スキンケアはライン使いするべき?その理由とアイテムごとのケア方法を解説

スキンケアはやっぱりライン使いするべき?その理由は?と疑問に思っている人も多いはず。そこで今回は、スキンケアのライン使いについて日本メイクアップ技術検定協会の芦田貴子さんに教えていただきました。使用順序やポイントも紹介するので、悩んでいる人はチェックしてみて。

更新日:2021/12/23

今回お話を聞いたのは・・・日本メイクアップ技術検定協会 芦田貴子さん

美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークの他、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営の他、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。

1.スキンケアはライン使いすべき!その理由は?

どんなスキンケアシリーズでも、各製品が相乗効果を生み出せるように考えて開発されている。同じ成分を入れたり、相性のよい成分を入れたりすることで、より一層効果的に肌悩みへアプローチできるよう工夫されているため、一般的にはライン使いがおすすめ。

また、各悩みごとにそれぞれラインを開発していることも多いため、自分の悩みにフォーカスして集中ケアができるのもメリット。もちろん同じ用途で別ラインの商品を使っても問題はないが、より効率的にケアがしたいならライン使いを検討してみて。

1-1.ライン使いは合わなかったときのことを考えると不安。どうすればいい?

いきなりラインを全て買い揃えると、肌に合わなかったときにもったいないと思う気持ちもあるはず。

そこでおすすめなのが、まずは気になるアイテムをどれか1商品だけ買ってみること。同じラインの商品は、成分が似通っていることがほとんどなので、1商品使ってみて肌に合えばほかの商品も合うことが多い。

いきなり全て買い揃えなくても、1商品ずつ増やしていき、肌に合えば最終的にライン使いすればOK。とくに化粧水と乳液のトライアルセットなど、プチプラで購入できるアイテムは試しやすいのでおすすめ。

また、ラインで揃えると使いきるタイミングにばらつきが出ることも。余ってしまうアイテムは多めに使うなどして調節しよう。

2.効果を最大限出すためには正しくスキンケアをすることが重要!

どんなスキンケアアイテムを使うにしても、正しい方法で行うことが大切。ここでは正しいスキンケア方法を解説するので、参考にしてみて。

2-1.メイクをした日や日焼け止めを使った日は、必ずクレンジングでオフ

メイクをした日や日焼け止めを使った日は、必ずクレンジングでオフすること。洗顔だけで落とせる記載がない限り、クレンジングではないとメイク汚れは落ちない。

ただし、しっかり落とそうとするあまりゴシゴシと肌を擦るのは絶対NG。肌に触れるか触れないかくらいのやさしさで、なでるように使用すること。

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落とすだけじゃない!肌をやわらげて潤いケアまでかなう「オフクリーム」

汚れのみを見極め、必要な潤いは残す洗浄成分「セレクトクレンジング成分」を配合。さらに「セラミドネットワーク成分(※1)」「ヒアルロン酸Na」「ブレンドハーブ成分(※2)」などの保湿成分も多彩に配合し、潤いをキープするからオフ後も肌がつっぱりにくい。

肌だけでなく、心もほぐれるような使い心地にうっとり。初めての人限定でセットになっている「オルビスユー」のスキンケアとセットで使えば、さらにみずみずしい肌に。落とすだけの役割だけにとどまらない新感覚ケアを、あなたの肌でも体感してみて。

※1 肌表面に潤いを抱え込む膜をつくる保湿成分
※2 植物性保湿成分

2-2.洗顔はしっかり泡立ててやさしく洗う

洗顔料は、必ず事前にしっかりと泡立てて使って。泡立ちがイマイチだと、摩擦が生じて肌を傷める原因に。

たっぷりの泡を手にのせて、手で洗うというより泡で洗う感覚でやさしく行うことがポイント。すすぎ残しにも注意しよう。

泡立てが大変だと感じるなら、泡立てネットやもともと泡から出てくるタイプの洗顔料を使うのもおすすめ。

2-3.化粧水で水分を補給してキメを整える

まずは化粧水をつけ、肌に水分を補給。角質層のすみずみまで水分が行き届くことで、キメが整いやすくなる。

角質層を柔らかくする効果もあるので、次に使うスキンケアアイテムがなじみやすくなるのもポイント。

ただし、化粧水だけで終えてしまうと水分が蒸発して乾燥の原因になるため、必ず乳液かクリームもつけることが重要。

なお導入美容液(ブースター)を使う場合は、化粧水の前に取り入れよう。

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大人ニキビに!100%オイルカットの薬用スキンケア「オルビスクリア」

繰り返すニキビを防ぎたいと悩む大人の肌には、オイルカット&ノンコメドジェニック処方(※)の「オルビスクリア」がおすすめ。肌のバリア機能に着目し、肌を潤しつつもさっぱり使えるテクスチャーを実現している。

有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム(甘草由来)」がニキビを防ぎ、保湿成分「ハトムギエキス」が潤いを与え、整肌成分「紫根エキス」がなめらかな肌に。3つの和漢植物由来成分で、肌荒れを防いで健やかな肌に導く。オルビスが初めての人限定のクレンジングとタオルも入っているトライアルセットで、大人のニキビケア(※2)を体験して。

※1 すべての人にコメド=ニキビのもとができないというわけではありません
※2 ニキビを防ぐ

2-4.悩みに応じて美容液を取り入れる

悩みに応じて美容液を取り入れるとより効果的。乾燥が悩みなら保湿美容液、毛穴の目立ちが悩みなら毛穴美容液、透明感を出したいなら美白美容液といったように、用途に合わせて美容液を取り入れてみよう。

2-5.乳液もしくはクリームで蓋をして潤いを閉じ込める

最後は潤いを逃さないよう、乳液やクリームで蓋をしよう。乳液を使うことで肌が潤うだけでなく、油分で水分を閉じ込めることができる。

乳液かクリームかはどちらでもOK。あまり重くない使用感が好きなら乳液、こっくりとした使用感が好きならクリームを選ぶといい。

3.編集部おすすめのスキンケアアイテム

オルビス

オルビスユー 7日間体験セット

980(初回購入)円

超浸透(※)のとろけるみずみずしさで、内側(※)からハリのある肌へ

・無香料、無着色、無油分、アルコールフリー
・超浸透のとろけるみずみずしさ(※1)
・内側からハリのある肌へ(※1)

濃密なウォータージェリー(※2)仕立てで、肌に触れた瞬間からとろけだし、みずみずしさを角質層まで浸透させる化粧水。

肌本来の美しさを引き出し、肌の根本へとアプローチ。表面だけではなく、内側から本来あるべき健康的な肌をめざせる。

「洗顔料」「保湿液」「美容液」が入っている7日間のトライアルセットなので、初めて購入する人でも試しやすい。

※1 角質まで
※2 成分名:プロパンジオール、PEG-75、配合目的:保湿成分

資生堂

エリクシール ホワイト トライアルセット

1210円

エイジングケア(※1)と美白ケア(※2)を両立し、頬に輝く「つや玉」を演出

・エイジングケア(※1)と美白ケア(※2)を両立
・「コラーゲンGL」が肌に「つや玉」を演出
・美白有効成分を配合し、明るい印象のハリ肌に

エイジングケアもできる、エリクシールの美白ライン。シュペリエルと同じく「コラーゲンGL」を配合し、肌に潤いの「つや玉」をもたらす。

さらに美白有効成分として、化粧水と乳液には「4MSK」を、朝用の乳液には「m-トラネキサム酸」を配合。メラニンの生成を防いでシミ・そばかすを防ぎ、澄みわたる印象のハリ肌をめざせる。

※1 年齢に応じた潤いケア
※2 メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ

FANCL

無添加エンリッチプラス シワ改善1ヵ月集中セット【美容液・酵素洗顔付き】

1800(トライアルセット価格)円

とろみのあるテクスチャーが心地いい!2つのコラーゲンで肌にハリと弾力をプラス

・2つのコラーゲンで肌にハリと弾力を与える
・美容成分をたっぷり配合したとろみのあるテクスチャー
・伸びのよいテクスチャー

化粧液と乳液をメインに、クレンジングオイルと美容液、洗顔まで試せるトライアルセット。化粧液と乳液には独自成分の「適応型コラーゲンα」を配合し、ハリに必要なV型コラーゲンでピンと張った肌へ。とろみのあるテクスチャーで、しっとりとした肌に導く。

伸びがよいので、バシャバシャ使わずとも充実の潤い感を得られる。手頃な価格で、丁寧なスキンケアを試してみて。

6.スキンケアのライン使いに関するQ&A

ライン使いってどこまでのことを言うの?

そのラインがどこからどこまでの製品を用意しているかによります。クレンジングからクリームまで全て出しているところもあれば、化粧水と乳液のみのことも。中にはスペシャルケア用のマスクやパックまでラインナップされているブランドもあります。

スキンケアの基本となるのは化粧水と乳液なので、最低限ライン使いしたいならその2つだけでもOKです。

とくに美容液やクリームは、基礎化粧品の中でも訴求成分の内容が他のアイテムと比べて異なることが多いので、その場合はライン使いにこだわらなくてよい場合もあります。

そもそも美容液やクリームはマストではないので、自分の好みや悩み、予算などを考慮してどこまでライン使いするか決めれば大丈夫です。迷ったらひとまず化粧水と乳液の2つから始めてみてください。

ライン使いしないと効果がなくなるの?

ライン使いせずさまざまなブランドのものをバラバラで使用しても、効果がなくなるということはありません。

ただし、お互いの相性はもちろん考慮されておらず、理論や目的も異なるので、相乗効果は期待できない可能性もあります。

ブランドが謳っている効果を最大限に実感したいなら、ライン使いを試してみるのがおすすめです。

今回お話を聞いたのは・・・日本メイクアップ技術検定協会 芦田貴子さん

美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークの他、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営の他、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。

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※記事は2021年12月23日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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