人気の馬肉ドッグフードおすすめ16選!高たんぱく、低カロリー、低脂肪。アレルギー対策や健康維持に

馬肉ドッグフード おすすめ

高たんぱくで低カロリー、低脂肪な馬肉は、牛肉や豚肉、鶏肉などに比べると栄養価が高いことで知られている。健康的にたんぱく質を摂取したいときや、愛犬の健康維持をサポートしたいときに役立つほか、アレルギーがある犬にも与えやすい。そこで今回は、おすすめの馬肉ドッグフード16選をご紹介。特徴やメリットなどを確認しながら、愛犬にぴったりのドッグフードを探してみよう。

更新日:2023/07/06

お話を聞いたのは・・・

「chicoどうぶつ診療所」獣医師 林美彩さん

酪農学園大学獣医学部卒業。大学卒業後、自身が代替療法と出会ったことで、動物の体に優しい治療法や食事・環境の見直し、飼い主の心のケアの大切さ等を伝えていくため、2018年に『chicoどうぶつ診療所』を開業。往診を中心に、精力的に診療を続けている。

<著書>
獣医師が考案した 長生き犬ごはん」(世界文化社)2019/12/18
獣医師が考案した 長生き猫ごはん」(世界文化社)2020/11/13
『獣医師が考案した一汁一菜長生き犬ごはん こだわりの安心レシピ&作り置きOK!』(世界文化社)2022/1/26

<公式サイト・SNS>
chicoどうぶつ診療所HP
Instagram:@chico_ah_323
Amebro:https://ameblo.jp/tinkerbell19850323/

1.馬肉ドッグフードのメリットとデメリットは?

馬肉を与えたい人は、まずはメリットとデメリットを理解しておくことが大切。愛犬に適しているメリットなのかも、一緒に考えてみて。

馬肉ドッグフードのメリット

栄養価が高い

馬肉は何といっても高たんぱくで有名。カルシウムや鉄分も豊富でカルシウムは豚や牛の約2倍、鉄分は豚肉の約3~4倍含まれている。

また、アミノ酸、亜鉛が多いことも馬肉の特徴。アミノ酸は筋肉作りに必要な栄養素で、亜鉛は免疫力を維持することに役立つので、愛犬の健康を維持するのにおすすめ。さらに馬肉はカリウムを多く含み、利尿作用で体を冷やす効果が期待できる。夏バテや熱中症が気になる季節は、馬肉ドッグフードを与えてみるのもよさそう。

アレルギー対策になる

動物性たんぱく質のなかでも、犬にとってアレルギーが少ないと言われているのが馬肉。豚肉や牛肉にアレルギーのある犬でも安全に食べられる場合が多い。

ただし、なかには馬肉に牛肉や豚肉をブレンドしたフードもあるので、アレルギーのある犬に与える場合には原材料をよく確認しよう。

愛犬の毛並みをきれいに保てる

馬肉ドッグフードにはたんぱく質やビタミンが豊富に含まれており、皮膚や被毛の健康をサポートし、美しい艶を保つ。毛がパサパサしている、皮膚が乾燥しやすいなどのトラブルがある犬は試す価値あり。

また馬肉に多い栄養素の亜鉛も、皮膚や被毛の健康維持に関係している。体重1kgあたりの亜鉛の必要量は人より犬のほうが多いので、馬肉を通してしっかり摂取してきれいな毛並みを保とう。

低カロリー低脂肪でダイエット向き

馬肉は低カロリー、低脂肪なのがポイント。馬肉のカロリーは100gあたり約110kcalで、牛肉や豚肉の約半分。脂肪分は約3gと牛肉の約1/5にあたるので、肥満気味でダイエットしている犬に最適。

また、馬肉ドッグフードはシニア犬にもおすすめ。活動量と消化機能が低下するシニア犬には、低カロリーで消化吸収もしやすい馬肉ドッグフードがうってつけ。

■人気の低脂肪のドックフードをみる
■愛犬のダイエットにおすすめなドックフードをみる

馬肉ドッグフードのデメリット

取り扱い店舗が少ない

馬肉ドッグフードは、スーパーやホームセンターでは取り扱ってないことが多い。購入するならネット通販の利用が必要になるので、すぐに買いに行けない点がデメリット。外出先で持っていくのを忘れると近所で買えないため、不便と感じてしまうかも。

普段から馬肉ドッグフードをあげたい人は、どこの店でも売っているわけではないことを覚えておこう。

アレルギーが出る可能性も

アレルギー対策として馬肉ドッグフードを検討する人が多いが、100%アレルギーが出ないわけではない。アレルギーが出ることは少ないと言っても、初めて与える際には少量にして様子を見よう。

目が充血したり、じんましんが出たりした場合には、アレルギー反応の可能性がある。愛犬の体調に問題がないときにあげ、与えた後は体調に変化がないか注意して観察しよう。

生肉の場合は感染症リスクも

人間と同様、犬も馬肉を生で食べることはできるが、衛生的に処理されていないと感染症のリスクがあるため注意が必要。馬は体温が40度近いので、牛肉や豚肉より寄生虫が少ない。

しかしなかには微生物や細菌に汚染された生肉もある。口にすると下痢や嘔吐の症状が出ることもあるので、与えるならヒューマングレードの生食用として処理された肉か、冷凍処理をして菌を死滅させた肉を選んで。

2.人気の馬肉ドッグフードおすすめ16選

ECサイトなどで人気の馬肉ドッグフード16選をご紹介。製品ごとに、対象年齢や主原料、タイプ、100gあたりのカロリー、原産国も記載しているので、馬肉のドッグフード選びで迷っている人はぜひ参考にしてみて。

※アイテム掲載基準:Amazonや楽天、ほかWebサイトで出現頻度が高いアイテムをセレクト
※この記事の監修者がおすすめする商品ではありません

ドッグフード工房

ドッグフード工房 馬肉 小粒

1870円/750g

天然の食材にこだわり、放牧によりのびのびと育った良質な馬肉を使用

国内の厳選された専門業者から取り寄せた馬肉を使用。放牧によりのびのび育った馬肉だから、香り豊かで芳醇な味わいに。

また、ミネラルや食物繊維といった栄養素が配合されているのもポイント。とくに、鉄分とグリコーゲンは牛肉の約2倍も配合。健康維持に必要な栄養素を効率よく摂取できる。

AAFCOの定める高い品質基準をクリアしており、防腐剤や保存料、化学調味料といった合成添加物は一切不使用。天然の食材にこだわりたいオーナーはぜひチェックしてみて。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料馬肉、うるち米、小麦、生おから、さつまいもほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー375kcal
原産国日本
その他AAFCO(米国飼料検査官協会)、合成添加物不使用

ヤムヤムヤム

yum yum yum。馬肉 ドライタイプ

2154円(Amazon)/500g

獣医師が監修したこだわりのドッグフード。全年齢全犬種に対応可能

知識豊富な獣医師が監修した本格派ドッグフード。専門的な知見を持つ獣医師が監修することで、犬にとって最適な栄養バランスを実現。犬種や年齢に関係なく食べられる設計になっている。

お肉や穀物、野菜などの原材料は、人と同じ基準で選んだものを使用。人と同じ衛生レベルの食品工場で製造しているから、大切な愛犬にも心おきなく与えられる。

カリカリ食感のドライタイプと、しっとりとしたやわらかドライタイプの2種類を用意。愛犬の好みや年齢、健康状態に合わせて選んでみて。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料馬肉、大麦、玄米、ビール酵母、かつお節ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー345kcal
原産国日本
その他---

iliosmile

生馬肉パラパラミンチ

880円/300g

犬の体に適した生肉ミンチ。生きた酵素を摂取できるから、健康が続く

馬刺しの本場、熊本県から直送される生馬肉ミンチ。加工食品よりも生肉に適した犬の体内構造に着目。加熱処理されていないため、消化酵素をそのまま体内に届けられる。

また、仕入れたその日のうちに出荷することで鮮度をキープ。厳しい品質基準をクリアしたHACCP対応工場で製造され、冷凍状態で出荷されるから菌がつきにくい。

冷凍なので、好きな量だけ与えられるのもポイント。余った分を再度冷凍しておくことで、毎回新鮮なお肉を提供できる。

機能---
対象年齢---
主原料馬肉(国産)
タイプウエットフード
100gあたりのカロリー110kcal
原産国日本
その他ヒューマングレード、無添加

ドッグフード工房

馬肉 鶏肉 野菜畑 お試しセット

500円/200g×1袋+50g×2袋

天然食材だけを使用した完全無添加ドッグフード。選べる3つのフレーバー

添加物は一切入っていない完全無添加のドッグフード。人間が食べるものと同じ品質の天然食材だけを使用しているから、大切な愛犬にも心おきなく与えられる。

品質管理を徹底した国内工場で、栄養成分や旨みを壊さないよう2日間かけてじっくりと製造。手作りのおいしさを味わえるから、忙しくて犬用の食事を用意する時間がない人や、愛情の詰まったご飯をあげたい人にぴったり。

なお、お試しセットの味は全部で3種類。牛肉の約2倍のグリコーゲンを含む馬肉、富士山麓の大自然で育った高たんぱくな鶏むね肉、バランスよく栄養素を摂取できる野菜の中から、メインの1袋(200g)とサブの2袋(50g)を選択できる。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料馬肉、うるち米、小麦、生おから、さつまいもほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー馬肉:375kcal、鶏肉・野菜:360kcal
原産国日本
その他AAFCO(米国飼料検査官協会)、合成添加物不使用、ヒューマングレード

健康いぬ生活

馬肉自然づくりプレミアム

3850円/800g

馬刺し専門店が開発したドッグフード。鶏肉や大豆、小麦にアレルギーを持つ犬でも食べられる

馬肉自然づくりプレミアムは、馬刺しの本場熊本の馬刺し専門店が開発したドッグフード。高たんぱくで低カロリーなだけでなく、グリコーゲン、鉄分、ビタミンなどが含有された馬肉で、犬の健康的な食生活を支える。

ドッグフードで使用されることの多い、鶏肉や卵、大豆、小麦は使用していない。これらの食べ物にアレルギーを持つ犬でもお腹いっぱい食べられる。

また馬肉だけでなく、猪肉と鹿肉といったジビエフレーバーの用意も。大自然の中を生き抜いてきた野生のお肉には必須アミノ酸が豊富に含まれており、栄養価の高さが期待できる。馬肉と合わせてチェックしてみて。

機能---
対象年齢全年齢
主原料馬肉、鹿肉、猪肉、大麦、玄米ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー345kcal
原産国日本
その他グレインフリー、無添加

Awan

馬肉ドッグフード

2178円/500g

人間が食べられるクオリティをモットーにした、国産ドッグフード

国産原材料100%を贅沢に使用したドッグフード。国際規格ISO220000を取得した熊本県の食肉工場から、人が食べるものと同じ品質の馬肉だけを仕入れている。

原材料の50%を占める馬肉には、エネルギー源になるグリコーゲンや、皮膚や毛並みによいとされるビタミンAなどの栄養素がたっぷり。低アレルゲンかつ高たんぱくなので、少量の食事でもしっかりとエネルギーをチャージできる。

直径6mmの食べやすい小粒サイズ。無発砲製法、ノンオイルコーティングだから、水に溶けやすく消化に負担がかかりにくい。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料馬肉50%、魚肉、大麦全粒粉、玄米粉、魚粉、じゃがいも澱粉、さつまいもほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー350kcal
原産国日本
その他ヒューマングレード、AAFCO(米国飼料検査官協会)、無添加

miyudora pet

国産馬肉ぶつ切り

2380円/1kg

咀嚼力を育む大きめカットが特徴。オメガ脂肪酸を豊富に含む馬の脂肪を摂取できる

生の馬肉を3~4cmのぶつ切りカットにしているのが特徴。よくかむことで顎の力がついたり、歯の健康が保たれたりといった効果を期待できる。

お肉には1cm程度の脂肪を残しているのもポイント。馬の脂肪にはオメガ脂肪酸が含まれており、毛並みや皮膚の健康維持に役立つ。

また赤身部分には、毎日の健康をサポートする栄養素の鉄分やミネラル必須脂肪酸も含まれている。複数の栄養素を手軽に摂取させたい場合や、咀嚼力をつけたいときにおすすめ。

機能---
対象年齢---
主原料馬肉赤身
タイプウエットフード
100gあたりのカロリー110kcal
原産国日本
その他無添加

アドメイト

more soft ホースアダルト

1980円/100g×5袋

生の馬肉に野菜を練りこんだドッグフード。健康維持に必要な栄養素をバランスよく配合

使用肉原料として生の馬肉を100%使用。お肉の中に小さく刻んだトマトやにんじんを練り込んでいるから、リコピンやβ-カロテンなど健康維持に必要な栄養素をバランスよく摂取できる。

スチームで蒸しながら時間をかけて低温調理することで、香り豊かでジューシーな味わいに。小粒でやわらかいため、超小型犬や成犬になったばかりの犬でも食べやすい。

馬肉の他に鶏、魚、羊もラインナップしており、それぞれ単一種の動物性たんぱく質を使用したドッグフードに仕上がっている。同一種のたんぱく質を食べ続けるよりも食物アレルギーが起こりにくくなるため、アレルギーが気になる人はほかのフレーバーもぜひ試してみて。

機能総合栄養食
対象年齢1歳から
主原料肉類(馬)、小麦粉、脱脂大豆、でんぷん類、小麦たん白ほか
タイプソフトタイプ
100gあたりのカロリー298kcal
原産国日本
その他---

キアッケレカーニ

馬刺し切り落とし肉 水煮+馬レバー+馬アキレス

3564円/100g×10袋

馬肉にアキレスとレバーをブレンド。プルプルとした食感や芳醇な香りが食欲をそそる

人用の馬刺しにアキレスとレバーを入れ、お湯でじっくり煮込んだドッグフード。コラーゲンのプルプルとした食感と芳醇な香りが、食欲をそそる。

レトルトパウチになっており、持ち運びにも便利。袋を開けてそのまま食べられるから、調理の手間がかからず外出先でも気軽に与えられる。賞味期限は12カ月と長めで常温での保存がきくので、非常時の保存食にも最適。

お試しセットには、馬肉水煮と馬肉、レバー、アキレス水煮の2種類が5袋ずつ入っている。愛犬好みの味を見つけてみて。

機能---
対象年齢---
主原料ポーランド産馬刺し切り落とし肉、ポーランド産馬レバー、アルゼンチン産馬アキレス水煮
タイプウエットフード
100gあたりのカロリー約144kcal
原産国ポーランド/アルゼンチン
その他ヒューマングレード

サクラペットフード

半生フード やわらかタイプ

1628円/800g

防腐剤無添加、化学合成保存料不使用の国産品。ISO認証・FAMIC製造基準適合工場で製造

品質管理にこだわった国内のISO認証・FAMIC製造基準適合工場で製造。防腐剤や化学合成保存料、着色料が使われていないから、添加物の影響が気になる人や食品の質を重視する人でも心おきなく与えられる。

グルコサミンやコンドロイチンを配合することで、関節の健康をサポート。また、毛並みや皮膚を健康に保つオメガ3脂肪酸オメガ6脂肪酸や、腸内環境を整える乳酸菌も含まれており、栄養素をバランスよく摂取できる。

粒サイズは5mmと小さめ。口の小さい小型犬や、消化器官が弱ってきたシニアでも食べやすい。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料肉類〈生チキン、ビーフ(コラーゲン含む)〉、糖類、豆類、でん粉類、穀類、油脂類(動物性油脂、亜麻仁油、植物性油脂)、グルコサミン、サメ軟骨抽出物(コンドロイチンを含む)ほか
タイプ半生フード
100gあたりのカロリー約250kcal
原産国日本
その他防腐剤不使用、化学合成保存料不使用、AAFCO(米国飼料検査協会)

シアンシアン

シェフドッグ ホース

2530円/800g

栄養素を閉じ込める低温低圧製法を採用。ノンオイルコーティングのカリカリ食感がやみつきに

80~90度の低温でじっくりと焼き上げる製法を採用。熱に弱い栄養素も破壊することなくそのまま閉じ込められ、効率よく体内に届く。

配合成分である、食物繊維、ビフィズス菌、オリゴ糖といった栄養素が腸内の働きをサポート。お腹のリズムが整うことで、健康で快適な生活に。

体格や年齢、口の大きさに合わせて選べる小粒と大粒の2タイプ。ノンオイルコーティングだから、カリカリとした食感を楽しめる。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料生肉(馬肉、魚肉、馬レバー)、穀物(大麦全粒粉、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、脱脂米ぬか)ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー360kcal
原産国日本
その他GMO(遺伝子組換食品)フリー

デビフ

馬肉のスープ煮

2953円(楽天)/65g×24缶

着色料や発色剤無添加。余計なものが入っていないから素材の旨みと香りを堪能できる

素材にこだわるデビフの馬肉ドッグフード。原材料には馬肉とキャベツエキス、食塩のみを使用。着色料や発色剤も無添加だから、素材本来の旨みや香りを堪能できる。

馬肉はあらかじめ食べやすい大きさにカット。さらにスープでじっくりと煮込まれているため、やわらかくて食べやすい。

65gの小さめサイズで、小型犬や食事量の減ったシニア犬の食事にぴったり。若い大型犬には、おやつや夜食などの間食として与えてみて。

機能---
対象年齢全年齢
主原料馬肉、キャベツエキス、食塩
タイプウエットフード
100gあたりのカロリー50kcal
原産国日本
その他着色料、発色剤不使用

ハッピードッグ

ミニ モンタナ (馬肉)

3207円/1kg

1965年創業ドイツの老舗メーカーが手掛けるグレインフリー、グルテンフリーフード

1965年にドイツのバイエルンで創業した老舗メーカーHAPPY DOGが製造、販売するドッグフード。馬肉にポテトをブレンドしているのが最大の特徴。グレインフリー、グルテンフリーだから、穀物による消化不良や肥満が心配な人にぴったり。

また副産物ミールや遺伝子組み換え作物、保存料、香料、着色料は一切不使用。ヘルシー志向の人でも心おきなく与えられる。

現代の犬に適した栄養バランスに調整しているのもポイント。たんぱく質を増やし脂肪が少なくなるように設計されているため、食生活が自然と整い健康が続く。

機能総合栄養食
対象年齢成犬、シニア犬
主原料ポテト、ホースプロテイン、ポテトプロテイン、ひまわり油、ビートファイバーほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー334.8kcal
原産国ドイツ
その他グルテンフリー、グレインフリー、ヒューマングレード、合成添加物不使用

プリモフード

プリモドッグフード ベーシック

1100円/400g

低温低圧のドライフード製法を採用。素材の持つ力が破壊されないからしっかりと体内に届く

プリモドッグフードベーシックは、馬肉や牛肉、豚肉などの生肉を50%使用しているのが特徴。穀物や野菜の分量を少なくすることで、犬にとって最適な栄養バランスに。

またお肉の調理には低温、低圧のドライフード製法を採用している。じっくりと時間をかけ低温調理することで、素材の持つ力が壊れにくくなり栄養成分が体内にしっかりと届く。

健康を優先させるため、酸化防止剤や防カビ剤、抗菌剤などは一切使用していない。賞味期限は短めなので、1カ月程度で食べきれるサイズを購入しよう。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料生ミンチ肉(牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉)、玄米粉、押し麦、雑節、サツマイモ、ジャガイモほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー400kcal
原産国日本
その他---

ぽちたま屋

お米のドッグフード 馬肉タイプ

1450円(楽天)/200g

46種類の天然植物エキス配合。バランスのとれた食事で健康維持をサポート

にんじんや納豆、クロレラ、ウコン、昆布など46種類の無添加酵素を配合。ビタミンや食物繊維、ミネラルなどの栄養素を多く含む野菜の分量を増やすことで、バランスよく栄養を摂取できる。

メキシコやカナダの雄大な自然の中で、のびのびと育てられた馬肉を使用。高たんぱく、低カロリーなのに鉄分やミネラルグリコーゲンの含有量は多いから、犬の健康維持にぴったり。

また、丁寧なサービスも魅力のひとつ。ドッグフードの販売を続けて12年、トリマー経験もある店長が、ドッグフードの販売前の相談から購入後のアフターフォローまで対応してくれる。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料馬肉、上新粉、炊飯玄米、国産大豆おから、さつまいもほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー350kcal
原産国日本
その他グレインフリー、ヒューマングレード

ホリスティッククッキング

ホリスティッククッキング ホース

3850円/1kg

生肉の芳醇な香りが食欲をそそる。食欲がないときや食いつきの悪い犬に試してみて

乾燥肉や加工肉を加えることなく、生の馬肉のみを50%も使用。新鮮なお肉の芳醇な香りによって、自然と食べたくなるような仕上がりに。食欲がないときや食いつきが悪い犬におすすめ。

オリゴ糖や麹菌、乳酸菌を摂取できるのも嬉しい。腸の働きをサポートする成分が複数配合されているから、お腹の健康に配慮したい人は要チェック。

大きさは5~10mm程度で、ビスケットのようにサクサクとした食感。人の手のひらでも簡単に割れるほどのやわらかさだから、子犬や老犬でも?み砕きやすい。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料生肉(馬肉・魚肉・馬レバー)、大麦全粒粉、魚粉、玄米粉、脱脂大豆ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー360kcal
原産国日本
その他無添加、AFFCO(米国資料検査官協会)

※アイテム掲載基準:Amazonや楽天、ほかWebサイトで出現頻度が高いアイテムをセレクト

3.馬肉ドッグフード選びのポイント

ドッグフードは種類が多いため、どれを選べばよいか迷ってしまうもの。ここからは、馬肉ドッグフード選びのポイントをご紹介。実際の商品を選ぶ前に、どこに注目すればよいのか参考にして。

ドッグフードの硬さや形状で選ぶ

ドッグフードは硬さがドライ、ウェット、ソフトドライ(セミモイスト)の3種類あり、犬によっては合わない硬さのフードもある。1種類ずつ詳しく解説するので、保存方法も気にしながら参考にして。同じように粒の大きさにも向き不向きがあるため、愛犬の特徴に合わせて選ぼう。

ドライフード

ドライフードは最も一般的なドッグフードのタイプ。食感はカリカリとしていて噛み応えも抜群のため、顎の筋肉を維持するのに役立つ。歯垢が付着しづらいというメリットもあり、歯周病予防に与えるのもおすすめ。?む力のないシニア犬や子犬には、水でふやかして与えることも可能。

また水分量が少ないのでカビが生えにくく、長期保存に適している。開封後は2週間から1カ月程度保存できるのが嬉しいポイント。

ウェットフード

水分量が多いウェットフードは、口当たりが柔らかいため食べやすい。噛む力が弱くても食べられるので、シニア犬や子犬にぴったり。75%程度が水分のため同時に水分補給ができ、夏バテで食欲が落ちた愛犬にも向いている。

また、ウェットフードは嗜好性が高いので、ドライフードの上に少し加えて愛犬の食欲を増加させる際にも使える。ただしウェットフードをメインにあげたい場合には、一般職や副食タイプではなく栄養バランスが考慮されている総合栄養食タイプを選んで。

ウェットフードはドライフードに比べると費用が高いのが難点。さらに水分量が多いため傷みやすく、開封後は2日程度しか持たないので開封後は早めにあげるのが大切。

人気の犬用ウェットフードを見る

ソフトドライ、セミモイストフード

柔らかいフードがよいけれど保存性も重視したい場合は、ドライとウェットの中間にあたるソフトドライやセミモイストがおすすめ。25?35%が水分なので、噛む力が弱いシニア犬や子犬でも無理なく食べやすい。肉の匂いが強く、愛犬の食欲増進も期待できる。

保存期間はウェットフードより長く、未開封の状態では2~3年程度長期保存可能。ただし開封後は1週間以内に食べきって。

粒の大きさ

ドッグフードの粒には、5~8mm程度の超小粒から12mm以上の大粒がある。一般的に超小粒?小粒サイズが合っているのは顎の小さい小型犬や、噛む力や消化機能が弱いシニア犬、子犬など。中粒?大粒は、中型犬や大型犬などの顎が大きい成犬におすすめ。

また、愛犬の食べ方で選ぶのも手。食欲旺盛でドッグフードを一気に丸飲みしてしまう犬には小さめの粒がぴったり。よく噛んで欲しいために大粒を選ぼうとする人もいるが、ゆっくり食べるのは最初だけの可能性が高いので、詰まらせないことを第一に考えて小粒を選ぼう。

馬肉以外に含まれている肉をチェック

馬肉ドッグフードは、牛肉や鹿肉などの肉が混ざって販売されていることもある。愛犬にアレルギーがある場合は、馬肉以外に含まれている肉をしっかりチェックしよう。アレルギーがないなら、ほかの肉をブレンドしたフードを選ぶのもあり。それぞれの特徴を把握して、ドッグフードを選ぶ際の指標にしてみて。

牛肉・・・たんぱく質、鉄分、ビタミンB群が豊富かつ高カロリーなので、運動量が多い犬に向いている。
鶏肉・・・高たんぱく低カロリーでコストが安い。
豚肉・・・ビタミンB1が豊富で疲労回復に適している。
鹿肉・・・馬肉同様アレルギー対策にもなり、低カロリーでダイエットをしている犬におすすめ。

保存料や着色料などの添加物は避ける

ドッグフードは風味や品質を保つために、さまざまな添加物が使用されている。日本で販売されているドッグフードの添加物は、臨床試験で安全だと判断された量以下のため、過度に避ける必要はない。ただしなかには不要な添加物もあるので、気になる場合は入っていないか確認しよう。

たとえば「赤〇号」「青〇号」などの着色料や発色剤は、人においしく見せるために使われているケースが多く、犬の健康のためには不必要。使用基準内の保存料や酸化防止剤などは、フードの劣化を抑える役割があるので問題ない。

■おすすめの無添加のドックフードについて詳しく見る。

4.総合栄養食と他のフードの違いって?それぞれの機能を解説

総合栄養食

それ単体で主要な栄養、エネルギーを賄うことを目的としたフードのこと。総合栄養食の場合は、プラスで水を与えるだけで必要な栄養バランスを満たし、健康な食生活を目指すことができる。

ペットの成長段階は、大まかに成長期、繁殖期、維持期の3つ(※)。それぞれの成長段階に合わせたものを購入しよう。とくに子犬や子猫は必要な栄養素がおとなのペットに比べて多いため、子犬、子猫用か、全成長段階対応用を選ぶのがベスト。

※AAFCOが養分基準を規定している成長段階

副食

嗜好増進などを目的としたもので「一般食」や「副食」、「ふりかけ」といった表示で販売されていることが多い。

夏バテや老化による小食、いつもの食事に飽きてしまったペットの食欲増進などのために、ペットフードに混ぜてあげるとよい。ただし、副食だけを与えていると偏食になる上に栄養バランスが崩れてしまうので、必ず総合栄養食などと一緒にあげるよう意識して。

栄養補完食

特定の栄養を調整したものや、嗜好性を高めるためのフード。

副食の一種で、人間で言うビタミンサプリやプロテインドリンクのような役割。ペットにとって、とくに必要な栄養素をピンポイントで補いたい時におすすめ。獣医師と相談の上で与える場合も多いので、気になる人はかかりつけの動物病院で相談してみて。

おやつ

その名の通りおやつやスナック、またはご褒美として、限られた量を与えることを意図したフードのこと。

一般には「おやつ」、「スナック」、「トリーツ」などの表示で販売されることが多い。適切な栄養量を維持するために、与える回数や主食とのカロリーの兼ね合いに注意が必要。与える上限量は、原則として1日当たりのエネルギー所要量の20%以内に抑えるとよいとされている。

5、生肉や馬肉ドッグフードに関するQ&A

愛犬に生肉は与えてもよい?

結論からお伝えすると、犬に生肉を与えても問題はありません。生肉はビタミンやミネラルを豊富に取り入れることが可能で、愛犬に必要なエネルギーを少量で摂取できるため、ダイエットをしている犬にも適しています。ほかにも、生肉には良性の菌や酵素が含まれているため、口内環境が向上する効果も期待できるでしょう。

しかし、生肉は寄生虫が付着しており、食中毒や胃腸炎を引き起こすリスクを伴うため注意が必要です。犬は胃腸が強いといわれていますが、スーパーで売っているような生肉を与えてはいけません。人間が生で食べても問題ない肉なら少量を与えても大丈夫ですが、新鮮な肉でも寄生虫が心配であれば、冷凍処理をして寄生虫を死滅させましょう。また、『生食用』として記載があるものをあげるようにしてください。

大切なのは鮮度のよいものを選び、愛犬の体調がよいときにあげることです。初めて与えるときは、いつものドッグフードに少量加える程度にして始めてみましょう。毎日与えると胃腸に負担がかかってしまうため、週に1?2回程度にしてください。

生肉とドライフードを併用してよい?

生肉とドライフードとの併用は消化不良の原因になります。ドライフードに適した腸内細菌と、生食に適した腸内細菌が異なるためです。リスクを避けるためにもドライフードとの併用は避けましょう。

ただし、生肉だけでは栄養が不足するため、必要な栄養を補うことが大切です。手間がかかりますが、栄養バランスを意識したドッグフードを手作りして与えることをおすすめします。

生肉を選ぶときのポイントは?

スーパーでは、簡単に生で食べられる肉は手に入りづらいです。生肉を与えている人は、ネット通販を利用するケースが多いでしょう。

生肉は価格が高いので安いものを選んでしまいがちですが、選ぶときは人間も問題なく食べれるものがおすすめです。いくら犬の胃腸が強いといっても、人間が食べて問題がある肉は犬にとっても危険な可能性があります。

また、ペット用に販売されているジビエ(鹿、イノシシなど)の生肉は、安全性が保障されていないケースが多いため注意が必要です。ジビエの生肉には、犬にとって致命傷になるE型肝炎ウイルスや腸管出血性大腸菌などの寄生虫やウイルスが付着している可能性があるので、なるべく与えないでください。ほかには豚肉もE型肝炎ウイルスや「トキソプラズマ」など、さまざまなウイルスや寄生虫に感染する危険性が。生で与えるのは避けましょう。

馬肉ドッグフードはシニア犬に悪影響がある?

馬肉ドッグフード自体はシニア犬に悪影響はありません。むしろデメリットよりも、メリットが多いです。生の馬肉も少量程度でしたら、エイジング効果が期待できます。

しかし、歳をとると犬の消化器官は弱くなります。生肉は胃腸へ負担がかかるため、愛犬の食が細くなっている場合はやめておきましょう。シニア犬は顎の力が弱いので、大きな肉の塊は食べづらく消化も負担になります。与えるときは細かく刻んで、ミンチ状にしてあげるとよいですよ。

生肉の匂いは食欲増進も期待できるため、体調がよいときに少量与えて体調に変化がないか見てあげてください。シニア犬への生肉は、とくに鮮度のよいものを選ぶようにしましょう。

関連記事|ドッグフード実食レビュー

関連記事|ドッグフード比較記事

  • LINEで送る
※記事は2023年7月6日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

TOP