健康の大切さを改めて実感する最近。プチ不調や悩みの解決はもちろん、毎日を自分らしくすこやかに過ごすためには、ココロとカラダを整える健康習慣が大切です。今回は、腸活をうんと楽しく学び、快便と健康を手に入れるYouTubeチャンネル「ウンTube」の名コンビ・ブリッカーズのひとりとして活躍する、芸人の石出奈々子さんに、腸の中からきれいになり、毎日気持ちよく過ごすための健康習慣を教えていただきました。
うんちは体からの“お便り”。毎日チェックすると意識が変わる
――2018年から「ウンTuber」としてさまざまな腸活にチャレンジしている石出さんですが、普段から腸活は意識されていましたか?
「実は始めたころは“腸活”という言葉の意味すらちゃんと理解していませんでした。そもそも自分の腸やうんちが健康なのかもわからなくて。まずは“観便”といって、毎朝自分のうんちを観察することから始めました。理想的な便はオレンジ色で形がバナナ状といわれているんですが、脂肪分が増えると黒っぽくなったり、食べたものや健康状態によって色や形が変わるので、バロメーターになります」
――確かに、目に見えない分、無意識のうちに腸に負担をかけてしまっていることも多いかも・・・。腸活を始めてから、何か変化はありましたか?
「ウンTubeを始めてから、風邪を引かなくなりました! ダイエットとしては2、3㎏痩せたくらいなのですが、以前と比べて寝つきがよくなったのも嬉しい効果です。ちなみに、腸が健康だと幸せホルモンが出るといわれているんですよ」
健康な腸をキープする秘訣は、毎朝のお味噌汁と水分補給
――「酢キャベツ」や「納豆キムチ」を食べたり、動画の企画では色々なことに挑戦されていますが、継続して行っているものはありますか?
「毎朝必ず、お味噌汁を飲むようにしています。発酵食品であるお味噌は腸にもとてもいいですし、大豆には食物繊維が豊富に含まれています。具材は海藻やきのこ類、キムチをそのまま入れたり。体にいいことをしている!と思うと、それだけでもちょっと楽しくなるんですよね。もうひとつは、水分補給。うんちの80%は水分なので、水をこまめに飲むことを心がけています」
――便秘には適度な運動が必要ともとよく聞きますが、体を動かしたりは?
「できたら理想なんですけれど・・・。腸活というと意識が高い女性だと思われるかもしれませんが、実際の私は怠け者なんです(笑)ときどき思い出してやっているのは、内臓を圧迫しないように姿勢を正すことや、足の裏を見せるように意識して歩くこと。こうやって歩くと腸を支える腸腰筋が鍛えられると教わりました」
いろんな選択肢の中から、自分に合う腸活を見つけよう
――ウンTubeで学んだことを生活のなかでも実践されていますね。
「そんなことないんです。朝どうしてもパンが食べたい日もあれば、仕事の関係で3食お弁当になってしまうことも・・・。そんなときは繊維質の多い全粒粉のパンを選んだり、お水をたくさん飲むなど別の方法を取り入れます。姿勢を正すのは、気が付いたらいつでもできますしね」
――それなら続けられそうな気がします!
「腸活のいいところは、選択肢がたくさんあるところなんです。腸にいい食材を覚えておいて、そのとき、その場所でできることをやればいいと思っていて。最近はコンビニのおにぎりにも食物繊維の含有量が記載されていて便利ですよ。腸はやればやった分だけ応えてくれます。いま、私が信じられるのは腸とうんちだけ(笑)」
コンプレックスでもあった下半身カバーコーディネートも好評
――今後のウンTubeや、それ以外のお仕事についても教えてください。
「これからもウンTuberとしての活動は続けていきます! ウンTubeは10代の若い世代からご年配の方まで、たくさんの方が見てくださっているのですが、コメント欄に『悩みが解消した』と書いてくださると、本当に嬉しいですね。
もちろん、芸人としても頑張りたいと思っています。出演する番組やお笑いLiveなどの情報はTwitterで発信しているのでぜひチェックしてください! ほかにもInstagramでは、“激太下半身カバーコーデ”と題して、私の日々のファッションコーデを載せています」
PROFILE
- 石出奈々子(イシデナナコ)
- 1984年生まれ。大学卒業後、バラエティ番組のADを経てお笑いの道へ。名探偵コナンをはじめ数々のものまねレパートリーのほか、2017年のR-1では3位に輝くなど注目の若手芸人のひとり。2018年からは腸活に特化したYouTube「ウンTube」で、ウンTuber「イシデ」としても活躍中。
【特集】わたしの保健室2023Autumn開催中!
秋は夏疲れなどで自律神経が乱れることから、女性ホルモンのバランスが崩れやすい季節。イライラや眠れないなどプチ不調を感じても我慢したり後回しにしたり・・・。そんな女性にとって気軽に通える“保健室”のような存在をオズモールはめざします。
ただいま【わたしの保健室2023Autumn】を開催中。「女性ホルモンとからだケア習慣」をテーマに、美髪に導くヘアケアから、なかなか人に聞けないフェムケア、今すぐマネしたい著名人の習慣まで、セルフケアやプロのケアを紹介中!
PHOTO/AYA MORIMOTO WRITING/MINORI KASAI