写真/from afar(田原町駅)
浅草・押上周辺の注目いちごスイーツ5選|専門家が選ぶいちごパフェやショートケーキなど
今年、いちごスイーツの季節にオズモール編集部がおすすめするのが“注目の街×専門家厳選いちごスイーツ”をめぐるおでかけ。再開発や新店オープンなどで活気づく10の街をピックアップし、そこで楽しめるアフタヌーンティーやパフェ、ショートケーキなどをご紹介。
今回のおすすめエリアは「浅草・押上周辺」。ビュッフェマニアやスイーツ専門家がおすすめするいちごスイーツを食べ尽くしにでかけよう。
更新日:2024/02/05
なぜ今、浅草・押上周辺エリアに注目?
押上は東京スカイツリー(R)が2022年に10周年を迎え、街の進化が止まらない! 2020年に開業した「東京ミズマチ」・「すみだリバーウォーク」は、おしゃれなショップやカフェ、パン屋さんがずらりと並んでいてお散歩にぴったり。街に根付いたスイーツショップやレストランは、新しいながらも古民家などをリノベーションしているお店もあり、この町ならではの雰囲気を楽しめる。浅草エリアは老舗和菓子店や喫茶店が多いイメージがある中、田原町や蔵前付近には新しいパティスリーが続々オープンしているので要注目だ。
浅草・押上周辺のおすすめいちごスイーツ
このエリアのいちごスイーツニュース
いちごパフェ|フルーツパーラーゴトー「4種のいちごの食べ比べパフェ」
親子3世代で切り盛りする東京・浅草の「フルーツパーラーゴトー」は、70年以上愛されるフルーツパーラー。毎日、全国各地から仕入れたフルーツで作られるパフェが季節を問わず大人気だ。
いちごの季節になると複数の品種を組み合わせた“食べ比べ”パフェを展開。写真は、福岡県産あまおうDX、栃木県産とちおとめ、千葉県産紅つやか、長野県産章姫の「4種のいちごの食べ比べパフェ」。昔ながらのパフェグラスに、こんもりと盛られたいちごやクリームが美しい! なかには自家製のとちおとめのアイスクリームや、あまおうのコンフィチュールも。
スイーツライター
chicoさん
老舗の青果店なので、果物のプロによる目利きや追熟をされたとびきりのフルーツが味わえます。食べ比べることで香りや酸味、柔らかさなどそれぞれのいちごの個性がより際立つので、パフェを通して自分好みのいちごを知ることができるはず。
パフェ名:4種のいちごの食べ比べパフェ
住所:東京都台東区浅草2-15-4
付近の駅:浅草駅
販売期間:2023年12月〜2024年3月ごろまで
※いちごの入荷状況により変更の場合あり
営業時間:11:00~19:00(18:30LO)
料金:2200円(税・サ込)
パフェの構成
1.いちご
2.あまおうのソース
3.いちご
4.生クリーム
5.とちおとめのアイスクリーム
6.バニラアイスクリーム
7.あまおうのコンフィチュール
予約:不可
混雑時は記名制。待ち時間は順番が来るまでお店を離れてもOK
イートイン:24席
支払方法:現金のみ
駐車場:なし
Instagram:フルーツパーラーゴトーの公式Instagramを見る
ショートケーキ|洋菓子工房サンレモンの「苺のショートケーキ」
押上駅からすぐ、ショートケーキの看板が目印の「洋菓子工房サンレモン」は、親子3人で切り盛りしている下町のケーキ店。「毎日でも食べたいと思えるお菓子を」をコンセプトに、生菓子と焼き菓子がずらりと並んでいる。
「苺のショートケーキ」に使われるいちごは、一年を通して必ず国産を使っているのだそう。その時その時でおいしい国産いちごを吟味しており、取材時は優しい甘さの佐賀県産をセレクト。
自家製スポンジには奥久慈卵を使用。やわらかくてふわふわとした食感のスポンジと甘さ控えめに仕上げた生クリーム、そして主役のいちごが一体化して楽しめるようにバランスを意識している。どの世代にも愛される昔ながらのショートケーキをご堪能あれ。
スイーツジャーナリスト
平岩理緒さん
1998年創業、下町で愛されるケーキ屋さん。背の高いショートケーキには、大きないちごが1粒丸ごとのっていて、いかにも昔ながらのショートケーキのイメージにぴったり。カステラのようなふんわりしっとり生地と、星口金で絞られたクリームが、レトロな雰囲気を醸し出しています。喫茶席でいただくことができるのも嬉しいです。
洋菓子工房サンレモン
ショートケーキ名:苺のショートケーキ
住所:東京都墨田区押上1-23-3
付近の駅:押上駅
販売期間:通年
営業時間:店舗/11:00~20:00※ケーキがなくなり次第閉店、カフェスペース/11:00〜18:30(L.O.18:00)
料金:460円(税込)
その他のおすすめ商品
・ロイヤルストロベリータルト 580円(税込)
販売期間:2023年12月〜2024年5月中予定
※いちごの入荷状況により変更の場合あり
・モンブラン 540円(税込)
販売期間:通年
予約:ケーキの予約:可
カフェスペースの予約:不可
イートイン:8席
支払方法
・QRコード決済
PayPay、LINEpay
・その他
現金
駐車場:なし
Instagram:洋菓子工房サンレモンの公式Instagramを見る
ショートケーキ|ensia.の「ensia.ショート」
田原町駅すぐにある「ensia.」はケーキ店とフレンチレストランの2つの顔を持つお店。旬の食材を使った料理やケーキを、グレー調のスタイリッシュな空間の中で楽しむことができる。店名は「ご縁を大切に、ここに来て幸せな気持ちになってほしい」という思いを込めてオーナーシェフの鈴木さんが名付けた。
「ensia.ショート」で使われているいちごは、栃木県佐野市の葛生農場から直接買い付けたもの。酸味、甘み、形などすべてのバランスが良いのがポイント。こだわりのスポンジには、栃木県のミラクルエッグを使用。鮮やかなオレンジ色の卵黄だから、それがスポンジの色に表れ、味わいにも深みを出している。
とちあいかのジャムを挟んだいちごのマカロンにも心ときめく。お店でいただく際は、その日によって異なる焼き菓子が飾り付けられるので、ぜひ味わってみて。
オズモール パティスリー・ベーカリー担当
松下翼さん
口当たりの軽さが魅力的で、何回もリピートしたくなる味わいです。ふわふわのスポンジと旨味のある生クリーム、いちごのコンビネーションが絶妙。プチマカロンが乗ったキュートなビジュアルはお土産にも喜ばれるはず。
ensia.
ショートケーキ名:ensia.ショート
住所:東京都台東区雷門1-7-7
付近の駅:田原町
営業時間:ランチ&ティータイム12:00~16:00(ランチLO.13:30、ティータイムLO.15:00)
ディナー17:30~22:00(LO.20:00)
価格:テイクアウト700円(税込)
イートインの場合ケーキセット注文で1500円(ドリンク1杯、焼き菓子込、税・サ込)
販売期間:通年※季節によっていちごの品種に変更あり
その他のおすすめ商品
・ensia.タルト いちご 価格:テイクアウト800円(税込)
イートインの場合ケーキセット注文で1500円(ドリンク1杯、焼き菓子込、税・サ込)
販売期間:2023年12月〜2024年3月中予定
※いちごの入荷状況により変更の場合あり
・フレジェ 価格:テイクアウト800円(税込)
イートインの場合ケーキセット注文で1500円(ドリンク1杯、焼き菓子込、税・サ込)
販売期間:2024年3月〜2月中予定
※いちごの入荷状況により変更の場合あり
予約:ケーキの予約:可
レストランの予約:可
イートイン:14席
支払方法
・クレジットカード
VISA、MasterCard、American Express、Diners Club、JCB
・その他
現金、交通系電子マネー(Suicaなど)、PayPay
駐車場:なし
Instagram:ensia.の公式Instagramを見る
まだある!このエリアのおすすめショートケーキ
いちごタルト|from afar「イチゴのタルト」
浅草のお隣、田原町駅近くにある「from afar」。古い印刷工場をリノベーションした店内には、ビンテージ家具やオーナーのこだわりの本が並び、上質で落ち着きのある空間が広がっている。
冬の季節に登場する「イチゴのタルト」は季節のタルトの中でいちばん人気だとか。いちごは、その時においしい国産のとちおとめやとちあいかを使用している。
タルトのポイントとなるのが、アッサムの茶葉を生クリームで煮出した風味豊かなミルクティークリーム。さくほろ食感のタルトの味わいといちごの甘酸っぱさを引き立ててくれる。ゆったり過ごせる店内で、こだわりの食器も楽しみながらぜひ堪能してみて。
いちごコンシェルジュ
宮島るりかさん
バターが濃厚はタルト生地にいちごのジャム、そしていちごがきれいに並んだタルトは、おしゃれな店内と食器にマッチしてとてもかわいらしい。ミルクティーの香りと風味がとても良いアクセントになりますよ。
from afar
タルト名:イチゴのタルト
住所:東京都台東区寿2丁目5-12加瀬ビル1階
付近の駅:田原町駅
販売期間:2024年1月〜2024年3月中予定
※いちごの入荷状況により変更の場合あり
営業時間:11:00~19:00(18:30LO)
料金:700円(税込)
その他のおすすめ商品
・柑橘のショートケーキ 価格:660円(税込)
販売期間:販売中※終売日未定
・ほうじ茶のテリーヌショコラ 価格:700円(税込)
販売期間:通年
予約:ケーキ/予約不可
イートインスペース/不可
イートイン:68席
支払方法:現金のみ
駐車場:なし
Instagram:from afarの公式Instagramを見る
和菓子|浅草 梅園「いちご大福」
浅草 梅園は、安政元年(1854年)に創業し、元祖あわぜんざいで有名となってから、甘味専門の店として伝統を継承し続けている。店内は昔ながらのほっとできる雰囲気で、浅草におでかけに来た際は是非訪れたい。
いちご大福は、際立つ甘さとまろやかな味わい、酸味のバランスが良い大粒の「とちあいか」を丸ごと使い、お餅の間から顔を出しているような可愛らしい見た目に仕上げている。柔らかくもっちりとした食感の生地に包まれており、ジューシーないちごとなめらかさが自慢のこしあんとの相性もばっちり。手土産で持っていくと可愛い見た目と味わいで喜ばれるはず。
スイーツジャーナリスト
平岩理緒さん
もっちり食感の生地に、甘さが強く大粒の栃木産「とちあいか」1粒と、しっかり炊かれたこし餡入りで、一度食べると忘れられません。真っ赤ないちごが顔を覗かせているフォルムも、笑っているように見えてユーモラスです。
浅草 梅園
和菓子名: いちご大福
住所:東京都台東区浅草1-31-12
付近の駅:浅草駅
営業時間:平日10:00~17:00(L.O.16:30)、土・日・祝10:00~18:00(L.O.17:30)
価格:432円(税込)
販売期間:2023年11月29日(水)~2024年3月14日(木)まで
※いちごの入荷状況により変更の場合あり
予約:不可
支払方法:現金のみ
駐車場:なし
Instagram:浅草 梅園の公式Instagramを見る
今回教えてくれたスイーツ専門家、いちご専門家はこちら
スイーツライター
chicoさん
スイーツライター。スイーツのトレンドに精通し、雑誌、WEB、テレビなどで幅広く活躍。記事の執筆や企画、商品セレクト、出演などをするほか、セレクトショップやECサイトのスイーツ監修も手がける。『anan』の「Food topis ~chicoのお菓子な宝物~」など連載も多数。
X(旧Twitter):@chico_sweets>
Instagram:@chico_sweets_>
スイーツジャーナリスト
平岩理緒さん
マーケターとして食品メーカーなどのプロモーションやリサーチを担当し、商品開発・販促に関わった経験を持つ。独立後に、製菓学校でお菓子の基礎知識を学び直し、スイーツジャーナリストとして情報を発信。『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)、『まんぷく東京レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)など著書・監修多数。
公式HP:幸せのケーキ共和国>
Instagram:@rio_hiraiwa>
いちごコンシェルジュ
宮島るりかさん
初代ミスいちごグランプリ。いちごフェアやスイーツの監修を行うほか、食べるだけでなくファッションとしてや歌などでもいちごの魅力を発信するいちごコンシェルジュ。その豊富な知識は多くの品種を扱う関東最大級のいちご観光農園で働き、栽培から出荷まで学んだ経験に基づく。
X(旧Twitter):@rurika_ichigo>
Instagram:@strawberry___r.m>
オズモール パティスリー・ベーカリー担当
松下翼さん
元百貨店のバレンタイン催事担当、現在はオズモールでパティスリー・ベーカリーの予約サービスを担当。毎週末のルーティンはパティスリーを訪問することで、初めて行くお店ではショートケーキとミルフィーユを必ず食べるというこだわりが。最近は神奈川のパティスリーにハマり中。
【2024特集】いちごスイーツさんぽに話題の街へ
いちごスイーツをメディアで見かけるたびに食べたい気持ちが膨らむけれど、すべてのお店をめぐるのは難しい! そこで、今年は“注目の街”でいちごスイーツを極めては? トレンドの中心「渋谷・恵比寿」や大人の街「銀座」、にわかに賑わいを見せる日本橋など、老舗や名店はもちろん新しいお店も続々登場。もちろん毎年人気のアフタヌーンティーやスイーツビュッフェ情報もお見逃しなく。いちごをきっかけにおでかけも楽しもう。
WRITING/NANA TABARA