人気の小型犬向けドッグフードおすすめ13選!選び方や1日の目安量の調べ方も紹介

小型犬ドッグフード おすすめ

室内でも飼いやすいことから、高い人気を誇る小型犬。最近では小型犬のために作られたフードも多く販売されているけれど、使われている原料や粒の大きさは製品によって異なり、年齢によっても適したフードが変わるため、どれを選べばいいのか迷う人も多いのでは? そこで今回は、さまざまなブランドの小型犬向けドッグフードの中から、編集部のおすすめ13選をご紹介。愛犬にぴったりなフードを見つけるための参考にしてみて。

更新日:2023/10/16

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お話を聞いたのは・・・

「chicoどうぶつ診療所」獣医師 林美彩さん

酪農学園大学獣医学部卒業。大学卒業後、自身が代替療法と出会ったことで、動物の体に優しい治療法や食事・環境の見直し、飼い主の心のケアの大切さ等を伝えていくため、2017年に『chicoどうぶつ診療所』を開業。往診を中心に、精力的に診療を続けている。

<著書>
獣医師が考案した 長生き犬ごはん」(世界文化社)2019/12/18
獣医師が考案した 長生き猫ごはん」(世界文化社)2020/11/13
『獣医師が考案した一汁一菜長生き犬ごはん こだわりの安心レシピ&作り置きOK!』(世界文化社)2022/1/26

<公式サイト・SNS>
chicoどうぶつ診療所HP
Instagram:@chico_ah_323
Amebro:https://ameblo.jp/tinkerbell19850323/

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ミシュワン

ミシュワン 小型犬用

2587円(定期初回限定価格)/1kg

小型犬の栄養、食べやすさ、食いつきのよさを追求。厳選素材を使用した総合栄養食

小型犬の健康に向き合って開発された20歳を目指すドッグフード。総合栄養食の基準を満たしているから、サプリメントに頼ることなく健康を維持しやすい。

人間でも食べられるクオリティの馬肉、鶏肉、まぐろ、緑イ貝、乳酸菌、12種類の国産野菜などをふんだんにブレンド。たんぱく質やビタミン類はもちろん、気になるお腹や関節の健康まで考えた、小型犬に必要な栄養素がぎゅっと詰まっている。

食べやすさにもこだわり、粒を1cm以下の楕円形に設計。オイルコーティングのない砕けやすい粒が幼犬・老犬にも優しく、ずっと食べ続けられる。袋を開けたとたんに広がるかつおだしの香りに、愛犬もきっと飛びついてくれるはず。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料馬肉、鶏肉、まぐろ、緑イ貝ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー352kcal
原産国日本
その他合成保存料、合成着色料不使用

1.人気の小型犬向けドッグフードおすすめ13選

ECサイトなどで人気の小型犬向けドッグフード13選をご紹介。製品ごとに、対象年齢や主原料、タイプ、100gあたりのカロリー、原産国も記載しているので、小型犬のドッグフード選びで迷っている人はぜひ参考にしてみて。

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コノコトトモニ

このこのごはん

3850円/1000g

小型犬にありがちな健康面の悩みを、自然素材由来の栄養でサポート

飼い主と愛犬がより長くともに時間を過ごせるように、との思いから生まれた国産ドッグフード。小型犬の日々の健康に、自然素材の栄養でアプローチできるのが魅力。低脂肪かつ高タンパクな鹿肉、鶏肉ささみを使っているため、体重管理をしたいときにもおすすめ。

カリウムを豊富に含むサツマイモや、食物繊維たっぷりのスーパーフード「モリンガ」を使用。腸内の善玉菌を増やすと言われる乳酸菌も配合されているから、排せつ物のニオイ対策にも期待できる。

保存料や酸化防止剤といった人工添加物を使わず、食いつきをよくするオイルコーティングの代わりには鰹節の自然な風味を活用。小麦を使わないグルテンフリーなので、アレルギーが心配な愛犬にも与えやすい。無添加にこだわったメインフードを探しているなら要チェック。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー343kcal
原産国日本
その他保存料不使用、酸化防止剤不使用、グルテンフリー、ヒューマングレード、オイルコーティングフリー

わんこのおもい

ポンポンデリ

2,970円(定期初回限定価格)/800g

小型犬の健康を考えた総合栄養食。消化のよい配合を追求し、栄養素の効率よい吸収をサポート

ヒューマングレード品質の肉や野菜を使用し、お腹の健康に役立つフェカリス菌、イヌリン、フラクトオリゴ糖、ムラサキ芋などもプラスした総合栄養食。獣医師監修のもと、小型犬の成犬に必要な栄養素をたっぷりと凝縮している。

小型犬に多いトラブル解決のカギが腸内環境にあることに着目し、低脂肪で消化のよいレシピを実現。栄養素の効率よい吸収をサポートし、愛犬の元気な毎日を応援する。

さらに口の小さい小型犬でもよく噛んで食べやすいよう、薄めかつ1cm以下の小粒タイプを採用。鰹節と鶏ガラスープをたっぷり使い、食欲をそそる風味と旨味を実現している。いつでもフレッシュな状態で食べられる、800g入りのコンパクトな容量にしているのもこだわりポイント。

機能総合栄養食
対象年齢1歳以上の成犬
主原料鶏肉、玄米、大麦、鰹節、ビール酵母
タイプドライフード
100gあたりのカロリー351kcal
原産国日本
その他保存料不使用、酸化防止剤不使用、着色料不使用、香料不使用、グルテンフリー

HAPPY DOG

ミニベビー&ジュニア

2420円/1kg

ヒューマングレードの食材を使用。成長期の子犬に適した高タンパクフード

生後1カ月から、成犬になる12カ月頃までの子犬の健康を考えて作られた、ドイツ産のドッグフード。厳しいドイツの食品基準を満たしたヒューマングレードの食材だけを使用し、オリジナルレシピをもとに自社工場で生産。消化にやさしい素材でできているから、皮膚や胃腸が敏感な犬でも食べやすい。

サーモン、チキンといった動物性タンパク質に、野菜、フルーツ、各種ハーブ、ビタミン、ミネラルなどをバランスよくミックス。タンパク質の含有量を、成長期の小型犬に適した29%に調整しているうえ、天然の緑イ貝を配合することで関節の健康にも配慮している。

化学合成添加物や遺伝子組み換え作物を一切使わず、ナチュラルな素材だけを厳選。自社製品の検査や分析を行う研究所で、定期的な品質検査を実施している。栄養面だけでなく、質も重視したい飼い主にはうってつけ。

機能総合栄養食
対象年齢生後1~12カ月
主原料チキンプロテイン、コーン粉、米粉、ポルトリー脂肪、サーモンミールほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー365.3kcal
原産国ドイツ
その他保存料不使用、香料不使用、着色料不使用、副産物ミール不使用、大豆不使用、小麦不使用、砂糖不使用、GMO(遺伝子組換食品)フリー、ヒューマングレード

Pet curean

NOW FRESH 小型犬 成犬用

2475円(Amazon)/800g

新鮮な素材やオーラルケアにこだわった、グレインフリーフード

ミートミールや内臓などの肉副産物を使わず、フレッシュな肉や鮮魚だけで製造。冷凍や加熱のし過ぎを避けて、じっくり低温調理されている。素材の持ち味が活かされているから、愛犬の食い付きの違いを実感できるはず。

七面鳥、サーモン、マスといった主原料のほか、リンゴ、ニンジン、カボチャなどを含む20種類以上の原料を使用。犬の健康をサポートする多彩な食材を組み合わせ、おいしさと栄養バランスのよさを両立させている。穀物を含まないグレインフリータイプなので、消化にも負担を掛けにくい。

パセリやペパーミントが配合されており、食事後もフレッシュな吐息をキープ。クローバー型の小粒なので、小型犬が無理なく食べられる。

機能総合栄養食
対象年齢成犬
主原料ターキー生肉(骨抜き)、乾燥鶏卵、エンドウ豆、ポテト、ポテト粉ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー371.1kcal
原産国カナダ
その他グレインフリー、ミールフリー

ウェルペット

ウェルネス穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥

2035円(Amazon)/800g

小型犬の健康をあらゆる面からサポート。カロリーにも配慮した総合栄養食

米や小麦などの穀類を使わずに作られた、グレインフリーのドライフード。骨抜き七面鳥の生肉を主原料に、小型犬に適した量のタンパク質、炭水化物、脂肪を摂れるように設計。必要なエネルギーをチャージしつつ、健康的な体形をキープできるようカロリーにも配慮している。

ビタミンCやリコピンを豊富に含むトマトや、オメガ-3脂肪酸を含む亜麻仁が使われており、愛犬の被毛、皮膚の健康維持に役立つ。さらに乳酸菌や、善玉菌となる食物繊維が配合されているから、消化吸収のサポートも。

ほかにも、関節の健康に欠かせないグルコサミン、コンドロイチンや、目の働きに関わるビタミンAなど、愛犬が元気に過ごすために嬉しい成分がたっぷり。歯や歯ぐきの健康を支えるカルシウムやリンも含まれているので、デンタルケアに力を入れたい人は検討してみて。

機能総合栄養食
対象年齢1歳以上
主原料骨抜き七面鳥、チキンミール、えんどう、レンズ豆、ひよこ豆ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー約366kcal
原産国アメリカ
その他家禽副産物、とうもろこし、大豆、乳、卵、着色料、香料不使用、グルテンフリー、グレインフリー

サンライズ

ミンチスペシャル 超小型犬・小型犬 緑黄色野菜入り 成犬用

646円/1200g

やわらか半生製法でリアルな旨みを再現。保管に便利な小分けパック入り

ドライフードでありながら、独自の半生製法により素材のリアルな旨みを再現。国産チキンをベースに、犬の健康維持を考え緑黄色野菜を配合している。鳥取県の自社工場で作られているから、原産国にこだわる飼い主にもぴったり。

120gずつに小分けされていて、与える量を調整しやすいのもポイント。保管中の酸化を防げるので、開けるたびにフレッシュな味を楽しめる。持ち歩きにも便利なため、愛犬と一緒にキャンプなどのアウトドアや旅行に出掛けたい人にはうってつけ。

バランスのとれた総合栄養食だから、これ1つで小型の成犬に必要な栄養摂取が可能。緑茶の粉末を配合することで、排せつ物のニオイにまで配慮している。

機能総合栄養食
対象年齢成犬
主原料肉類(チキン等)、糖類、豆類、でん粉類、穀類ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー約255kcal
原産国日本
その他オーガニック、ECOCERTクリア

ネスレ日本

ピュリナプロプラン シニア期に向けた健康維持で脳と記憶力のサポート 成犬用 9歳頃から 小型犬 チキン

2547円(楽天)/2500g

健康的に年を重ねるための栄養設計で作られた成犬向けフード

9歳頃からの小型犬が健康的に年を重ねられるよう、独自の栄養設計を採用。加齢による悩みにアプローチするために、中鎖脂肪酸を多く含む植物油を加えている。

ベースには良質なチキンを使用し、犬の健康維持に役立つビタミンやミネラル類をバランスよく配合。香料や着色料は無添加で、素材そのものの風味を堪能できる。

歯や歯ぐきの健康に欠かせないDHA、EPAが豊富な魚油を配合し、デンタルケアにも配慮。シニア期に向かう愛犬の健康をさまざまな角度からサポートしたいなら、一度試してみては。

機能総合栄養食
対象年齢9歳頃以上
主原料チキン、小麦、米、とうもろこし、コーングルテンほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー約364kcal
原産国フランス
その他合成着色料、香料不使用

プリモフード

新鮮・国産ドッグフード プリモベーシック

2225円/1000g

生肉や厳選された自然素材を使用。国産だから新鮮なまま食べられる

牛、鶏、馬、レバー、魚、豚の6種類の生肉をミンチ状にして、穀物に練り込んだドライフード。食品レベルクラスの新鮮な素材をじっくり低温で調理しているから、犬に欠かせない動物性タンパク質を損なうことなく摂取できる。

低温、低圧による無発泡製法にこだわることで比重を重くし、腹持ちがアップ。しっかり満腹感を得られるので、食べる量を減らしたいときのダイエットフードとしても役立つ。子犬から老犬にまで対応しているため、年齢がバラバラの多頭飼い家庭でも重宝するはず。

防腐剤、抗酸化剤、抗菌剤、防カビ剤、色素といった添加物を一切使わず、バージンオイルを採用することで油の酸化にも配慮。神戸市で作られていて、新鮮な状態で手に入れられる。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料生ミンチ肉(牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉)、玄米粉ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー400kcal
原産国日本
その他防腐剤、抗菌剤、抗酸化剤、抗カビ剤、色素、着色料不使用

ペディグリー

それいけ!小型犬 成犬用 チキン入り

990円(Amazon)/1000g

小型犬に適した栄養バランスとおいしさを実現。クリーミーなミルク粒入り

小型の成犬にぴったりな栄養バランスを考えて作られた1品。鶏肉のほかに消化のいい玄米や米をミックスし、便の健康に配慮している。

小型犬の小さな口でもラクに食べられるよう、粒を小さめに設計。さらに味にうるさい小型犬でも飽きずに楽しめるよう、ミルク粒を混ぜておいしさをアップ。ミルクに含まれるカルシウムで歯の健康維持をめざしつつ、配合されている緑茶抽出物により吐息も爽やかにキープできる。

ほかに、ビタミンCやリコピンが豊富なトマト、リノール酸を多く含むひまわり油もプラス。愛犬の毛艶や皮膚のコンディションを気にかけながら、いつまでも元気でいてほしいという願いに寄り添う。

機能総合栄養食
対象年齢成犬
主原料穀類(とうもろこし、米、小麦粉)、肉類(チキン等)、大豆ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー370kcal
原産国タイ
その他---

マースジャパンリミテッド

ニュートロ シュプレモ 小型犬用 成犬用

2126円/1000g

17種類の自然素材を独自の方法でブレンド。高品質な肉を使い抜群のおいしさも実現

ホウレン草、亜麻仁、トマトといった高品質な素材を厳選し、小型犬の特徴に合わせて作られたフード。素材の抽出物を配合するのではなく、自然素材そのものを組み合わせる独自のブレンド法を採用し、それぞれが持つ栄養素の相互作用が得られるように工夫している。

主原料には、フレッシュなチキンを使用。肉をいちばん多く使用する「ミートファースト」にこだわっているため、良質なタンパク質やアミノ酸をたっぷり摂れる。ラムやサーモンなどの乾燥ミールも加えることで嗜好性を高めているから、食いつきのよさを実感できるはず。

ほかにも、食物繊維を多く含むオーツ麦や、ビタミン、ミネラルを豊富に摂れる玄米といった、犬の健康維持に役立つ素材を配合。愛犬のためにハイクオリティなナチュラルフードを選びたいなら、ぜひ試してみて。

機能総合栄養食
対象年齢生後8カ月以上
主原料チキン(肉)、チキンミール、モロコシ、オーツ麦、玄米ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー375kcal
原産国アメリカ
その他---

マースジャパンリミテッド

ニュートロ シュプレモ 超小型犬 成犬用

3776円/2000g

自然派におすすめ。超小型犬の特徴や食べやすさを考え厳選素材をブレンド

4kg以下の超小型犬向けに作られた総合栄養食。肉、野菜、フルーツなど厳選された17種類もの素材を使い、代謝エネルギーが高い超小型犬にぴったりの栄養バランスで設計。1cm以下程度の小粒だから、顎や口が小さい犬にも負担が掛かりにくい。

こだわっているのは、自然素材同士の組み合わせにより相互作用が生まれる独自のブレンド法。それぞれが持つ栄養がさらに活かされるため、より効果的に愛犬の健康な体作りへアプローチできる。

肉などのタンパク源を最も多く使うというメーカーのこだわりから、主原料である高品質なチキンに加え、ラムやサーモンの乾燥ミールも使用。好みに関わらず、どの犬でもおいしく食べられるように配慮している。愛犬の食べムラや好き嫌いに悩んでいるなら、一度検討してみては。

機能総合栄養食
対象年齢生後8カ月以上
主原料チキン(肉)、チキンミール、モロコシ、オーツ麦、玄米ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー380kcal
原産国アメリカ
その他---

マースジャパンリミテッド

ニュートロ ナチュラルチョイス 小型犬用 チキン&玄米

1933円/1000g

チキンの風味が食欲をくすぐる。小型犬の健康維持を考えた工夫も満載

好き嫌いが多くなりがちな小型犬のために、高品質なチキンの肉を主原料に使用。肉が持つ旨みをギュッと凝縮しているから、グルメな愛犬も喜ぶこと請け合い。タンパク源だけでなく、食物繊維を含む玄米やサツマイモを組み合わせることで、腸内環境の健康に配慮している。

比較的長生きする小型犬にとって、体を健康に保つための免疫機能は欠かせない要素。β-カロテンを含むトマトを自然素材のまま配合し、免疫力をサポートする。

また、鶏脂や亜麻仁の配合により必須脂肪酸であるオメガ3、オメガ6を摂れるため、愛犬の被毛のパサつきや艶のなさが気になるなら試してみる価値あり。合成酸化防止剤、着色料、化学合成物の無添加にこだわっているので、ナチュラル志向の人にもおすすめ。

機能総合栄養食
対象年齢生後8カ月以上
主原料チキン(肉)、チキンミール、大麦、エンドウマメ、粗挽き米ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー375kcal
原産国アメリカ
その他---

ロイヤルカナン

ミニ インドア アダルト

1690円/800g

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運動量の少ない室内犬に合わせたカロリー調整が行える

室内で過ごす、生後10カ月?8歳頃の成犬専用に作られたフード。運動量が少なく、エネルギー要求量が低いインドア犬に合わせ、理想的な体重をキープできるようカロリーを調整したり、L-カルニチンを配合したりしている。

消化性に優れたタンパク質に加えて、食物繊維や良質な炭水化物を含んでいるから、おなかにもやさしい。スムーズな消化を助け、便の状態に期待が持てる。

きれいな被毛を維持するために、EPA、DHAを含む魚油などをバランスよく配合しているのもポイント。長い被毛を持つ犬種にはとくにおすすめ。

機能総合栄養食
対象年齢生後10カ月~8歳
主原料米、コーン、肉類(鶏、七面鳥、ダック)ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー378kcal
原産国フランス/韓国
その他---

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2.総合栄養食と他のフードの違いって? それぞれの機能を解説

総合栄養食

それ単体で主要な栄養、エネルギーを賄うことを目的としたフードのこと。総合栄養食の場合は、プラスで水を与えるだけで必要な栄養バランスを満たし、健康な食生活をめざすことができる。

ペットの成長段階は、大まかに成長期、繁殖期、維持期の3つ(※)。それぞれの成長段階に合わせたものを購入しよう。とくに子犬や子猫は必要な栄養素がおとなのペットに比べて多いため、子犬、子猫用か、全成長段階対応用を選ぶのがベスト。

※AAFCOが養分基準を規定している成長段階

副食

嗜好増進などを目的としたもので「一般食」や「副食」、「ふりかけ」といった表示で販売されていることが多い。

夏バテや老化による小食、いつもの食事に飽きてしまったペットの食欲増進などのために、ペットフードに混ぜてあげるとよい。ただし、副食だけを与えていると偏食になる上に栄養バランスが崩れてしまうので、必ず総合栄養食などと一緒にあげるよう意識して。

栄養補完食

特定の栄養を調整したものや、嗜好性を高めるためのフード。

副食の一種で、人間で言うビタミンサプリやプロテインドリンクのような役割。ペットにとって、とくに必要な栄養素をピンポイントで補いたい時におすすめ。獣医師と相談の上で与える場合も多いので、気になる人はかかりつけの動物病院で相談してみて。

おやつ

その名の通りおやつやスナック、またはご褒美として、限られた量を与えることを意図したフードのこと。

一般には「おやつ」、「スナック」、「トリーツ」などの表示で販売されることが多い。適切な栄養量を維持するために、与える回数や主食とのカロリーの兼ね合いに注意が必要。与える上限量は、原則として1日当たりのエネルギー所要量の20%以内に抑えるとよいとされている。

3.小型犬向けドッグフードを選ぶ際のポイント


まずは、身体の小さい小型犬に合ったドッグフードの選び方を紹介。ライフステージや体型に適した選び方も知って、愛犬の健康管理をしよう。

ドッグフードの粒の大きさと形で選ぶ

ひとくちにドッグフードと言っても、粒の大きさや形はさまざま。まずは顎の小さな小型犬に適したタイプを理解して、愛犬の好みにあったドッグフードを探そう。

食べやすい小粒、超小粒を購入する

顎が小さい小型犬には、噛む負担が少ない小粒と超小粒のドライフードがおすすめ。小粒は8~10㎜、超小粒は5~8㎜ほどの大きさで、チワワやトイプードル、ポメラニアンなどの超小型犬には超小粒のほうが安心。

ただし、粒が小さすぎると口からポロポロ落ちてしまったり、ドッグフードの噛み応えを楽しむ愛犬には物足りないときも。その場合には、普段より少し大きめの粒に変えてみて。普段から愛犬の食事を観察して、愛犬の好みの大きさを見つけよう。

愛犬の好きな形を購入する

ドッグフードにはドーナツ型や楕円型など、さまざまな形状がある。たとえばドーナツ型は噛む力が弱くても、簡単にくだけるのがポイント。顎の小さな小型犬でも食べやすいはず。

楕円型の特徴は、厚みがないから喉に詰まりにくいこと。好みが分かれるので愛犬の食いつきがいい形を探してみて。

ドッグフードの内容量で選ぶ

1カ月以内に食べきれる量を購入する

ドライフードは1~1年半、ウェットフードは2~3年とパッケージに記載されていることが多い。ただし、この賞味期限は未開封の状態での期限を指す場合がほとんど。実際には開封後、ドライフードは1カ月以内、ウェットフードは冷蔵保存で2~3日以内に食べきるのが理想。

ドッグフードは空気に触れる時間が長くなると、酸化によって成分が変質したり、カビが生じてしまう。とくに脂肪分が12%以上と高いドッグフードは、酸化が速いので気を付けて。

なお愛犬が1カ月以内に食べきれる量は、ドッグフードのパッケージで確認しよう。不安な人は少量サイズや、小分けになっているものがおすすめ。もし食べきれなさそうなときは、ドッグフードを小分けにして冷凍保存してみて。

年齢、ライフステージに合わせて選ぶ

哺乳期や離乳期、成長期、高齢期など、ライフステージによって必要な栄養素や最適な粒の大きさは違う。ライフステージに応じた適切な食事をチェックしてみて。

哺乳、離乳期

1歳までは身体が一番成長する時期なので、とくに栄養管理が大切。小型犬は生後30日頃までが哺乳期、60日頃までが離乳期に該当する。

哺乳期は消化機能が十分に発達していないので、母乳や子犬用ミルク以外の飲み物を与えることは控えて。離乳期には、ふやかした子犬用ドライフードを与えよう。

成長期

2~10カ月頃までは成長期にあたり、骨格や筋肉、免疫機能など、さまざまな組織を発達させるために栄養価の高いドッグフードをあげたい。基本的に5大栄養素のタンパク質、脂肪、炭水化物(食物繊維)、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているかをチェックしてみて。もし迷ったら、子犬用や成長期犬用と記載された総合栄養食がおすすめ。

なお自分で栄養バランスを計算したい場合には、乾物量(水分量を除いた含入量)を計算しよう。とくにタンパク質は30%以上含まれているのが理想。

乾物量の計算式:計りたい栄養の成分値(%)÷(100?水分含有量%)×100

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成犬期

1~7歳までは成犬と呼ばれるライフステージ。1歳頃になったら、成犬用のドッグフードに切り替え始めてもOK。成犬は子犬の頃と比べると必要なカロリーが減少するので、とりすぎないように調整してあげよう。

また成犬でも小粒がおすすめだけど、噛み砕くのが好きな子なら、中粒のドッグフードでも大丈夫。丸呑みしてしまうと、のどを詰まらせる可能性があるのでサイズを大きくするときは様子を見てあげて。

中、高齢期

7歳以降は成犬に比べて運動量と筋肉量が減る。必然的に消費カロリーが少なくなるので、カロリーが控えめなものを選ぶとよい。

また消化機能が落ちたり、関節が弱くなったりしやすいので、消化や関節をサポートする成分が含まれている製品もおすすめ。噛む力も衰えるので超小粒や小粒をあげて、のどに詰まらないようにしよう。

ドライフードを食べるのが大変そうだったら、水分も一緒に取れる柔らかいウェットフードをあげてみて。

体重、体格に合わせて選ぶ

愛犬が痩せすぎていたり、太り過ぎていたりする場合にはカロリー調整が大切。まずは、犬の体型を5段階で評価したボディコンディションスコア(BCS)を見て、愛犬の体型をチェックしてみよう。やせ型、理想体型、太り気味のいずれにあたるのかを把握して、愛犬のドッグフード選びを見直そう!

痩せ気味

□肋骨が容易に見える、触れる
□上から見て腰のくびれが顕著
□横から見たときに腹部のつり上がりが顕著


理想体型

□過剰に脂肪がついておらず、触れると肋骨を感じる
□上から見てゆるやかにくびれている
□横から見て腹部がつり上がっている

太り気味

□脂肪に覆われ、肋骨が触りにくい
□上から見て腰のくびれがほとんど見られない
□横から見て腹部が地面と平行または垂れている

痩せ気味

「栄養が足りていない」「摂取カロリーより消費カロリーが多い」「食事量が少ない」などの原因で、愛犬が痩せすぎてしまうことも。そんなときは、高カロリーなドッグフードをあげて体重を増やしてあげよう。カロリーの目安として、100gあたり360kcal以上のドッグフードが好ましい。

また、消化吸収しやすい栄養素のタンパク質は、積極的に摂取したい。とくに動物性タンパク質は、吸収率90%と消化吸収されやすく、原材料欄に肉類、チキン、魚類などが1番目に書かれている製品に多く含まれている。

急激に体重が落ちた場合には、病気の可能性も考えられるので病院に行くようにして。

理想体型

理想体系は、ドッグフードの量や種類が愛犬に合っている状態。今と同じ食事管理で問題ないけど、年をとったり、去勢、避妊手術をしたりすると太りやすくなるので注意。

痩せすぎや太りすぎは病気になりやすいので、このまま理想体型を保てるように、体重や食欲の変化に気を付けて管理してあげよう。

太り気味

太り気味の子には、低脂肪で高タンパク質なドッグフードをあげよう。

タンパク質が不足すると、筋力が低下して消費カロリーが減る悪循環に陥る。そのため、ダイエット用のドッグフードでもタンパク質の含有量は気にしたい。

他には繊維量が多いドライフードをあげて、満腹感を感じやすくさせる方法も。ただし、便秘になりやすくなったり、膨張して胃のサイズが大きくなってしまうこともあるので注意が必要。

また早食い防止のため、1回の食事量が長くなるようにドッグフードをあげることを意識してみて。小出しにしてあげたり、餌を取り出すのに時間がかかる、早食い防止用の食器や知育道具を使ったりするのもおすすめ。小型犬は太りすぎると骨折しやすくなったり、糖尿病や関節、心臓、呼吸器系の病気のリスクが高まるので、しっかり体重管理をしよう。

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4.小型犬へのドッグフードのあげ方

小型犬にドッグフードを与えるときは、量と回数の目安が大切。食事量の計算方法も紹介しているので、適正量を覚えて愛犬の健康を食事からサポートしよう。

適切なご飯の量は? 小型犬のドッグフードの適正量を把握しよう

小型犬にドッグフードを与えるときは、量と回数の目安が大切。食事量の計算方法も紹介しているので、適正量を覚えて愛犬の健康を食事からサポートしよう。

ドッグフードの適正量を簡単に知りたい場合には、パッケージに記載されている推奨量や給与量を参考にして。より具体的に適正量を知りたい場合には、愛犬の体重をもとに計算する必要がある。計算方法を紹介してるので、気になる人は計算してみて。

まず※RER(=1日に必要なエネルギー量)と※DER(=1日に必要なカロリー)の計算が必要。

RER=体重×70×0.75乗
DER(一日当たり必要なカロリー)=RER(体重×70×0.75乗)×活動係数(*)

ここまでだしたら適正量を計算しましょう。

小型犬のドッグフードの適正量=DER÷(与えている餌の100gあたりのカロリー)×100

(※)
RER=Resting Energy Requirement
DER=Daily Energy Requirement の略

*活動係数の目安
子犬:2.0
避妊、去勢していない若い成犬:1.8
避妊、去勢済みの成犬:1.6
太り気味な犬、高齢犬:1.2
減量の必要な犬:1.0

出典:すわ動物病院

ドッグフードは数回に分けてあげよう

ドッグフードの出しっぱなしは、食事量の把握が難しくなるのであまり好ましくない。またドッグフードは傷みやすいので、注意が必要。ライフステージに合わせて分けてあげることが大切なので、以下で回数の目安を確認してみて。

子犬(1~10カ月)の場合

子犬の頃は消化器官が十分に発達していないので一度にたくさんあげず、1日3~5回に分けてあげよう。朝、昼、夕、夜など適度に間隔を空けてあげて。

成犬(10カ月~7歳)の場合

成犬になると体の組織もしっかり発達し、一度にたくさん食べても十分消化できるので、朝と夕方の2回に分けてあげるのが一般的。ただし、愛犬が下痢や嘔吐をして消化が上手くできていない場合には、1回の食事量を減らして1日3~4回に分けてあげてみて。

老犬(7歳~)の場合

成犬と同じく、基本は1日1~2回でOK。ただし、消化機能やあごの力が低下してきたら、1回の食事量を減らして1日3~5回に分けてあげて。

5.小型犬向けドッグフードに関するQ&A

小型犬にはウェットフードとドライフードどっちが合ってるの?

どちらがいいかは一概には言えません。小型犬に限らず、愛犬の年齢や状態に適した方をあげましょう。

ドライフードは水分量が10%程度以下でカリカリしているので、あごの発達を促してくれます。一方、ウェットフードは水分量が75%程度あり、栄養だけでなく水分も同時にあげることができます。食事量が減っている場合や、あまり水を飲まない場合には水分も摂取でき、嗜好性の高いウェットフードがおすすめです。

他にも水分量が25~30%程度でドライフードよりも柔らかいソフトドライフードやセミモイストフードなどのタイプもあるので、愛犬の状態に合わせてあげてみてください。

ドッグフードを食べない時はどうしたらいい?

いつものドッグフードに飽きてしまっている可能性があります。ドッグフードの味や粒の形などを変えて、愛犬に興味をもってもらいましょう。また、ストレスを感じて食べない場合もあるので、ストレスを解消するために運動量やコミュニケーションを増やすことも試してみてください。

他にもドッグフードの器が低すぎて、食べずらく途中でやめてしまうワンちゃんもいます。器を食べやすい高さに変え、少し角度をつけてあげると首の負担も軽減され食いつきがよくなることがあります。

何日もドッグフードを食べない場合には、体調不良や病気の可能性も考えられるので、必ず病院に行くようにしましょう。

主食とおやつの割合はどのくらいがいい?

おやつは1日に必要なエネルギー量を超えないようにしてあげましょう。目安として1日の食事量の10%程度にとどめることを意識してください。おやつはあくまで、しつけやご褒美、コミュニケーションの一種の手段です。栄養補給を目的としているわけではないので、必要な栄養は総合栄養食で摂取させましょう。

おやつをあげすぎると主食のドッグフードを食べなくなってしまうこともあるので、頻度に気を付けてください。また、愛犬に病気がある場合には適切な摂取量を獣医師に聞いてください。

ドッグフードを切り替える際のコツは?

突然ドッグフードを変えると犬が警戒心をおぼえて食べなかったり、体調を崩しまったりする場合があります。7~10日程度かけて徐々に切り替えるようにしましょう。初日は新しいドッグフードの1割程度を、今までのドッグフードに混ぜてあげてください。翌日以降、愛犬の健康状態を観察しながら、新しいドッグフードの割合を徐々に増やし、10日目くらいに全て新しいドッグフードにしてみましょう。

切り替え中に下痢、嘔吐などの体調不良が見られた場合には、元のドッグフードに戻して様子を見てください。愛犬の体調に気を付けながら、ゆっくりと切り替えることが大切です。

小型犬用と中型犬・大型犬用のドッグフードは何が違うの?

大きな違いはカロリーと粒の大きさにあります。小型犬用ドッグフードの方がカロリーは高めに、粒は小さめに作られていることが多いです。ただし粒の大きさは犬によって好みが異なり、小型犬でも大きめの粒を楽しむワンちゃんもいるので愛犬に合わせてあげてください。

子犬の頃は手作りフードの方がいいの?

手作りフードで子犬に必要な栄養素をバランスよく補ってあげるのは簡単ではありません。とくに成長期はカルシウム、鉄分、亜鉛など大切な栄養素が多いので、成長期用や子犬用のドッグフードを買ってあげることをおすすめします。

手作りフードをあげたい場合には、普段のドッグフードのトッピングとして使って食欲を増やしてあげるのがいいでしょう。

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※記事は2023年10月16日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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