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東京で盛岡な1日を。買って、食べて、盛岡のいいものに出会うとっておきの場所

オズモール、盛岡という星で、盛岡市

岩手県のほぼ真ん中、古い街並みや暮らしに根付く手仕事など魅力満載の盛岡市。今はなかなか旅をしにくいけれど、盛岡の魅力に出会えるスポットは東京にも。そこで、まずは街のことを知るべく、盛岡市が発行するビジュアルブック「盛岡という星で」の制作メンバーの2人にインタビュー。盛岡を知って、都内のスポットを巡れば、盛岡を深く感じられるはず。盛岡ゆかりのギフトが当たるプレゼント企画もご用意!

更新日:2022/02/17

盛岡で暮らし、活動する2人に聞きました。盛岡ってどんなところ?

オズモール、盛岡という星で、盛岡市
左/市内を流れる3つの川のひとつ中津川 右/1911年に盛岡銀行本店として建てられた、国指定重要文化財の「岩手銀行赤レンガ館」(画像提供/盛岡という星で 撮影/吉田健太郎)

今回、お話を伺ったのは、盛岡の今をこれまでと違う角度から伝えるビジュアルブック「盛岡という星で」の制作に携わる清水真介さんと菅原茉莉さん。

「盛岡は車がなくても不便がないくらい、ほどよくコンパクトにまとまった街です。暮らしに必要なあれこれが街中に密集していて、大型チェーン店もあるし、小さいけれど個性的なお店がたくさんある。とても日常的な街なんです。街中に3つの川の合流地点があったり、歴史的な建造物や古い街並みが残っていたり。変化に富んだ景観も心地よくて。そんな景色を楽しみながら気になるお店に立ち寄って、のんびりと歩く。盛岡は、気ままな過ごし方が似合う街です」(清水さん)

オズモール、盛岡という星で、盛岡市
左/わんこそば、盛岡じゃじゃ麺と並んで“盛岡三大麺”に数えられる盛岡冷麺は主に焼き肉店で提供 右/市内には郷土料理・ひっつみが食べられるお店も(画像提供/盛岡という星で)

盛岡ローカルをおいしく体験できるご当地グルメ。特に盛岡じゃじゃ麺や盛岡冷麺は地元の人にとっての日常食でもある。

「じゃじゃ麺は専門店が多く、うどんを平たくしたような麺に肉味噌、キュウリ、ネギが定番ですが、好みがはっきり分かれるくらい、店によって味が違います。1軒のお店にずっと通い続ける人もいるくらい。僕はちょっと気まぐれなので、お気に入りが2~3軒あります」(清水さん)

オズモール、盛岡という星で、盛岡市
街の人々のサロン的な役割も担っていたという盛岡の喫茶店。こちらはその代表格「喫茶パァク」。パフェなどレトロなメニューも(画像提供/盛岡という星で)

盛岡に根付く喫茶店とコーヒー文化。には昔ながらのレトロな喫茶店だけでなく若い世代が営むカフェもあり、ここ数年間でさらに新店が増えているそう。

「新旧問わず共通しているのが、コーヒーを自家焙煎しているお店が多いこと。盛岡の人って、口数の少ない方が多いのですが、寡黙そうに見える店主にコーヒーのことを聞いてみると、とても丁寧に教えてくれたりするんです。好きなことにとことんこだわる情熱や思いを強く感じます」(菅原さん)

オズモール、盛岡という星で、盛岡市
左/4~11月の毎週土曜に材木町商店街で開催される「よ市」。地元野菜やテイクアウトで楽しめる食べ物・お酒などが集まる 右/手仕事の生活雑貨を扱う老舗「ござ九」(画像提供/盛岡という星で)

さらに、昔ながらの手仕事が暮らしに密着していることも盛岡の魅力。

「清水さんも私も大好きなのが、羊毛織物・ホームスパン。羊毛を染めて紡いで織りあげるストールは盛岡の寒い冬に欠かせません。盛岡にはほかにも南部鉄器などの工芸品をはじめ、現代の暮らしにもなじむさまざまな手仕事があります。地元の手仕事アイテムの魅力も、どんどん発信していきたいですね」(菅原さん)

盛岡のお話を聞いた人

■清水真介さん
岩手県一関市生まれ。大学・大学院時代を盛岡で過ごす。卒業後は東京と三重で暮らし、2010年に盛岡へ帰郷。デザイン事務所「homesickdesign」を立ち上げる。ブランディングを中心にさまざまなデザインやプロジェクトにかかわる

■菅原茉莉さん
岩手県紫波町生まれ。2018年に高校、大学生活を送った盛岡へ戻り、同年より地元で活動する人々の声を集めて紹介するWEBマガジン「LITERS」を運営

東京で盛岡を感じる。都内の盛岡スポット6

ソウルフードや手仕事ものなど、まずは盛岡の魅力を東京都内にある“盛岡スポット”で感じてみよう。「盛岡という星で」の清水さんと菅原さんが教えてくれた、盛岡らしいポイントに注目しながらお店を訪ねてみて

【designshop(麻布十番)】南部鉄器の魅力を日本そして世界へ発信

日本の工芸品のよさを世界に発信したいと、2003年に、大使館が集まる麻布エリアで開店。店内でひと際目を引くのは、盛岡の老舗工房「釜定(かまさだ)」の南部鉄器。「釜定の南部鉄器はデザイン性が高く、当店で扱う北欧のアイテムと並べても違和感がないんです」と、盛岡で生まれ育った店主・森博さん。一生モノになりそうな暮らしの道具を探しに出かけて。

■菅原さんのおすすめポイント

釜定の南部鉄器は現代の暮らしに合うモダンさが魅力。ポットや鉄瓶など憧れの逸品だけでなく、スキレット、ボウルなど1万円以下の手の届きやすい商品もあるので、南部鉄器の初めの一歩に

【jokogumo(神楽坂)】ホームスパンをお手入れする楽しみを伝えたい

店内に並ぶのは、店主・小池梨江さんも愛用する自然素材を生かした手仕事の道具たち。盛岡ゆかりの品は秋冬限定で取り扱うホームスパン。今シーズンは3組の作り手の商品を揃え、マフラー11000円~のほか、ブローチやポーチも。「ホームスパンとひとくくりでいっても作り手によって個性は様々。風合いや色合い、気に入ったものを見つけると、毎年使うのがとても楽しみになります」

■清水さんのおすすめポイント

親子3代で使い継ぐことできると言われるホームスパン。作り手によって色彩や織り方が違うので、これぞという一品を見つけてみてください。愛おしくなりますよ

【call(表参道)】ここでしか買えない盛岡のコーヒー豆を

「ミナ ペルホネン」がビンテージから現代作家による工芸、そして食材まで、作り手の思いに共感できるものを国内外から呼び寄せている「call」。マーケットでは盛岡の自家焙煎コーヒー店「六月の鹿」のブレンドコーヒー2種各1080円を販売。「デザイナーの皆川がイメージした光景を、六月の鹿さんがコーヒーで表現。ここだけの限定品です」とスタッフの吉田留衣さん。盛岡でも買えない、メイドイン盛岡のコーヒーを手に入れて。

■清水さんのおすすめポイント

「call」にはカフェもあって、東京へ行くと訪れるお気に入りの店。「六月の鹿」の店主は盛岡の自家焙煎コーヒーの名店「機屋」で修行された方。若者にも味にうるさいコーヒー通にも人気です

【吉田パン(亀有)】亀有のソウルフードをめざすコッペパンサンド

盛岡のソウルフードと言われる「福田パン」のコッペパンサンド。そのおいしさに惚れ込み、弟子入りしてパン作りの基礎を学んだ「吉田パン」の店主・吉田知史さん。試行錯誤して作りあげたコッペパンは、ふっくらしっとり。具材は、あんマーガリン200円、オリジナル野菜サンド340円など、約50通りから選ぶもよし、トッピングや具材の組み合わせをお好みでカスタマイズするのもいい。
※2022/3/1に価格変更がされる予定です

■清水さんのおすすめポイント

福田パンでは、食べたいものがありすぎて、本気で悩みます。なので僕は甘いもの系と惣菜系をひとつずつ買い、昼食と夜食にしたり、誰かとシェアしたりします。吉田パンにも行きたい!

【じゃじゃおいけん(三軒茶屋)】盛岡名物の本格盛岡じゃじゃ麺を三軒茶屋で!

「子供の頃から大好きなじゃじゃ麺を東京にも」と、モデル・俳優から転身。2003年に盛岡じゃじゃ麺専門店を開いた生まれも育ちも盛岡の及川憲司さん。研究を重ねて完成したコク豊かで香ばしい肉味噌に平たい麺。その味わいを求めて訪れる盛岡出身者も多く、本物が食べられると評判。自家製ラー油、酢、コショウ、薬味などを加え、自分好みの味わいで食べるのが盛岡流!

■菅原さんのおすすめポイント

昔、東京に住んでいたとき、無性にじゃじゃ麺が食べたくなって行ったんですが、あまりのおいしさとなつかしさに泣きながら食べた思い出があります

※写真は日中のイメージです。ディナー営業時とは店内の明るさが異なります

【la toile(池ノ上)】盛岡で生まれ育ったシェフによるフレンチを

京王井の頭線の池ノ上駅前にある「la toile(トワル)」は、盛岡出身のシェフ八幡一毅さんが営むフレンチバル。クラフトビールやワインをお供にカジュアルなフランス料理が楽しめ、使用する食材や調理器具から岩手を感じることもできる。南部鉄器で3時間煮込む岩手県の銘柄豚・岩中豚と冬野菜のポトフ1780円は簡単にほぐれるほど柔らかく、豊かなうまみに頬がほころぶ。

■菅原さんのおすすめポイント

『日常の中にあるとちょっと素敵なお店』がコンセプト。普段使いができて、でもちょっと特別で、誰かに教えたくなる。個人的には、ソーセージとか、お肉料理が気になる!

「蕪木」のコーヒーと「盛岡という星で」ビジュアルブックを3名様にプレゼント

盛岡に姉妹店を構える都内のカフェ「蕪木」のオリジナルブレンドコーヒーを1袋と、「盛岡という星で」公式Instagramを再編集したビジュアルブックの3冊セットを特製ボックスに入れて3名様にプレゼント。アンケートに答えて、ぜひ応募を。

盛岡をひとつの星に例え、これまでと違う角度から表現する「盛岡という星で」

違う土地に住みながら盛岡のことが気になったり、行ってみたいと思ったり。そんな関係人口をひとりでも多く増やしたいと、盛岡市が2018年にスタートしたプロジェクト「盛岡という星で」。盛岡の今を写真とエッセイで紹介するInstagramや、WEBで情報発信をするほか、月1回のトークライブ配信、イベントなども行っている。

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PHOTO/MANABU SANO WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)

※記事は2022年2月17日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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