毎日のように新製品が発売されているコスメ。興味はあっても実際どれを選べばいいのか迷ってしまうもの。パーソナルカラー診断や骨格診断、メイク講座も自身で行う美容家の松下侑衣花さんが、メイクに関する読者のさまざまなお悩みにアドバイスするこの連載。
今回は自前のアイカラーにちょい足しするだけで、この春夏のトレンドメイクに変身できてしまう凄腕アイテムを紹介。
Q.いつもブラウン系のアイメイクばかりだけど、少し冒険してみたい。トレンドのカラーやアイテムを教えて
A.この春夏はパキッとした鮮やかな色がおすすめ。でもアイメイク全部を盛りすぎないことが大切です
目元のどこかにはっきりとした色を入れることでトレンド顔に
「今年の春夏は目元にカラーアイテムを入れることに注目しています。
カラーマスカラやアイシャドウ、アイラインなどアイメイクに今までにないようなはっきりとした色のアイテムが続々と登場していて、とくにパキッとした鮮やかな色、オレンジやピンクなどにぜひ挑戦してみてください。
でも、まつ毛やアイライン、瞼とすべてに色を入れてしまうとやりすぎ感が出てしまうので、あくまでどこかには“抜け感”を作ることが大切。
たとえば今まで使用していたブラウン系のマスカラの上にカラーマスカラをプラスしてみるとか、ブラウン系のシャドウにカラーライナーを足してみるとか。
そしてその色選びも、その日のファッションやコーディネイトとどこかでリンクさせて、遊んでみるのもおすすめです」
松下さんが春夏のトレンド顔を作るのに注目している、アイメイクコスメ3選を紹介。
トレンド顔を作るのにこれだけあれば大丈夫、アイメイクコスメ3選
ウズ アイオープニングライナー オレンジ、ピンク
人間工学に基づいた8角形フォルムと、世界に誇る熊野と奈良の職人が作った筆の描きやすさで、発売と同時に大きな話題を呼んだアイライナー。カラーバリエーションも全14色と豊富。
■松下侑衣花さんのおすすめポイント
手にフィットして筆にハリコシがあるので目尻の跳ねも書きやすい。肌なじみのいいカラーバリエーションと落ちにくさもパーフェクトです。私は、赤みのあるブラウンのアイシャドウや、同系色のピンク系のアイシャドウにはピンク、マットなブラウン系のアイシャドウにはオレンジのアイライナーを合わせています。
ニックス プロフェッショナル メイクアップ UT シャドウ パレット<USP04ブライト>
マットからサテン、シマー、メタリックと様々な質感が楽しめる16色入りのアイシャドウパレット。発色のよさと滑らかなテクスチャーで使いやすい。目元にワンポイント鮮やかカラーを取り入れれば、トレンド顔の完成。
■松下侑衣花さんのおすすめポイント
カラフルで持っているだけで気分が上がるパレットです。シャドウとしてももちろんですが、アイラインのように細く引くこともできるので、普段鮮やかなカラーを使わない人でも取り入れやすいですよ。また目の下の際にピンクをのせると、目がウルっとして見えてかわいいです。
フーミー ロング&カールマスカラ<ストロベリーレッド>
自然で長く上向きにロングカールできるマスカラ。根元からしっかりつけることで、印象の強いアイメイクに仕上がる。強く主張しすぎない、絶妙な抜け感のあるカラーバリエーションで全3色。
■松下侑衣花さんのおすすめポイント
赤いマスカラと聞くと奇抜なイメージがありますが、これはそこまで主張しません。自まつ毛の黒と調和する深めのカラーで、目を閉じたときに隣の人から色がわかって褒められます。カラーマスカラ初心者は、目尻や下まつ毛だけに使ってもOKです。
松下侑衣花さんのInstagramをチェック!
日々のメイクやスキンケア、ヘアスタイルなど、松下侑衣花さんのきれいの秘訣はInstagramでチェック! 取材のときにとてもいい香りが印象的だった、松下さん愛用の香水も紹介されているので、ぜひ注目してみて。
PROFILE
- 松下侑衣花(マツシタユイカ)
- 1991年生まれ。美容家。16タイプパーソナルカラー診断、骨格診断、日本メイクアップ技術検定、日本化粧品検定などの美容資格を取得。スキンケア、メイク、ボディケアまで幅広く、女性のキレイとかわいいをかなえる活動をしている。美容誌やWEBメディアで連載を持つほか、一人ひとりに合わせたスキンケアやメイクを提案するイベント、講座も数多く行っている。
- ホームページ
- 松下侑衣花さんの公式ブログ
【特集】美のプロが教えてくれる、この春ほしいコスメ特集
新しい環境に飛び込んだり、出会いが多くなる春だからこそ、好感度の高いルックスになりたいもの。健やかな肌に、ちょっぴりトレンドを取り入れたメイクやネイル。でもどんなコスメを選んだらいいのか、どうやって使ったらいいのか、わからない。そんなみんなの知りたいことに、今をときめく美のプロたちがわかりやすく答えます。今までの私をちょっとだけアップデートしてくれるコスメを見つけよう。
PHOTO/AYA MORIMOTO WRITING/TSUYOSHI ODE