透明感のある肌がほしい！おすすめのスキンケアや生活習慣をチェック
透明感のある肌ってどんな状態？手に入れるためには何をすればいいの？と思っている人も多いはず。そこで今回は、日本メイクアップ技術検定協会の芦田貴子さんに、透明感のある肌を目指すためのハウツーを教えていただきました。おすすめの商品も紹介するので、ぜひ参考にしてみて。
更新日：2021/12/23
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今回お話を聞いたのは・・・日本メイクアップ技術検定協会 芦田貴子さん
美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークの他、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営の他、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。
1．透明感のある肌とは？どんな状態？
透明感と一口で言っても、どんな状態かイマイチ分からない人もいるはず。透明感の条件を以下で解説するので、チェックしてみて。
1-1．肌が美しく光を反射して光沢が出ている
肌表面が鏡のように光を反射し、キレイな光沢が出ている状態のこと。
透明感のある肌が光に当たると、肌の表面と内部から光を反射。反射する光が多いほど透明感のある美しい光沢が出せる。
乾燥やキメの乱れ、毛穴の開きなどがあると、光をたくさん反射することができない。肌表面に凸凹がない状態ほど、光をキレイにたくさん反射させる。
1-2．キメが細かく肌表面がなめらか
肌の表面にある小さな凸凹がキメ。この凸凹が激しいほどキメが粗く見え、肌の表面がなめらかに見えない。
キメが細かく整っていて、表面がなめらかな状態だと肌は美しく見え、ツヤのある透明感が出る。
肌が乾燥したり、吹き出物ができたり、皮脂が詰まったりするとキメが粗くなってしまう。
1-3．くすみや赤みがなく透き通ったように見える
肌にくすみや赤みがなく、透き通ったように見える自然に白い肌のこと。
血行不良や色素沈着によって起こる肌のくすみや、炎症や日焼けによって起こる赤みがあると、肌全体は透き通るような透明感が出ない。
とくにくすみは加齢によって起こりやすく、30代くらいから多く見られるようになる。
1-4．潤ってみずみずしい
透明感のある肌には最も重要とも言える、みずみずしさ。角質層がすみずみまで潤い、肌が柔らかな状態だとキレイなツヤとみずみずしさが出る。
肌が潤っていれば、光の反射が上手く行えたり、キメが整ったりと、透明感のある肌に近づく。
乾燥は外的刺激によって起こりやすいので、日頃の対策が必須。
2．透明感のある肌をめざすためのスキンケア方法を紹介！
自分の肌に合ったアイテムを正しく使用し、スキンケアを正しく行うことが透明感のある肌への近道。スキンケアのやり方に迷っている人は、以下を参考にしてみて。
2-1．メイクをしたら必ずクレンジングでオフ
メイクをした日は、必ずクレンジングでオフすること。製品に洗顔だけで落とせる記載がない限り、クレンジングを使わないとメイク汚れは落ちない。
ただし、しっかり落とそうとするあまり、ゴシゴシと肌を擦るのは絶対NG。肌に触れるか触れないかくらいのやさしさで、なでるように使用すること。
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落とすだけじゃない！肌をやわらげて潤いケアまでかなう「オフクリーム」
汚れのみを見極め、必要な潤いは残す洗浄成分「セレクトクレンジング成分」を配合。さらに「セラミドネットワーク成分（※1）」「ヒアルロン酸Na」「ブレンドハーブ成分（※2）」などの保湿成分も多彩に配合し、潤いをキープするからオフ後も肌がつっぱりにくい。
肌だけでなく、心もほぐれるような使い心地にうっとり。初めての人限定でセットになっている「オルビスユー」のスキンケアとセットで使えば、さらにみずみずしい肌に。落とすだけの役割だけにとどまらない新感覚ケアを、あなたの肌でも体感してみて。
※1 肌表面に潤いを抱え込む膜をつくる保湿成分
※2 植物性保湿成分
2-2．洗顔はしっかり泡立ててやさしく洗う
洗顔料は、必ず事前にしっかりと泡立ててから使って。泡立ちが足りないと、摩擦が生じて肌を傷める原因になることもある。
たっぷりの泡を手にのせて、手で洗うというより泡で洗う感覚でやさしく汚れを落とすのがポイント。最後にすすぎ残しにも注意しよう。
2-3．化粧水で水分を補給してキメを整える
まずは化粧水をつけ、肌に水分を補給。角質層のすみずみまで水分が行き届くことにより、キメが整いやすくなる。
化粧水には角質層を柔らかくする効果もあるので、次に使うスキンケアアイテムがなじみやすくなるのもポイント。
ただし、化粧水だけで終えてしまうと水分が蒸発して乾燥の原因になるため、必ず乳液までつけることが重要。
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大人ニキビに！100%オイルカットの薬用スキンケア「オルビスクリア」
繰り返すニキビを防ぎたいと悩む大人の肌には、オイルカット＆ノンコメドジェニック処方（※1）の「オルビスクリア」がおすすめ。肌のバリア機能に着目し、肌を潤しつつもさっぱり使えるテクスチャーを実現している。
有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム（甘草由来）」がニキビを防ぎ、保湿成分「ハトムギエキス」が潤いを与え、整肌成分「紫根エキス」がなめらかな肌に。3つの和漢植物由来成分で、肌荒れを防いで健やかな肌に導く。オルビスが初めての人限定のクレンジングとタオルも入っているトライアルセットで、大人のニキビケア（※2）を体験して。
※1 すべての人にコメド＝ニキビのもとができないというわけではありません
※2 ニキビを防ぐ
2-4．乳液で蓋をして潤いを閉じ込める
最後は潤いを逃さないよう、乳液で蓋を。乳液をすることで水分を閉じ込め、油分で潤すことができる。
乳液かクリームかはどちらでもOK。あまり重くない使用感が好きなら乳液、こっくりとした使用感が好きならクリームを選ぶといい。
2-5．紫外線対策はしっかり行う
紫外線は美肌の大敵。日焼けによってシミやそばかすなど、さまざまなトラブルが引き起こされる。
日差しの強い夏場や晴れた日だけでなく、紫外線対策は年中必要。日焼け止めを使用したり、日焼け止め効果のある下地を使うなどして、日焼け対策をしっかり行おう。
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潤いとハリに満ちた、明るい印象のやわらかな素肌に。「オルビスユー ドット」
「オルビスユー ドット」は、肌のエネルギーのめぐりに着目。オルビス内最高峰の保湿力で、明るい印象のやわらかなハリ肌をめざせる。
「スイカズラエキス」「メマツヨイグサエキス」を複合した独自成分「GLルートブースター」が、水分と油分を角層内に行きわたらせて健やかな状態に。さらに美白有効成分「トラネキサム酸」もプラスし、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ。シワ改善美容液とふわふわ抗菌タオルが入っている、オルビスが初めての人限定の7日間体験セットで、イキイキとした表情を手に入れよう。
4．編集部おすすめのスキンケアアイテム
オルビス
オルビス ユードット セット・トライアル
1200（初回限定価格）円
なめらかなテクスチャーで、ハリツヤのあるなめらかな肌に導く
角質層のすみずみまで潤いを届ける、なめらかなテクスチャーが特徴。保湿成分「スイカズラエキス」「メマツヨイグサエキス」を配合し、水分や油分を補いながら、ハリツヤのある肌に導く。肌をやわらげながら、みずみずしさを保つのも嬉しいポイント。
また、美白有効成分「トラネキサム酸」を配合し、メラニンの生成を抑制して、シミやそばかすを防ぐ。
初回限定でシワ改善美容液や、今治製ふわふわ抗菌タオルも入っているので、ぜひチェックしてみて。
資生堂
エリクシール ホワイト トライアルセット e T
化粧水30ml／乳液18ml／朝用美白乳液5ml 1210円
エイジングケア（※1）と美白ケア（※2）を両立し、頬に輝く「つや玉」を演出
乾燥によるくすみや小じわをケアできる乳液。潤いでハリや明るい印象感を与え、毎日ほおの高い位置に「つや玉」が輝き続ける肌に。
美白有効成分「4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)」を配合し、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ。
肌なじみがよく、保湿力が高いので乾燥が気になる30代におすすめ。しっとりするのにベタつかないテクスチャーも魅力。化粧水もセットになっているため、肌にツヤを与え、潤いのある肌に導く。
ファンケル
ホワイトニング 化粧液 Ⅱ しっとり〈医薬部外品〉
30ml 1870円
美白（※）有効成分が角質層まで浸透し、キメの整った明るい印象の肌に
肌のすみずみまで浸透し、しっとりとした肌に仕上げる美白化粧水。
美白有効成分「アクティブビタミンC」を配合し、酸化しやすい「ビタミンC」をスムーズに角質層まで届けて、シミの発生を防ぐ。
また、保湿成分「グリセリルグリコシド」も配合し、うるおいを与えて、キメの整った明るい印象のある肌に導く。
防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤が不使用の5つのフリー処方で肌にやさしい。
※メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ
4．透明感のある肌をめざすために変えたい生活習慣を紹介！
美しい透明感のある肌にするためには、何よりも生活習慣が重要。生活習慣が乱れていると、どれだけスキンケアを念入りに行っても効果が出ないこともあるので、チェックしてみて。
4-1．栄養バランスのとれた食事を。脂や糖質、塩分の撮り過ぎには注意
食事は栄養バランスを意識しよう。とくに、糖質や脂質を取りすぎると皮脂分泌をさかんにしてしまうため、注意が必要。コンビニ弁当やファストフードには、脂質や糖質、塩分が過剰に含まれていることが多いので、食べすぎは控えて。
タンパク質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することを心がけよう。積極的に取り入れるといいのは、ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンAなど。緑黄色野菜に含まれるβカロテンも重要。
レバーやバナナ、豆類、ササミ、にんじん、鮭、玄米、牛乳などに豊富に含まれているので、積極的に摂取してみて。バナナや納豆、牛乳など、朝食に手軽に取り入れられるものから始めてみるのがおすすめ。
4-2．適度な運動を取り入れて代謝を上げよう
適度な運動も美肌には重要な要素。とくに有酸素運動は、血流をよくして代謝を上げる。血行がよくなると、肌のターンオーバーを整える効果も。
まとまった時間が取れなくても、以下のような簡単な運動をこまめに取り入れてみて。
・1駅分歩いてみる
・階段を積極的に使う
・少し遠いスーパーへ足を運ぶ
・休みの日にウォーキングをする
4-3．できればシャワーで済ませず入浴も取り入れて
忙しいとついシャワーで済ませがちだが、入浴にはさまざまな美容効果があるので、ぜひ取り入れてみて。
入浴することで血流がよくなり、皮膚に必要な栄養素や酸素が届きやすくなる。また、良質な睡眠につながり、新陳代謝のアップにもつながるので、できるだけ取り入れてみよう。
入浴する時には、38～40度のお湯にし、10～15分程度の入浴にすることがポイント。熱すぎるお湯や、入浴のしすぎは肌を乾燥させる原因になるので注意して。
忙しい場合は週に数回でもいいので、少しでも入浴することを意識してみるのがおすすめ。
4-4．夜は質のよい睡眠を。寝る前のスマホやテレビは控えて
質のよい睡眠は、美肌に欠かせない要素。睡眠中に分泌される成長ホルモンや睡眠ホルモンは、美肌につながる。
質のよい睡眠をとるためには、日中に太陽を浴びること、適度な運動をすることなどが重要。また、寝る前の1時間以内にはスマホやテレビを控え、激しい運動なども3時間前までに済ませよう。
食事も就寝の2～3時間前までに済ませ、カフェインやニコチンも控えて。
4-5．タバコはできれば禁煙を。アルコールの接種もほどほどに
タバコは百害あって一利なし。肌に必要な栄養素や酸素が行き届かなくなるので、できれば禁煙をおすすめする。
適度な飲酒は健康によいが、もちろん飲みすぎはNG。ビールであれば500mLのロング缶1本、ワインならグラス2杯、チューハイなら350mLの缶1本など、適量にとどめることを意識して。
4-6．日中の水分補給をしっかり。1日1.5L～2Lを目安に
体が水分不足になるとさまざまな健康被害が生じるが、肌への影響も同じ。水分が不足することで血流が悪くなったり、美肌の大敵である便秘を引き起こしたりと、影響は多岐に渡る。
1日に摂取が必要な水の量は、食事から摂取する分を除くと成人でだいたい1.5L～2L。ただし、一度に飲んでも吸収しきれないので、こまめに分けて飲むことが大切。コップ1杯（200mL程度）の水を、1日でわけて摂取するといい。
もちろんお茶でもよいが、緑茶などカフェインが含まれているものは撮り過ぎに注意して。ルイボスティーや麦茶など、カフェインレスのものがおすすめ。
4-7．スキンケアだけじゃくすみは不可避！マッサージで血行促進を
透明感の大敵であるくすみは、スキンケアだけでは回避できないことが多い。顔全体がくすんでいると不健康で透明感とは程遠い印象に。
顔全体の血行が悪いと肌の必要な酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり、血液が黒っぽく変化。この黒っぽい血が肌から透けて見えてしまうことで顔全体が暗くくすんで見える。
マッサージで血流をよくし、顔色の悪さを予防することが必要なので、スキンケアのタイミングや入浴時にコリをほぐすイメージで血流とリンパを流すマッサージを行おう。
顔の内側から外側へ、下から上へ、螺旋を描くように手を動かしてマッサージするのがコツ。摩擦が生じないよう、必ずオイルやクリームを塗って行って。
また、頭皮のマッサージも効果的。頭皮を押し上げ、揉み込むようにしてマッサージしてみよう。
5．透明感を出すためのメイク方法はある？
より透明感を演出するには、メイクでコツをおさえることもポイント！いくつかコツを紹介するので、参考にしてみて。
5-1．下地はパープル系がおすすめ。血色が悪いならピンク系も
化粧下地にはさまざまな色が展開されているが、透明感を出したいならパープル系のものがおすすめ。
顔全体のくすみをカバーし、透明感を出して肌全体を明るく見せてくれる。
血色が悪いならピンク系の下地もおすすめ。顔が青白くなりやすい人や、全体的に不健康な印象がある人にぴったりで、血色感のある自然な印象が演出できる。
5-2．ファンデーションは厚塗りしない！フェイスパウダーを併用して
ファンデーションを厚塗してしまうと、顔だけが浮いて見える不自然な状態になってしまう。透明感は、素肌っぽさを演出することが重要なので、厚塗りはNG。
ファンデーションを薄くキレイに広げたら、同じ部分にフェイスパウダーをふわっと乗せてみて。まるですりガラスのような質感が演出できる。
フェイスパウダーを乗せるときは、ふんわり乗せるために大きくて柔らかいブラシを使うといい。
5-3．チークは物足りないくらいでOK
透明感のあるメイクは、色が主張しすぎないことが大事。チークは物足りないくらいにとどめることで、自然な血色感のある肌に見せることができる。
淡い色のチークを選び、物足りないくらいの量でつけることがポイント。
6．肌の透明感に関するQ&A
肌の透明感を出すのにサプリは有効？
サプリさえ摂っていればいいというわけではないが、透明感の妨げになっている原因を突き止め、それを補えるようなサプリを摂取するのもひとつの手。
生活習慣を改善したいのか、特定の栄養素を摂取したいのかなど、自分のニーズに合わせて合ったサプリを摂取するといい。ただし、必ず用量は守ること。
くすみ予防にとくにおすすめな食べ物はある？
食事は栄養バランスを考えてまんべんなく摂取すべきだが、とくにくすみにおすすめなのは活性酸素を抑えるビタミンA・C・E。人参やシソ、レモンやブロッコリー、アーモンドなどに豊富に含まれている。
また、シミの原因であるメラニンを抑制する硬化のあるリコピンもおすすめ。トマトに含まれており、加熱して食べるとより吸収率が高まる。
今回お話を聞いたのは・・・日本メイクアップ技術検定協会 芦田貴子さん
美容学校や美容関連企業にて、数多くのメイクアップ教育に従事。美容師としてサロンワークの他、各種撮影等を担当するなど幅広く活動している。日本メイクアップ技術検定協会では、理事として検定試験、教育運営の他、資格取得者の就業支援やメイクアップ関連企業の採用サポートを担当している。
