エイジングケアとは?メイクアップのプロに聞いたエイジングケアの方法を紹介!

「エイジングケア」ってよく聞くけれど、実際何をすればいいの?何歳から始めるべき?と悩んでいる人も多いのでは。そこで今回は、エイジングケアにまつわるさまざまな疑問を日本メイクアップ技術検定協会の芦田貴子さんに伺いました。おすすめのケア方法やアイテムを紹介するので、ぜひチェックしてみて。

更新日:2021/12/23

今回お話を聞いたのは・・・日本メイクアップ技術検定協会 芦田貴子さん

美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークの他、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営の他、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。

1.エイジングケアとは?何歳から始めるべき?

ここでは、日本メイクアップ技術検定協会の芦田貴子さんに聞いた、エイジングケアを始めるべき年齢をご紹介。エイジングケアを始めようか迷っている人はぜひ参考にしてみて。

1-1.エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと

エイジングケアとは、本来「年齢に応じたお手入れ」という意味。年齢を重ねると肌や体の状態は変化するので、ずっと同じケアではなくそのときに必要な方法や成分を取り入れる必要がある。

肌のケアに対して使われることが多いが、「エイジングケア」は「肌」に対して使われるだけの言葉ではない。髪や体などの広い部位にエイジングケアを取り入れることも検討して、今の年齢らしい美しさを保とう。

1-2.エイジングケアは何歳から始めるべき?

何歳から始めるべき、という基準はないが、これまでと同じケアをしているのに満足できなかったり、肌や体の状態に変化が出たりしたらはじめどき。

「エイジングケア世代」というと30代や40代をイメージしがちだが、20代後半から徐々に肌の変化を感じ始める人が多い。早く始めるのは悪いことではないので、肌状態に合わせて検討しよう。人によって異なるものの、以下をヒントにしてみて。

・より乾燥するようになった
・肌のトーンが暗くなった、くすみが出始めた
・化粧ノリが悪くなった
・毛穴が縦に広がってきた
・口角が下がってきた
・シミ予備軍が現れ始めた
・小じわが気になり始めた など

2.エイジングケアの方法【スキンケア編】

2-1.今まで以上に保湿を心がける

肌のあらゆるトラブルを招く代表的な原因は、乾燥。今まで以上にしっかり保湿することを心がけよう。

まずは化粧水で肌にたっぷりの潤いを補給。水分をしっかり入れ込むことで肌がやわらぎ、キメが整う。最低でも500円玉ほどの量を使い、足りないようなら重ね付けをして。

化粧水の後は、乳液やクリームで仕上げを。化粧水だけではせっかく与えた水分が蒸発してしまうが、油分を含んだ乳液もしくはクリームを重ねることで潤いにふたをできる。潤いを閉じ込めるだけでなく、肌を保護したり柔軟性をキープする役割もあるので必ず使おう。

またアイテム選びの際は、保湿力に優れた成分にも着目してみて。いろいろな成分があるが、以下は特におすすめ。ぜひホームページやパッケージの成分表示をチェックしてみて。

【保湿力に期待ができる成分の一例】
ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、アミノ酸、リピジュア(R)など

2-2.エイジングケア成分、ハリ成分が含まれるアイテムを使う

年齢を重ねると肌のハリが低下するのは、肌内部の弾力を支えるエラスチン、コラーゲンといった成分が減少するから。保湿に加えて、エイジングケアに期待ができる成分・ハリを与える成分を取り入れよう。

【エイジングケアに期待ができる成分・ハリを与える成分の一例】
エラスチン、ビタミンC誘導体、レチノール、アスタキサンチン、フラーレン、ニールワンなど

またエイジングケア用として販売されている製品には、上のような成分が含まれていることが多い。成分を確認するとともに、ライン自体もチェックして切り替えを検討してみて。

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30代からの分岐点に。エイジングケア(※1)を始めたいなら「オルビスユー」

いつものお手入れが物足りなくなったら、エイジングケアのはじめどき。見た目印象を左右する頬のハリ、ツヤ、明るさに着目し、アマモエキス、モモ葉エキス、ヤグルマギク花エキスの複合成分「キーポリンブースター(※2)」を配合し、肌にハリを与えて角質層に潤いをめぐらせる。

ケアのステップは「モロッコ溶岩クレイ(※3)」配合のブースター洗顔、角質層まですーっと浸透する”とろぱしゃ”化粧水、もっちり仕上げるスフレジェリーの3つと、とてもシンプル。シワ改善美容液とふわふわ抗菌タオルまで入っている、オルビスが初めての人限定の7日間体験セットで、潤いに満ちた肌をめざして。

※1 年齢に応じたお手入れ
※2 肌に潤いとハリ感を与える保湿成分
※3 汚れを吸着する洗浄成分

2-3.肌や悩みに合わせてスペシャルケアアイテムを取り入れる

基本の化粧水・乳液に加えて、スペシャルケアアイテムの投入するのも検討したい。

美白(※)などの集中ケアしたい悩みがあるなら美容液、とくに乾燥が気になるならクリームやナイトクリーム、肌をやわらげたいならマッサージクリームなどがおすすめ。

ほか、目元のケアをしたいならアイクリームなど、部分用のアイテムを足してもOK。肌や悩みに合わせて組み合わせて。

※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

2-4. 紫外線対策をする

肌の老化の要因のうち、8割は紫外線を浴びることによるといわれている。シミだけでなく、乾燥やシワ、たるみなどを引き起こすことも。

天気や季節に関係なく、日焼け止めや日傘、衣類などを活用して対策しよう。

3.エイジングケアの編集部おすすめアイテム

オルビス

オルビスユー 7日間体験セット

980(初回購入)円

超浸透(※)のとろけるみずみずしさで、内側(※)からハリのある肌へ

濃密なウォータージェリー仕立てで、肌に触れた瞬間からとろけだし、みずみずしさを角質層まで浸透させる化粧水。

肌本来の美しさを引き出し、肌の根本へとアプローチ。表面だけではなく、内側から本来あるべき健康的な肌をめざせる。

「洗顔料」「保湿液」「美容液」が入っている7日間のトライアルセットなので、初めて購入する人でも試しやすい。無香料、無着色、無油分、アルコールフリー。

※角質層まで

資生堂

エリクシール ホワイト トライアルセット

1210円

エイジングケア(※1)と美白ケア(※2)を両立し、頬に輝く「つや玉」を演出


エイジングケアもできる、エリクシールの美白ライン。シュペリエルと同じく「コラーゲンGL」を配合し、肌に潤いの「つや玉」をもたらす。

さらに美白有効成分として、化粧水と乳液には「4MSK」を、朝用の乳液には「m-トラネキサム酸」を配合。メラニンの生成を防いでシミ・そばかすを防ぎ、澄みわたる印象のハリ肌をめざせる。

※1 年齢に応じた潤いケア
※2 メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ

FANCL

無添加エンリッチプラス シワ改善1ヵ月集中セット【美容液・酵素洗顔付き】

1800(トライアルセット価格)円

とろみのあるテクスチャーが心地いい!2つのコラーゲンで肌にハリと弾力をプラス

化粧液と乳液をメインに、クレンジングオイルと美容液、洗顔まで試せるトライアルセット。化粧液と乳液には独自成分の「適応型コラーゲンα」を配合し、ハリに必要なV型コラーゲンでピンと張った肌へ。とろみのあるテクスチャーで、しっとりとした肌に導く。

伸びがよいので、バシャバシャ使わずとも充実の潤い感を得られる。手頃な価格で、丁寧なスキンケアを試してみて。

4.エイジングケアの方法【生活習慣編】

4-1.食事にはたんぱく質や適度な脂肪、ビタミン類、大豆製品を積極的に取り入れる

エイジングケアを意識するなら、良質なたんぱく質や適度な脂肪、新鮮な野菜や果物でビタミン(A・C・E)を補うのがおすすめ。ホルモンバランスが乱れがちな人は、大豆製品も取り入れてみて。

ただし、そもそもバランスよく食べるのが大前提。そのうえで、年齢を重ねると不足しがちな上記のような栄養素を積極的に摂ろう。

また悪くなりがちな血行を促すためには、体を温める食材も有効。飲み物も、常温やホットを選ぶといい。

4-2.質のよい睡眠をとる

ホルモンバランスが乱れがちなエイジング世代には、質のよい睡眠で成長ホルモンを多く分泌させることも大切。時間よりも熟睡感を得られるかが大切なので、寝る前の過ごし方や環境を工夫して。

【質のよい睡眠のために意識したいこと】
・ゆったりしたパジャマを着る
・寝る前の数時間は食事、カフェインをとらない
・寝る直前までスマホ・PCなどを見ない
・部屋の照明を徐々に暗くする
・音楽や香りを活用する など

4-3.入浴、運動などで全身の血行を促す

年齢を重ねると、ホルモンバランスの乱れなどが原因で代謝が悪くなる。すると血行のめぐりも悪くなり、冷えや血色の悪さによるくすみをはじめとする不調が起きやすくなってしまう。

適度な運動や入浴の習慣をつけて、全身の血行を良くすることを心がけよう。無理のない範囲で日常に取り入れてみて。

5.エイジングケアにまつわるQ&A

10代でエイジングケア向けの化粧品を使うのは早過ぎる?

「早過ぎる」ということはありませんが、まずは今の肌に合ったケアをコツコツ続けることを意識しましょう。

エイジングケア用として販売されている基礎化粧品の多くは、油分が多く価格も高め。10代の肌は皮脂が多い傾向にあるので、油分過多でニキビやテカりができてしまうこともあり得ます。コストがかさむからと、量をケチってしまう可能性もゼロではないでしょう。

よほど乾燥しているといった場合は別ですが、10代のうちは足りない潤いを補う・過剰な皮脂を取る・紫外線対策をするなど、今できるベーシックなケアを丁寧に行うのがおすすめ。それが将来の肌にもつながります。

エイジングケア用のスキンケアは、やはりライン使いすべき?

メーカーはライン使いを想定しているので、そろえた方が魅力を実感しやすくなっています。しかし絶対ではないので、肌や好みに合わせて問題ありません。

初めて使うときや迷った場合はラインでそろえ、一度使ってみて継続するか決めるのもアリ。逆に、まずは1品試して気に入ったらラインで購入するというのもよいでしょう。

今回お話を聞いたのは・・・日本メイクアップ技術検定協会 芦田貴子さん

美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークの他、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営の他、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。

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※記事は2021年12月23日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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