約6割が職場にストレスあり!タイプ別のおすすめストレス解消法とは
保健室トップへ

約6割が職場にストレスあり!タイプ別のおすすめストレス解消法とは

更新日:2020/09/03

春は環境が変わりやすく、疲れやストレスを感じている人もいるのでは? ゴールデンウィークの休みを利用してリフレッシュしたいところだけど、“五月病”ともいわれるように連休後に心身が不調になってしまうことも。そうならないためにも、ストレスを感じている人は今のうちに対処しておこう。

上司と部下の板挟みなど職場でのストレスを抱えている人が多数
2019年4月 オズモール調べ 1073人

上司と部下の板挟みなど職場でのストレスを抱えている人が多数

オズモールのアンケートによると、程度の差はあるけれど、ほとんどの人がストレスを抱えていて、「職場」に原因があるという人が約6割と最も多かった。「今の仕事が向いていないと思いながら何年も働いている」(ゆうこさん/30代・会社員)、「仕事ができない上司、頼りにならない後輩ばかりで、誰にも仕事を頼めない」(あーずさん/20代・会社員)、「上司と部下の板挟みで毎日胃が痛い」(アメリアさん/30代・会社員)、「仕事のストレスを抱えたまま家に帰って、家族にイライラした態度をとってしまう」(かなこさん/30代・会社員)など、多くの人が職場でかなりのストレスを感じているよう。

ストレス解消法はアクティブ派とまったり派に分かれる

ストレス解消法はアクティブ派とまったり派に分かれる

ストレスはないのが理想だけど、ストレスの原因をなくすのは現実的に難しいもの。そこでいかに上手に解消するかがカギになってくる。ストレス解消法に関するアンケートでは、「おいしいものを食べる」「飲みに行って愚痴りまくる」「甘いものを食べる」「肉を食べまくる」など、飲み食いで解消する人が目立った。また、ヨガやランニング、筋トレ、ジムなど体を動かしたり、カラオケに行ったりして、外に出て発散するタイプと、「お風呂にゆっくり入る」「家で海外ドラマや映画鑑賞」「読書」「寝る」など、家にこもって解消するタイプに分かれるよう。なかにはストレス解消できないという人も。

ストレスの発散方法によって対処法が異なる

ストレスの発散方法によって対処法が異なる

漢方に詳しいカガエ カンポウ ブティック漢方カウンセラーの上之原靜佳さんは、「同じストレスを受けたとしても、感情を外に向けて発散するタイプの人と内にこめるタイプの人がいる」と話す。外に発散するタイプの人は、ストレスがたまると暴飲暴食したり、人に愚痴ったりする傾向があり、体の症状としてほてりやのぼせ、頭痛、肩こりを感じやすくなるのだそう。一方内にこめるタイプの人は外に発散できない分、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをする傾向があり、めまいや動悸を感じやすいそう。

「外に発散するタイプの人は、体内を巡る生命エネルギーが上昇してカッカしているような状態。ストレスがたまっているときは、両肩を外側に広げたり、脇を伸ばしたりするストレッチがおすすめです。内にこめるタイプの人は、気持ちを言葉にするなど感情を表に出すことを心がけて。山菜やピーマン、ゴーヤなど苦味のある食材もおすすめです」(上之原さん)。
ストレスは自覚しにくいことも。前述した体の症状があれば、本格的な不調になる前に早めに対処しよう。

教えてくれた人

上之原静佳さん

薬剤師、「カガエ カンポウ ブティック日本橋髙島屋S.C.店」漢方カウンセラー。漢方と香りを融合した漢方ビューティブランド「カガエ カンポウ ブティック」にて、漢方薬からハーブティ、スキンケア、アロマまで、からだの内外からのトータルビューティーケアを提案。

【特集】プチ不調や身体の悩みを解消!すこやかなココロとカラダへ

毎日がんばる働く女性にプチ不調や悩みはつきもの。そこでみんなが気になる健康法やグッズ、食材やドリンク、悩みの解決法やメカニズム、取り入れたい習慣などを専門家やプロのお話しとともにご紹介。自分のココロとカラダに向き合って、健やかに私らしく。オズモールはそんな“働く女性の保健室”のような存在をめざします

こちらもおすすめ。ヘルスケアNEWS&TOPICS

WRITING/AKIKO NAKADERA

※記事は2020年9月3日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります