廃されます。その他、レポート機能など豊富な機能が利用できるようになりますが、まずは無料版で口座連携の便利さを試してみるといいですね」(鈴木さん)


家計簿は続けることが大切。手動ですばやく入力するか、入力を自動化していくか、好きな方法を選んで。

教えてくれた人

鈴木朋子さん

ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー。システムエンジニアを経てフリーライターに。SNS、スマホ、パソコン、Webサービスなど、初心者向けのわかりやすい解説に定評があり、テレビや雑誌など各メディアで活躍中。また、2人の娘の子育て経験を生かして「スマホ安全アドバイザー」としても活動。

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わからないことだらけの「お金」のハナシ。これから先も“私らしく”過ごしていくために必要なお金の新常識を、Instagramでも連載していきます。ぜひフォローしてください。

【マネー特集】働く女性のお金のハナシ

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先行き不透明な時代、多様化するライフスタイル。お金に関して、漠然とした不安は感じるけれど、分からないことだらけ。みんなどうしてるの? 気になるけれど、聞きづらい。情報も多すぎて、どれが私に合っている話なのか、見分けもつかない。そこでOZmallが女性たちに、これから先も“私らしく”過ごしていくために必要なお金の新常識を提案します。

※記事は2020年9月27日(日)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります