ブッチ全種類を実食レビュー!ブラックレーベル・ブルーレーベル・ホワイトレーベルのどれがいい?

ドッグフード「ブッチ」はブラックレーベル・ブルーレーベル・ホワイトレーベルの3種類があり、どれがいいか迷ってしまうもの。そこで、今回はOZmallレビュワーの愛犬が3種類を食べ比べてみた感想をレビュー。猫に与えられる種類や人気の味、2kgと800gのサイズの選び方も解説する。3種類の違いが知りたい人は参考にしてみて。

更新日:2023/10/18

ブッチ3種類を比較してみた!

パッケージ
商品名 ブラックレーベル ホワイトレーベル ブルーレーベル
主原料 ビーフ・ラム・チキン チキン チキン、フィッシュ(サバ等)
カロリー 116kcal/100g 116kcal/100g 116kcal/100g
脂質 8.0%以上 8.0%以上 8.0%以上
食べられる対象 犬用 犬用 犬猫両用
価格 800g:1485円(定期コース) 800g:1485円(定期コース) 800g:1485円(定期コース)

結論、こんな犬にはこの味や容量がおすすめ!

ブラックレーベルがおすすめなのはこんな犬
・赤身肉が好きな犬
・食いつきを重視したい犬

ホワイトレーベルがおすすめなのはこんな犬
・チキンが好きな犬
・涙やけが気になる犬
・牛肉アレルギーがある犬

ブルーレーベルがおすすめなのはこんな犬・飼い主さん
・魚が好きな犬
・牛肉アレルギーがある犬
・猫にも与えたい飼い主さん

容量800gがおすすめなのはこんなシーン
・小型犬用のトッピングに使う場合
・体重3kg以下の犬に主食として与える場合
・特別な日のごちそうに使う場合

容量2kgがおすすめなのはこんなシーン
・3kgを超える小型犬、中・大型犬に主食として与える場合
・中・大型犬用のトッピングに使う場合

1.ブッチの種類や容量の違いは?選び方も解説

嗜好性が高いチルドフードのブッチには複数の種類があり、味やサイズが異なる。ここではそれぞれの味の特徴や選び方、サイズやセット品の違いを解説。種類ごとの違いを押さえて、愛犬に合ったブッチを見つけよう。

1-1.味の違いは3種類!

ブッチには「ブラックレーベル」「ホワイトレーベル」「ブルーレーベル」の3種類の味がある。主に異なるのは原材料。それぞれの違いを見ていこう。

ビーフ・ラムがメインの「ブラックレーベル」

黒いパッケージに包まれたブラックレーベルは、ビーフ33%・ラム25%・チキン18.5%が主原料。赤身肉をメインとしていて、食いつきのよさが期待できる。
ほかには魚も少量使用し、ニンジン・エンドウ豆・コーンなどの野菜類も配合している。

チキンがメインの「ホワイトレーベル」

白いパッケージのホワイトレーベルは、チキンを80%使用している。少量の魚に加え、ニンジン・エンドウ豆・コーンなどの野菜類を使用している点は、ブラックレーベルと同じ。

チキンとフィッシュがメインの「ブルーレーベル」

青いパッケージのブルーレーベルは、チキン67%・フィッシュ25%を配合。フィッシュはサバをメインに使用している。ブッチ3種類のなかでは、魚の配合量が最も多い。
しかし、3種類のなかでは野菜の含有量は少ない。その一方、ブラック・ホワイトレーベルには含まれていないパセリを使っている。

1-2.ブッチ3種類はどれがいい?選び方は?

基本的に、ブッチはどの味を選んでもOK。カロリーは3種類とも同じで、栄養成分に大きな違いはない。迷ったら、愛犬が好きな食材がたくさん入った種類を選ぶとよさそう。それぞれの味がどんな犬におすすめかまとめたので、参考にしてみて。
どうしても決められない場合は、ブラックレーベルがおすすめ。メーカーに聞いたところ、3種類のなかでいちばん人気の味はブラックレーベルとのこと。

特に食いつきを求める場合はブラックレーベル

ブラックレーベルは、普段から食いつきが悪い犬向けに、嗜好性を重視したフードを与えたい場合にぴったり。ビーフ・ラムなどの赤身肉が好きな犬にも向いている。しかし、ビーフを使っていることから牛肉アレルギーがある犬には不向き。

涙やけが気になる犬にはホワイトレーベル

赤身肉は鉄分が多く含まれるため、その影響で涙やけが心配な場合には、チキン80%配合のホワイトレーベルがうってつけ。毛色が薄いなどで、涙やけが気になる人はチェックして。ほかにはチキンの味・香りが好きな犬や、赤身肉が苦手な犬、牛肉アレルギーがある犬にも向いている。

魚系のフードを好む犬にはブルーレーベル

魚の香りが好きな犬や、普段から魚のフードを食べ慣れている犬にはブルーレーベルがおすすめ。OZmallのレビュワーが試したところ、ブッチ3種類のなかでは香りもマイルドで、強い香りのフードが苦手な犬にも適していそう。また、牛肉アレルギーがある犬にも与えられる。

1-3.ブッチの容量は?選び方は?

ブッチのサイズは800gと2kgの2種類がある。どちらを買おうか迷うなら、次の選び方をチェックしてみて。

小型犬用のトッピングや特別な日のごちそうには800g

小型犬用にドライフードのトッピングに使う予定なら、800gのサイズが適している。体重5kgの犬なら、ブッチを25%トッピングする場合で11~12日、50%トッピングする場合で約6日もつ。ブッチの消費期限は開封後7~10日ほどなので、小型犬なら800gで十分そう。

体重2~3kgなどの超小型犬なら、ブッチを主食として毎日与える場合も800gを選ぶのがおすすめ。例えば体重2kgの犬では、容量2kgのブッチを食べきるまでに14~15日かかり、消費期限をオーバーしてしまう。体重3kgの犬なら2kgを10~11日で食べきれるので、3kgがボーダーとなりそう。

特別な日のごちそうに使うなど、ブッチをたまにしか使わない場合も800gのサイズを選ぼう。クリスマスや誕生日などの特別な食事に活用し、余った分は冷凍しておくのがおすすめ。

なお、1本のブッチが何日もつのか知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみて。犬の体重別に、ブッチをトッピングする場合や主食として与える場合のデータを公開している。
ブッチって月いくらするの?定期購入やクーポン、お試し価格についても調査

中・大型犬用のトッピングや、主食として毎日与えるなら2kg

3kgを超える犬にブッチを主食として与えるなら、2kgのサイズがおすすめ。メインの食事として毎日与える場合は、800gのサイズではすぐになくなってしまう。容量2kgのブッチは、体重5kgの犬なら7~8日、10kgの犬なら4~5日、20kgの犬なら2~3日で食べきれる。

トッピングに使う場合も、中・大型犬用なら2kgを選びたい。例えば体重15kgの犬なら、2kgのブッチを25%トッピングする場合で約13日、50%トッピングする場合で6~7日もつ。800gのサイズでは、25%トッピングする場合でも5日分にしかならないので気を付けて。

1-4.ブッチにセット品はある?

ブッチをお得に購入したいなら、トライアルセットを選ぶのがおすすめ。また、愛犬の誕生日や愛犬家の友人へ贈りたい場合には、ギフトセットなどのラインナップも検討してみて。

初めて試すならトライアルセットがお得!

ブッチを初めて注文する人は、トライアルセットを利用するのが断然お得。800gのブラック・ホワイト・ブルーレーベルの3種類がすべて入ったセットで、愛犬にどの味が合うのか手軽に試せる。通常価格+送料が5995円のところ、トライアルセットなら約50%OFFの3000円で購入できるのも嬉しい。
トライアルセットを試すなら、下のリンクから公式サイトへ進んでみて。

特別な日や贈り物にはギフトボックスセット

特別な日のプレゼントには、ブッチのギフトボックスセットも検討しよう。ブッチ3本に加えてかわいいシールがセットになっていて、カラフルなおうち型のボックスに入っている。愛犬の誕生日などお祝い事にはもちろん、愛犬家に贈るのも喜ばれるはず。

\ご褒美やトッピングに/

2.猫も食べれるブッチはある?

犬と猫を両方飼っている人は、「せっかくのおいしいフードなら愛犬だけでなく愛猫にもあげたい」と思うかも。ブッチのラインナップのなかには、猫が食べられるものもあるので注目してみて。

2-1.ブルーレーベルなら猫も食べれる!

愛猫にもブッチを与えたい場合、ブルーレーベルを選ぼう。ブルーレーベルは、ブッチシリーズのなかで唯一猫にも対応している。猫の体に欠かせないタウリンなどの栄養素も配合し、肉食の猫でも健康的に食べられる設計。犬用・猫用で兼用できるので、犬と猫を両方飼っている人には特にうってつけ。

実は、以前キャットフードの「ジンジャートム」シリーズも販売されていたが、現在は終売になっている。メーカーによると、ブッチの原産国ニュージーランドでジンジャートムが製造中止となり、再開の目途も立たなかったため販売終了したとのこと。今後も再販の予定はないようなので、猫に与えたいならブルーレーベルを利用して。

2-2.猫が食べないときはどうする?

愛猫がブルーレーベルを食べない場合は、いつものドライフードに混ぜる、ブッチを温めるなどの方法が有効。ブッチを温める場合は、500~600Wの電子レンジで30秒を目安に加熱しよう。温めすぎると溶けやすくなるので要注意。

\生肉以上の栄養バランス/

3.愛犬がブッチ3種類を食べてみた!実食レビュー

ここでは、OZmallレビュワーの愛犬がブッチ全種類を食べてみた感想を紹介。それぞれの食いつきや香り、栄養や原材料などについて感じたことを率直にレビューした。どの味を選ぼうか迷っている人はぜひ参考にして。

【愛犬プロフィール】
もこまるくん
・年齢:1歳
・性別:オス
・犬種:ミックス

食べたもの:ブラックレーベル・ホワイトレーベル・ブルーレーベル各800g

3-1.ブッチの全体的なレビュー

メモリ付きパッケージが便利。保存も簡単でありがたい

パッケージに100gごとのメモリがついているのが便利です。だいたいどれくらい切ればいいのかわかりやすく、カットする際に迷いませんでした。また、フィルムの上からナイフで切れるため、メモリを目安にしたままカットできるのも楽でした。

切り終わった後は、切り口にフレッシュキャップを差し込むだけで手軽に保存できるのもありがたいです。ただ、キャップがブッチの断面よりひと回り大きいので、キャップに手を添えて出し入れしないと抜け落ちてしまいました。密着性がアップするとさらに使いやすくなると思います。

チルドフードは扱い方が面倒な印象ですが、ブッチは切りやすくて保存もしやすく、かなり扱いやすいほうだと感じました。チルドフードが初めての人にもおすすめです。

カットは手間だけど切り方を工夫できて楽しい

毎日使い続けることを考えると、正直なところ価格が高いと感じます。愛犬は体重5kgで、ブッチ25%をドライフードにトッピングして与えていますが、それでも11~12日で食べきってしまいます。少しでも安く買いたいので、続けるとしたら定期購入一択です。

与えるたびにカットするのはやや手間でしたが、「今日はどんな切り方にしよう?」と考えるのが楽しみでした。サイコロ状にしたりスライスしたりと切り方を変えられ、愛犬にも食感の違いを楽しんでもらえそうです。誕生日やクリスマスなどの特別なシーンにもよさそうだと思いました。

ドライフードとは異なる食いつき!消化も良好

普段のドライフードとは明らかに違う食いつきでした。愛犬はどの種類もあっという間に完食し、「もうないの?」という雰囲気で名残惜しそうにしていたのが印象的でした。

以前、愛犬にウェットフードを与えたあとはお腹がゆるくなったことがありましたが、徐々にブッチの割合を増やしながら与えることでウンチの状態も異常ありませんでした。水分量が多いこともあり、消化に優れているのだと思います。

3-2.レーベルごとのレビュー

ブラックレーベル

食いつきがナンバーワン!肉らしい香りが強め

赤みの強い色で、サラミのような肉らしい香りがします。3種類のなかでは最も香りが強く感じました。とはいえ、普段使いのドライフードよりは香りが少なく、決して臭いわけではありません。

愛犬の食いつきは、ブッチ3種類のなかでナンバーワン。カットしているときから、早く食べたい様子でソワソワしていました。ビーフやラムの香りが食欲をそそったのだと思います。勢いよく完食し、まだ食べたそうに皿をペロペロなめ続けていました。

赤身肉をメインに、野菜も入って彩り豊か

ブラックレーベルの主原料は、ビーフ・ラム・チキン。特にビーフとラムの赤身肉だけで58%を占めているので、肉らしさの強い香りや味になるのだと思います。タンパク質・ビタミン・ミネラル類もしっかり摂れそうです。

にんじん・エンドウ豆・コーンなどの野菜も入っていました。ブラックレーベル自体が鮮やかな赤っぽい色なので、盛りつけたときの彩りが一段ときれいです。海藻やココナッツなども入っているおかげで消化しやすかったのか、ウンチも健康的でした。

ホワイトレーベル

肉っぽいマイルドな香りでおいしそう!

白っぽい色で、おしゃれなパテを思わせるようなやや肉っぽい香りがしました。香りはブラックレーベルよりはマイルドで、ブルーレーベルよりは若干濃い印象です。

ドライフードにトッピングして与えましたが、ブッチから優先的に選んで食べていました。愛犬はもともと好き嫌いが少ないほうですが、いつもよりガツガツ食べていたのでよほどおいしかったのだと思います。また、普段からチキンを使ったドライフードを与えているので、なじみやすい味だったのかもしれません。

チキン80%の配合で、涙やけが心配な愛犬にも合いそう

ホワイトレーベルに使用されている肉類はチキンのみ。なんと原材料の80%がチキンで、タンパク源としては魚も少し入っているようです。そのため、牛肉・豚肉アレルギーの子にもおすすめです。また、チキンは涙やけ対策によいといわれているので、毛色が白い愛犬には嬉しいポイントでした。

野菜はにんじん・エンドウ豆・コーンなどが入っていました。心なしか、3種類のなかで野菜が一番ゴロゴロ入っていたように感じます。また、チキンと思われる白っぽくて柔らかい塊もかなり入っています。

ブルーレーベル

香りはやや魚らしく、3種類で最もマイルド

封を開けて鼻を近づけると、サバ缶を思わせる魚らしい香りがかすかにします。生臭くはない、おいしそうな香りです。ブラックやホワイトレーベルに比べ、香りが一段とマイルドに感じました。

愛犬の食いつきもよく、ガツガツ食べていました。どちらかというとお肉が好きな子なので、ブラックやホワイトレーベルのほうが食いっぷりがよかった気がしますが、それでも普段のドライフードよりは勢いよく完食しました。

魚由来の栄養素も摂れる。野菜は少ないがパセリ入り

ブルーレーベルの原材料はチキンと魚が主体。特にチキンの割合が多く、普段からチキンのドライフードを食べている愛犬にはなじみやすかったようです。

断面には黒い粒がかなり見えますが、ココナッツの種皮をローストして粉砕したもののようです。ブラックやホワイトレーベルに比べると、にんじん・エンドウ豆・コーンなどの彩り豊かな野菜は入っていませんでした。

野菜が少ない分タンパク源の含有率が高そうなので、たくさん動き回る愛犬にはぴったりです。また、タウリンなど魚由来の成分が含まれていて、肉と魚をバランスよく摂取させたい飼い主さんにもおすすめできそうです。

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4.ブッチの口コミは?

愛犬にブッチを与えたユーザーのリアルな声をもっとチェックしたいなら、こちらを参考にして。実際にブッチを購入した飼い主さんにアンケートを取り、口コミをまとめた。

※アンケートはクロス・マーケティング社の「QiQUMO」を使った調査。集計期間は2023/8/25~2023/8/30、回答数1000人
※商品への評価は、「食いつき」「原材料、成分」「パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)」「食べやすさ(フードの硬さやサイズ)」「コストパフォーマンス」の5項目によって点数付け

【原材料、成分について】についての口コミ

【食いつきのよさ】についての口コミ

【コストパフォーマンス】についての口コミ

【食べやすさ(フードの硬さやサイズ)】についての口コミ

【パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)】についての口コミ

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5.そもそもブッチって?どんな会社が作ってる?

ブッチの種類ごとの違いやレビュー・口コミがわかったところで、「そもそもブッチってどこの国のフード?」「どんな会社が作っているの?」と気になる人もいるのでは。ここではメーカーやブッチに関するプチ情報をまとめた。

5-1.ブッチはどこの国生まれ?販売会社や代表は?

ブッチはニュージーランド生まれのフード。本社にあたる「ブッチ・ペット・フード社」や製造工場もニュージーランドにある。ニュージーランドは農産物に対する規制が非常に厳しく、これまでBSE(牛海綿状脳症)をはじめとする家畜の疫病が発生したことはない。

本社代表を務めるジェフ・ロビー氏いわく、「動物たちにとって最高な食事を提供すること」を理念にブッチを作っているそう。
日本には「株式会社ブッチ・ジャパン・インク」という会社があり、ニュージーランドで製造されたブッチを輸入・販売している。

5-2.ブッチ開催の楽しい企画やイベントも!

ドッグフードメーカーにしては珍しく、ブッチでは楽しい企画を開催していることがある。過去にはプレゼントキャンペーンや、パッケージコンテストなどを行っていたこともあった。

ほかには、「あっち、こっち、ブッチ。CARAVAN!」などのイベントを主催したり、「インターペット」「ペット博」などに出展することも。ブッチの試食会や、未発売の商品を試せる機会が設けられていることがあるので、気になる人はチェックしてみよう。
なお、2023年には11月の「ペット博大阪」出展を予定している。「あっち、こっち、ブッチ。CARAVAN!」については、残念ながら次回開催時期は未定のよう。

また、SNSで人気のインフルエンサー犬がアンバサダーになっているのも面白いポイント。ブッチ公式サイトのコラムでは、飼い主さんたちがインフルエンサー犬にブッチをどう与えているかわかり、参考になる。

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※記事は2023年10月18日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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