PR/鏡石町
福島県・郡山のとなり町へよりみち。イチゴやリンゴ、フルーツを巡る鏡石さんぽ
福島県の郡山駅から東北本線で15分。フルーツ王国•福島のなかでも有数の果物の産地として知られる鏡石町で、旬のイチゴやリンゴのおいしさに出会う旅を。田んぼアートや日本初の西洋式牧場「岩瀬牧場」などでも知られるのどかな町を歩いて、フルーツ農家さんが丹精込めて育てたフルーツを、直売所で買い物したり、ソフトクリームやパンなどを味わったり・・・フルーツをテーマにグルメなおでかけを楽しんで!
更新日:2025/01/21
おいしさの秘密は豊かな自然と匠の技
ふたつの川に囲まれた肥沃な大地が広がり、米作りやフルーツ栽培が盛んな福島県の鏡石町。旅の始まりに訪れた「鏡石農遊園」は、県内でも有数のイチゴ農園だ。ハウスをのぞくと、青々と茂った葉の間に、長円錐形のイチゴが真っ赤に実っている。「これは福島生まれのふくはる香という品種です」と教えてくれたのは2代目の飛澤良太さん。銀座の高級フルーツパーラーに毎年卸しているという飛澤さんのふくはる香は、香りの高さに定評がある。「質の高いイチゴを栽培するためには土作りが大切」と言い切る飛澤さん。「うちは毎年畝うねをすべて崩して作り直します。土の栄養がそのままイチゴの味や香りになりますから、どんなに手間がかかってもそこだけは手を抜けないですね」
9月の「つがる」から11月末の「サンふじ」まで、7種類のリンゴを栽培している「ワタナベフルーツファーム」の渡辺定之さんも、やはり土作りを大切にしている。鏡石町産のワラと堆肥を混ぜ込んだ土壌で、陽射しをたっぷり浴びて育ったリンゴは味が濃く、香りも豊か。最後に鏡石のリンゴがおいしい理由を尋ねると、「この仕事が好きな生産者が多いからかな」と笑った。
町内にはそんな匠たちが育てたフルーツや加工品が買えるお店も多く点在。農家の直売場をはじめ、農家から毎朝届く旬のフルーツや野菜から地元の銘菓までが並ぶ「鏡石まちの駅 かんかんてらす」、地元のフルーツ酵母を使ったパンに出会える「パン工房 陽だまり」、イチゴ農家がつくるソフトクリームが味わえる「いちご家族カフェ」など、のどかな町並みを歩いて、豊かな自然と生産者の情熱がはぐくんだ果実の恵みを味わってみたい。
■フルーツを購入&味わえるSPOT DATA
【イチゴ】鏡石農遊園・直売所
TEL:0248-62-3556
福島県岩瀬郡鏡石町笠石23
営業時間:9:00~売り切れ次第閉店
定休日:シーズン中無休
【リンゴ】ワタナベフルーツファーム・直売所
TEL:(直売所)090-7335-4211
福島県岩瀬郡鏡石町高久田55
営業時間:9:30~17:30
定休日:シーズン中無休
【フルーツ・野菜・お土産】鏡石まちの駅 かんかんてらす
TEL:0248-94-8110
福島県岩瀬郡鏡石町中央245
営業時間:9:00~19:00
定休日:毎月第2火、1/1~1/3
【カフェ】いちご家族カフェ
TEL:なし
福島県岩瀬郡鏡石130-1
営業時間:13:00~16:00
定休日:火
【パン】パン工房 陽だまり
TEL:0248-94-8361
福島県岩瀬郡鏡石町中町173-6
営業時間:8:30~18:30
定休日:水※は不定休3/31〜1
箭内夢菜さんの動画も公開スタート! 鏡石町さんぽINFORMATION
唱歌「牧場の朝」のモデルとなった岩瀬牧場や、色の異なる稲を絵の具に見立てて絵を描く田んぼアート。春は桜、夏はアヤメが美しい鳥見山公園など、県内でもっとも面積の小さな町ながらも見どころがいっぱいの鏡石町。福島県出身で、女優・タレントの箭内夢菜(やないゆめな)さんがナビゲートする動画を参考に、散策の計画を立ててみて。
【鏡石へのアクセス】
東京駅から東北新幹線で郡山駅まで1時間20分、JR東北本線に乗り換え、鏡石駅まで15分
PHOTO/MICHI MURAKAMI WRITING/NNAOKO OGAWA