
空を渡るオランウータンなど、のびのび暮らす動物たちに会いに行こう
都内にありながらたくさんの緑に囲まれ、広大な敷地を持つ多摩動物公園。2020年生まれの2頭の赤ちゃんも含めたキリンの群れ展示や、高さ15mのタワーにかけられた長さ150mのロープを、オランウータンがダイナミックに渡っていく「オランウータンのスカイウォーク(猛暑日は中止)」など、動物の野生らしい行動をお客さんも楽しめる工夫がされている。
さらに1年中美しい蝶が飛び回る姿を見られる楽園のような大温室や、オーストラリアの洞窟にすむ様子を再現し、暗い中で星空のように発光する姿が見られるグローワームの展示など、珍しい展示が魅力的な昆虫園はデートにもおすすめ。

日本でここでしか見られないタスマニアデビルや人気のコアラも
オーストラリアで絶滅の危機にある「タスマニアデビル」を見ることができるのは、日本で多摩動物公園だけ。クマのようなかわいらしい顔からは想像できない、名前の由来にもなったとも言われる恐ろしい鳴き声は、ぜひ一度聞いてみたいもの。
ほかにも関東でも数園でしか見られない人気のコアラや、銀色の体が美しいユキヒョウやゴールデンターキンなど、さまざまな珍しい動物に出会える。

約45分のガイドツアーやモルモットとのふれあいなど、体験プログラムも多数
生息地ごとに、アフリカ園・アジア園・オーストラリア園・昆虫園の4つのエリアに配置された動物たちを、その日のテーマにそって動物解説員が案内してくれる約45分のガイドツアーでは、見慣れた動物でも意外な発見があるかも。ほかにもボランティアによる日替わりのスポットガイドや、モルモットをひざに乗せるふれあい体験など、さまざまな体験イベントを開催しているから、小さな子どもから大人まで学びながら楽しめそう。(※ガイドツアー、モルモットのふれあい、ボランティアの活動については臨時休園後も再開が未定です。)
都内とは思えないほど広大で、見どころいっぱいの多摩動物園。年間パスポートもあるから、全動物制覇を目指してみては。

多摩動物公園
- スポット名
- 多摩動物公園
- 電話番号
- 0425911611 0425911611
- 住所
- 東京都日野市程久保7-1-1
- 営業時間
- 9:30~17:00(最終入園16:00まで)
- 定休日
- 毎週水曜日(水曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合は、その翌日)、12/29~1/1
- 交通アクセス
- 京王線・多摩モノレール「多摩動物公園駅」より徒歩1分
- 動物の種類
- 約300種23,000点(2020年3月末)
- 料金
- 一般600円、65歳以上300円、中学生200円
※小学生以下(小学校6年生まで)と、都内在住・在学の中学生は無料
- 年間パスポート
- 一般2400円、65歳以上1200円
- バリアフリー情報
- 授乳室あり(4カ所)、おむつ換え用ベッドあり(14カ所)、貸し出し用ベビーカーあり(料金500円)、貸し出し用車椅子あり(計20台、無料)、障害者用トイレあり(14カ所、うち7カ所にユニバーサルベッドあり)
- 備考
- ※来園される際はHPにて開園にあたる注意事項(見られない動物やプログラムの中止など)をご確認下さい。
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PHOTO/AYUMI OOSAKI WRITING/AYAKA WAKE(OZmall)