いちご大福9選|元祖から話題の店まで!かわいくて個性豊かな大福を厳選
いちごスイーツ特集2023-2024

いちご大福9選|元祖から話題の店まで!かわいくて個性豊かな大福を厳選

更新日:2023/12/13

甘酸っぱくてころんとしたフォルムがかわいい「いちご」は、乙女心くすぐる魅惑のフルーツ。そのまま食べてもおいしいいちごを、さらにおいしく、見た目でも楽しませてくれる和スイーツといえば「いちご大福」。今回は、元祖といわれる老舗のものから、福岡や名古屋から上陸した話題店まで、麗しのいちご大福をご紹介。おいしいお茶と一緒に召し上がれ。

元祖いちご大福は、赤えんどうのほどよい塩気もおいしさの秘密

曙橋に本店を構える「大角玉屋」は、いちご大福の元祖。昭和60(1985)年に三代目店主・大角和平さんの「これまでにない和菓子を」とのアイデアで、豆大福の中にいちごをいれて販売したところ、またたく間に大人気に。大福専用に炊くという小豆の風味豊かな粒あん、つきたてのお餅のコシ、北海道産赤えんどう豆の風味や食感が、いちごの甘酸っぱさと絶妙にマッチ。

大角玉屋

商品名:いちご豆大福
価格:324円
販売期間:通年
店舗:本店(曙橋)、銀座、四谷、東京

■店舗情報(曙橋)
住所:東京都新宿区住吉町8-25
アクセス:都営地下鉄新宿線「曙橋駅」徒歩3分
営業時間:平日9:00~19:30、日・祝9:00~18:30
定休日:なし
TEL:03-3351-7735

さらりとしたこしあんが、甘酸っぱいいちごと相性抜群!

「御菓子司 翠江堂」は隅田川のほとりに本店を構える和菓子店。大粒で、ある程度酸味のあるいちごを、あっさりと炊き上げたこしあん、とろけるように柔らかいお餅で包み込んだ「いちご大福」はこちらを代表するお菓子のひとつ。いちごのおいしさを引き出せるよう、季節によってあんの水分量を調整するなど、職人の技術が詰まっている。

御菓子司 翠江堂

商品名:苺大福
価格:250円
販売期間:通年
店舗:本店(八丁堀)、大手町

■店舗情報(八丁堀)
住所: 東京都中央区新川2-17-13
アクセス:JRほか「八丁堀駅」徒歩7分
営業時間:平日9:00~18:00、土9:00~14:00
定休日:日・祝
TEL:03-3551-5728

どこから食べてもいちご!いちごを丸ごと2個包んだ贅沢な大福

広尾の「果匠 正庵」には、丁寧に選んだ食材を使って作る和菓子がずらり。いちごのシーズンにだけ登場する「いちご大福」は、やや小ぶりのいちごを丸ごと2個使うのが最大のポイント。どこから食べてもお餅とあん、いちごを一緒に味わえるのが嬉しい。いちごは、甘みと酸味のバランスのいい、とちおとめを使うことが多いのだそう。

果匠 正庵

商品名:いちご大福
価格:496円
※いちごの価格によって変動することも
販売期間:12月頃~4月頃まで
店舗:本店

■店舗情報(広尾本店)
住所:東京都渋谷区広尾1-9-20
アクセス:JR山手線ほか「恵比寿駅」徒歩10分
営業時間:平日10:00~17:30、日・祝10:30~17:00
定休日:無休
TEL:03-3441-1822

見た目もキュートないちご大福は、甘さを抑えた上品な味わい

「赤坂 青野」は120年以上に渡って愛される老舗和菓子店。年明けから、お餅の間からちょこんと顔を出しているような愛らしい形のいちご大福が登場。柔らかなお餅に包まれているのは、代々受け継がれる、甘さを抑えたこしあん。あんの上品な甘さと、いちごのフレッシュな甘みや酸味のバランスがちょうどいい。

赤坂 青野

商品名:いちご大福
価格:324円
販売期間:1月5日~3月末まで
店舗:本店(乃木坂下)、赤坂見附、赤坂サカス、溜池山王、弁慶橋店

■店舗情報(乃木坂下)
住所:東京都港区赤坂7-11-9
アクセス:東京メトロ千代田線「赤坂駅」「乃木坂駅」徒歩6分
営業時間:平日9:00~18:00、土9:00~17:00
定休日:日・祝
TEL:03-3585-0002

大人のこぶしほどの大きさにびっくり!スカイベリーを包んだ巨大いちご大福

西荻窪の「越後鶴屋」は、無添加、つきたて、できたてにこだわるお餅屋さん。こちらではとちおとめと粒あんを組み合わせた「一期大福」に加えて、スカイベリーを使った大福も作っている。ジューシーなスカイベリー大福に合わせるのはさらりとしたこしあん。驚くほど大きいけれど、甘酸っぱくあっさりとした味わいに、ぺろりと平らげてしまうはず。

越後鶴屋

商品名:スカイベリー大福
価格:400~700円 ※いちごの価格によって変動
販売期間:1~5月末まで
店舗:西荻窪

■店舗情報(西荻窪)
住所:東京都杉並区松庵3-38-20
アクセス:JR中央線「西荻窪駅」徒歩1分
営業時間:9:00~18:00
定休日:月曜(祝日の場合は火曜休)
TEL:03-3335-0450

求肥と優しい甘さのこしあんが、あまおうのおいしさを引き立てる

東京では3店舗を展開する「鈴懸」の本店があるのは、福岡県福岡市。一つひとつの素材を丁寧に選び、職人が手間ひまかけて作るお菓子の数々は、福岡はもちろん、東京でも評判のおいしさ。苺大福には、福岡を代表するいちご“あまおう”を使用。毎朝摘みたての2Lサイズのものにこだわり、薄く柔らかな求肥で、さらりとした口当たりのこしあんと一緒に包んでいる。

鈴懸

商品名:苺大福
価格:368円
販売期間:11月中旬~4月上旬まで
店舗:本店(博多)、麻布台ヒルズ店、新宿伊勢丹店、東京ミッドタウン日比谷店

■店舗情報(麻布台ヒルズ店)
住所:東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザC地下1階
アクセス:東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」2番出口徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」5番出口直結
営業時間:11:00~20:00
定休日:1月1日~2日
TEL:03-5860-1030

主役はフルーツ!いちごのシーズンには複数の品種の食べ比べも

名古屋に本店を持つ「覚王山フルーツ大福 弁才天」は、その名の通り、さまざまなフルーツを、最高級の羽二重粉で作る求肥と白あんで包んだフルーツ大福の専門店。いちごのシーズンにはさまざまな品種のいちご大福が登場。「とちあいか」は2019年に誕生した栃木生まれの品種で、強い甘みと香りが特徴。専用の餅切り糸が付いているので、ぜひ食べる前にカットして断面も楽しんで。

覚王山フルーツ大福 弁才天

商品名:とちあいか
価格:680円
販売期間:11月~3月頃まで
店舗:三軒茶屋店、GINZA SIX店、日本橋コレド室町店、青山骨董通り店、渋谷東急フードショー店、吉祥寺サンロード店

■店舗情報(三軒茶屋店)
住所:東京都世田谷区上馬1-4-13
アクセス:東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩9分
営業時間:10:00~19:00(完売次第閉店)
定休日:不定休
TEL:03-6450-7327

あんこと生クリーム、いちごが絶妙なコンビネーション

自由が丘をはじめ、エキナカなどにも店舗を構える「蜂の家」。こちらのいちご大福に使用するのは、柔らかくつき上げたお餅に、北海道十勝産小豆で作るつぶしあん、生クリーム、そしていちごを丸ごと2個。それぞれの食感や甘み、いちごの酸味が調和して、思わず後を引くおいしさ。緑茶にもコーヒーにもぴったり。

蜂の家

商品名:いちご大福
価格:350円 ※いちごの価格によって変動
販売期間:1月上旬~4月下旬ごろ(いちごの入荷状況による)
店舗:本店(自由が丘)、アトレ恵比寿、エキュート品川ほか

■店舗情報(自由が丘)
住所:東京都目黒区自由が丘2-10-6
アクセス:東急東横線ほか「自由が丘駅」徒歩1分
営業時間:10:00〜19:00、日曜10:00〜18:00
定休日:無休
TEL:03-3717-7367

季節ごとに登場する、さまざまな品種のいちごを食べ比べ

2021年にオープンした「あか」は1年中、いちご大福が味わえるいちご大福の専門店。店頭には「女峰」や「きらぴ香」「桃薫」など、常時2~4品種のいちご大福が並ぶ。滋賀県産の羽二重餅粉でつくる求肥はごく薄く、とろけるようになめらか。北海道産の甘さ控えめの白餡がいちごのみずみずしい甘さを際立たせ、何個でも食べられそう。

あか

商品名:いちご大福
価格:香川県産女峰390円(品種によって異なる)
提供期間:品種を変えて通年発売
店舗:学芸大学、自由が丘

■店舗情報(学芸大学)
住所:東京都目黒区中央町1-1-3
アクセス:東急東横線「学芸大学駅」より徒歩11分
営業時間:11:00~売り切れ次第終了
定休日:月曜、火曜
TEL:03-5724-3182

【2022-2023いちご特集】食べたい、撮りたい。いちごスイーツに夢中

【特集】食べたい、撮りたい。いちごスイーツに夢中

フルーツの中で人気No.1のいちご。味はもちろんかわいいフォルムも人気のヒミツ。特に、ここ数年でいちごスイーツのビジュアルがどんどん芸術的に進化中! いちごのショートケーキ、いちごパフェ、変幻自在なアフタヌーンティーやスイーツビュッフェなど、いちごのポテンシャルは無限大。ほお張る前に思わず写真を撮り、誰かに自慢したくなる“いちごスイーツ”を探しに出かけよう。

PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/MINORI KASAI

※記事は2023年12月13日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります