vol.09 日本酒に甘酒!米どころ新潟県・阿賀町でおいしいものめぐり

更新日:2017/10/03

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新潟県 阿賀町ってどんなところ?

新潟県阿賀町は、市町村合併により平成17年に誕生した福島との県境に位置する町。シンボルは、伝説の霊獣・麒麟のような山容を持つ麒麟山で、ふもとには辺り一面田んぼが広がる。数ある阿賀町の名産品のなかでも特に注目したいのは、天保14(1843)年から続く「麒麟山酒造」の地酒「伝統辛口」。「地酒にこだわるなら、酒米から一貫して阿賀町産にしたかった」と、阿賀町産の酒米を使用し、仕込みにも酒蔵の前を流れる常浪川(とこなみがわ)の伏流水を使う。すっきり爽快な飲み口の「伝統辛口」は、表参道にある新潟のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス」でも購入できるので、地元の人にも愛され続けるこだわり地酒をぜひ味わってみて。

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「表参道・新潟館ネスパス」では、麒麟山酒造のカラーボトルシリーズのうち「きりんざん グリーンボトル」や「麒麟山伝統辛口カップ」を販売中!

◇物産販売・新潟食楽園(表参道・新潟館ネスパス1階) TEL.03-5775-4332 東京都渋谷区神宮前4-11-7 営業時間/10:30~19:30 無休

歴史ある阿賀町で出会ったおいしいもの

「やまぼうし」
左/糀だけの甘さけ650円(左)は、ピュアな甘さであと味スッキリ。薪炊きで作る味噌も人気 右/風情ある町家造り 

糀パワーで体の中からキレイに

発酵食文化が根付く阿賀町で、明治元年より続く老舗。新潟産の新米コシイブキと黒酢で仕込んだオリジナルの生黄糀は、糖度が高く発酵力も強いのが特徴。腸内環境を整える効果もあるそう。甘酒や塩糀を手作りできる生糀のほか、加工品も充実。

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山崎糀屋(やまざきこうじや)
TEL.0254-92-2030 新潟県東蒲原郡阿賀町津川452 営業/9:00~18:00 毎月6、16、26日定休(土・日は営業) カード不可 
アクセス/JR津川駅よりタクシーで約4分または徒歩25分

左/酢と醤油で煮たニシン360円は、日本酒のアテにぴったり 右/野菜たっぷりの巨大なかき揚げがそびえる、かき揚げおろしそば1080円

情緒ある名店で手打ちそばと日本酒を

阿賀町津川が会津藩だった江戸時代、塩問屋として創業。往時の町家造りを再現した趣のある店内で、純手打ちそばやわっぱ飯をいただける。西会津のそば粉を水回しで打つ十割そばは、香りが高く、のど越しつるり。辛口のつゆともよく合う。

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川港茶屋 塩屋橘(しおやたちばな)
TEL.0254-92-2073 新潟県東蒲原郡阿賀町津川3508
営業/11:30~14:00 17:00~21: 00 ※売り切れしだい終了 火定休(祝の場合翌休) 予約可(日曜は不可) カード不可 
アクセス/JR津川駅より徒歩15分

阿賀町のおすすめ立ち寄りスポット

錦に染まった渓谷を舟でめぐる

日本百景のひとつである阿賀野川を周遊する40分のコース。春の新緑や、冬の雪景色など季節ごとに美しい景観が望めるが、山々が紅葉に彩られる秋の渓谷美は情緒たっぷりで格別だ。お国訛りが味の船頭さんのガイドを聞きながら、水上さんぽを楽しもう。

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阿賀野川ライン舟下り(あがのがわラインふなくだり)
TEL.0254-99-2121 新潟県東蒲原郡阿賀町石間4301道の駅「阿賀の里」(乗降場) 営業/9:00~15:00の毎時00分発 ※悪天候時は欠航 2000円 予約可(10名~は要予約) カード不可
アクセス/JR東下条駅より徒歩20分

豊かな自然美に包まれた温泉宿

清流湖畔に佇む、1934(昭和9)年創業の小さな宿。すべての客室やお風呂から、阿賀野川と飯豊連峰の景観が広がり、まるで一枚絵のような美しさに心洗われる。夕食は、日本海の恵みや和牛料理を会席風にして提供。新潟のおいしい地酒とともにじっくり堪能したい。

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麒麟山温泉 絵かきの宿 福泉(ふくせん)
TEL.0254-92-3131 新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬5886 IN15:00 OUT11:00 客室数15 通常宿泊料金/1泊2食付き13500円、土・祝前日18900円 
アクセス/JR津川駅より送迎バス(要予約)で約7分

秋の「おむすび賞」開催中
「#新潟オズフォトコンテスト」

新潟の写真を「#新潟オズ」を付けてInstagramに投稿しよう。現在は秋の「おむすび賞」開催中。受賞者には新潟の特産品をプレゼント。また最優秀作品に選ばれると、新潟の旅1泊2日ペアチケット(東京からの新幹線+1泊宿泊チケット)がもらえるほか、投稿写真はもれなくオズモールで紹介されるので、あなたの感性で切り取ったフォトジェニックな「新潟」をOZmallでシェアしよう。

#新潟オズフォトコンテスト「花火賞」の受賞作品はこちら!

@ayumis25さんの作品

新潟県小千谷市山本山に広がるひまわり畑の中で1シーン。お子さんを高々と掲げるお父さんと元気に咲き誇るひまわり。被写体への愛がつまった写真で、優しい気持ちになれます

@concon1028さん作品

新潟県関川村の「えちごせきかわ大したもん蛇まつり」(8月下旬)の大蛇パレードの写真。大蛇の頭を真正面に据えたアングルが絶妙で、蛇がまるで生きているかのようです

@m.macoさん作品

商店街に約6000個もの灯籠が並ぶ、新潟市の「千灯まつり」(7月下旬)。子供2人も灯籠に照らされ、景色にとけこんでいて幻想的。圧巻の景色はそっちのけで、かき氷に夢中になっている様子もかわいらしいです

NIIGATA 食文化めぐり バックナンバー

オズマガジントリップとのコラボで、毎回新潟の豊かな食文化を紹介。新潟の特産食材や、その食材のお料理をおいしくいただけるお店、農家直伝のレシピなど、現地だけではなく、自宅でも新潟の食を楽しめる情報も発信していくのでお見逃しなく。

PR/新潟県
WRITING/YOKO TAYAMA PHOTO/NORIKO YONEYAMA

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※記事は2017年10月3日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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