イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル  PC
美術展ニュース

3組6名様をご招待!六本木の国立新美術館で開催中の「イヴ・サンローラン展」。日本初公開のドレスも!

更新日:2023/10/20

六本木の国立新美術館では、2023年12月11日(月)まで「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」を開催中。約半世紀にわたって世界のファッション界をリードし「モードの帝王」と呼ばれたイヴ・サンローランの、没後日本では初の大回顧展となっている。会場では日本初公開のものを含むドレスのほか、写真など262点を一挙公開。独自のスタイルと豪華な美の世界が堪能できる。抽選で3組6名様をご招待!

左/「品行方正」シャツ・ドレス、右/ボーティング・アンサンブル
左/「品行方正」シャツ・ドレス イヴ・サンローランによるクリスチャン・ディオールの1958年春夏「トラペーズ・ライン」オートクチュールコレクション (C) Yves Saint Laurent (C) Alexandre Guirkinger、右/ボーティング・アンサンブル ファースト・ピーコート 1962年春夏オートクチュールコレクション (C) Yves Saint Laurent (C) Alexandre Guirkinger

ディオールに見い出された才能!若きデザイナーの誕生

会場は12章構成となっており、鮮烈なデビューを飾った1958年から引退する2002年までの、40数年間の歴史を余すところなく紹介する。

コンクールでの入賞をきっかけに17歳でクリスチャン・ディオールのアシスタントに抜擢されたイヴ・サンローランは、ディオールの急逝によって21歳でチーフデザイナーとしてデビュー。最初のコレクションでは早くも、印象的な「トラペラーズ(台形)・ライン」が大きな話題に。

その後もディオールでの成功を重ねた後、1961年にオートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」を設立して、翌年にメゾン初のコレクションを発表。船乗りの作業着に着想を得たピーコートなどが大きな賞賛と注目を浴びる。

そんな若きデザイナーの才能を最初に見い出したディオールのセンスもまた、素晴らしい!

左/ファースト・サファリ・ジャケット、右/イヴニング・アンサンブル
左/ファースト・サファリ・ジャケット 1968年春夏オートクチュールコレクション  (C) Yves Saint Laurent (C) Sophie Carre、右/イヴニング・アンサンブル 1984年秋冬オートクチュールコレクション (C) Yves Saint Laurent (C) Nicolas Matheus

現代女性のワードローブに定着したスタイルもここから

イヴ・サンローランのデザインのなかでも特に革新的だったのは、紳士服からヒントを得て作られたサファリ・ルックやジャンプスーツなどのスタイル。

1960年代にはまだ男性の服という認識が根強かったパンツスタイルを積極的に取り入れるなど、性別のイメージを超えてデザインすることで、時代が求める新しい女性らしさやエレガンスを生み出している。

その後、1966年にはプレタポルテ(既製服)へ参入したこともあり、サンローランが提案したスタイルは急速に広がりを持つことに。

紳士服を女性向けに改良したことで注目されるようになったサンローランのスタイルは、現代では女性のワードローブとしてすでに定着している。あなたのクローゼットにあるパンツスーツやトレンチコートも、普遍的なベーシックアイテムとして活躍しているのでは。

左/アンサンブル、右/イヴニング・ガウン
左/アンサンブル 1989年春夏オートクチュールコレクション (C) Yves Saint Laurent (C) Alexandre Guirkinger、右/イヴニング・ガウン 1995年秋冬オートクチュールコレクション (C) Yves Saint Laurent (C) Alexandre Guirkinger

想像を巡らせ過去の装いを取り入れ、自由にクリエイト

イヴ・サンローランは、「これまで経験したもっとも美しい旅行は、リビングのソファでの読書を通じたものだった」と述べている。彼は読書や美術作品による「机上の」旅を通じて、アフリカやロシア、アジアなど遠い土地への幻想をデザインで表現。やがて、鮮やかな色彩や独特な形を持つ「異国情緒」は、作品の不可欠な要素になっていった。

また、ヨーロッパのさまざまな時代において特徴的な装いも、自らのデザインに多く取り込んでいる。例えばそれは、古代ギリシア・ローマの彫刻がまとっているようなドレスだったり、中世貴族の装いを思わせるガウンだったり。

見知らぬ土地への憧憬や過去の服飾の歴史など、幅広いスタイルをデザインのソースにしながら、自由な創造性を発揮していることがうかがえる。

左/セヴリーヌ・セリジーのドレス、右/ジャケット
左/セヴリーヌ・セリジーのドレス 1967年に公開されたルイス・ブニュエル監督の映画『昼顔』のカトリーヌ・ドヌーヴのためのデザイン (C) Yves Saint Laurent (C) Sophie Carre、右/ジャケット 1977年に行われたジジ・ジャンメールのショー『ローラン・プティのショーに登場するジジ』のためのデザイン (C) Yves Saint Laurent (C) Sophie Carre

芸術作品から着想したスタイルや映画・舞台の衣装なども

オランダの抽象画家ピート・モンドリアンの作品から着想を得て作られた「モンドリアン・ルック」のような、美術作品とファッションの融合も提案。こうした作品を提案することで、伝統的なオートクチュールの世界に新風を吹き込んだ。

さらに、演劇、バレエといった舞台芸術や映画の衣装制作など多彩な芸術分野との協働にも積極的に取り組み、作品から受けたインスピレーションを生き生きとしたファッションへと結実させていった。

少年時代から演劇や舞台に夢中になっていたこともあり、生涯を通じてさまざまな演劇や映画の衣装を手掛けたイヴ・サンローラン。展覧会では、衣装やテキスタイルとともに、スケッチなどのグラフィックアートも公開されるので、描画の才能にも注目して。

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イヴ・サンローラン展 ポスター

イベントDATA

イベント名
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
開催場所
国立新美術館 企画展示室1E
会期
2023/9/20(水)〜2023/12/11(月)
開館時間
10:00〜18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで 
※入場は閉館の30分前まで
休館日
毎週火曜日
観覧料金
一般2300円、大学生1500円、高校生900円
※事前予約不要
※中学生以下は入場無料 
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
電話番号
050-5541-8600(ハローダイヤル)
ホームページ
「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」公式サイト

WRITING/NAOKO YOSHIDA

※記事は2023年10月20日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります