伊勢&出羽三山、聖地への旅を東京で体験。イベントレポート

伊勢&出羽三山、聖地への旅を東京で体験。イベントレポート

伊勢と出羽三山、聖地への旅を東京で体感するイベントを、日本橋「三重テラス」で開催。「西の伊勢参り、東の出羽三山参り」を現代に提案する上沼亜矢さんらが、30名の女性参加者へ魅力を発信。自分を見つめ直し、豪華ディナーに舌鼓を打った当日の様子をレポート。

更新日:2018/04/24

西の伊勢参り、東の出羽三山参り 東西の聖地を巡る「私がわたしに還る旅」

自分を見つめ直し、新たな一歩が
踏み出せる旅に、女性達も注目

お伊勢参りで有名な三重県の伊勢神宮と、日本遺産認定「生まれかわりの旅」として知られる山形県の出羽三山。この「いせでわ」の旅に込められたストーリーをイベントで紹介。
第1部は山形生まれ伊勢育ちの上沼亜矢さん、出羽三山神社の禰宜・吉住登志喜さん、オズマガジン統括編集長・古川誠が壇上に登壇し、出羽三山と伊勢神宮の魅力をクロストーク。第2部では自分を見つめるワークショップ。参加者全員で5分間の瞑想の後は、それぞれが問診票「よみがえりノート」の問いかけに応えていく。他人に見せる自分と、しまい込んだ自分を見つけ出すきっかけに。第3弾はレストランで三重と山形の食材をふんだんに使ったフルコースを堪能。2カ所の聖地への憧れを抱きつつ、自分を見つめるいいきっかけになったみたい。

トークセッションで語られた
伊勢の旅・出羽三山の旅って?

「太陽の神様・アマテラスオオミカミがご鎮座する伊勢神宮では、20年に一度、お社を造り替える式年遷宮が行われ、“古くなり切る前に新しく”という、常若の思想が根付いています。出羽三山は山形県中央部にそびえる羽黒山、月山、湯殿山の総称。月山山頂には太陽と対をなす月の神様・ツキヨミノミコトが祀られています。古くから、羽黒山は現在、月山は過去、湯殿山は未来を司ると言われ、3つの山を巡ることで魂がよみがえるとされてきました」
「神々の気配を感じる出羽三山で、見えないものの存在を感じていると、しだいに五感が開かれ肩の力が抜けてすがすがしい気持ちに。日頃の重圧から何枚も重ね着していた衣や鎧が1枚ずつはがれ、素の自分に還っていくよう。伊勢神宮では美しいお社の“カタチの奥にあるもの”を感じ、ほどかれた感性がさらに花開く。伊勢と出羽の旅は“感じる力”を呼び覚まし、ありのままの自分を取り戻す旅。新たな一歩が踏み出せるはずです」

伝統工芸の重箱に盛られた前菜をはじめ
豪華フルコースディナーに感激

ディナータイムは、伊勢の海と出羽の山の恵みを組み合わせた「よみがえりドリンク」の乾杯から。伊勢の漆器・伊勢春慶の重箱に盛り付けられた前菜、伊勢海老のリングイネ トマトクリームソース、伊勢パールポークのロースト 桜の葉とケッパーのソースなど、三重と山形の食材をふんだんに使用した、この日だけのスペシャルフルコースを堪能。会場になった三重テラスのレストランでは、伊勢海老のパスタなどを通常メニューでも提供しているので、三重の味を楽しみたいという方は、ぜひ訪れてみて。

今度は現地に行ってみたい!
イベント参加者の声

・伊勢には行ったことがあったのですが、出羽三山は行ったことがなく初めて知ったので大変良い機会になりました。
・ワークショップは今までやったことない内容で楽しかったです。家に帰ってふり返ります!
・山形と三重の食材コラボが楽しく、とてもおいしかったです。ボリュームもあり、器にも民芸品を使うなど、目でも楽しめて、とても良かったです。
・伊勢と出羽三山のことを知識と味覚で体験することができて楽しかったです。この2ヵ所を巡るツアーを作ってほしいです。

http://www.ise-dewa.jp/

伊勢&出羽三山のことをもっと知りたい人は
「いせでわ」サイトをチェック

伊勢と出羽三山、対をなすこの2つの場所が、なぜ古くから信仰されていたか、どのようないわれがあるかなどのストーリーを「いせ、もうで でわ、まいる」のサイトで紹介。また、伊勢・出羽三山の情報やモデルコースなどもあるので、旅に行くときは参考にして。

PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION)

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※記事は2018年4月24日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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