5000円で1日満喫!横浜中華街で、食べて、お茶して、遊んで

“横浜の名所は?”と聞かれて、横浜中華街が真っ先に浮かぶ人も多いのでは? 2/16(水)~3/13(日)まで開催中の「横浜中華街 楽楽-Fun!Fan!-」は、そんな横浜中華街をめぐりながら、オンラインチケットを使って「食・茶・遊」の魅力が楽しめる回遊イベント。今回は、オズモール編集部が実際にイベントに参加した様子をレポート。中華街初心者も、通い慣れている“通”の人も要チェック。

更新日:2022/02/24

5000円で、横浜中華街のディープな魅力を満喫

飲食店をはじめ、食材店や雑貨店など、エリア内に600店舗がひしめくといわれている横浜中華街。訪れる人からは「おいしい中華料理が食べたいけれど、お店がたくさんありすぎて選べない」「中華料理屋さん以外にはどんなお店があるの?」という声も・・・。

そこで、いままで知らなかったお店や、新たな楽しみ方を発掘するきっかけになればという思いから誕生したのが「横浜中華街 楽楽-Fun!Fan!-(ファンファン)」。食・茶・遊の3ジャンルのチケットが1枚ずつセットになっていて、参加している約70店舗のなかからジャンルごとに、好みのお店や施設を選んで参加できる仕組み。参加店舗には人気店をはじめ、地元の人がおすすめする穴場のお店なども含まれているので、ぜひお気に入りを見つけて。

編集部がチケットを使って横浜中華街を1日回遊

【食】12:00~「富筵」でフカヒレチャーハンを体験

横浜中華街には、“中国四大料理”こと上海料理・広東料理・北京料理・四川料理を扱うお店が一堂に会するというだけあって、食チケットの参加店舗リストに並ぶ写真はどれもおいしそう。

いろいろ悩んだけれど、やっぱりフカヒレが食べたい・・・!と選んだのは、横浜中華街で20年以上続くという「富筵(ふえん)」。家族3代でお店を切り盛りしている台湾料理のお店で、「常にお客さんの気持ちに立って、おもてなしすることを心がけているんですよ」と話すオーナーの言葉通り、アットホームな雰囲気が魅力。地元で暮らす人の中には、子どもの頃からこちらに通い続けているという常連も多いのだとか。

メニューに並ぶ料理はどれも料理長自慢の逸品ばかり。お店の方とコミュニケーションしながらメニューを選ぶのも楽しそう。

今回の「食」チケットでいただけるのは、なんと大人の手のひらほどもあるフカヒレを丸ごと1枚使った贅沢なチャーハン。強い火力でお米ひと粒一粒に油や卵をまとわせたチャーハンに、上品な味わいに仕上げたフカヒレ入りのあんをとろ~り。ひとりでこんなに大きなフカヒレを食べるのは初めてで、思わず興奮!

小皿にのせられた春巻きとしゅうまいもアツアツで絶品。デザートの杏仁豆腐ももちろん手づくり。しっかりボリュームもあって、お腹も心も大満足。新しいお気に入りのお店が見つかった! ちなみに肉まんや黒ごまあんまん、台湾カステラなどはテイクアウトもできるそう。

富筵

住所/横浜市中区山下町136
電話番号/045-681-8957
営業時間/10:30~22:00(21:30L.O.)
定休日/なし


※神輿は春節期間のみ設置

【遊】14:00~「横浜媽祖廟」で、道教の寺院参拝を体験

次に向かったのは、横浜中華街の中でもきらびやかな建物がひときわ目を惹く「横浜媽祖廟(まそびょう)」。媽祖とは、中国の宗教「道教」の神様のひとりで、航海や漁業など海を守る女神のこと。廟とは道教の寺院を表す。

こちらには縁結びの神様「月下老人」や、学問の神様「文昌帝君」などさまざまな神様が祀られていて、家内安全や商売繁盛などあらゆる願い事が叶うとしても知られているパワースポット。今回の「遊」チケットには、お供えするための線香とオリジナルのお守りがセットになっている。お守りは恋愛運や金運など種類豊富ななかから、いま願っていることに合わせて選んで。

まずは門の右側から敷地内に入って、参拝しよう。線香を受け取ったら、5つの香炉に1本ずつお供えしていくのが正しいお作法。いちばん最初に祈りをささげるのは、天地すべてをつかさどる「玉皇上帝」で、次に媽祖・・・と初心者でもわかりやすいよう、各香炉に参拝の順を示す数字が示されているのがありがたい。

基本的に撮影は自由だけれど、神様をアップで撮るのはNG。スタッフの方によると、階段下から4番目がもっとも美しく撮影できるスポットだとか。風水で縁起が良いといわれている八角形の廟は天井も美しいので、参拝の後にぜひこちらも見上げてみて。

横浜媽祖廟

住所/横浜市中区山下町136
電話番号/045-681-0909
開廟時間/9:00~19:00

【茶】16:00~「悟空茶荘」で中国茶&スイーツを体験

おいしい中国茶を求めて3軒目に訪れたのが、「悟空茶荘」。まだ日本に中国茶が知られていなかった40年前に産声をあげた老舗で、こちらは2号店。1階は茶葉や茶器、中国の雑貨などを販売するショップ、2階はカフェになっている。

「茶」チケットでいただけるのは、看板スイーツのひとつ「敦煌(とんこう)パフェ」と「暴々茶(ぼうぼうちゃ)」のセット。タピオカミルクに仙草ゼリー、バニラアイスを重ねた敦煌パフェは、かつてオーナーの親族が運営していた中華料理店「敦煌」の名物だったものを、常連客の声を受けて復刻したものだそう。ライチの種をくり抜いた部分にチェリーを詰め込んで提供するスタイルも当時のまま。甘すぎず、どこか懐かしい味わいのパフェは中国茶にもぴったり。

セットの「暴々茶」は、胃腸の働きを助けるなどの効果があるといわれているプーアル茶をベースに、漢方にも使われるバラのつぼみや甘草などを配合したオリジナルブレンドティー。気になる名前の由来は“暴飲暴食したときに飲むお茶”で、ついつい食べ過ぎてしまったときに代謝や消化を促してくれると考えられているそう。名前に反して、バラの香りが華やかで飲みやすく、飽きのこないおいしさ。1階のショップでも販売していると聞いて早速購入! ショップでは常時約100種類の茶葉を扱っていて、ティーバッグやミニサイズでの販売もしているので、お土産を探すのにもおすすめ。

悟空茶荘

住所/横浜市中区山下町130
電話番号/045-681-7776
営業時間/1F(販売コーナー)10:30~19:00 2F(喫茶)11:00~19:00(18:00L.O.)※季節により変動あり
定休日/第3火曜日

ほかにもこんな体験ができる!

【食】肉汁あふれる小籠包を堪能

横浜中華街でおいしい小籠包を食べるならここ!と評判のお店。熟練職人が毎日お店で手づくりしている小籠包はもちろんのこと、麺類や一品料理など多彩なメニューもおすすめ。チケットでは、目にも舌にもおいしい5色の小籠包と、焼き麩を使った上海のヘルシーな伝統料理「四喜?麸(スーシーカォフゥー)」がセットに。

上海豫園 小籠包館

住所/横浜市中区山下町166
電話番号/045-212-5087
営業時間/11:00~20:30(20:00L.O.)
定休日/なし

【遊】好きな言葉を花文字に

中国では1000年以上の歴史を持つ“花文字”とは、文字の形に合わせて幸運をもたらす“鳥”や、美しさを意味する“蝶“、運気を上昇させる“龍“などさまざまなモチーフで表現したもの。チケットでは好みの2文字を花文字に。ぜひ目の前で、色とりどりの花文字が描かれる様子も楽しんで。

龍 大通り本店

住所/横浜市中区山下町191
電話番号/045-227-7688
営業時間/平日 11:00~20:00、休日 11:00~20:30
定休日/なし

【茶】お茶会セットでほっこり

横浜中華街を代表するお店のひとつ四川料理 重慶飯店の飲茶専門店。こちらで楽しめるチケットプランは、重慶飯店自慢の焼き菓子をはじめ、多彩なスイーツから好みの2種類と、こちらも種類豊富な中国茶からお好みの1種が選べる「ミニお茶会セット」。見た目にも華やかな工芸茶も含まれるので、ぜひ試してみて。

重慶茶樓 本店

住所/横浜市中区山下町185
電話番号/045-681-0807
営業時間/月~木曜日11:30~18:00(17:00L.O.)、金・日曜日 11:30~21:00(20:00L.O.)、土曜日 11:30~21:50(20:50L.O.)
定休日/なし

【食】薬膳料理で温まる

1975年創業の老舗台湾料理店。台湾に伝わる薬膳料理をベースにしたこちらのメニューは、食通だけでなく、美容や健康を意識している人にも評判。Fun!Fan!限定コースでは、チャーシューとよだれ鶏、2種類の前菜をはじめ、台湾でおなじみの魯肉飯や、世界三大美女のひとりである楊貴妃も愛したと言われる、愛玉子のデザートも味わえる。

青葉

住所/横浜市中区山下町97
電話番号/045-663-3770
営業時間/11:30~22:00(21:40L.O.)
定休日/月曜日(祝日の場合は翌日)

【遊】もみほぐしで癒される

横浜中華街東門の側にあるリラクゼーションサロン。熟練スタッフが、一人ひとりの疲れに合わせて丁寧にもみほぐしてくれる。多彩なプランのなかから、チケットでは頭や目の疲れにおすすめの「ドライヘッドスパお試し20分コース」か、歩き回って疲れたという人にぴったりの「もみほぐし20分コース」が選べる。

テノヒラもみほぐし&足つぼ

住所/横浜市中区山下町78-8 横浜イーストゲートビル3F
電話番号/045-323-9477
営業時間/12:00~22:00
定休日/なし

【茶】映えるカフェで撮影

中国雑貨店の2階にある、ターコイズブルーの壁とブラウンの家具のコントラストが美しい隠れ家カフェ。チケットでは好みのお茶とスイーツがそれぞれ1種ずつ選べるセットに加えて、雑貨屋中国茶など日替わりのお土産がセットに。カウンター席にはコンセントも完備されているから、休憩しながら充電できるのも嬉しい。

萬來行カフェ

住所/横浜市中区山下町148 萬來行 2階
電話番号/045-662-8698
営業時間/11:00~18:30(18:00L.O.)
定休日/水曜、第1火曜日
※営業時間、休業日が変更になる可能性もあるため、事前に電話で確認を

横浜中華街 楽楽-Fun!Fan!-

【開催期間】
2022年2月16日(水)~3月13日(日) 各日11:00~21:00
※店舗により営業日や営業時間が異なります
※社会状況によっては予告なく変更または中止する場合があります。あらかじめご了承ください

【開催場所】
横浜中華街内 参加店舗 約70店舗

【チケット料金】
1セット 5000円(食・茶・遊 各1枚 計3枚)
※チケット販売期間は2022年3月13日(日) 19:00まで

※記載の営業時間や休業日は特別な記載がない限り、通常営業時の情報です。新型コロナウイルス感染拡大対策のため、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。ご来店時は事前に店舗にご確認ください

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PHOTO/KYOKA MUNEMURA、WRITING/MINORI KASAI

※記事は2022年2月24日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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