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海の見える客室や日帰りスパも!熱海に充実の複合リゾート施設が3月下旬に誕生

更新日:2019/04/08

47都道府県では、まだ知らなかったローカルのいいものに出会えるイベントがたくさん。ここでは日本有数のお祭りから地元の人と触れ合える小さな催しものまで、次の旅のヒントにしたいイベントを編集部がご案内。今回は複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」をご紹介します。2019年3月28日(木)、熱海後楽園ホテル新館と日帰り温泉、レストラン、マーケットなどが誕生。近場リゾートでのんびり、そんな旅先の候補にして。

海を眺めながら1日中まったり。熱海の新リゾートで自慢のグルメや絶景露天風呂を満喫

バルコニー側のフローリングスペースでソファに座って海を眺めながらくつろいで。全室、ベッドは世界屈指のシモンズ製で、ソファをはじめとした客室の家具はすべて特注品!

2019年3月28日(木)オープンした「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」は、これまでの熱海後楽園ホテルに加え、新たに100室を設けた新館「AQUA SQUARE(アクアスクエア)」と日帰り温泉「オーシャンスパ Fuua(フーア)」、そして、レストラン「HARBOR’S W(ハーバーズ ダブル)」やマーケット「ラ・伊豆 マルシェ」などが集まる「IZU-ICHI(イズイチ)」が登場する複合型リゾート。

「AQUA SQUARE」の新客室は約7割がオーシャンビュールームで、全室バルコニーが設けられ、相模灘の広い海を一望できるのが最大の魅力。さらに景観だけでなく、海の音や風、熱海海上花火大会開催時には夜空に咲く大輪の花の迫力などが五感を刺激してくれる。一方、山側に面したコートヤードルームからは、四季折々に移り変わる山の緑などが眺められる。また、熱海のリゾートホテルではめずらしく1名利用にも対応している。バスアメニティには「ミキモトコスメティックス」のアイテムや化粧水・美容液・化粧下地がひとつになった同ホテルオリジナルの「温泉水入うるおいジェル」が用意されていたりと、ほかにもうれしいポイントが盛りだくさん。

「オーシャンスパ Fuua」のお風呂は天然温泉。“露天立ち湯”の湯船から海の絶景を眺めていると、日常のあれこれをすっきり忘れてリフレッシュできそう

リゾート旅をさらに快適にしてくれるのが、日帰り温泉施設「オーシャンスパ Fuua」。注目すべきは、浴室をメインとした“スパゾーン”と、休憩スペースをメインとした男女共用の“アタミリビング”のふたつのエリア。
“スパゾーン”では、露天風呂の露天立ち湯とかけ流し露天湯、内湯の水素泉と眺望内湯、冷水泉、展望サウナを楽しむことができる。ここでの注目はなんといっても露天風呂で、全長約25mの露天立ち湯は日本最大級。お湯に浸かりながら海と一体化するような解放感が味わえる。青空のもと清々しさを感じるのもいいし、夕暮れ時の空と海や日没後の夜景を眺めながらゆったりと疲れを癒すのもいい。

“オーシャンラウンジ”にはテラスもあり。アタミリビングにはタイプの違う8つの休憩スペースがあるので、気分に合わせて利用して

“アタミリビング”の休憩スペースは、“海辺の別荘ライフ”をテーマにした内装の異なる8つのエリアに分かれているため、その時々の気分に合わせて、いろんなくつろぎ方ができるのが特徴。のんびりゆったり気分を味わいたい人は、一面の窓から海を眺められる“オーシャンラウンジ”で水音を聞きながらデッキチェアに寝そべってゆっくり過ごしたり、アットホームがお望みなら、昭和の熱海をコンセプトにした“ポートサイトラウンジ”で、スマートボールなどの懐かしいテーブルゲームを楽しんで友達とにぎやかに過ごしたり。
そのほか“アタミリビング”には、100度近くの温度を体感できるサウナの一種“ロウリュ”や温度や効能の違う2種類の岩盤浴、ほんのり温かい部屋でうたた寝ができる温睡浴、アカスリやマッサージ、エステなどのリラクゼーション、カフェがあって、施設も充実。サウナや岩盤浴でひと汗かいたあとは、カフェでレモンとライムの香りがさわやかな“シャインブルー”などのオリジナルドリンクを。

一つひとつシェフがフライパンで焼き上げた “オムフレ”はレストラン「HARBOR’S W」オリジナルのオムレット型フレンチトースト。生クリームとアイスをたっぷり添えた見た目もかわいい一品

ベイリゾートだけに、グルメへの期待も高まる。レストラン「HARBOR’S W」は、ビュッフェとアラカルトの2つで構成されていて、熱海、静岡、伊豆の新鮮食材をふんだんに使用した料理が堪能できる。ビュッフェでは、鉄板焼きやグリル料理など50種類以上、スイーツを合わせると70種類以上の料理が楽しめる。中でも、窯で焼き上げた“駿河湾産釜揚げシラスと浜名湖海苔のPIZZA”は絶品。アラカルトでは、牛肉100%のパテに山葵風味のサワークリームを添えたジューシーなオリジナルバーガー(1706円)のほか、鮮魚のカルパッチョ(1944円)やフィッシュ&チップス(1598円)などお酒に合うメニューが約30種類揃う。
ドリンクは全部で約50種類あり、中でもおすすめは、クラフトビールの”カモメ”と“クジラ”(各1058円)。鎌倉ビール醸造が同レストランだけのために作る完全オリジナルなので、ここでしか味わえない。テラス席で心地よい海風を感じながら飲むオリジナルクラフトビールは格別。ぜひお試しを。

レストラン「HARBOR’S W」のテラス席からは眺めもばっちり。おいしいグルメと美しい海の景色に日頃の疲れも吹き飛びそう

お土産を調達するなら「ラ・伊豆 マルシェ」で。新鮮な野菜やフルーツ、山海の幸など、1000種類以上の伊豆の食が並ぶ。おすすめは、熱海の農家によるレモンを使用したブランド“シトロン ドゥ ソレイユ”のレモンチーズケーキやレモンドレッシング、伊豆いちごファクトリーの“いちごのラングドシャ”、駿河湾の宝石といわれる桜えびを使用した“桜えびの舞”など。また、熱海駅前や熱海銀座で行列のできる人気店「熱海プリン」の3号店目となる「渚の熱海プリン」が登場、話題を呼びそう。そのほか、「海のアクセサリーMIYBI」には、神秘的に輝く貝のアクセサリーや雑貨などが並ぶ。魅力的なアイテムを見つけて旅の記念にして。

せっかくだから、もっと熱海を満喫したい!という人には、熱海随一の展望台に立ち寄って。同リゾートの目の前、徒歩3分のところにある「アタミロープウェイ」の山麓駅から3分間の空中散歩を楽しんだらそこは八幡山の山頂。熱海市街や房総半島、三浦岬、初島などが見渡せるので、ますます充実のリゾート旅になるはず。

「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」が2019年3月28日(木)オープン

名称
ATAMI BAY RESORT KORAKUEN
所在地
静岡県熱海市和田浜南町10?1
アクセス
JR東海道本線、東海道新幹線「熱海駅」よりシャトルバス、またはタクシーで10分
ホームページ
「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」HP
熱海後楽園ホテル新館「AQUA SQUARE」(4?8F)
客室数/全100室(オーシャンビュールーム40㎡65室・コートヤードツインルーム24㎡28室・コートヤードダブルルーム24㎡6室・ユニバーサルルーム46㎡1室)※全室禁煙。※既存のタワー館含め全189室、利用時間/チェックイン15:00・チェックアウト10:00、料金/オーシャンビュールーム1泊朝食付16134円~・コートヤードルーム1泊朝食付12894円~、お問い合わせ/0557-81-0041(熱海後楽園ホテル 予約センター)
日帰り温泉施設「オーシャンスパ Fuua」(2?7F)
営業時間/10:00?23:00(22:00最終入館)、料金/平日:大人2850円・4歳?小学生1944円、土日祝:大人3174円・4歳?小学生2160円 ※入浴料・館内着・タオルレンタル料・施設利用料等含む。※安全管理上、0?3歳の乳幼児は入館不可。※18才未満の利用は保護者同伴。(4才~小学生までの利用は同性の保護者同伴)※4歳~小学生は利用不可エリアあり(露天エリア・サウナ・岩盤浴・ロウリュ)。※立ち湯には身長制限あり(身長135cm以上利用可)、お問い合わせ/0557-82-0123
フードマーケット「IZU-ICHI」(2F)
レストラン「HARBOR’S W」=営業時間/ビュッフェ「LIVE KITCHEN」11:30?15:00・17:30?21:30・アラカルトスタイル「CAFE & BEER」11:00?24:30、席数/ビュッフェエリア200席、アラカルトエリア96席(テラス40席含む)、ビュッフェ料金/ランチ大人3240円・小人1944円、ディナー大人5940円・小人3564円、お問い合わせ/0557-81-4688
食のマーケット「ラ・伊豆 マルシェ」=営業時間7:30?22:00、「渚の熱海プリン」「伊豆フルーツバー」=営業時間9:00?19:00、「海のアクセサリーMIYABI」=営業時間8:30?20:00

WRITING/KAZU SASAKI

※記事は2019年4月8日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります