わたしの偏愛グルメ ~パクチー編~ vol.005

わたしの偏愛グルメ ~パクチー編~

【第2・4土曜21:00更新】
唯一無二の個性を放つのに、世界各国のさまざまな料理と相性抜群。そんな素晴らしい食材パクチーを愛してやまない編集部が、夜な夜な食べ歩いて見つけた“パクチー愛”にあふれるお店をご紹介します。

更新日:2016/09/10

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料理180種以上、450円~!気軽に美食を楽しめる「ビストロシン」

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目黒駅から徒歩5分。今回は、“料理に本気でこだわった、立飲ビストロ”「ビストロシン」をご紹介します。
今でこそ、本気料理を食べられる立ち飲みも増えましたが、こちらは2007年のオープン。「もっと気軽にワインやおいしい料理を楽しんでほしい」というオーナーさんの想いで始まった、美食×立ち飲みの先駆け的なお店です。オープン当初からパクチー料理を扱っていたそうで、パクチーへの愛も相当なものです。

立ち飲みなのに、料理に手抜きは一切ナシ。手間暇をかけたビストロ料理が常時180種以上(!)並びます。また飲み物では、ワインが大充実。グラスワイン25種450円~、ボトルワイン300種(!)1950円~と、食事もドリンクも選びたい放題。家の近所にあったら、毎日でも通ってしまいそうなビストロです。

最強のクセ者同士がマリアージュ!「パクチー納豆」

パクチー、そして納豆。どちらも、その強烈な匂いによって好き嫌いがハッキリわかれる食材ですよね。その2つが出会ってしまいました・・・。

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強烈な個性が見事に溶け合う「パクチー納豆」682円

大葉やネギと納豆を組み合わせたことはありましたが、パクチーは初めて。でも、さすが世界で愛される香菜。見事に納豆をサポートしています。

食べてみて、あれ・・・。なんだか納豆からよそゆきの味わいがします。聞いてみると、ドレッシングに醤油を加えたもので味付けしているそう。しっかりと混ぜ合わされて、ふわふわになった食感もたまりません。納豆は、パクチーの下にもたっぷり入っていますよ。

お酒とあわせてちょこちょこつまむのも最高ですが、白米にあわせたり、パスタにかけたりしてもおいしそう・・・と妄想膨らむ一品です。

山盛りパクチーにパクチストも大満足。「たっぷりパクチー&冷やし完熟トマト」

豪快なパクチーの量に、たっぷりのワイン。こちらでは、山盛りが基本! これも“おいしいものをたくさん、気軽に食べてほしい”というオーナーさんの心意気の表れです。

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「たっぷりパクチー&冷やし完熟トマト」787円/シラーズ100%。オーストラリア産・スパークリングワイン「セラボロ」892円

自家製という甘みを感じるオニオンドレッシングがまたおいしくて。こんなに山盛りでも、あっという間にペロリ。山のようなパクチーに埋もれていますが、レタスやにんじんなどほかの野菜も入っているんですよ。

完熟にこだわり、シェフ自らが選んでいるというトマト。青臭さを感じずに、おいしさをギュッと噛みしめることができます。食材の食べごろをきちんと見極めると、本当においしくいただけるんだなと実感しました。

今回あわせたワインは、シャンパン方式で作られたなめらかな泡が魅力的なオーストラリア産・赤スパークリング。南国ワインらしい優しい甘さを感じるので、赤ワインに苦手意識がある人にもおすすめです。

パクチーの爽快感が最高。「パクチーガーリックライス」

〆のおすすめは、みんな大好きガーリックライスです。

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こちらももちろん、パクチー山盛り「パクチーガーリックライス」997円

ほどよいガーリックの風味とパクチー。相性のいいこと! 納豆に続き、またまた香りの強いものとの掛け合わせですが、まったく負けていません。パクチーがあることで、口の中にガーリックが残りすぎることなく、スッキリした後味でいただけます。

こちらでは、ごはんもので使用する“ごはん”もポイントです。美容によいと巷で評判の黒米と、麦米を混ぜたものを使用しており、もっちり、プチっとした食感も楽しめます。また、白米だとややべたつきがちなガーリックライスも、程よいさらっと加減にしあがるそう。

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壁一面に所狭しと貼られたメニュー。「なんでまたこんなにメニュー数が多いんだろう?」と思いますよね。それも、オーナーさんの熱い思いゆえです。
「何度も来てくれる常連さんでも、いつも新しい発見があるように」と、たくさんのメニューを用意しているそう。

オープン当初はフレンチメニューが多かったそうですが、今では「トムヤム海老クリームパスタ」や「フォアグラ水餃子」など、フレンチの枠を飛び出たものもたくさん。とても1度では食べきれず「次はあれを食べたい・・・」と1度行くと2度3度と行きたくなる危険なお店でもあります。

立ち飲みって、気楽だからか一緒に行った相手との距離がグッと近付く気がして、わたしは本当に大好きな飲み方です。が、実はこちらのお店には少しだけ座れるカウンター席もあるのです。なので、「どうしても立ち飲みは苦手・・・」という方は、事前に予約をすれば座って楽しむこともできますよ。(空いていれば、予約なしで座れることもあるそう。)
どんどんメニューが増え続ける、サービス精神旺盛なビストロ。ぜひ、あなた好みの1品を探しに行ってみてください!

立飲ビストロシン

立飲ビストロシン

TEL. 03-3491-3663
東京都目黒区目黒1-5-19 目黒第一ビル1F
営業時間:月~金 17:00~翌01:00(LO 00:30)土17:00~23:00(LO 22:30)
日曜定休
席数:25席
アクセス:目黒駅西口より徒歩5分
予約可(20時までの来店のみ、予約可) カード使用不可
平均予算:4000円
全席禁煙

WRITING/CHIKA SATO(OZmall) PHOTO/AYA MORIMOTO

※記事は2016年9月10日(土)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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