人気のグリチルリチン酸ジカリウム化粧水おすすめ9選!適した肌タイプは?監修者が解説

肌を整え、荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウム。さまざまなスキンケアアイテムに配合されているけれど、製品によって期待できる効果や成分構成が異なるため、どれを選べばいいか迷っている人も多いのでは? そこで今回は、人気のグリチルリチン酸ジカリウム化粧水9選と併せて、専門家に聞いた選び方や使い方も紹介。自分に合う化粧水を見つけるための参考にして。

更新日:2024/04/23

今回お話を聞いたのは・・・

Skin Care Shopミキルーチェ 江黒 ひろ美

東京薬科大学薬学部卒業後、薬剤師としてミキ薬局に勤務。現在、薬局併設のスキンケアショップにて肌悩み相談や肌質に適したスキンケアアドバイスを行う。

日本コスメティック協会スキンケアマイスター・コスメマイスターを取得。東京薬科大学薬学部生化学教室、佐藤隆教授とスキンケアに関する共同研究も行っている。

Skin Care Shop Mikiluce

1.グリチルリチン酸ジカリウムとは?

グリチルリチン酸ジカリウムは甘草に含まれる成分。肌荒れを防ぐ有効成分として承認を受けた医薬部外品に配合されるほか、化粧品成分としてスキンケアアイテムに配合されることも多い。

有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムのみを配合した薬用化粧水や、ほかの有効成分と組み合わせた薬用化粧水、、医薬部外品ではない通常の化粧水に整肌成分として配合される場合など、製品によって成分構成はさまざま。肌の状態をよくチェックし、自分に合うものをチョイスして。

2.グリチルリチン酸ジカリウムに期待できる効果

肌荒れやニキビを防ぐ

肌荒れを防ぐ効果のほか、医薬部外品の場合にはニキビを防ぐ効果も期待できる。肌を落ち着かせるので、バリア機能が低下している敏感肌や、ホルモンバランスが乱れやすい時期のスキンケアにおすすめ。

ただし、できたニキビを治す作用はないので注意。あくまで予防のための成分だと理解したうえで、継続的に使おう。

紫外線によるダメージを軽減する

紫外線にさらされた肌はダメージを受け、ゴワつきや荒れを引き起こしやすい。グリチルリチン酸ジカリウムを取り入れることで、肌のダメージをケアする効果が期待できる。

紫外線による影響は、季節を問わずに受ける可能性がある。とくに日差しが強い夏場だけでなく、1年を通してケアするのがおすすめ。

3.グリチルリチン酸ジカリウム化粧水の選び方

グリチルリチン酸ジカリウム化粧水を選ぶときに注目したい、4つのポイントを紹介。自分に合う製品を見つけるための参考にして。

効果を求めるなら、医薬部外品がおすすめ

しっかり肌悩みにアプローチしたいなら、医薬部外品のグリチルリチン酸ジカリウム化粧水を選ぼう。グリチルリチン酸ジカリウムを有効成分として一定濃度配合しているため、より効果が期待できる。薬用と書かれている製品も医薬部外品にあたるので、チェックしてみて。

ニキビを防ぎやすい処方かどうか

ニキビ予防のためにグリチルリチン酸ジカリウム化粧水を使う場合は、ニキビのもとになりにくい処方かどうかも重要。以下の2点に注目しながら選んでみて。

ノンコメドジェニック処方

ニキビに悩む人は、ノンコメドジェニック処方の化粧水を検討しよう。ノンコメドジェニックとは、ニキビの発生や悪化を防ぎやすい処方のこと。「ニキビの原因となる油分」が少なく、オイリー肌や混合肌の人におすすめ。

「ノンコメドジェニックテスト済み」と明記された製品は、ヒトの肌で実際にテストし、ニキビの初期段階であるコメドができにくいことが確認されている。ただしすべての人にニキビが発生しないということではないので、理解したうえで使おう。

シンプルな成分構成

肌に合わない成分を含む化粧水を使うと、刺激が原因でニキビが発生することも。とくに敏感肌やすでにニキビがある肌には、できるだけシンプルな成分構成のものをチョイスして。

成分が肌に合う・合わないは人によって異なる。成分表で肌に合わない成分がないかチェックしたり、事前にパッチテストを行ったりして。

肌の悩みに合う、ほかの配合成分をチェック

ニキビケアには、ニキビを防ぐ作用のある有効成分

ニキビに悩む人は、グリチルリチン酸ジカリウムとあわせて、ニキビ予防によい成分が含まれるかチェックしよう。たとえば抗菌成分として知られる「イソプロピルメチルフェノール」、皮脂にアプローチする「ピリドキシン」、肌を整える作用のある「アラントイン」などに注目してみて。

シミ予防がしたいなら、美白(※1)有効成分に注目

美白(※1)に力を入れたいなら、「ビタミンC誘導体」「アルブチン」といった美白(※1)有効成分を配合しているものがおすすめ。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ働きが期待できる。

ただし、できてしまったシミを改善する効果はないので注意。あくまで予防のための成分だと理解し、継続的なケアに取り入れよう。

※1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

乾燥対策には、保湿成分を豊富に含むものがおすすめ

乾燥が気になるなら、肌のバリア機能をサポートして外部の刺激から守る「セラミド」や、肌に潤いを与えてキープする「ヒアルロン酸」などの保湿成分が配合されているかもチェック。

乾燥が気になる季節や環境では、スキンケアにおける保湿が欠かせない。複数の保湿成分が配合されている化粧水を選ぶと、肌の潤いをより保ちやすくなる。

続けやすい価格かどうか

化粧水は毎日使うものなので、価格も重要なポイント。高価なものが必ずしもいいとは限らず、プチプラでも肌を健やかに保つ効果が期待できる商品は多い。自分の予算をふまえて、無理なく使い続けられるものをチョイスしよう。

4.【編集部おすすめ】人気のグリチルリチン酸ジカリウム化粧水9選

※「美白」とはメラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐこと、「ノンコメドジェニックテスト済」はすべての人にニキビが発生しないということではありません

オルビス

クリアフル ローション

180ml 1650円

繰り返すニキビを防ぎ、みずみずしい健やかな肌へ

ニキビを防いで健やかな肌をめざす、クリアフルシリーズのローション。有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が肌荒れやニキビを防いでくれる。

ほか「紫根エキス(シニコン/整肌)」「アロエエキス(2)(保湿)」「ハトムギエキス(ヨクイニンエキス/保湿)」といった植物由来成分も配合。肌の潤いを保ちながら、クリアな印象へ導く。

独自のナノカプセル化技術により、角層の隅々まで成分が届く。さっぱりタイプとしっとりタイプから、好みの使用感を選んで。

内容量
180ml
保湿成分
アロエエキス(2)、ヨクイニンエキス、水溶性コラーゲン液、ヨモギエキスなど
整肌成分
グリチルリチン酸ジカリウム(有効成分)、シニコン、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、天然ビタミンE、イノシット、フィチン酸、ユズセラミド、スフィンゴ糖脂質など
ノンコメドジェニックテスト済

体験レビュー

オルビスクリアローション体験レビュー

30代/乾燥肌

4.3
良かった点

クリアブルーのボトルが目を引くおしゃれなデザインの化粧水。水のようにサラサラなテクスチャーで肌へのなじみが良い。ニキビが気になる人向けでありながら、しっとりタイプとあって肌にみずみずしいうるおいを与えてくれる。ニキビも乾燥も気になる人におすすめできる。ポンプタイプのボトルも化粧水を手に取り出しやすくて良い。

改善してほしい点

しっとりタイプといえど、超乾燥肌にはもう少し潤いが実感できると嬉しい。背の高い細長いボトルはおしゃれだけれど、棚に納まりが悪いからミニサイズがあれば欲しい。

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読者の口コミ

エトヴォス

薬用 アクネVCローションⅠ

150ml 4180円

2つの有効成分で、美白(※1)ケアとニキビ予防を同時にかなえる

「3-O-エチルアスコルビン酸(美白※1)」と「グリチルリチン酸ジカリウム(肌荒れ予防)」、2つの有効成分を配合。美白(※1)と同時にニキビ予防までかなえる。 

そのほか、肌をなめらかに整える成分として、植物由来の「ビルベリー葉エキス」「サクラ葉抽出液」「ドクダミエキス」を配合。乾燥が原因になることも多い大人ニキビの性質を考え、「ヒアルロン酸Na-2」「リピジュア®(メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液)」といった保湿成分もプラスしている。

オイルフリー処方にこだわることで、ゆらぎがちな肌に配慮。界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、香料、パラベン、アルコールは使用していない。

※1 美白とは、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐこと

内容量
150ml
保湿成分
カッコンエキス、クロレラエキス、アロエエキス-2、ヒアルロン酸Na-2、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、グリシン、DL-アラニン、プロリン、セリン、トレオニン、アルギニン、L-グルタミン酸、L-ロイシン、L-バリン、L-イソロイシン、L-フェニルアラニン、チロシンなど
整肌成分
グリチルリチン酸2K(有効成分)、ビルベリー葉エキス、サクラ葉抽出液、ドクダミエキスなど
美白有効成分
3-O-エチルアスコルビン酸
ノンコメドジェニックテスト済
-

イハダ

薬用ローション

180ml 1650円

肌荒れとニキビを予防。敏感肌のことを考えた処方

乾きやすく荒れがちな肌に悩む人のための、薬用化粧水。パラベン&アルコールフリーで、香料、着色料も不使用。厳選した原料と成分を使用している。

有効成分「アラントイン」「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合しているのもポイント。不純物の少ない「高精製ワセリン」が潤いを守り、肌本来のバリア機能をサポートする。

肌の状態や好みの使用感に合わせて、しっとり・とてもしっとりの2タイプから選べる。

内容量
180ml
保湿成分
高精製ワセリン、L-グルタミン酸ナトリウム、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、濃グリセリン、エリスリトール、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、濃グリセリンなど
整肌成分
グリチルリチン酸2K、アラントイン(有効成分)など
ノンコメドジェニックテスト済

イプサ

ザ・タイムR アクア

200ml 4400円

独自の技術で潤いのベールをつくり、肌の水分バランスを整える

独自の保湿成分「アクアプレゼンターⅢ(※2)」が、肌表面に水の層を形成。水をまとったようなぷるぷるの肌をめざせる。

肌を水分で満たすことで、潤いバランスをサポート。皮脂が気になる肌も整えるので、肌質を問わず使いやすい。

さらに有効成分「トラネキサム酸」「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合。心地よい潤いに満たされて、充実のスキンケアタイムを過ごして。

※2 アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液

内容量
200ml
保湿成分
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液など
整肌成分
グリチルリチン酸2K、トラネキサム酸(有効成分)など
ノンコメドジェニックテスト済

ファンケル

アクネケア 化粧液

30ml 1650円

潤いを守りながら、ニキビ・荒れを予防

有効成分「グリチルリチン酸2K」を配合。潤いを保ちつつ肌荒れを防ぐ。

さらに「セージエキス」「ウメ果実エキス」「漢植物エキス」「シソ葉エキス」「スイートピー花エキス」など、植物由来の保湿成分を豊富に配合。乾燥から肌を保護し、ゴワついた肌に潤いを与えてなめらかにする。

ゴワついた肌にもスッとなじむテクスチャー。防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤は使用していない。

内容量
30ml
保湿成分
セージエキス、ウメ果実エキス、漢植物エキス、シソ葉エキス、スイートピー花エキスなど
整肌成分
グリチルリチン酸2K(有効成分)など
ノンコメドジェニックテスト済

コーセー

薬用 雪肌精

200ml 5500円

厳選された植物由来成分で、キメの整ったみずみずしい肌へ

世代を超えて愛されるロングセラー化粧水。白濁色のローションがスーッと肌になじんで、すっきり爽やかな肌に仕上げる。

有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が肌荒れを防ぐのに役立つ。弱酸性ベースで日やけ・雪やけによるほてりを防ぐ。

「トウキ(当帰)エキス」「ハトムギ(ヨクイニン)エキス」などの和漢植物エキスを保湿成分として配合。肌にみずみずしい潤いを与えて、乾燥によるくすみにもアプローチする。モダンフローラルの香りも人気の秘密。

内容量
200ml
保湿成分
トウキ(当帰)エキス、ハトムギ(ヨクイニン)エキスなど
整肌成分
グリチルリチン酸2K(有効成分)など
ノンコメドジェニックテスト済
-

肌ラボ

薬用極潤スキンコンディショナー

170ml 1587円(Amazon)

繰り返す大人の肌悩みに。潤いを与えながらトラブルケア

有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」「イプシロン-アミノカプロン酸」が、肌荒れ・ニキビを予防。繰り返す大人ニキビやゴワつきに悩む人におすすめ。

保湿成分として「ヒアルロン酸Na-2」「スクワラン」のほか、「ハトムギ(ヨクイニン)エキス」「ドクダミエキス」「カモミラエキス(1)」といった和漢エキスを配合。肌をいたわりながら、しっとりと潤す。

無香料、無着色、グリセリン、鉱物油フリー、弱酸性。みずみずしい使用感で、サラッと仕上がる。

内容量
170ml
保湿成分
ヒアルロン酸Na-2、ハトムギ(ヨクイニン)エキス、ドクダミエキス、カモミラエキス(1)、スクワランなど
整肌成分
グリチルリチン酸ジカリウム、イプシロン-アミノカプロン酸(有効成分)など
ノンコメドジェニックテスト済

ロート製薬

肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水

170ml 990円(Amazon)

Wの有効成分で、健やかな美肌へと導く

美白(※1)有効成分として「トラネキサム酸」を配合した薬用化粧水。メラニンの生成を抑え、気になるシミやそばかすを防ぐ。さらに、2種のヒアルロン酸「加水分解ヒアルロン酸」「ヒアルロン酸Na-2」を潤い成分もとして配合し、しっとりした肌触りに。

ほか、肌荒れやニキビを防ぐ「グリチルリチン酸2K」も有効成分として配合し、ニキビを予防。

肌にすっとなじんでベタつきにくいテクスチャー。健康な素肌と同じ弱酸性で、無香料、無着色、鉱物油フリー、アルコール(エタノール)フリー、パラベンフリー。

※1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

内容量
170ml
保湿成分
加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na-2など
整肌成分
グリチルリチン酸2K(有効成分)など
美白有効成分
トラネキサム酸
ノンコメドジェニックテスト済
-

肌美精

大人のニキビ対策 薬用美白化粧水

200ml 811円(Amazon)

大人のためのニキビ対策化粧水。同時に美白(※1)ケアもかなえる1本

有効成分「イソプロピルメチルフェノール」「グリチルリチン酸2K」を配合。ニキビの原因にアプローチし、新たなトラブルを防ぐ。

同時に、美白(※1)有効成分「高純度ビタミンC」がメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを予防。角質柔軟成分「レモンエキス」のほか、潤い整肌成分「ヨクイニンエキス」「ビワ葉エキス」「ユズセラミド」「シャクヤクエキス」なども加えている。

みずみずしくしっとりした感触で、複数の肌悩みを同時にケア。使いやすいワンタッチキャップでストレスなく使える。

※1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

内容量
200ml
容器
ボトル
保湿成分
ホップエキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、ウーロン茶エキス、コラーゲン、ヒアルロン酸など
整肌成分
イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸2K、ホップエキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、ウーロン茶エキスなど
美白有効成分
L-アスコルビン酸 2-グルコシド
ノンコメドジェニックテスト済

5.グリチルリチン酸ジカリウム化粧水の効果的な使い方

グリチルリチン酸ジカリウム化粧水の効果を最大限に引き出すには、使い方も大切。スキンケアの際は、以下のポイントを意識して。

洗顔後は肌の水気をしっかり取る

洗顔をしたら、タオルで肌をやさしく押さえて水気をとってから化粧水を使おう。水気が残っていると化粧水の浸透が悪くなり、効果を十分に発揮できなくなる可能性も。肌荒れで悩んでいる人は、タオルではなくペーパータオルを使うのも手。

適量を手のひらに取り、顔にやさしくなじませる

使用量は製品ごとの説明に従うのが基本だが、とくに記載がなければ500円玉大が目安。清潔な手に適量の化粧水を取ったら、顔全体になじませてやさしくハンドプレスを。皮膚の薄い目元などは、指の腹を使って丁寧になじませる。

乾燥が気になる部分には重ねづけをする

乾燥が気になる部分には化粧水を重ねづけし、しっかり潤いを与えて。乾燥が気になりやすい目元、口元などは、とくに重点的にケアしよう。

肌への浸透量には限界があるため、全体にたっぷり塗れば高い効果が得られるとも限らない。化粧水が無駄にならないよう、重ねづけはポイントを絞って行おう。

6.グリチルリチン酸ジカリウム化粧水に関する質問

グリチルリチン酸ジカリウムが肌に合わない場合もある?

一般的に肌にやさしい成分だとされていますが、肌質や肌の状態によっては合わないこともあります。使用後に異常を感じた場合は、すぐに使用を中止しましょう。

肌の状態には個人差があり、同じ製品でも反応が異なることがあります。初めて使用する製品は少量から試し、肌の様子をよく観察することが大切です。肌の調子が悪い時は使用を控えるなど、コンディションを見ながら調整しましょう。

グリチルリチン酸ジカリウム化粧水に保湿効果はある?

グリチルリチン酸ジカリウム自体に直接的な保湿効果はありませんが、肌で起きている微弱な炎症が乾燥を引き起こすとされていますので、炎症を抑えることは乾燥予防につながります。保湿感が物足りない場合は、その他の保湿成分で潤いを補いましょう。

グリチルリチン酸ジカリウム化粧水に美白(※1)効果はある?

グリチルリチン酸ジカリウムは美白(※1)有効成分ではありませんが、シミの原因の一つに炎症があげられます。炎症を防ぐことがシミやそばかすを増やさないことにつながるので、グリチルリチン酸ジカリウムによるケアをおすすめします。

※1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

「グリチルレチン酸ステアリル」との違いは?

水溶性の性質を持つグリチルリチン酸ジカリウムに対し、グリチルレチン酸ステアリルは脂溶性の性質を持つ成分です。そのため化粧水にはグリチルリチン酸ジカリウムが、クリームにはグリチルレチン酸ステアリルが配合されることが多いです。

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※記事は2024年4月23日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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