銀座メゾンエルメスで、あらゆる素材をアートにするメキシコ人アーティストの個展

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メキシコシティを拠点に世界各国で精力的な活動を続けるアーティストの個展が、銀座で開催される。訪れた土地の、あらゆる素材を取り入れて作品を作り上げる制作スタイルで、今回は「東京」が舞台。アーティストの目に映ったTOKYOの姿は、どんなふうに表現されるのだろう?

更新日:2017/04/21

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日常の風景の中で見慣れた「東京のいま」がアートになる! 新しい「美」を発見できるかも

エルメス銀座店のビルの8階で、国内外の個性的なアーティストを紹介している「銀座メゾンエルメス フォーラム」。2017年4月21日(金)から7月2日(日)までは、「水の三部作 2」アブラハム・クルズヴィエイガス展(入場無料)を開催する。

メキシコシティ出身のクルズヴィエイガスは、世界各国の国際展に参加して精力的に活動を続けている気鋭のアーティスト。訪れた土地の素材を作品に取り入れるという独特のスタイルで、石や段ボール、日用品、廃材や植物に至るまで、驚くほど多種多様な素材を使って制作する。

作品4

Horizontes (Part 1 of 3)| 2005
Acrylic enamel glossy pink paint and chalk-board green paint on 266 found objects|Dimensions variable
Courtesy of the artist and kurimanzutto,Mexico City

こちらで掲載している写真はすべて過去の展示作品だけど、今回の作品はクルズヴィエイガスが「東京」で見つけた素材を使って制作した新作。

「東京の地でインスピレーションを得て即興的に制作するスタイルですので、今回の展示はここでしかご覧いただけないものとなります。作品のスケールや内容などは見てのお楽しみですが、日本の新聞、雑誌、割り箸などがインスタレーションの一部となる予定です」と、担当者さん。

作品2

Autorretrato ciego ovolactovegetariano pero transgé nico |2010
Photo: Estudio Michel Zabé , 2012 
Courtesy of the artist and kurimanzutto,Mexico City

作品5

Autoconstrucción (a project by Antonio Castro, Abraham Cruzvillegas and Antonio Fernández Ros)|2010
Approximate duration: 70 min. |Approximate installation size: 500 x 1980 x 489 cm

Courtesy of the artist and kurimanzutto,Mexico City(上の画像も共通)

ゴールデンウィークに銀座を散策するなら、無料でアートが楽しめる「銀座メゾンエルメス フォーラム」はおすすめの穴場スポット。アートな視点で東京の日常風景を再構築した作品にふれて、ちょっと気分を変えてみては? 

ふだん見慣れたものもアーティストの感性で新しい魅力を与えられて、思いがけない「美」を発見できるかも。

「水の三部作 2」アブラハム・クルズヴィエイガス展

外観

TEL.03-3569-3300(受付11:00~19:00)
東京都中央区銀座5-4-1 8F 銀座メゾンエルメス フォーラム
アクセス:東京メトロ「銀座駅」B7出口すぐ、JR「有楽町駅]」銀座口より徒歩3分

会期:2017年4月21日(金)~7月2日(日)
開館時間:月~土11:00~20:00(最終入場は19:30まで)、日・祝日11:00~19:00(最終入場は18:30まで)
休館日:会期中無休
入場料:無料

外観画像 (C)Michel Denancé

NAOKO YOSHIDA (はちどり)

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※記事は2017年4月21日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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