こりとは?肩こり、首こり、巻き肩の解消に。原因や対策、予防法を徹底解説
毎日がんばる働く女性にプチ不調や悩みはつきもの。多くの女性が悩むこりは、血行不良によって筋疲労を起こしていることが原因。パソコンやスマホの長時間使用、猫背、運動不足、ストレスなどきっかけになることは多岐に渡る。そこで、肩こりや首こり、背中のこりの原因や対策方法、手軽にできるセルフマッサージまで、こりについて紹介します。
更新日:2021/05/11
働く女性616人にアンケート。みんなのこり事情
Q.こりを感じるのはどこですか?(複数回答可)
90%以上の人がどこかしらにこりを感じている状態。特に、肩こりと首こりに悩まされている人が多いようだった。20代からこりを感じ始めてており、原因は“長時間の同じ姿勢”と“PC・スマホの使用”と考えている人が多い様子。
Q.日頃行っているこり対処法は?(複数回答可)
普段からストレッチ・運動やセルフマッサージをしている人がいる一方で、整体やマッサージなどプロに頼っている人も多数。「自分でマッサージして取れない場合は行きつけの整体に行く」と、状態に合わせてケア方法をチョイスしているという声も。
部位別。プロに聞くこり対策・解消法
肩こり
肩がなんとなく重い、肩が張っている感じがする、肩が痛い、といったさまざまな症状がある肩こり。パソコンやスマホの長時間使用、猫背、運動不足、ストレスなどが原因のひとつに。そんな肩こりが起こる原因や予防方法、セルフケア、プロによる効果的な施術方法などを紹介。
監修:鍼灸師 本間文恵さん/アロマはりきゅう YUTORICH
巻き肩
別名「スマホ姿勢」とも呼ばれる巻き肩。前かがみになりがちなパソコンやスマホを長時間見続けて、猫背の姿勢になってしまっている人は要注意! まずは自分が巻き肩なのかどうかセルフチェックをしよう。対処方法や予防法、自宅でできるセルフケアも。
監修:鍼灸師 本間文恵さん/アロマはりきゅう YUTORICH
首こり
肩こりとは違う、首のこりとは? 肩こりが僧帽筋が原因である一方、首こりは後頭下筋群という頭から首にかけての小さな筋肉がこり固まることで引き起こされる。ひどくなると頭痛や吐き気を感じることもあるから、早めのケアを心がけよう。
監修:鍼灸師 本間文恵さん/アロマはりきゅう YUTORICH
背中のこり
背中全体が重い、痛い、動かしづらいと感じるなら、それは背中がこっている証拠かも。簡単に取り入れられるセルフケアや、プロによるマッサージ・鍼灸などおすすめ対処法を紹介。背中のこりをしっかりケアして、心地いい軽やかな体を手に入れて。
監修:鍼灸師 本間文恵さん/アロマはりきゅう YUTORICH
お尻のこり
ひどくなると、腰痛や坐骨神経痛にもつながるお尻のこり。お尻が硬い、痛い、脚が疲れやすい人はお尻が凝っている可能性が。長時間のデスクワークによる筋疲労が原因の場合が多く、脚を組む、猫背、椅子に浅く座っている、などに心当たりがある人はチェックを。
監修:鍼灸師 本間文恵さん/アロマはりきゅう YUTORICH
こりに関するQ&A
こりと猫背に関係はありますか?
関係あります。日頃から猫背でいると、僧帽筋と呼ばれる肩から背中にかけての筋肉や、後頭下筋群という頭から首にかけての小さな筋肉がこり固まってしまいます。次第に肩こりや首こりが慢性化し、腰もこってきて、背中全体が悲鳴をあげている状態になります。また、スマホを見るような猫背の姿勢を長時間続けると、肩から胸の筋肉がギュッと縮んでしまい、巻き肩になりやすくなります。
監修:鍼灸師 本間文恵さん/アロマはりきゅう YUTORICH
【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!すこやかなココロとカラダへ
毎日がんばる働く女性にプチ不調や悩みはつきもの。そこでみんなが気になる健康法やグッズ、食材やドリンク、悩みの解決法やメカニズム、取り入れたい習慣などを専門家やプロのお話しとともにご紹介。自分のココロとカラダに向き合って、健やかに私らしく。オズモールはそんな“働く女性の保健室”のような存在をめざします。
ILLUSTRATION/HARUKA OSHIMA