【働く東京女性1100人の実態を調査】プレミアムフライデーの過ごし方|東京女性のホンネ調査

プレミアムフライデー

まもなく迎える第2回「プレミアムフライデー」。2017年2月24日(金)の初回は、どれだけの人が普段より早く帰宅できたのか、どのように過ごしたのか・・・。オズモール会員・有職者1100人に事後アンケートを実施し、実態を調査

更新日:2017/03/22

「プレミアムフライデー」実際に早く帰れた人はいるの?

「プレミアムフライデー」は職場で実施されましたか?(n=1100)
「プレミアムフライデー」は職場で実施されましたか?(n=1100)

職場での取り組み実施は10人に1人

2017年1月末に実施したオズモール会員向けの事前アンケートでは、「プレミアムフライデー」が職場で“実施される(予定)”と回答した人は3%、半数以上が“未定”という結果だった。対して、事後調査によると“実施された”人は11%に増加し、直前に実施が決まった様子をうかがえた。

今回のタイミングで「有休を時間給で取得できるようになった」「交代で1時間早帰りできるようになった」など実際に制度が変わり、有休消化を推奨するはたらきかけになった職場もあったよう。一方で「誰も使っていなかった」と、浸透には至らなかった職場も。

“実施されなかった”89%は、「サービス業なので関係ない」「病院・教育関係なので現実的ではない」と職種で制限されている人が多かった。

当日の退社時間はいつもより早かったですか?
当日の退社時間はいつもより早かったですか?(当日「出勤した」回答者:実施された/n=103、実施されなかった/n=836)
当日の退社時間は何時でしたか?
「プレミアムフライデー」当日の退社時間は何時でしたか?(当日「出勤した」回答者:実施された/n=103)

いつもより早く帰れた人は40%
18時台に退社した人が最多に

実施された職場の中で、どれだけの人が早く帰れたかを聞いたところ、“いつもより早い時間に退社した”人は40%。15時退社を目安に促進していた施策だが、実際に15時台より前に退社できた人は15%にとどまり、18時台が29%と多かった。2人に1人は、退社時間が通常と変わらず、業務の都合で活用できなかったのかギャップが見受けられた。

実施されなかった職場の人も“いつもと変わらない”退社時間だった人が79%と多く、「プレミアムフライデーを実施した知人が周りにいない」「夜のニュースを見て本当に実施されたんだと思った」と実感を得られない人が多かったよう。

【口コミをCHECK】実施された職場の人

●みんな朝からウキウキしていて、14時30分位から帰る準備を始めていました。昼休みも退社後の予定を話したりしていました。15時に上司から終業の指示が出て、皆速やかに退社しました。(32716404さん・40歳)
●朝から「今日は15時に帰ろう」という会話がされ、15時になると一斉に社員が帰り始めた。(toranomonさん・35歳)
●部長だけ様子見、電話受付の目的で残りましたがその他メンバーは15時に退社し、仲間でお茶して帰ったりしてました。(Eさん・30歳)
●普段が遅すぎる時間の退社であるため、いつもよりは早く帰ろうという雰囲気はあった。(mouさん・35歳)
●全社的に協賛しているが、現場は何も変わらなかった。現場レベルまで浸透するのは相当時間がかかると実感した。(みふぉさん・41歳)
●プレミアムフライデーは、当日から3月2週目にかけて少人数ごとに1時間早帰り。自身は3月8日(水)にプレミアムフライデーの振り替え予定。(ぷりぷりこさん・38歳)
●有給休暇を時間帯で取得できるということで帰れる制度になったので、みんな様子見状態だった。
次回からは半休単位での取得が増えそう。(くみぷぅさん・46歳)
●会社として推奨するので、やりたい人は有給とって休めと言われたが、誰も使ってなかった。(ちょさん・36歳)
●半休取得を推奨、もしくはフレックスで15時30分退社を推奨との通達はありましたが、基本的に月末にそんなことができるわけがないというのが、周りの意見でした。仕事に余裕のある部署の人は、きっかけで有給をとった人もいたようです。(みぃさん・47歳)
●大半の人がプレミアムフライデーを楽しみにしており、自分の所属するフロアでは8割以上が15時~16時に帰宅しているようだった。(さとさん・27歳)

【口コミをCHECK】実施されなかった職場の人

●もともとフレックス勤務の職場なのでプレミアムフライデーに限らずいつもと変わらず。(妖怪ねむいさん・25歳)
●仕事の都合上、早く帰ることができないのでいつも通りの金曜日だった。(あささん・33歳)
●「ノー残業早帰りデー」という告知はあったが、実際は退社時間が変わらないので普段と変わらなかった。(seizyさん・50歳)
●保育園勤務なので、職場では話題にはなるが実施はされなかった。というより、実際実施できない。(コキさん・39歳)
●病棟勤務のためプレミアムフライデーは無関係。(azure-skyさん・33歳)
●教育機関勤務なので関係なく、話題にもならなかった(ななさん・27歳)
●月末の金曜日はいちばん忙しいので、それどころではない。(おともさん・38歳)
●派遣社員のため定時まで仕事をした。(ひろみさん・35歳)
●みなさん積極的に半休とりましょうとアナウンスのみ。そういわれてもあまり意味がないと感じた。(mokaさん・30歳)
●プレミアムフライデーだったので、人間ドックとあわせて会社を休みました。年休扱いです。午前中で人間ドックが終わったので、そのまま最寄りの駅でランチを食べ(限定◯食で前から食べたかったもの。笑)、友人と六本木のマリーアントワネット展へ向かいました。混雑してましたが、夕方に並べたこともあり、ゆっくり観賞ができました。(まかろんさん・30歳)

「プレミアムフライデー」気分は楽しめた?

「プレミアムフライデー」気分は楽しめましたか?
「プレミアムフライデー」気分は楽しめましたか?(n=1100)
「プレミアムフライデー」当日はどのように過ごしましたか?(n=1100)
当日はどのように過ごしましたか?(n=1100)

71%が“いつもと同じ金曜日”と答えるも
プチ贅沢を満喫した人も散見

実施の有無に関わらず「プレミアムフライデー」気分を楽しめたかを聞いたところ、“いつもと変わらない金曜だった”という回答が71%と最も多かった。退社時間がいつもと同じか遅かったと回答した人が多かったことからも、この結果には納得。

また、退社後の過ごし方は“自宅に帰宅した”人が58%に。ただ、気持ちだけでもと「デザートを購入した」「ちょっと美味しいものを買って帰った」や、「旦那さんとゆっくりお酒を飲んだ」「夕飯づくりをサボった」など、特別なことではなく手の届くプチ贅沢を満喫した人もいるよう。元々、飲みに行く予定の人も多かったようだが「プレミアムフライデーの特典がある店へ行った」など、お得な情報を手に入れて出かけたという声もあった。

【口コミをCHECK】具体的に過ごした内容

●家で、ニュースでプレミアムフライデーの街の様子を見ていた。(yuzuさん・31歳)
●カフェに寄り、カフェオレを飲みながら読書をした後帰宅した。(はまみさん・32歳)
●銀行の窓口に手続きに行き、その後夫と食事とショッピングをして帰宅した。(hananoさん・29歳)
●せっかく残業を早めに切り上げたので、早い時間だとドリンクがお得のお店に入り、少し楽しみました。それでも早めに家に帰れるので息抜きになった!(めぐこさん・32歳)
●大好きなキャラクターグッズを思う存分見て、欲しかったものを購入しました。(mimiさん・44歳)
●三菱一号館美術館で絵画展の鑑賞をした後に、美術館のプレミアムフライデーイベントに参加しました。(Fujikoさん・51歳)
●オズモールのリラクサロンを利用し、銀座でエステ。そのあと、ホットヨガに行きましたが、ダブルで汗をかきすぎて、夜に体調悪くなりました。張り切り過ぎちゃって。。。(さちんさん・39歳)
●スポーツジムに行った後に、夕食作りをサボってお弁当のような物を買って食べた。(Peachさん・44歳)
●カフェで軽くご飯を食べて、美容室でカラーリングした。(mime♪さん・37歳)
●美容院で久しぶりにデジタルパーマをかけて、イメチェンしました。(miuさん・35歳)
●義理の母と待ち合わせして、プレミアムフライデーのプランがある串カツ屋さんへ。普段より少しお得に楽しめた!(あかりさん・26歳)
●プレミアムフライデーの特典があるお店でご飯食べた。(おーさん・29歳)
●オズでプレミアムフライデープランを予約したかったのですが、前後に飲み会があったので、この日は母とカフェご飯をしました。15時から頼めるお得なセットでプレミアムフライデーをちょこっと味わいました。(さぉさん・30歳)
●飲食店なので逆に人手不足の為、延長して働かされました。(まっちゃん7777さん・36歳)

【口コミをCHECK】職場・周りの雰囲気について

●職場はプレミアムフライデー感は一切なし。帰り道の繁華街はいつもの金曜以上に人が多くて鬱陶しかった。(にゃんにゃんにゃーさん・47歳)
●職場はいつも通りでしたが、街全体が盛り上がっていました。どこの商業施設やレストランも何かしらのイベントをやっていたので街全体が活気付いていて、これからも続けばいいなと感じました。(らんらんさn・47歳)
●もしも「プレミアムフライデーが取れたら」ということの妄想トークで盛り上がった。(沙羅双樹さん・30歳)
●部署によっては、時間休を使って、いつもより早く飲みに行っていた。(ゆうこさん・39歳)
●友達はプレミアムフライデーなのでSNSにビールを飲んだりディズニーに行ったりと満喫している方もいたが、私たち職場は「プレミアムフライデーってなんなの?」としらけていた様子でした。(えりかないさん・30歳)
●いつものように仕事していつものように残業で、いつものように職場の近所で職場の仲間と夜ご飯。(こけこここさん・36歳)
●会社の懇親会があり幹事でした。なんでこんな日に?(nanaさん・35歳)
●日本橋にいたのですが、百貨店など一部でイベントがあり盛り上がろうとする雰囲気がでていて楽しい気持ちになりました。(みもりんDXさん・37歳)

最後に、「プレミアムフライデー」を迎えて取り組みの意見を聞いたところ、賛否両論の意見が出た。ポジティブな声としては、「働き方を変えるきっかけになる」と仕事のあり方を考えるきっかけになったり、「お得なプランやイベントがあった」と実際に消費意欲に繋がると感じられた人がいた。

「サービス業への恩恵がないのでは」と不平等さがネガティブな意見として多かった一方で、「サービス業の人が取れるプレミアムマンデー」や「土曜祝日の振り替え休日として、ハッピーフライデーを採用して欲しい」という代替アイデアも登場していた。

第2回は3月31日(金)。期末で忙しい企業も多いが、2回目の浸透化こそ今後の定着化のポイントとなりそう。

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事後アンケート/オズモール調べ 期間:2017/3/2~15、n=1100(有職者・女性)
事前アンケート/オズモール調べ 期間:2017/1/10~25、n=1300(有職者・女性)
※事前アンケートと事後アンケート回答者は異なります

WRITING/ASAMI TAYA(OZmall)

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※記事は2017年3月22日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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