硬めマットレスおすすめ10選!柔らかめとの違いは?【腰痛対策にも】

寝心地がよく、腰痛対策にもおすすめの硬めマットレス。安い買い物ではないからこそ「いいものがほしい」と検索するも、商品が多すぎてどれを選べばいいかわからない人も多いはず。そこで今回は、おすすめの硬めマットレス10選を解説。硬めマットレスのメリットやデメリット、おすすめできる人も紹介しているため、硬めマットレスを購入するか迷っている人はぜひチェックして。

更新日:2024/11/13

今回お話を聞いたのは・・・

睡眠セラピスト 松本美栄(まつもとみえ)さん

睡眠デトックス・姿勢美矯正サロン「プロスパービューティー」オーナー。一般社団法人 濃縮睡眠協会 代表理事。自らの実体験をもとに、疲れを解消し日中のパフォーマンスを上げる睡眠法の研究をはじめ睡眠の効率を極限まで高めるメソッド「濃縮睡眠(R)」を開発。経営者や士業など、多忙を極めるビジネスパーソンやアスリートなどの間で評判になる。「睡眠の変化から人生の豊かさをより感じられる人を増やす」ことを目標にサロンでの施術・カウンセリングや座学の提供のほか、メディアへの出演も行っており、これまでに延べ6000人以上の睡眠に関する悩みを解決。著書に、「誰でも疲れない体が手に入る 濃縮睡眠メソッド」(かんき出版)、「パフォーマンスを劇的に変える!快眠習慣」(自由国民社)がある。

睡眠デトックス・姿勢美矯正サロン プロスパービューティー ウェブサイト
一般社団法人濃縮睡眠協会 ウェブサイト

1.硬めマットレスとは?定義はある?

「硬めマットレス」と名乗るための規定はないものの、消費者庁ではウレタンフォームのマットレスについて「110N(ニュートン)以上のものは硬め」と定義している。
N(ニュートン)とはマットレスの硬さや反発力を表す単位のこと。数値が大きくなるほど硬く反発力があり、数値が低いほど柔らかく沈み込むような感覚がある。
実際に硬いと感じるかは体重や体型によっても変わるが、硬めのマットレスがほしい場合は110N以上のものを選ぶのがおすすめ。

2.硬めマットレスにはどんな種類がある?それぞれの特徴を紹介

マットレスにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なる。ここでは一般的に「硬め」といわれる3つのマットレスと特徴について解説しよう。
なお、体感上の硬さで言うと、「ボンネルコイルマットレス>高密度連続スプリングマットレス>高反発マットレス」という順序になるので参考にして。

2-1.ボンネルコイルマットレス

渦状のコイル(バネ)を連結させ、ひとつの土台にしたマットレス。コイル全体が体を面で支えるため、体の一部分だけが沈んでしまう心配がない。横揺れは感じやすいものの、反発力は適度にあり、寝返りを打ちやすいのが特徴。

2-2.高密度連続スプリングマットレス

一本の銅線を高密度で編み込んで作ったマットレスで、国内で唯一フランスベッドだけが生産している。特殊コイルマットレスとも呼ばれており、優れた耐圧分散効果がある。ボンネルコイルマットレスと比べると横揺れしにくく、より高い寝心地を求める人におすすめ。

2-3.高反発マットレス

体の沈みこみを跳ね返す力が強いマットレス。立っているときに近い理想的な寝姿勢を保ちやすいのが特徴で、耐圧分散性に優れている。ウレタン素材を使ったものが一般的だが、通気性がよいファイバー素材のものや、抗菌性があるラテックス素材のものもある。

3.硬めマットレスのメリット、デメリット

3-1.硬めマットレスのメリット

硬めマットレスのメリットは主に次の3点。購入を検討している人はぜひチェックしてみて。

寝返りが打ちやすい

硬めマットレスは反発力が強く、変形しづらいのが特徴。腰や肩など重力がかかりやすい部分も沈みにくいため、睡眠中の寝返りがスムーズにできる。寝返りしやすいマットレスなら、筋肉の緊張などを最小限に抑えられるため、毎朝気持ちよく起きやすい。

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正しい寝姿勢を保ちやすい

理想的な寝姿勢をキープしやすいのも、硬めマットレスのメリット。理想的な寝姿勢とは、背骨がゆるやかなS字カーブを描いている状態のこと。硬めマットレスなら重力がかかっても適度な硬さを保ち続けるため、過剰な体の沈み込みを防いでくれる。

耐久性や通気性に優れている

硬めマットレスは耐久性に優れているため、長期間使用してもへたりづらい。柔らかいマットレスのように体に密着しない分、蒸れにくく通気性がよいのも魅力。湿気によるカビや細菌の繁殖リスクも比較的少なく、清潔な睡眠環境を維持しやすい。

専門家のアドバイス

睡眠セラピスト 松本美栄

硬めの場合は沈み込みが小さいので、寝返りをするときの力が小さくて済み、寝返りしやすいと言えます。
同様に、高反発のマットレスも寝返りが打ちやすいです。反発力が大きいと、寝返りしようとするのをサポートする形になるため、寝返りが打ちやすくなります。

3-2.硬めマットレスのデメリット

幅広い層に人気の硬めマットレスだが、硬さゆえのデメリットもある。硬めマットレスを選ぶときは、デメリットも必ず知っておこう。

硬すぎると腰や背骨に負担がかかる

硬いマットレスだけを使用していると、沈み込まないため体にフィットしない。その結果、特定の部位だけで体重を支える必要があり、腰や背骨に大きな圧力がかかる。
圧力が強いと血流が低下し、睡眠中の寝返りも多くなるため、眠りが浅くなるおそれも。

腰が心配なら、硬いマットレスはベースとして使用し、その上に体にあったクッションを取り入れて。クッションを使うことで寝姿勢が崩れず、腰が悪くなりにくい。

体重と合わないと正しい姿勢で眠れない

体重の軽い人が硬いマットレスに寝ると体がしっかりフィットせず、耐圧を均等に分散できない。また、体の一部に圧力がかかることで痛みも出やすくなり、寝起きに疲労感を覚えることも。肩こりや腰痛を引き起こし、体調不良につながる可能性も考えられる。

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冬場は寒いと感じることも

柔らかめマットレスと違い、硬めマットレスは体が包み込まれない。通気性にも優れているため、戸建てのような気密性が低い家では寒いと感じることもあるかも。特に通気性のよいファイバータイプの素材は冬場の寒さが気になりやすく、毛布や布団の防寒対策が重要。

4.硬めと柔らかめなら、どっちのマットレスがおすすめ?

硬めマットレスと柔らかめマットレス、どちらを選べばいいか迷う人は少なくない。どちらも長所と短所があるため、自分に合うタイプを選ぶことが大切。

4-1.硬めマットレスがおすすめの人

腰痛持ちの人や体重が75㎏以上ある人、仰向けで寝るのが好きな人には、硬めマットレスがおすすめ。
仰向けで寝ると背中全体に重さが集中するため、体への疲労を和らげようと寝返りの回数が自然と多くなる。体が沈みにくい硬めマットレスなら些細な力で寝返りを打つことができるうえ、体の一部分に圧力がかかりにくく負担が少ない。

4-2.柔らかめマットレスがおすすめの人

体重が55kg以下の人や寝返りが多い人、横向きで寝るのが好きな人は、柔らかめマットレスがおすすめ。
特に横向きで寝る人は体の片側に体重がかかる分、肩や腰にかかる負担が大きい。柔らかめマットレスを使うことで体が適度に沈み込むため、寝返りの回数が抑えられ、起きたときの疲れを軽減できる。

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5.失敗しない!硬めマットレスの選び方

マットレス選びに失敗しないためには、素材や厚みにも注目することが大切。ここでは、硬めマットレスを選ぶときに押さえておきたいポイントを5つ解説する。

5-1.素材で選ぶ

マットレスは素材によって特徴が異なる。まずは代表的なマットレスの素材とそれぞれのメリット、デメリットを知っておこう。

コイルマットレス

内部の構造にコイル(バネ)が使われているマットレス。もっとも一般的な素材で、価格や種類が豊富。大きく分けてボンネルコイルとポケットコイルの2種類がある。

メリット……耐久性が高い、通気性がよく丈夫
デメリット……洗えないものが多い、商品によっては湿気が溜まりやすい

ウレタンマットレス

断熱材やスポンジなどに使われるウレタンで作られたマットレス。高いクッション性があり、体全体をやさしく支えてくれる。高反発と低反発の2種類があるが、硬めを選ぶなら高反発がおすすめ。

メリット……軽くて扱いやすい、耐久性が高い
デメリット……通気性が悪い、紫外線に弱い

ファイバーマットレス

ポリエチレン繊維を網目状に編んだ素材が使われているマットレス。通気性に優れており、水洗い可能なものも多い。硬めのしっかりした寝心地が好きな人におすすめ。

メリット……丸洗いできるものが多い、通気性がよい
デメリット……熱に弱い、厚みが薄い

ラテックスマットレス

ゴムの柔らかさと弾力性を持つマットレス。使用しているラテックスの割合や種類によって、「100%天然ラテックス」「天然ラテックス」「合成ラテックス」の3種類に分かれる。耐圧分散性に優れており、沈み込み過ぎない適度な硬さが特徴。

メリット……耐久性が高く防ダニ性がある、耐圧分散性に優れている
デメリット……通気性が悪い、天然ラテックスは価格が高い

5-2.厚さで選ぶ

マットレスを床に置いて使うなら、厚みが7~8cm以上あるものを選ぶと底つき感が出にくい。寝心地改善のために、マットレスの上に敷いて使う「トッパー」として使用する場合でも、厚みは3cm以上のものを選ぼう。体重が重い人は5㎝前後厚みがあると体が沈みにくい。

5-3.サイズで選ぶ

マットレスには「シングル」「セミダブル」「ダブル」などさまざまなサイズがある。自分の体に対して小さすぎるサイズは窮屈で寝心地が悪く、大きすぎると部屋のスペースを取ってしまうため、適度なサイズを選ぶことが大切。目安として自分の身長と体幅より30cmほど大きいサイズを選ぶと、寝返りを打っても余裕があり広々眠れる。

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5-4.扱いやすさで選ぶ

マットレスを頻繁に収納するなら、コンパクトにたためるマットレスを選ぼう。折りたたみタイプや薄型マットレスなど収納性に優れた商品を選べば、限られたスペースも有効に使える。洗えるものや防ダニ加工を施してあるものなど、メンテナンスのしやすさにも注目して。

5-5.硬さで選ぶ

ひと口に硬いマットレスと言っても、硬さの程度はさまざま。硬さのチェックは、実際にマットレスに横になって確認するのがおすすめ。
横になった状態で、腰の下に手が入る場合は体に合っていない。また、横になった姿勢を写真で撮ってもらい、腰が沈み込んでいないかチェックするのもひとつの判断方法となる。

6.人気の硬めマットレスおすすめ10選

コアラマットレス(Koala Mattress)

コアラマットレスプラス PLUS

99900円

好みに合わせて硬さを切り替え!自分に合った快適な睡眠環境を実現

リバーシブルのトッパーレイヤーを反転させるだけで、「ふつう」と「かため」の寝心地を自由に切り替え可能。その日の気分や体調に合わせて、理想の硬さを選べる。ソファのように使うときは「ふつう」、寝るときは「かため」といった使い方もでき、ライフスタイルに合わせて柔軟に使い分けられる。

振動吸収技術と3層構造により、体圧分散性を向上したつくり。5つのゾーニングサポートが、どんな寝姿勢でもサポートし、心地よい眠りへと誘う。さらに、抜群の通気性と抗菌加工で、清潔さを維持しやすいところも魅力的。

価格はリーズナブルで、高品質ながら手が届きやすい。サイズバリエーションも豊富で、シングルからキングサイズまで幅広く展開。120日間の無料お試し期間と10年保証付きで、安心感を持って購入できる。硬めのマットレスをお探しなら、ぜひ選択肢のひとつに加えてみて。

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ソムレスタ(SOMRESTA)

SOMRESTA マットレス PREMIUM

59800円

高密度なウレタンフォームが心地よい硬さを提供する

高密度ウレタンフォーム&ふわふわキルティングカバーにより、硬めの寝心地ながらも、体全体が包み込まれるような、心地よい睡眠環境を実現したマットレス。反発力が高く、体をしっかりと支えつつ、適度な寝返りを促す。耐久性も兼ね備えているため、快適な寝心地を長く楽しめる点も魅力。

耐圧分散性に優れており、睡眠中にかかる体への負担を軽減する。首、肩、腰部分に余計な負荷を与えず、すっきりとした目覚めを促す。高い吸放湿性も備えていて、一晩をとおして快適な睡眠温度を保つ。

厚さは10cmほどで、折りたたみも手軽にできるため、敷布団感覚で使用可能。一般的な電気毛布、電気湯たんぽの使用にも対応していて、寒い季節には特に重宝しそう。カバーは取り外して洗濯可能なので、マットレスの清潔感を重視する人にもうってつけ。

モットン

腰対策マットレス モットン

39800円

硬さ、耐久性、反発力全てにこだわった一枚

280Nの硬さで全身を包み、優れた体圧分散性で身体を均等に保ち寝姿勢をキープ。肩や腰への負担を軽減し、スムーズな寝返りをサポートする。

高い耐久性と96%の復元率を誇り、30D以上の高密度で長く使用してもへたりを感じにくい。

厚みは10cmで、床や畳への直置きも可能。ウレタンフォームの泡の大きさを調整することで空気の道を確保しているから、夏場も蒸れにくい。

GOKUMIN

プレミアムスプリングマットレス

19998円

高品質ウレタン×ポケットコイルで硬さと寝心地を実現

クッション材として、高品質ウレタンを贅沢に使ったポケットコイルマットレス。ウレタンのおかげでコイルの感触が減り、寝心地もアップ。コイルが個々に沈み込んで体圧を分散し、寝姿勢を整える。

側面にはエアメッシュ加工を採用し、湿気を放出。コイルも通気性を高めるために平行に配列されている。

表地には、さらっと肌触りのよいニット生地を使用。衛生面にもこだわり、抗菌・防臭加工を施している。

アイリスプラザ

圧縮ロールボンネルコイルマットレス

7680円

通気性にも優れた、しっかり硬めのボンネルコイルマットレス

厚さ16.5cmとボリューミーで、全身をくまなく支える。中材には硬さが特徴的なボンネルコイルを高密度で用い、寝返りをサポートしながら安定感のある寝心地に。

表面のキルティングはふんわりとした肌触り。硬めの寝心地にもかからわずやわらかさがあり、コイルの感触を感じにくい。

ボンネルコイルマットレスだからこそ、通気性も抜群。湿気がこもりにくいから、夏や湿気が気になる梅雨の季節にもぴったり。

アイリスプラザ

高反発マットレス 厚さ10cm

6580円

ずっとフレッシュな寝心地が続く、3つ折りマットレス

サッと一枚でも、組み合わせてボリュームアップもできる、厚さ10cmの3つ折りタイプ。190Nのしっかりとした硬さで首腰肩をバランスよく支え、寝姿勢を整える。

ウレタン特有のにおいに配慮して消臭加工を施し、カバーはリバーシブルかつ抗菌・防臭機能付き。どの季節でも快適に使用できる。

復元率は98%で、購入時の寝心地が長く続く。折りたたんで立てかければ場所を取らず、お手入れも楽々。

インズコーポレーション

4つ折り マットレス

5239円

持ち運びや収納にも便利な4つ折りタイプ

一枚敷きでも敷布団と組み合わせても使える、厚さ5cmのマットレス。4つ折りタイプかつ約2.1㎏の軽量だから収納にも便利で、来客用として準備しておくのもおすすめ。

硬めの190Nで、頭部から足元まで同じ硬さでバランスよく支える。体圧分散性も高く、眠っているときも正しい姿勢をキープしやすい。

ウレタンの加工から商品の発送までの流れを、すべて国内で行っている。

タンスのゲン

「純」高反発マットレス 3つ折りタイプ 厚み10cm

6999円

寝心地と肌触りを自分仕様にカスタムできるマットレス

へたりにくい「フラット」タイプと、でこぼこした表面で通気性・体圧分散性を高めた「プロファイル」タイプから選択可能。カバーの肌触りも2種類から選べるから、自分好みの寝心地を追及できる。

不純物の少ないウレタンフォームを使うことで、反発弾性は40%±以上に。さらに190Nと硬めの寝心地で、姿勢を整えながら快適な睡眠をサポートする。

カバーは取り外し可能で、洗濯もOK。着脱しやすいU字ファスナーだから、お手入れもはかどる。

夢工場

高密度スプリング 厚み約20cm

71600円

高密度のスプリングと20cmのボリュームで身体を支える

20cmの厚さと高密度のスプリングでボリューミーに仕上げ、全身をホールド。コイル同士がヘリカルスプリングで繋がれているから、腰、肩、首など一部分への衝撃を分散する。

コイルは枠線でしっかり固定し、破損や型崩れを防止。マットレスをより長く使用できる耐久性の高さにもつながる。

さらに、表面はウレタンと不織布で挟んだキルティング加工。見た目の高級感はもちろんのこと、2枚でキルティングされているから強度にも優れている。

タンスのゲン

ボンネルコイルマットレス 厚み17cm ふんわりボリュームキルティング

7999円

こだわりの中材で寝心地アップ。通気性もよく年中快適

スプリングの粘りが高く、高い耐久力をキープ。底付き感を減らしつつ全身を支える。

コイルが身体に当たる不快感を減らすため、不織布とハードフェルトを組み合わせたボリュームのある中材を使用。さらに表地には1.5cmのウレタンと不織布を使い、硬さをキープしつつふんわりとした寝心地に。

ボンネルコイルだから通気性がよく、17cmの厚さでも蒸れを軽減。熱や湿気をしっかり逃がす。

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7.硬めマットレスに関するQ&A

腰痛はマットレス以外でも対策できる?

腰痛を和らげるには、クッションをひざの下に入れる、抱き枕を抱えて寝るなどの方法があります。ポイントは腰の反りをなくし、骨盤を安定させて体重分散をサポートすること。寝返りを打ちやすくして、腰の負担を軽減しましょう。

ほかには腰の下にタオルを敷いて寝る方法も有効です。ただしタオルを敷く必要がある場合は、マットレスが柔らかくて沈み込み過ぎているなどで、そもそも体に合っていないと考えられます。

丈夫な硬めマットレスを選ぶには?

丈夫なマットレスを探すときは、密度(D)の数値をチェックしましょう。密度(D)とはマットレスの耐久性を表すもので、数値が高いほど耐久年数が長くなります。マットレスの寿命は使い方によっても変わりますが、長く使いたい場合は30D以上のものを選んでください。

ただし密度の数値は表示義務がないので、製品によってはわからないケースもあります。

コイル数が多いマットレスは硬めなの?

コイルマットレスの場合、コイルの数が多いほど寝心地は硬めです。一般的なポケットコイルマットレスのコイル数は、シングルサイズで約400~650個程度。コイル数が多いものは耐圧分散性や耐久性も高いため、よいマットレスを長く使いたい人におすすめです。

ボンネルコイルとポケットコイルはどちらが硬め?

ボンネルコイルとポケットコイルでは、ボンネルコイルのほうがより硬さを感じられます。ボンネルコイルは体を面で支える構造で、畳の上に布団を敷いたような寝心地が特徴。

コイル線材の直径や巻き数によっても硬さは変わりますが、硬めのスプリングマットレスが好みの人はボンネルコイルタイプのものを優先的に探すとよいでしょう。ただし、横揺れを感じやすいというデメリットがあるため、1人用として使うのがおすすめです。

硬めマットレスが硬すぎて痛い、疲れるときの対処法は?

マットレストッパーや厚手のベッドパッドを使えば、マットレスを自分好みの寝心地に調整できます。
マットレストッパーは「オーバーレイマットレス」や「マットレスパッド」などとも呼ばれており、寝心地の悪さやへたりを感じたときに使用します。
マットレスの汚れ防止にもなるため、硬めマットレスを長く衛生的に使いたい人も活用しましょう。

硬めマットレスを長持ちさせるにはどうしたらいい?

設置方向を定期的に変えるとマットレスの持ちがよくなります。マットレスの頭部分と足部分は1~3カ月に1回を目安に入れ替え、表面と裏面も変更しましょう。

日替わりで面を変えられる両面仕様のものは特に持ちがよくおすすめ。カビが生えないよう除湿シートやすのこを活用したり、定期的に陰干ししたりすることも大切です。しかし最近は両面仕様のマットレスは少なくなってきていますので、商品ごとに確認しましょう。

※記事は2024年11月13日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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