鹿児島県の「ぼんたん漬」
アンテナショップのご当地菓子SPN

【鹿児島県のご当地スイーツ】鹿児島県民が世代を越えて楽しむ定番おやつ、泰平食品の「ぼんたん漬」

更新日:2018/08/28

都内で気軽に行けるアンテナショップで買える、特産品を使ったおすすめスイーツをご紹介。鹿児島県・阿久根市の特産フルーツが、柑橘類・阿久根ぼんたん。地元で60余年続く泰平(たいへい)食品では、ジューシーな阿久根ぼんたんから作る銘菓・ぼんたん漬を展開。鹿児島県民に愛される砂糖漬け菓子で旅気分を味わって

鹿児島県の「ぼんたん漬」

やさしい甘さと独特の食感、柑橘の香りに心が和む砂糖菓子

ほどよい苦味と酸味、さっぱりとした甘さが特徴の柑橘類・文旦(ボンタン)は、全国的に知られる銘菓「ボンタンアメ」でピンとくる人も多いはず。生産量としては高知県がダントツだけど、由来はここ鹿児島県の阿久根とも言われている。今から230年前、鹿児島県の北西部に位置する阿久根の沖で、中国広東の商船が難破し、阿久根に漂着。これを地元の人たちが助け、厚くもてなしたお礼に、商船の船長・謝文旦から朱楽・白楽の2種の果物を贈られたのが始まりとか。

阿久根市で盛んになった文旦の生産。泰平食品の初代社長が、阿久根ぼんたんの魅力の多くの人に届けたいと、試行錯誤して作り上げたのが砂糖漬け菓子・ぼんたん漬「青切」と「舟切」。文旦の皮肉を一度冷凍してから砂糖と水飴と一緒に水炊きし、さらに砂糖をまぶして仕上げた1品は、世代を超えて愛される銘菓に。

泰平食品の文旦漬は2種類。若いボンタンを丸ごとスライスして糖蜜で炊き上げたのが「青切」(写真右)。果肉の苦みと、砂糖の甘さが相まって美味。サクサクとした果肉とジャリジャリとした砂糖の食感もたまらない。分厚い皮が特徴の文旦。栄養価が高い皮を捨てるのはもったいない!との思いから、表皮と実の間の中果皮部を糖蜜で炊き上げたのが「舟切」(写真左)。苦みやなくやさしい甘さが口の中に広がる。それぞれ、1口サイズにカットしてお茶請けとして味わうのがおすすめだそう。都内では、鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」で出会える。

ご当地菓子DATA

商品名
泰平食品の「ぼんたん漬(舟切・青切)」
価格
各578円
内容量
舟切270g、青切300g
鹿児島アンテナショップ

東京都内で購入できる! 鹿児島県のアンテナショップ

スポット名
かごしま遊楽館(有楽町)
電話番号
0335808821 0335808821 (1F食品販売) ※TEL.0335069174(1F観光案内
住所
東京都千代田区有楽町1-6-4千代田ビル 1-3F Map
営業時間
1F食品販売10:00~20:00 土日祝~19:00 1F観光案内10:00~18:00
定休日
無休(年末年始を除く)
交通アクセス
地下鉄東京メトロ日比谷駅A4出口より徒歩すぐ、JRほか有楽町駅日比谷口より徒歩2分
ホームページ
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東京都にある全国のアンテナショップには、ご当地グルメや伝統工芸から観光案内、イベント、移住まで地方の魅力がぎっしり。日本を再発見する楽しみは、まるで旅で体験できる気分と近しいもの。旅から帰った後、旅に行く前、ちょっとおでかけしたいとき、心躍るご当地の食や文化に触れるのも、ちょっとした心の旅が楽しめるから、ぜひおでかけしてみて。

PHOTO/AYA MORIMOTO TEXT/NAOMI TERAKAWA

※記事は2018年8月28日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります