絵画の世界に入り込むエンタメアート!「ひろしま美術館」の新感覚ナイトミュージアム

密を避けて楽しめる、夜の特別なアートツアーの申し込みがスタート。閉館後の「ひろしま美術館」で行われるのは、ゴッホやモネなど、有名絵画の画家たちに扮した役者が演劇をしながら館内を案内する、新感覚のナイトミュージアム。ひっそりと静まる夜の美術館を舞台に、絵画の世界に入り込むような体感型のアートを楽しもう。

更新日:2021/03/30

画像はイメージです

エンタメ×夜の美術館!「ひろしま美術館」で、味わったことのない新しい美術体験を

広島駅よりバスで約15分、広島市のほぼ中央、緑豊かな広島市中央公園内に佇む「ひろしま美術館」は、印象派を中心としたフランス近代美術など、約300点の美術作品を所蔵する美術館。こちらで、4~6月の土曜日、閉館後に繰り広げられるのが「HIROSHIMA NIGHT MUSEUM」。ただ作品を鑑賞するのではなく、脚本家が執筆し、学芸員が監修した脚本をベースに、マネやモネ、ゴッホといった絵画の作者に扮した役者が、演技をしながら作品をガイド! ウォークスルータイプのアトラクションのような、エンタメアート体験が待っている。当時の時代背景やエピソードを交えつつ、ときには参加者に語り掛けながらガイドをしてくれるので、絵画の世界に入り込んだような感覚で楽しもう。

世界的な作品を役者が全身でガイド。大興奮の演劇型エンタメアート

イベントの舞台となる「ひろしま美術館」を訪れると、まずはウェルカムシャンパンでお出迎え。気分が高まったところで、日没間近の薄暗い庭園へゴッホに扮した役者が登場! 外套に身を包み、ランタンを手にする謎めいた彼に誘われ、いよいよ館内へ。マイヨール《ヴィーナス》の彫刻の前で立ち止まり、物語がスタート。言葉と体全体をたくみに使った迫真の演技に釘付けになること間違いなし。さらに、モネ《アムステルダムの眺め》、ゴッホ《ドービニーの庭》、ルノワール《パリスの審判》など、印象派を代表する画家の7作品を楽しく、ミステリアスに、まるで画家本人が語るように紹介。印象派画家が生きた世界にタイムスリップしたみたいに楽しめる。息づかいまで感じられるほどに役者の演技を間近に体感できるのも醍醐味。美術館を劇場に見立て繰り広げられる、白熱のエンタメアートに魅了されて。

4・5・6月の週末に開催。演劇アートを目当てに「ひろしま美術館」へ

「HIROSHIMA NIGHT MUSEUM」が開催されるのは月1~2回の土曜日のみ。画家による作品案内と、館内の自由鑑賞で1時間30分程度、さらにウェルカムシャンパンが振る舞われ、終了後には役者とのフォトセッションも。各日20名の限定開催。

■HIROSHIMA NIGHT MUSEUM
開催日/2021/4/24(土)、5/8(土)、5/15(土)、6/5(土)、6/26(土)
開催時間/18:30~20:00(17:45開場、18:15集合)
会場/ひろしま美術館(広島県広島市中区基町3-2)
定員/各回20名 ※申し込み者が多数の場合は抽選になります
料金/5250円
お問い合わせ/info@xperisus.com(エクスペリサス株式会社)

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WRITING/EMIKO OKAZAKI

※記事は2021年3月30日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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