歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎』(夜の部)

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更新日:2017/09/04

恋愛あり派手な立ち回りあり、ドラマティックな演目が魅力の九月大歌舞伎を鑑賞

同公演では、船頭になりすました武将の家臣が英雄となり活躍する「ひらかな盛衰記 逆櫓(さかろ)」、市川染五郎が姫に恋してしまう僧侶を演じる「再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)」、2つの演目を鑑賞できる。物語のおもしろさに加えて、目にも鮮やかな舞台セットや季節感ある演出がダイナミック。また、中村歌昇や中村米吉など若手役者にも注目したいところ。伝統のエンターテインメントの感動をぜひ体験して。

プラン一覧

歌舞伎鑑賞前に、数寄屋造りの料亭でいただく鯛茶漬けランチを!

プラン

■1人15500円(税込)
(通常18000円の1等席鑑賞チケットに東銀座の料亭ランチ付き)

見どころ

見どころ1

華やかでかっこいいヒーローもの!初心者に理解しやすいストーリーが魅力

源平合戦を背景に描かれた演目「ひらかな盛衰記 逆櫓」は、武将の家臣・樋口次郎が船頭になりすまして、敵討ちを企む物語。人間国宝でもある中村吉右衛門が英雄・樋口を演じ、派手な立ち回りで観客を魅了する。登場人物それぞれの感情も巧みに表現されていて、わかりやすいストーリーなので初心者でも楽しめるはず。

見どころ2

吉衛門が監修&染五郎の出演で話題に!恋をして汚名を着せられた僧侶の執念を体感

2つ目の演目は、千葉之助清玄(きよはる)の恋人・桜姫に恋した僧侶・清玄(せいげん)の末路を描く「再桜遇清水」。僧侶が自分と同名の“清玄”という男の恋人に恋をしたことから、僧侶の身に巻き起こるさまざまな事態が奇想天外で見ごたえあり。また、同演目は吉右衛門が監修し、今回歌舞伎座で初上演されるそう。話題性も抜群の貴重な公演で、念願の歌舞伎デビューを。

歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎』(夜の部)

あらすじ

ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)
船頭の夫を亡くした漁師権四郎の娘およしの婿となった松右衛門は、権四郎の家に代々伝わる「逆櫓(さかろ)」という船頭の技術を習得し、源義経が乗る船の船頭を命じられる。そこへお筆という女がやってきて、子どもを取り違えた者だと申し出る。およしは旅の途中で捕物騒動に巻き込まれ、その際に亡き夫との間に授かった息子槌松(つちまつ)を取り違えていた。お筆は、およしが育てている子は木曽義仲(きそよしなか)の遺児駒若丸(こまわかまる)で、槌松は身替わりに命を落としたことを明かし、若君を返してほしいと頼むが・・・。

再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)
鎌倉の新清水寺では源頼朝の厄除のために、“薄縁の御剣”が奉納される日。奉納役を務めるのは、北条時政の娘桜姫と深い仲にある千葉之助清玄(きよはる)。桜姫に思いを寄せる荏柄平太胤長(えがらのへいたたねなが)は、桜姫が清玄に宛てた恋文を拾い怒りに燃え、庵室にいた清玄と桜姫を引っ立てる。しかし、桜姫の腰元山路が不義の相手は寺僧清玄(せいげん)であると強弁し、清玄(せいげん)は驚きながらも人助けのうちだと、破戒僧の汚名を着せられ寺を去るのだが・・・。

公演データ

会場

歌舞伎座

日程 

2017/9/1(金)~2017/9/25(月)

チケット通常価格

1等席18000円、2等席14000円、3階A席6000円、3階B席4000円、1階桟敷席20000円

キャスト

[夜の部]
中村吉衛門、市川染五郎 ほか

会場住所

東京都中央区銀座4-12-15

会場アクセス

東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」3番出口より直通。東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A7番出口より徒歩5分。

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※記事は2017年9月4日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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