真夏も注意したい!隠れジミって知ってる?

肌に潜む「隠れジミ」って知ってる?夏の紫外線ケアの盲点と今できる対策3選も【今コレ知りたい!ウエルネス最旬TOPICS】

更新日:2024/07/01

スキンケアからヘルスケアまで、美と健康を磨く今話題のトレンドワードをみんなの意識調査を交えて届ける「今コレ知りたい!ウエルネス最旬TOPICS」の連載がスタート。第1回目は「隠れジミ」。これからの真夏の時期こそ、大事になってくるケア方法や毎日手軽にできる習慣などを皮膚科医の小林智子先生に直撃!最新情報をゲットして、きれい&健やかをアップデートしよう。

■オズモールユーザー「隠れジミ」白書

隠れジミアンケートグラフ
2024年6月オズモール調べ、n=745

約8割以上が「隠れジミ」があると思っているのに、ケアしていない!

アンケートでは、自分には「隠れジミ」があると思っている人が88%。「将来シミになりそうな気がする」と多くの人が答え、まだ目に見えない「隠れジミ」が自分の肌にあると実感しているという結果に。だけど、実際に対策をしている人は、たったの21%。残りの8割近くの人が、ケアできていないよう。

「何から始めていいのかわからない」「生活の中で負担のないケアが知りたい」と、これからシミができそうと心配しているからこそ、具体的な方法を知って、実践したい様子。そこで、隠れジミの原因やケア方法を皮膚科医の小林智子先生と考えてみよう。

■皮膚科医・小林先生が解説!真夏こそ注意したい「隠れジミ」の原因とは?

「隠れジミ」は、紫外線ダメージによって生まれたシミの予備軍

「隠れジミ」とは、シミの原因になるメラニンが肌の奥深くに蓄積され、シミになる一歩手前のシミ予備軍の状態。つまり、目に見えていないシミだから、見た目では判断はできない。とはいえ、いつシミになってしまうのかは気になるところ。「隠れジミは、一般的にどのくらいで肌に出てくるかの定義はありません。その人の生活習慣や日々のケアによって変わってきます」と教えてくれたのは、こばとも皮膚科の小林智子院長。

では、そもそも「隠れジミ」はどうやって作られてしまうのか? その大きな原因は紫外線。紫外線を浴びるとメラノサイトという細胞がメラニンを生成。日々の生活習慣で酸化ストレスがプラスされて、紫外線ダメージが加速。メラニンが生成されて、肌にシミとして現れてしまうというメカニズム。さらに酸化ストレスは、たるみなどの老化現象も加速させてしまうことに。「シミは一度できるとホームケアでは消さないため、シミになる予備軍のうちに対策する必要があります」

特に、7〜8月の時期は、紫外線がますます強くなるからこそ、これ以上「隠れジミ」を増やさないための対策は必須。「毎日の紫外線ケアは、季節に合わせたケアが必要です。さらに、食生活や睡眠などの生活習慣でのケアを掛け合わせた対策が大切です」

<こんな人は要注意>
・紫外線を浴びている時間が長い
・肌のくすみやたるみが気になりはじめた
・お酒を飲む機会が多い、または喫煙している
・食生活や睡眠時間が不規則

■今日から始めたいケア3選

【ケア1】汗や皮脂に強い日焼け止めを使おう

これからの時期は、外気の暑さで汗をかきやすく、皮脂もでがち。そんな状況をカバーしてくれる水や汗に強い日焼け止め。また紫外線量も多いため、SPF値が高く落ちにくいクリームタイプがベスト。使う量は、中指と人差し指2本に、2㎝くらい出した量が適量。それよりも少ないと紫外線防止効果も半減してしまうので注意。落とす時は専用のクレンジングを使おう。

<7・8月にベストな日焼け止め>
・汗や皮脂に強いSPF50以上
・クリームタイプ
・指2本分、2㎝くらいを顔に塗る

【ケア2】βカロテンとビタミンCを摂ろう

紫外線による活性酸素を除去してくれるのが、抗酸化成分のある食材。ビタミンCを含む柑橘類やβカロテンを含むトマトやニンジンほか、アスタキサンチンが摂れる鮭やエビは積極的に摂りたい「隠れジミ」ケアの代表格。ただし、ビタミンCは一定量を摂ると体内から排出されてしまう。こまめに分食したり、体内で蓄積してくれるβカロテンと掛け合わせて摂るのがおすすめ。具体的にはニンジンジュースやトマトソースなどを意識して、献立に上手に取り入れよう。

<おすすめ料理>
・トマト缶を使った料理
・ニンジンジュースやニンジンサラダ
・鮭やエビのグリル

【ケア3】睡眠時間の確保で酸化ストレスを減らす

一見、無関係に見えそうな睡眠も、実は酸化ストレスを左右するポイント。睡眠時間は、最低でも6時間は確保しよう。また、熟睡できる環境作りも大切。例えば、入浴は寝る直前だと体がほてり入眠しづらくなるため、2時間は開けるとベスト。また、寝る前のスマホは穏やかな入眠を妨げるきっかけに。パジャマは、汗をかきやすい今の時期だからこそ、綿やシルクなど通気性のいい素材を選ぼう。

<良質な睡眠のコツ>
・入浴を2時間前に終える
・寝る直前までスマホを見ない
・パジャマは通気性のいい素材を選ぶ

お話を伺った人

皮膚科専門医【こばとも皮膚科院長】小林智子さん

皮膚科専門医・医学博士。食事と健康に関して、レシピや情報などを医学的な立場から発信する「ドクターレシピ」を監修。SNSを通じて、スキンケア全般を幅広く発信し、Instagram、You tube、Xの合計フォロワーは15万人を超えている。著書に「すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全」(WAVE出版)ほか。

Instagram:@kobayashi.t_derm

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PHOTO/NORIKO YONEYAMA STYLING/MAKIKO SUZUISHI WRITING/YUKIKO MORITA

※記事は2024年7月1日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります