「外陰部はなかなか自分で確認しにくく、これ何だろう!?と心配になりますよね」と共感を寄せてくれた中村先生。デリケートゾーンにできものができる病気の代表例として、毛嚢炎、ヘルペス、コンジローマ、梅毒を挙げてくれた。
毛嚢炎は毛穴の炎症なので、抗菌薬や軟膏で治療でき、人から人へうつることはない。性交渉をしていない場合はこちらのケースがほとんど。
一方で、ヘルペスやコンジローマ、梅毒は性交渉によって感染する性感染症。ヘルペスはデリケートゾーンにピリピリした痛みと違和感を伴うのが特徴だそう。これらは放置すると増悪する可能性があり、また、性交渉によってほかの人を感染させてしまうリスクもあるので、早めに受診するようにして。
教えてくれた人
中村はるねさん
銀座に婦人科クリニックを開業して20年以上。丁寧な診察はもちろん、患者の小さな不安にも寄り添い応えてくれる。クリニックには毎週火曜日と第4土曜日は東西洋の漢方医がおり、漢方処方なども可能で、1人ひとりに合った提案をしてくれるのが魅力。
【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!すこやかなココロとカラダへ
毎日がんばる働く女性にプチ不調や悩みはつきもの。そこでみんなが気になる健康法やグッズ、食材やドリンク、悩みの解決法やメカニズム、取り入れたい習慣などを専門家やプロのお話しとともにご紹介。自分のココロとカラダに向き合って、健やかに私らしく。オズモールはそんな“働く女性の保健室”のような存在をめざします
こちらもおすすめ。ヘルスケアNEWS&TOPICS
WRITING/ATSUKO HABU